【ドコモ光の引越し】手続きは有料⁉無料にする方法は?

最終更新日:

NTTドコモが提供する高速インターネットサービスが「ドコモ光」です。

ドコモ光のメリットは、ドコモスマホユーザーなら「ドコモ光セット割」が適用され、スマホ1台につき最大1,100円(税込)の割引を受けられること。そのため自宅の光回線としてドコモ光を選んだドコモスマホユーザーの方も多いでしょう。

ドコモスマホユーザーにとってドコモ光セット割の割引効果は大きいので、引越し先でも継続して使いたいですよね。

しかし光回線の引越し手続きは頻繁にあることではないので、「引越し手続きはどうしたらいいの?」「引越し手続きに工事費や移転費用はかかるの?」「移転させるまでにどれくらい時間がかかる?」など、不安に思われている方も多いでしょう。

そこでこの記事では、「ドコモ光の引越し手続きの方法」「移転にかかる費用」をわかりやすく解説します。

また「引越しを機に光回線を乗り換えたほうがトク?」「ドコモ光よりオトクになる回線があるなら知りたい」という疑問にもお答えします。

最後まで読んでいただければ、費用負担を抑えて光回線の引越しをする方法がわかります。

なお光回線の引越し手続きをお急ぎの方には、下記窓口がおすすめ。

電話1本で「ドコモ光の引越し手続き方法」や「乗り換えるとオトクになる回線」を提案してくれるからです。

またインターネットだけではなく、電気・ガス・水道などのライフラインの引越しも電話1本でまとめて対応可能。

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ドコモ光の通常の引越し手続き

引越し先でもドコモ光を使いたい場合、ドコモ光の移転手続きが必要です。

まずは「基本的なドコモ光の引越し手続き」「ドコモ光の引越しにかかる費用」「引越し時に知っておきたい注意点」を紹介します。

ドコモ光の引越し手続きの流れ

ドコモ光の移転手続きは、おおまかに以下のように進みます。

  • 引越し先でドコモ光が使えるか確認する
  • ドコモ光への移転申込み
  • 旧居でのドコモ光の撤去工事
  • 新居でのドコモ光の開通工事
  • ルーター・パソコン・プロバイダーの設定

それぞれの手続きについて、詳しく紹介します。

引越し先でドコモ光が使えるか確認する


まずは引越し先でもドコモ光が使えるか確認します。
引越し先のエリアや物件によっては、ドコモ光が使えないケースがあるからです。

ドコモ光はNTT東日本・NTT西日本の光回線(フレッツ光)を利用する光コラボなので、提供エリアはフレッツ光と同じです。

そのためNTT東日本・NTT西日本の公式サイトで提供エリアを検索できます。

NTT東日本・NTT西日本が管轄するエリアは以下のように分かれていますので、引越し先の都道府県に合ったNTTのサイトで調べてください。

NTT東日本 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県
※長野県木曽郡南木曽町田立は一部NTT西日本エリアあり
NTT西日本 富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
※富山県中新川郡立山町、静岡県熱海市・裾野市は一部NTT東日本エリアあり

ただしドコモ10ギガに申し込みたい場合は、提供エリアが以下のように限られていますので注意しましょう。

NTT東日本エリア 東京都(23区、狛江市、調布市、三鷹市の一部)
NTT西日本エリア ・大阪府(大阪市、東大阪市、八尾市、松原市、藤井寺市、豊中市、堺市、茨木市、吹田市、大東市、門真市)
・和歌山県(和歌山市)
・京都府(京都市、長岡京市、向日市)
・滋賀県(草津市、彦根市)
・兵庫県(加古川市、伊丹市)
・愛知県(名古屋市、岡崎市、豊川市、刈谷市、江南市、小牧市、津島市、春日井市、北名古屋市、半田市、瀬戸市、大府市、豊橋市)
・静岡県(藤枝市、袋井市、富士宮市、三島市、浜松市、焼津市、磐田市)
・岐阜県(美濃加茂市、岐阜市)

※2022年3月時点の情報です。

ドコモ光に移転申込みをする


引越し先でもドコモ光が使えることがわかったら、移転申込みをします。

移転申込みの方法は3つあるので、手続きしやすい方法を選んでください。

手続き方法 特徴
WEB ・「ドコモ光お引越しオンライン手続き」で必要事項を入力すると、後日担当者から工事日調整などの連絡がある
・受付時間:24時間
電話 ・ドコモインフォメーションセンターのオペレーターに必要事項を伝えて手続きする(ドコモの携帯からは番号151にかけると繋がり、通話料無料)
・受付時間:9:00~20:00
・電話が繋がりにくいこともあるので注意
ドコモショップまたはd gardenの店頭窓口 ・ショップスタッフに相談しながら手続き
・受付時間:各ショップの営業時間
・窓口が混雑していると時間がかかるので注意

