回線自体は、NTTが提供する光回線と同じということもあり、フレッツ光とどのような違いがあるのか気になる方も多いと思います。
そこで今回は、フレッツ光と光コラボの違いについてご紹介します。
数多くある光コラボの選び方についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
フレッツ光と光コラボは何が違う?
フレッツ光は、NTTが提供する光回線です。
対して光コラボとは、NTTとは異なる事業者が「NTT光回線」と「別サービス(ひかり電話・プロバイダなど)」を組み合わせて提供しています。
フレッツ光 | 光コラボ | |
---|---|---|
契約先 | NTT | 光コラボレーション事業者 |
光回線自体はフレッツ光と同じなので、対応エリアや通信速度などの利用環境に差はありません。
光コラボの事業者は数多く存在しており、SoftBankやdocomoといった通信会社の他、TSUTAYA、丸紅テレコムなど、さまざまな会社が提供しています。
双方の大きな違いは「契約先」ということが分かりますが、それぞれで契約した場合に、どういった違いが出てくるのか?より具体的な内容を比較してみましょう。
フレッツ光と光コラボの月額料金
フレッツ光 | 光コラボ(@nifty光) | |
---|---|---|
戸建て(1Gbps) | 5,170円 (にねん割適用) (プロバイダ料金が別途必要) |
4,125〜4,895円 (月額利用割引適用)(プロバイダ料金込み) |
集合住宅(1Gbps) | 3,245円 (にねん割適用) (プロバイダ料金が別途必要) |
2,920.5〜3,690.5円 (月額利用割引適用)(プロバイダ料金込み) |
※上記は2023年5月25日現在の税込価格になります。
※フレッツ光はNTT東日本のフレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ(戸建て)。フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ プラン2(マンション)を掲載しています。
※光コラボの戸建てプランは、@nifty光 ホームタイプ 2年プラン(N)を掲載しています。
※光コラボの集合住宅プランは、@nifty光 マンションタイプ 2年プラン(N)を掲載しています。
参考:https://flets.com/flets-hikari/
フレッツ光はプランによっても異なりますが、最大通信速度1Gbpsのプランでは最低でも上記価格からのスタートになります。
注意)プロバイダ利用料は別途必要です。
対する光コラボはプロバイダ利用料込みでこの価格帯なので、トータルするとお得なのが分かるでしょう。
ちなみに光コラボの月額料金が「安い」という背景には、事業者同士の価格競争が影響しています。
独自の割引キャンペーン・セットプラン・ポイント還元など、顧客を惹きつけるサービスを各々展開しているのがポイントです。
プロバイダの契約
先ほども触れたように、フレッツ光では光回線と別にプロバイダの契約が必要です。
対して光コラボでは、ほとんどの事業者が自社プロバイダを用意しているので、光回線と一緒に契約できます。
光コラボであれば相談窓口を一本化できるため、管理の手間も省けて一石二鳥です。
悪質な営業を受けるリスク
フレッツ光は、NTTという知名度も高く信用性のある企業と契約を結ぶため、不快な思いを抱くケースは少ないでしょう。
もちろん、光コラボにおいても同様の企業が多いですが、なかには悪質な営業をする事業者が存在しているのも事実です。
光コラボと一括りにすると、万が一の安心感はフレッツ光が優れていると言えるかもしれません。
光コラボを選ぶポイント
フレッツ光は「NTT」、別事業者が提供するNTTの光回線は「光コラボ」とご紹介してきましたが、光コラボは前述した通り数多く存在します。
フレッツ光とは違い、ひとつずつ自分に合う光コラボを見極めるのはとても大変です。
そんなときは、以下のように「接続環境」「割引」の違いを意識して確認してみましょう。
・安定した通信環境が期待できる「IPv6(IPoE)接続」の対応可否
・ライフスタイルに合う「割引・特典サービス」の有無
まとめ:フレッツ光と光コラボの違いとは?違いを知って業者をしっかり選ぼう!
フレッツ光と光コラボでは、本質的な面では違いがありません。
ただ提供する事業者によって独自サービスを展開している他、プロバイダがセットになっているケースが多いため、価格を重視している方には光コラボがおすすめと言えるでしょう。
それぞれの事業者によって特徴が異なるので、ぜひ検討してみてください。