リースFAXの仕組みと料金相場を解説!導入前に押さえておきたい注意点も紹介

自社でFAXを利用する際、リース契約を検討している担当者の方は多いのではないでしょうか。

ビジネスでは、FAXが必要な場面は多岐にわたります。しかし、FAX複合機を購入するのはコストがかかるため、リース契約がおすすめです。リース契約は、機器を借りて社内で運用するため、初期費用や管理費用が抑えられます。

本記事では、リース契約の仕組みや料金相場、選ぶ際の注意点について解説します。導入を考えている方にとって、役立つ情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。

なお、オフィスの新設や移転に伴い、FAX複合機の設置が必要になる方は、以下の窓口から申し込むのがオススメです。オフィスに必要なインターネット回線や電話番号を、同時に導入できるサービスを案内しています。気になる方は、以下のボタンを押して詳細をご確認ください。

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FAX機能付き複合機のリース契約とは

FAX複合機のリース契約は、リース会社から複合機を借り受け、毎月リース料金を支払う仕組みです。

FAXが利用できる複合機の場合、リース契約の期間は平均で3〜5年程度。契約期間中は機器の保守やメンテナンスサポートをリース会社から提供してもらえるため、初期費用だけでなく管理費用も抑えられるメリットがあります。

そのため、FAX機能付き複合機のリースは、初期コストを抑えたい企業や、トラブル時のサポートを受けたい企業におすすめです。

FAX機能付き複合機のリース契約とレンタルの違い

FAX機能を持つ複合機を導入する方法には、リース契約とレンタル契約の2種類があります。リース契約とレンタルの違いは、以下の表をご覧ください。

項目 リース レンタル
所有権 リース会社 レンタル会社
契約期間 3〜5年程度 数日〜3年程度
契約者 法人のみ 個人・法人
途中解約 原則不可 可能
初期費用 無料 有料
月額料金 割安 割高
審査 あり なし

リース契約は、長期利用を前提とした契約です。契約期間は通常3年以上で、月額料金が安く設定されているのが特徴です。そのため、3年以上継続してFAX機能付き複合機を使用する場合に適しています。

一方、レンタル契約は、短期間の利用に適した方法です。数ヵ月や1年といった期間限定での利用が一般的で、柔軟性が高いのがメリットです。特に、展示会や臨時オフィス、一時的なプロジェクトでの利用に向いています。また、契約期間中でも機器を返却できる点がリース契約との大きな違いです。

FAX機能付き複合機のリース料金相場

FAX機能を搭載した複合機のリース料金は、一般的に月額1~3万円程度が目安です。リース料金は、以下の要素によって相場が変動します。

  • 機種
  • 付帯機能
  • リース期間

中小企業向けの基本的な機能だけを備えたモデルであれば、月額1~2万円程度で契約できることが多いです。この価格帯の複合機は、コピーやプリント、スキャン、FAなど必要最低限の機能を備えていますが、動作速度はそこまで早くないモデルになります。

一方、大規模なオフィス向けの高機能モデルや多機能な複合機になると、月額3~5万円以上となることがあります。高機能モデルは印刷スピードが速く、同時に複数の作業をこなせるため、毎日100件以上のFAXを送受信する企業におすすめです。

また、リース料金には、メンテナンスやサポート費用が含まれていることが一般的です。契約前にリース料金に含まれる項目を細かく確認し、総合的にどのくらいのコストがかかるのかを見積もりましょう。月額の基本料金に加えてカウンター料金(印刷枚数に応じて生じる費用)も発生するため、枚数あたりの料金を確認しておくのも重要です。