※2022年3月時点の情報です。

おすすめなのはスムーズに手続きできるオンライン申込み(WEB)です。

自宅で好きな時間に必要事項を入力して送信すればいいので、電話窓口や店頭窓口のような待ち時間が発生しないからですね。WEBでの手続きに抵抗のない方は、WEBで申込みましょう。

なお「ドコモ光10ギガやドコモ光ミニを契約中」「移転先での契約プランがドコモ光タイプC」などの場合には、オンライン手続きができません。電話かドコモショップ・d gardenで移転申込みしてください。

店頭手続きの場合、来店予約してから窓口に行くことをおすすめします。

移転申込みに必要な情報は「契約ID」など

移転申込みに必要な情報は以下のとおりです。どこで手続きするかによって、必要な情報が違います。

利用する移転申込みの窓口 移転申込み手続きに必要な情報
オンライン ・引越し先の住所
・引越し先の住居タイプ(戸建て・集合住宅)
・引越し予定日
・連絡先
・連絡希望時間帯
電話・店頭窓口 ・ドコモ光の契約者名
・ペア回線の携帯電話番号
・契約ID(お客さまID)
・連絡先

※2022年3月時点の情報です。

契約IDを調べる方法

移転申込みに必要な契約ID(お客様ID)がわからなくなってしまったときに調べる方法をお伝えします。

まず契約IDは以下のようなアルファベットと数字です。

  • CAF+数字10桁
  • COP+数字8桁
  • CTV+数字8桁


契約IDがわからないときは、以下の方法で調べられます。

  • My docomoにログインして「ご契約内容確認・変更」から確認
  • 契約時に送付されてきた「開通のご案内」での確認
  • 「請求書」「ご利用料金の確認」で確認
  • ドコモショップまたはd garden店頭での確認

「請求書」「ご利用料金の確認」では、CAFから始まるIDはCAが省略されてF以降が記載されています。

なお店頭窓口で確認する場合は、本人確認書類が必要です。電話窓口である総合問い合わせ(インフォメーションセンター)では契約IDの確認ができないので注意してください。

旧居での撤去工事

ドコモ光の移転にあたっては、旧居で回線撤去工事を行います。

回線撤去工事には立会いが必要な場合が多いので、引越し前に工事を済ませるのが一般的です。引越し後に工事への立会うとなると、わざわざ旧居に戻らなくてはならないからですね。

退去日より前に工事できるよう、ドコモ光と日程調整しましょう。撤去工事の日程調整は、移転申込み時に行います。

ただ最近では「光回線の設備は撤去せず、そのまま残しておいていい」という賃貸物件も増えています。次の入居者が引き続き設備を使うことも多いからですね。

賃貸マンション・アパートからの引越しなら、「撤去工事が必要かどうか」を大家さんや管理会社に確認しましょう。引越しが決まったら、ドコモ光に移転申込みする前に「撤去工事が必要か」を聞いておくとスムーズです。

