無線LANを店舗に導入する際にチェックしておくべきポイントとは？

飲食店をはじめ、あらゆる店舗で無線LANなどによるWi-Fiの設置が進んでいます。
実際のところお店に入るとき、フリーWi-Fiを確認する人もいることでしょう。

今回、店舗経営者がWi-Fiを導入する際にチェックしておくべきポイントをご紹介します。

そもそも無線LANとは

無線LANの「LAN」とは「Local Area Network」の略で、同一の敷地または建物内(Local Area)に構築されたネットワークを意味します。
対して無線LANとは、ネットワーク端末同士を有線ではなく無線でつなぐLANの総称です。

そもそもフリーWi-Fiとは

フリーWi-Fiとは、公共の場所において誰でも利用できるように無料で提供・開放されているWi-Fi（無線LAN）サービスのことを指します。

無線LAN(フリーWi-Fi)を導入するメリット

こちらでは、無線LANによるフリーWi-Fiを導入することによるメリットを紹介します。
メリットは以下の4つです。

集客に役立つ

老若男女がスマートフォンを持つ時代。SNSやスマホゲーム、動画視聴などさまざまなコンテンツがあります。

そのため、通信制限にかかる人も多いでしょう。このことから、店舗のフリーWi-Fiを活用している人もいます。

さらに、海外から来た外国人はネット環境を必要としていることが多いです。
つまり、お店側がWi-Fiを導入することで幅広い層に対し集客が可能です。

顧客満足度の上昇

飲食店などでは、商品の提供までに時間がかかります。
そのような状況下でもWi-Fiがあれば安定した通信環境が確保できるため、退屈せずに待てるでしょう。
例えばアプリやSNSを見るなどして、快適な時間を過ごせます。
それによって、顧客満足度がアップしリピーターも見込めます。

客単価が上がる

お店での滞在時間が長くなるため注文数が増加したり、追加されたりします。そのため、客単価が上がるのもメリットです。

掃除が楽になる

有線LANだと配線やケーブルがあり、そこにホコリがたまって掃除がしにくくなります。しかし無線LANなら配線やケーブルがない分掃除もしやすくなります。

無線LAN(フリーWi-Fi)を導入するデメリット

無線LANによるフリーWi-Fiのデメリットは以下の2つです。

導入費用・月額費用が必要

フリーWi-Fiの導入・利用には、費用がかかります。規模が大きくなればなるほどその費用負担はかさんでしまうでしょう。

滞在時間が長くなる

Wi-Fiが使えることによって、顧客の滞在時間が長くなりがち。ですから、回転数が悪くなって売上が減少することも考えられます。

店舗に導入する無線LAN/Wi-Fiを選ぶ基準

仮にあなたがフリーWi-Fiの導入を決定したとします。ところが、なにを基準に商品を選ぶべきか難しいところ。
そこで、無線LANおよびフリーWi-Fiを選ぶ基準を挙げます。

1.初期費用や月額費用、解約費が安い
2.通信速度が速い
3.複数の端末が同時に接続できる
4.セキュリティ面が安心できる
これら4点を基準にするといいでしょう。

無線LAN/Wi-Fi導入する際に注意すべきポイント

無線LAN/フリーWi-Fiを導入する際に注意してほしいポイントが2つあります。

パスワードの設定

パスワードを設定していない場合、誰でも使える状態になり、店舗外からでも勝手に利用できてしまいます。

そのため、必ずパスワードは設定し、店舗を利用した顧客だけが使えるようにしましょう。

店舗側と顧客側の回線は分けておく

店舗が利用するネットワークと顧客が利用するネットワークは、必ず分けましょう。
分けることにより、店舗側のセキュリティが強固になります。

まとめ:無線LANを店舗に導入する際にチェックしておくべきポイントとは

今回は「無線LANを店舗に導入する際にチェックしておくべきポイントとは」について解説していきました。

利用料や通信速度だけでなく、セキュリティ面やメリット・デメリットを加味した上で、店舗にあった無線LAN/Wi-Fiを選びましょう。