なお、業務用FAXのレンタル・リースをお考えの方は、まずはこちら窓口へご相談ください。自社に適したFAX機種や料金を担当者が丁寧にご案内いたします。

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FAX機能付き複合機のリース料金に含まれる費用

リース料金には、単に機器の使用料だけでなく、さまざまな費用が含まれていることが多いです。リース料金に含まれる費用の具体例は、以下のとおりです。

サービスに含まれる費用 詳細
保守・メンテナンス費用 トラブルや故障時にリース会社が迅速対応。部品交換や修理費用も含まれることが多い。
消耗品の補充 トナーやインクなどの消耗品の補充をするサービス。
動産保険 故障や損壊など、予期せぬ事態に備える動産保険。
ソフトウェアのアップデート 機器のソフトウェアやドライバーの定期的な更新が含まれる場合もある。

リース料金には複合機の利用料だけでなく、トナー補充サービスや定期メンテナンスが含まれているケースが多いです。追加費用が発生しないため、予期せぬ出費を抑えられます。

ただし、すべてのリース契約がメンテナンスや補充のサービスを含んでいるわけではありません。安価なリースプランでは、修理費用が別途請求されることもあります。そのため、リース契約を結ぶ前に、どこまでが含まれた費用なのかを確認しておきしましょう。

FAX機能付き複合機をリース契約するメリット5選

FAX機能が付いた複合機をリース契約するメリットは、以下の5つです。

  • 初期費用が抑えられる
  • 税率が優遇される
  • 新しい機種が使える
  • 事務処理の負担が少ない
  • 動産保険が使える

順番に見ていきましょう。

初期費用が抑えられる

リース契約の最大のメリットは、購入時のように高額な初期費用を支払う必要がないことです。FAX機能付きの複合機を購入すると、数十万円から100万円の費用がかかります。また、機器の本体価格に加え、以下のような費用も一括で支払う必要があります。

  • 設置費用
  • 消耗品の初期購入
  • ソフトウェアの導入やライセンス費用

これらをリース契約では月額料金に分割できるため、導入時の資金負担を大幅に削減できます。特に中小企業やスタートアップ企業でも、必要な機器をすぐに導入できるのがリースの大きな魅力です。

税率が優遇される

リース契約では、月々のリース料を全額経費として計上できるため、購入時の減価償却と比較して早期に節税効果を得られます。また、支払額に応じて経費処理を行えるため、税務処理が簡素化される点もメリットです。

新しい機種が使える

リース契約は、技術の進歩に合わせて新しい機種を利用できる点も大きな魅力です。例えば、契約期間中に最新モデルへアップグレードすることが可能です。これにより、業務効率の向上や最新技術の活用が容易になります。

事務処理の負担が少ない

リース契約では、保守・メンテナンスがリース会社により提供されるため、機器管理にかかる手間を大幅に削減できます。特にIT部門が少ない中小企業では、故障対応やメンテナンス業務の負担軽減は大きな利点となるでしょう。

動産保険が使える

リース契約には動産保険が付帯している場合が多く、災害や盗難などのトラブルにも対応可能です。万が一の事態でも、リース会社が修理や交換を行うため、企業のリスクを軽減できます。特に資金に余裕がない企業には、安心して利用できる点がメリットです。

FAX複合機のリース契約にはさまざまなメリットがあります。リース契約を検討している方は、以下の窓口から申し込むのがおすすめです。FAX複合機本体の導入だけでなく、電話回線の手続きも同時に案内してもらえます。詳細が気になる方は、以下のリンクから確認してみてください。

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FAX機能付き複合機をリース契約する際の注意点

 

FAX機能が付いた複合機をリース契約する際の注意点は、以下の3つです。

  • 総額の費用が割高になる
  • 原則途中解約ができない
  • 契約時に審査がある

これらの注意点を押さえておくと、購入やレンタルなど他の選択肢と比較し、どの方法が自社に適しているか判断できるようになります。順番に確認していきましょう。

総額の費用が割高になる

リース契約は長期的に見ると購入するよりも総額が割高になるケースが多いです。リース料には、機器の使用料に加え、利息や手数料、保守・メンテナンス費用などが含まれているため、契約期間中の支払い総額が購入費用を上回ることが多いです。