引越し先での開通工事

新居では、ドコモ光の開通工事が行われます。

標準的な開通工事だと約1時間ほどかかり、工事には立ち会いが必要です。回線終端装置(ONU)の設置場所を工事担当者に指示できる人が立ち会いましょう。

ただし物件によってはすでに宅内に光回線が配線されており、自宅での工事が不要になることも。これを無派遣工事といい、自宅での工事がないため立会いも不要です。

一般的には賃貸マンション・アパートで室内に「光コンセント」があれば、無派遣工事になる可能性が高いです。

ただ光コンセントがあっても設備状況によっては工事が必要になります。

ルーター・パソコン・プロバイダの設定は自分で行う


開通工事終了後に、契約者自身でルーター・パソコン・プロバイダの設定をします。
工事しただけでは、ドコモ光に繋がらないからです。

プロバイダーの設定も含め、開通工事後の設定は契約者自身がしなくてはいけません。無派遣工事の場合も、自身で設定を行います。

どのような設定が必要なのか紹介します。

引越し先でプロバイダを変更しなかった場合の設定方法

引越し先でもプロバイダが変わらない場合、プロバイダの設定は不要で、ルーターやパソコンの設定をするだけです。

まずONUやルーターをケーブルで繋ぎましょう。パソコンを有線接続する場合は、LANケーブルで繋ぎます。

無線接続(Wi-Fi接続)する場合は、パソコン上でパスワードを入力して設定を行えばドコモ光に繋がります。設定画面はOSにより異なります。

設定方法についてはドコモ光の公式サイトなどにガイドがありますので、手順通りにやれば難しくありません。

なおONUは開通工事の担当者が設置します。ONU・ルーター一体型の場合は、ルーターも担当者が設置します。

引越し先でプロバイダを変更した場合の設定方法

プロバイダとは、光回線とインターネットを繋ぐ役割を担う事業者のこと。インターネットに接続するには、回線とプロバイダが必要です。

ドコモ光の移転にあたって、プロバイダを変更する場合があります。例えば以下のようなケースです。

  • エリアの関係上、元のプロバイダが使えなくなった
  • より快適にインターネットを楽しむため、引越しを機に契約者自らプロバイダを変更(プロバイダにより通信速度や安定性が変わるため)

プロバイダを変更すると、開通工事後にはルーターやパソコンの設定のほか、プロバイダの設定も必要となります。

具体的な設定方法については説明書やガイドがもらえますので、手順通りにやれば難しくありません。基本的な作業は「プロバイダからもらったIDとパスワードをパソコンで入力すること」です。

ただプロバイダや利用機器が変わると、引越し前とは少し設定方法が変わることもありますので、その点には注意しましょう。

自分でできない場合は有料サポートが受けられる

「ガイドや説明を見たが自分ではできない」という場合は、ドコモ光によるサポートサービスが料できます。

ドコモ光には以下のようなサポートサービスが用意されています。

サポートサービス 概要
あんしんパックホーム ・月額968円
・デジタル機器保証サービス(Wi-Fiルーターやドコモ光に接続しているパソコンやテレビが故障した場合、修理や交換対応が受けられる)
・ネットトータルサポート(パソコンをドコモ光に繋ぐ設定や、通信機器が動かなくなった場合のサポート)
・ネットワーク・セキュリティ(「PCセキュリティpowered by McAfee」による保護)
ネットトータルサポート ・月額550円
・パソコンをドコモ光に繋ぐ設定や、通信機器が動かなくなった場合のサポートが受けられる
・電話のほか、訪問サポートやパソコン教室も利用可能

※2022年3月時点の情報です。
※金額は税込です。

設定に不安があるだけなら「ネットトータルサポート」でよいでしょう。ただガイドを見れば多くの方が自分で設定できますので、まずは自力でやってみることをおすすめします。

移転手続きには「移転事務手数料」や「工事料」がかかる

ドコモ光を移転させるには「移転事務手数料」「工事料」がかかります。

ドコモ光の移転にかかる費用 金額
移転事務手数料 2,200円
工事料 以下の条件により異なる
・引越しがNTT東日本とNTT西日本のエリアをまたぐか
・引越し先の建物タイプ
・契約プラン
・工事の種類

※2024年2月の情報です。
※金額は税込です。

また「ドコモ光電話」「ドコモ光テレビオプション」などを契約する場合は、別途オプションの工事料も必要になります。

ケース別の工事料を紹介します。

引越し先が戸建てなら工事料は最大19,800円

まず引越し先が戸建ての場合にかかる工事料を紹介します。

契約中のプランが「タイプA」「タイプB」「単独タイプ」「ドコモ光ミニ」ですと、工事料は以下のとおりです。

引越し先エリア 派遣工事 無派遣工事
NTT東日本エリア内またはNTT西日本エリア内での引越し 9,900円 2,200円
NTT東日本とNTT西日本のエリアをまたぐ引越し 19,800円 2,200円

※2022年3月時点の情報です。
※金額は税込みです。

先程も紹介したように、ドコモ光はNTT東日本・NTT西日本のフレッツ光回線を利用しています。エリアをまたぐとNTTの管轄が変わるため、工事料が高くなります。NTTのエリアについては、先ほど紹介したものを参考にしてください。

また引越し先で「ドコモ光10ギガ」を契約する場合は、派遣工事で19,800円(税込)、無派遣工事で8,360円(税込)がかかります。

現在タイプC(ケーブルテレビの設備を使って提供)を利用している場合、工事料は以下のようになります。

引越し先で利用するプラン 派遣工事 無派遣工事
タイプC(旧居と同じ提携CATV) 9,900円 2,200円
タイプA
タイプB
タイプC(旧居と違う提携CATV)
19,800円 2,200円