例えば、複合機の購入費用が100万円の場合、リース契約では最終的に支払う金額が120~130万円になることも。そのため、FAX機の導入を検討する際には、月々の支払いだけでなく、契約期間全体を通じた総額を確認し、どちらがコストパフォーマンスに優れているかを比較しましょう。

原則途中解約ができない

リース契約は、契約期間中の途中解約が原則できません。

リース契約では、契約期間(3年〜5年程度)が固定され、その期間中はリース料を支払い続ける義務があります。途中で解約を希望した場合には、違約金が発生するか、残りのリース期間分の料金を一括で支払わなければいけません。

例えば、業務の縮小や移転に伴い、複合機が不要になった場合でも、契約期間が残っている限りリース料を支払い続けなければならないケースがあります。短期間での利用や不確定要素が多い場合は、リースではなくレンタルや購入といった選択肢も検討してください。

契約時に審査がある

リース契約を結ぶ際、リース会社は契約者の信用力や財務状況を審査します
審査基準はリース会社によって異なりますが、以下のような項目が評価対象となります。

  • 営業年数
  • 売上高や利益率
  • 過去の支払い履歴

新興企業や財務上の課題を抱えている企業は審査に通らない可能性があるため、審査に落ちた場合は他のリース会社を検討するか、レンタルや購入を選ぶ必要があります。

なお、業務用FAXのレンタル・リースをお考えの方は、まずはこちら窓口へご相談ください。自社に適したFAX機種や料金を担当者が丁寧にご案内いたします。

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リース契約でFAX機能付き複合機を選ぶときのポイント

FAX機能付き複合機をリース契約で選ぶ際、以下の3つのポイントを押さえると、自社に最適な機種を見つけることができます。

  • 複合機の機能
  • 設置スペース
  • 利用頻度

順番に見ていきましょう。

また、FAX複合機の選び方についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてみてください。

複合機の機能

複合機を選ぶ際に、まず考慮すべきポイントは機能面です。

一般的に、FAX機能のほかに以下の機能が搭載されています。

  • コピー
  • プリント
  • スキャン

例えば、一般事務用途でFAX送受信がメインの場合、シンプルなFAX機能に加えて、スキャン機能を備えたモデルが適しています。スキャン機能があると、受信したFAXを電子データとして保存できるため、紙の使用量を減らし、業務の効率化が期待できます。

企業の業務内容によって求められる機能が異なるため、自社の目的に合った機種を選びましょう。

設置スペース

FAX複合機をリース契約する際、設置スペースの確認も重要なポイントです。

複合機は機種によってサイズが異なるため、事前にオフィスのレイアウトやスペースを計測しておきましょう。特に以下の点に注意してください。

  • 設置場所の確保
  • 電源コンセントの位置
  • 通気性や騒音対策

機器の設置スペースに余裕がない場合は、コンパクトなモデルやフットプリントが小さい機種を選ぶことも検討しましょう。

利用頻度

複合機をどの程度の頻度で使用するかも、機種を選ぶ際の重要なポイントです。

業務で頻繁にFAXを送受信する場合や、大量の印刷やスキャン作業が日常的に発生する場合には、それに対応できる高性能な複合機を選びましょう。具体的には、以下のような点に注意して選定を行います。

  • 月間印刷枚数
  • FAX送受信の頻度
  • 消耗品のコスト
  • 稼働率

使用頻度が低い場合は、シンプルでコストパフォーマンスに優れたモデルでも十分に対応できます。自社の業務量に適した複合機を選ぶことで、無駄なコストを抑えつつ、業務効率を最適化できるでしょう。

機能面や設置スペースを検討しても、「どの機種を選んで良いかわからない」と思っている方は、リース会社に相談するのがおすすめです。自社に最適な機種やリースプランを提案してもらえます。

なお、FAX以外にインターネットや電話回線も同時に導入する必要がある場合は、以下の窓口からお申し込みがオススメです。FAX複合機の導入を同時に行った方には、インターネット回線の導入工事費用が実質無料になるキャンペーンを行っています。詳細が気になる方は、以下のボタンを押して詳細をご確認ください。

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