※2022年3月時点の情報です。

「引越しでNTTの東西エリアが変わる」または「引越し先で利用するプランが変わる」かつ「派遣工事が必要」な場合は、移転事務手数料+工事料で20,000円以上になります。これはかなり大きな負担ですね。

引越し先がマンション・アパートなら工事料は最大16,500円

続いて引越し先がマンション・アパートなどの集合住宅である場合の工事料を紹介します。

まずは契約中のプランがタイプA、タイプB、単独タイプ、ドコモ光ミニの場合です。

引越し先エリア 派遣工事 無派遣工事
NTT東日本エリア内またはNTT西日本エリア内での引越し 8,250円 2,200円
NTT東日本とNTT西日本のエリアをまたぐ引越し 16,500円 2,200円

※2024年3月時点の情報です。
※金額は税込みです。

集合住宅の場合もやはり、NTT東日本・NTT西日本のエリアをまたぐと工事料は高くなります。なおマンションではドコモ10ギガは提供されていません。

現在契約中のプランがタイプCの場合は、以下のようになります。

引越し先で利用するプラン 派遣工事 無派遣工事
タイプC(旧居と同じ提携CATV) 8,250円 2,200円
タイプA
タイプB
タイプC(旧居と違う提携CATV)
16,500円 2,200円

※2022年3月時点の情報です。

マンション・アパートの場合、移転事務手数料+工事料で最大18,700円かかります。戸建てより少し安いですが、それでもまとまった出費ですね。

なおドコモ光の「工事料金シミュレーション」というページでは、ケース別の工事料金がシミュレーションできます。

ドコモ光の移転手続きの注意点

移転手続きの際には、以下のような注意点があります。

  • 移転申込みから開通工事完了まで時間がかかる
  • 引越し先でドコモ光が使えない可能性がある
  • プロバイダ変更の可能性がある

それぞれについて解説します。

移転申込みから開通工事完了まで時間がかかる

移転申込みから開通工事が完了して新居でドコモ光が使えるようになるまでには、2週間~1ヶ月程度かかります。ドコモ光10ギガだと、1ヶ月半程度です。

ただ建物の設備状況や時期(引越しシーズンなど)によっては、開通まで1ヶ月以上かかるケースも。また新築物件への引越しだと、開通までの時間が長くなる傾向があります。

そのため移転手続きが引越しの直前になってしまうと、新居でドコモ光が開通するまで長期間待たなくてはいけません。自宅で光回線が使えない期間が長くなるのは、日常的に動画やオンラインゲームを楽しんでいる人にとってはツライですよね。

またドコモ光の回線が開通するまでは、ドコモ光電話やドコモ光テレビオプションも使えません。

つまり「引越し先でもドコモ光の利用を継続する」と決めたら、早めの移転申込みがおすすめです。

引越し先でドコモ光が使えない可能性がある

ドコモ光が使えるエリアであっても、物件によってはドコモ光が利用できないケースがあります。

引越し先でドコモ光が使えない理由としては、以下のようなことが考えられます。

  • 電柱から自宅までが遠い
  • 配管に空きがない

何とか工事できたとしても、工事完了が当初予定から大幅に遅延する可能性もあります。

またドコモ光自体は使えても、希望プランが契約できないケースも。例えば「ドコモ光10ギガ」の提供エリアは限られていますので、提供エリア外への引越しだと、ドコモ光10ギガを継続利用できません。「ドコモ光1ギガ」のタイプA・タイプBなどに変更することになります。

プロバイダ変更の可能性がある

引越し先によっては、プロバイダが変更になる可能性があります。プロバイダによってはサービス提供エリアが限られているからです。

また「ドコモ10ギガ」のプロバイダは限られているので、「引越し先で10ギガが使えるから変更したい」という場合には、プロバイダが変わってしまう可能性が高くなります。

プロバイダ変更によって起こる注意点は以下のとおりです。

  • プロバイダの解約金が必要になる可能性
  • サービス内容が変わる可能性
  • プロバイダメールアドレスが変わる

プロバイダを変更する場合には、「移転時の解約金の取り扱い」を確認しておきましょう。プロバイダメールアドレスを使っている場合は、「料金を払えばメールアドレスを継続利用できるのか」もチェックしておく必要があります。

引越しを機に他社に乗り換えたほうがオトクなの?

先ほど紹介したように、ドコモ光の引越しでは、事務手数料+工事料で20,000円以上の移転費用がかかってしまうケースもあります。

そのため「わざわざ高いお金を払ってまで移転させる必要があるのかな?」「他の回線に乗り換えたほうがオトクになるのでは?」と考える方もいるでしょう。

「移転させるほうがいいのか、乗り換えたほうがオトクか」については、以下のように利用環境によって異なります。

移転したほうがいい 自分や家族がドコモスマホユーザー
移転してもいいし乗り換えてもいい 家族割グループ内に、別途ドコモ光を契約している人がいる
乗り換えたほうがいい ・ドコモユーザーではない
・家族内にau・ソフトバンク・Y!mobileの利用者の方が多い

それぞれのケースについて解説します。

引越し先でもドコモ光を継続したほうがいいケース

自分や家族がドコモスマホユーザーなら、ドコモ光を引越し先に移転させるのがおすすめです。ドコモ光セット割による節約効果が大きいからですね。

ドコモ光の月額料金を「dカードGOLD」で支払ってdポイントを貯めている人も、ポイント還元の機会を失わずにすみます。

また2022年3月時点では「移転手続きすればdポイント(期間・用途限定)が2,000ポイントもらえる」というキャンペーンも実施されていますので、dポイントを使っている人にはメリットが大きいですね。

ドコモ光を引越し先でも継続利用すれば、以下のような手間もありません。

  • 新居で使えてオトクな光回線を探す
  • ドコモ光の解約手続きと新しい回線の契約手続きを行う

とはいえ、何かと忙しく費用もかさむ引越しですから、「なるべく移転費はかけたくない」と考える方も多いでしょう。

そんな方が「ドコモ光の移転」や「他社回線への乗り換え」について相談できる窓口は、後ほど紹介します。

ドコモ光からの乗り換えを検討してもいいケース

ドコモスマホユーザーであっても、ドコモ光からの乗り換えを検討してもいいケースがあります。

それは「実家の両親」「兄弟」など、離れて暮らしている家族(ファミリー割引を組める家族)がドコモ光を契約している場合です。


自分がドコモ光を解約しても、家族がドコモ光を契約していればドコモ光セット割の対象でいられるからですね。
セット割の主回線を、家族が契約しているペア回線にすればいいのです。

「ドコモ光より月額料金が安い」「ポイント還元がある」など、ドコモ光以上のメリットがある回線を見つけられれば、引越し先で乗り換えることでオトクになります。

とはいえドコモスマホユーザーがドコモ光以上にオトクな光回線を見つけるのはなかなか難しいかもしれません。

「この光回線のスペックや特典が魅力的!」と思える他社回線がなければ、使い慣れたドコモ光をそのまま継続利用しても問題ありません。

引越しを機に他回線へ乗り換えるべきケース


「ドコモスマホユーザーではない」「家族内にドコモ以外のスマホを使っている人が多い」という場合は、ドコモ光から他社回線への乗り換えを検討しましょう。
自分や家族のスマホキャリアに合わせた光回線に乗り換えた方が、家庭全体の通信費を節約できるからです。

以前はドコモスマホユーザーしかドコモ光を契約できませんでしたが、2019年6月からドコモスマホユーザー以外もドコモ光を契約できるようになりました。そのためドコモ光契約者の中には、光回線とスマホキャリアが合っていない人もいます。

例えば「ドコモ光を契約すれば電化製品が割引になると言われた」「引越し業者に勧誘された」などの理由で、ドコモ光を契約したケースですね。

もし自分や家族がドコモスマホを使っていないなら、契約中のスマホキャリアに合う他社回線に乗り換えた方がオトクになります。

例えばauスマホユーザーには「auひかり」や「ビッグローブ光」、ソフトバンクスマホやY!mobileユーザーには「ソフトバンク光」がおすすめです。

auひかりやソフトバンク光のスマホセット割について、表で紹介します。

スマホキャリア セット割がある光回線
(割引サービス名称)
光回線の月額料金 スマホ利用料金からの割引額
au auひかり
(auスマートバリュー)
【戸建て(ホーム1ギガ、3年契約)】1年目5,610円、2年目5,500円、3年目
【マンション(マンションギガ)】4,455円
※auスマートバリュー適用には光電話の契約(550円/月)が必要
550~2,200円/月
※現行料金プランは550~1,100円割引
au ビッグローブ光
(auスマートバリュー)
【戸建て(3年契約)】5,478円
【マンション(3年契約)】4,379円
 ※auスマートバリュー適用には光電話の契約(550円/月)が必要
550~2,200円/月
※現行料金プランは550~1,100円割引
ソフトバンク ソフトバンク光
(おうち割光セット)
【戸建て(2年契約)】5,720円
【マンション(2年契約)】4,180円
※おうち割光セット適用には指定オプションの契約(550円/月)が必要
550~1,100円/月
ソフトバンク NURO光
(おうち割光セット)
【戸建て(3年契約)】5,200円
【マンション(3年契約)】2,090~2,750円
※おうち割光セット適用にはNURO光でんわの契約(330~550円/月)が必要
550~1,100円/月
Y!mobile ソフトバンク光
(おうち割光セット(A))
【戸建て(2年契約)】5,720円
【マンション(2年契約)】4,180円
※おうち割光セット適用には指定オプションの契約(550円/月)が必要
550~1,188円/月

※2022年3月時点の情報です。
※金額は税込です。

割引金額はスマホ1回線あたりですので、家族も同じスマホキャリアを使っているなら、家庭全体の割引額は大きくなります。

ドコモユーザーではないなら、ぜひ引越しを機にドコモ光から「スマホとのセット割が適用される光回線」に乗り換えましょう。

例えばソフトバンクユーザーの場合、上の表からわかるように、月額料金が安くてスマホ料金の割引も効くNURO光がオトク。

ただNURO光はサービス提供エリアが限られており、回線開通までの待ち時間が長くなる傾向なので、NURO光提供エリアでない場合やスムーズな開通を希望する場合は、ソフトバンク光をおすすめします。

格安スマホを利用している場合は?

格安スマホの場合は、光回線とのセット割が用意されていないケースが多いです。格安スマホそのものの月額利用料金が安いからですね。

例えばNTTドコモ系の格安スマホ「ahamo」には、ドコモ光とのセット割はありません。

格安スマホで光回線とのセット割があるのは、例えば以下のような組み合わせです。

  • Y!mobileとソフトバンク光(1,100円/月割引)
  • ビッグローブモバイルとビッグローブ光(330円/月割引)
  • OCNモバイルONEとOCN光(220円/月割引)
  • LIBMOと@T COMヒカリ(最大330円/月割引)
  • DTI SIMとDTI光(光回線の料金から165円/月割引)
  • IIJmiとIIJmioひかり(光回線の料金から660円/月割引)

上記のように光回線とのセット割がある格安スマホは限られています。またセット割があっても割引額が小さい場合が多いです。

そのため格安スマホユーザーであれば、光回線とスマホのセット割にはこだわらず、「とにかくドコモ光よりも月額料金が安い光回線」を探して乗り換えるのも選択肢のひとつです。

ドコモ光の月額料金は以下のとおり(ドコモ光ミニ除く)ですので、戸建てであればNURO光やビッグローブ光の方が安くなります。

戸建てタイプ
(2年契約)
タイプA・C:5,720円
タイプB:5,940円
単独タイプ:5,500円
マンションタイプ
(2年契約)
タイプA・C:4,400円
タイプB:4,620円
単独タイプ:4,180円

※2024年2月時点の情報です。
※金額は税込です。

ドコモ光から他社回線に乗り換える際の注意点

ドコモ光から他社回線乗り換える際には、以下のような点に注意しましょう。

  • ドコモ光の解約金がかかる
  • 乗り換え先回線の事務手数料・工事費がかかる

それぞれについて解説します。

乗り換え時にはドコモ光の解約金がかかる

ドコモ光を定期契約(2年契約)で利用している場合、契約期間中に解約して他社回線に乗り換えると、ドコモ光の解約金がかかります。定期契約は2年間継続して契約することを前提に、月額利用料を安くするサービスだからです。

ドコモ光の解約金は以下のとおりです。

契約タイプ 解約金
戸建てタイプ 14,300円
マンションタイプ 8,800円

※2022年3月時点の情報です。
※金額は税込です。

ただし契約満了月とその翌月・翌々月なら解約金なしで解約できます。

乗り換え先回線の事務手数料・工事費がかかる


乗り換えにあたっては、乗り換え先回線の事務手数料や工事費もかかります。



事務手数料は1,000~3,000円程度ですが、工事費は2~数万円程度かかることも。

「思ったより高い!」と後悔しないように、きちんと調べておく必要があります。

解約金や工事費の負担を減らす方法

光回線を乗り換えるのに、ドコモ光の解約金や他社回線の工事費がかかるのは負担ですよね。費用負担を減らす方法はないのでしょうか。

実は「解約金の負担をなくす方法」や「乗り換え先光回線の工事費負担を減らす方法」があります。

  • 解約日をドコモ光の契約満了月~翌々月と合わせる
  • 「解約金を負担してくれる」「工事費が無料になる」他社回線を選ぶ

それぞれについて解説します。

解約日をドコモ光の契約満了月~翌々月と合わせる


ドコモ光の解約日を契約満了月~翌々月に合わせれば、解約金の負担はなくなります。
契約満了月~翌々月までは解約金なしで解約可能だからです。

住み替えなどで引越し日を調整できる場合に使える方法ですね。引越しが決まり光回線を乗り換える場合は、事前にドコモ光の契約満了月を調べておきましょう。

ただ転勤などですと、引越し日を調整するのは難しいですよね。その場合には次の方法が使えます。

「解約金を負担してくれる」「工事費が無料になる」回線に乗り換える


解約金が発生する場合には、「ドコモ光の解約金・違約金を負担してくれる」という光回線への乗り換えを検討しましょう。
乗り換え先の光回線が解約金を負担してくれるので、契約者は実質的に解約金を負担しなくてよくなります。

また工事費については「実質無料になったり、キャッシュバックされたりする」というキャンペーンを行っている光回線も多いです。

できればこのようなキャンペーンがある、乗り換え時の費用負担が少ない光回線を選びましょう。引越しは何かとお金がかかりますので、光回線の移転や乗り換えにはできるだけ費用をかけたくないからです。

ただキャンペーンの有無や適用条件は時期により変わるので、自分で調べるのは大変です。光回線の相談窓口なら、ドコモ光からオトクに乗り換えできる光回線の紹介や提案をしてくれますので、気になる方は是非チェックしてください。

ドコモ光セット割とは?

先ほども紹介したように、ドコモスマホユーザーが多いご家庭であれば、引越し先にドコモ光を移転させ、契約を継続する方がオトクです。スマホ料金の割引による節約効果が高いからですね。

この章ではあらためて「ドコモ光+ドコモスマホをセットで契約した場合に、スマホ料金がどれくらいオトクになるか」をチェックしておきましょう。

「ドコモ光セット割によって実際どれくらい節約できているか把握していない」という方は、ぜひ参考にしてください。

ドコモ光セット割とは?

まずはドコモ光セット割の概要を紹介します。

ドコモ光セット割とは、ドコモスマホ契約者がドコモ光を契約した場合、ドコモスマホの「ドコモのギガプラン」「カケホーダイ&パケあえる(パケットパック)」の月額料金が割引になるサービスです。

セット割を受けるには、ドコモ光とドコモスマホを同じ名義で契約し「ペア回線」にする必要があります。ペア回線にすると、インターネットとスマホの支払いがまとまってわかりやすいというメリットもあります。

ドコモ光セット割では、ドコモ光契約者本人のドコモスマホ利用料だけではなく、同居家族・別居家族のドコモスマホ利用料も安くなります。

家族が割引を受けるには「ファミリー割引」のグループを組みます。グループを組めるのは、ドコモ光の契約者本人から見て三親等以内の家族で、最大20回線まで。事実婚や同性パートナーも対象です。

セット割はドコモスマホ契約者がドコモ光を契約すると自動で適用されるので、割引を受けるための申込み手続きなどは必要ありません。

ドコモ光セット割による節約効果

ではドコモ光セット割が適用されることで、どれくらいの節約効果があるのでしょうか。

まず現在受付中のスマホ料金プランである「ドコモのギガプラン」を例に、オトクになる金額を紹介します。

スマホの料金プラン ドコモ光定額プラン利用の場合 ドコモ光2段階定額プラン(ドコモ光ミニ)利用の場合
・5Gギガホプレミア
・5Gギガホ
・ギガホプレミア
・ギガホ
1,100円/月 550円/月
5ギガライト/ギガライト
ステップ4
1,100円/月 550円/月
5ギガライト/ギガライト
ステップ3
1,100円/月 550円/月
5ギガライト/ギガライト
ステップ2
550円/月 220円/月
5ギガライト/ギガライト
ステップ1
割引対象外 割引対象外

※2022年3月時点の情報です。
※金額は税込です。

ドコモ光とドコモスマホの料金プランによって割引される金額は異なりますが、多くの方が1,100円割引に該当するはずです。

つまり家族内にドコモスマホが1台しかなくても、年間で最大13,200円(税込)もオトクになります。さらに4人家族で全員ドコモユーザーなら、年間52,800円(税込)の割引です。これはかなり節約効果が高いですよね。

なおドコモ光セット割では、新規受付が終了しているスマホの旧料金プラン「カケホーダイ&パケあえる(パケットパック)」を利用している場合も割引になります。

パケットパック定額料からの割引金額は利用プランにより異なります。具体的には以下のとおりです。

パケットパックのプラン ドコモ光定額プラン利用の場合 ドコモ光2段階定額プラン(ドコモ光ミニ)利用の場合
ウルトラシェアパック100 3,850円/月 550円/月
ウルトラシェアパック50 3,190円/月 550円/月
ウルトラシェアパック30 2,750円/月 550円/月
ベーシックシェアパックステップ4 1,980円/月 550円/月
ベーシックシェアパックステップ3 1,980円/月 550円/月
ベーシックシェアパックステップ2 1,320円/月 550円/月
ベーシックシェアパックステップ1 880円/月 550円/月
ウルトラデータLLパック 1,760円/月 550円/月
ウルトラデータLパック 1,540円/月 550円/月
ベーシックパックステップ4 880円/月 550円/月
ベーシックパックステップ3 880円/月 550円/月
ベーシックパックステップ2 220円/月 220円/月
ベーシックパックステップ1 110円/月 110円/月

※2022年3月時点の情報です。
※金額は税込です。

ドコモ光の引越しや乗り換え先を相談するには?

ここまでドコモ光の引越し手続きについて説明してきました。

「光回線の引越し手続きって面倒くさそう」「移転すべきか乗り換えるべきか、迷うなあ」と思われた方もいるかもしれません。

そんな方におすすめなのが「光回線の相談窓口」です。相談窓口は光回線の代理店などにより運営されており、ネットで検索するといくつも出てきます。


数ある相談窓口の中で、おすすめしたいのが「まるっと!一括引越し窓口」です。
おすすめの理由を紹介します。

電気・ガス・水道の引越し手続きも代行可能


「まるっと!一括引越し窓口」では、インターネットだけではなく電気・ガス・水道の利用開始手続き・解約手続きも可能です。
実は全国規模で水道の手続きまでできる窓口は少ないので、「まるっと!一括引越し窓口」の存在は貴重だといえます。

ひとつの窓口に連絡するだけで、ライフラインの解約・契約手続きを一括で任せられるので、仕事や学校で忙しい人にぴったりです。引越し手続きでよくある「連絡漏れ」「連絡忘れ」を防ぐ効果もあります。

ただし解約手続きは利用開始手続きと同時に行う必要があり、解約手続きだけの利用はできません。またエリアによっては一部の手続きが代行できないケースもあります。

インターネットサービスに詳しいコンシェルジュが在籍

「まるっと!一括引越し窓口」にはインターネット・光回線に精通しているコンシェルジュが在籍しています。月間1万世帯以上の引越しや光回線乗り換えをサポートしている窓口なので、知識が豊富です。

さまざまなパターンに対応した経験をもつコンシェルジュなので、「あなたの利用状況」や「引越し先の環境」に合わせた最適なインターネット回線が提案可能。

もちろん電気やガスのサービスに関しても知識が豊富で、オトクに使える新電力・新ガスの提案もできます。

そのため相談することで「新居での通信費(光回線)」だけではなく「光熱費(電気・ガス)」もオトクにできる可能性が高いです。

会員登録なしで引越し手続き代行が利用可能


「まるっと!一括引越し窓口」は会員登録なしで利用できます。

「WEB系のサービスって会員登録が面倒だし、利用後に退会手続きするのも面倒」「会員登録自体に抵抗がある」という方も、利用しやすいですね。

電話1本で利用できて窓口もつながりやすいので、長く待たされるストレスもありません。夜間など窓口が開いていない時間帯については、サイト上の送信フォームから連絡可能です。

「早速相談したい」「手続きを任せたい」という方は、以下のバナーから連絡先をチェックしてみてください。

まとめ:ドコモ光のオトクな引越し手続き

ドコモ光の引越し手続きは、「移転申込み」から始まります。オンライン、電話、店頭窓口のいずれかの方法で申込みましょう。

ドコモ光移転時の注意点としては、手数料や工事料がかかることが挙げられます。また引越しを機にドコモ光を解約して他社回線に乗り換える場合には「ドコモ光の解約金」「他社回線の工事費」がかかることも。

結局どうしたらドコモ光をオトクに引越しできるのかは、引越し先や利用環境によって異なります。

また引越し時には、以下のように光回線の引越し以外にもやらなくてはいけない手続きがたくさんあります。

忙しいのに「どれが一番トクか」を自分で調べるのは大変なので、光回線の相談窓口を利用して、オトクな移転方法・乗換方法を提案してもらってラクしてはいかがでしょうか。

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まるっと一括引越し電話番号 0120-059-263

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