LINE公式アカウントの作り方を詳しく解説!ラインで集客や予約受付ができる!

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自分のお店や自社サービスを知ってもらう方法の一つに、ラインで情報発信があります。

ネットを使う集客方法はメールやTwitterと言ったSNSもありますが、お客さんにダイレクトに情報を届けられるラインは最も効率のよいツールです。お仕事用の公式ラインは誰でも作ることが可能になっています。ライン予約機能やお店の情報やクーポン配信などが、ラインへ直接届くので集客効果も高くなります。

ですがお仕事の公式ラインの作り方が難しそう、とお悩みの方も多いのではないでしょうか。実はLINE公式アカウントの作り方は簡単ですが、作り方よりも設定や運営の方が大変なのです。

この記事ではLINE公式アカウントの作り方と運用のしかた、ラインが効果的な理由を解説します。

ひかり電話ひかり電話

LINE公式アカウントの作り方

ライン公式アカウントはビジネス用のラインアカウントで、お客さんにとのコミュニケーションや配信ツールとして使われています。

今までラインのビジネスアカウントは、以下のようにいくつかの種類に別れていました。

・LINE@(ラインアット)
・LINE公式アカウント
・LINEカスタマーコネクトアカウント
・LINEビジネスコネクト
・API型公式アカウント

2019年に全てのサービスが統合、現在ではLINE公式アカウントとして一本化されています。「LINE@」は2020年4月に「LINE公式アカウント」にサービス移行されました。

LINEは日本全国で使われている「コミュニケーション」アプリですので、幅広い年代のユーザーが利用しており、多くの年代にリーチができるプラットフォームです。
誰もがビジネス用のLINEアカウントを取得でき、全てのサービスが使用できますので、「LINE公式アカウント」の活用は大きなビジネスチャンスとなります。

LINE公式アカウントを開設する方法は2つ

LINE公式アカウントを開設する方法は2つあります。

・自分でアカウントの作成・画像デザイン、配信設定やトーク配信を全て自分で行う
・LINE集客専門のLINEのコンサル会社に依頼する

LINE公式アカウントの開設自体は簡単で、数分で終了します。ですがその後クーポンやリッチメニューの画像設定、配信設定など細かく設定する必要があり、時間がかかってしまう可能性もあります。

お店のラインを初めたものの思ったより大変で続かなかった、ということになっては残念です。

事業に集中したい人やスマホ・パソコン操作が苦手な人は、専門の会社に依頼するのがおすすめです。プロに任せることで効率の良いライン運営が可能となり、集客効果も高くなります。

今回はLINE公式アカウントを実際に作成する方法を紹介します。ご自分でラインの運営を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

LINE公式アカウントはどこで取得する?

LINE公式アカウント作成は公式サイトから取得可能です。

LINE公式アカウントの公式サイトで「アカウントの開設(無料)」から登録ができて、登録自体は数分で終わります。最初はお金もかからないため、クレジットカードや銀行口座も必要ありません。

登録するとLINE Business IDが作成され、一つのLINE Business IDにつきLINE公式アカウントは100個まで取得できます。そのため、店舗やお仕事の種類ごとに分けてアカウント取得も可能です。

100個作れるのでもし登録内容を間違えても、作り直せば良いので安心ですね。

登録時にメールアドレスが必要となります。お持ちでない場合はGmailなどのフリーメールを取得しておきましょう。

メールアドレスかラインアカウントで登録か選ぶ

LINE公式アカウントは現在使っている個人のラインアカウントか、メールアドレスを使って登録します。

個人のお店やサービスをしている人は、個人のアカウントで登録するとスムーズに登録できるのでおすすめです。

何人かで一緒にLINEを運営したい人、個人のアカウントとは別で登録したい人は、「アカウントを作成」→「メールアドレスで登録」から新規でLINE Business ID取得してください。

ラインアカウントで取得して後からメールアドレスを登録する、反対にメールアドレスで登録して後から個人のラインアカウントを紐付ける、と言ったことも可能です。

未認証アカウントと認証済アカウントの違い

LINE Business IDを取得したら、いよいよLINE公式アカウントの登録をしていきます。

最初に未認証アカウントか認証済アカウントを選ぶ画面になるのですが、ここでは認証済アカウントをおすすめします。認証済アカウントとはLINEが審査をして認証したアカウントのことで、個人・法人関係なく取得できます。

認証済アカウントのメリットとデメリットは以下のようになります。

【認証済アカウントのメリット】

・販促用のポップなどが無料でダウンロードできる
・LINEの検索結果に表示されるようになる
・クレジットカードに加えて請求書決済も可能になる
・認証済の青色バッジがつく

【認証済アカウントのデメリット】

・審査に10日程度かかる
・認証後はアカウント名を変えられない

認証されれば事業を営む上で便利なサービスが使えるようになるだけでなく、認証済とひと目で分かる青色バッジがつくため、お客さんに信頼してもらいやすくなります。

審査に時間はかかる、アカウント名が変えられないデメリットはありますが、お店の宣伝をするのであれば認証済済みを選びましょう。

未認証アカウントで登録したあとに審査に申込み、認証済アカウントに変えることも可能です。結果がメールで届くのでメールアドレスの登録も必要となります。

基本情報を入力する

次にアカウント名や業種、店舗名や場所を入力していきます。アカウント名はお好みで適当につけるのでなく、お仕事に関係したものにしてください。

全ての入力が終われば「確認する」を押し、「お申し込みは完了しました」が出れば登録完了です。認証済アカウントは申請後10日程度で審査結果が届き、未認証アカウントの人はすぐに使えるようになります。

ビジネス用のラインアカウントでできること

ビジネス用のラインアカウントでは、お客さんにキャンペーン情報を配信する、コミュニケーションを取るといった使い方ができます。

LINE公式アカウントで使える主な機能を紹介します。

クーポンを作れる

集客やリピーター獲得に効果的な方法の一つにクーポンがあります。

よく飲食店やネットサイトなどで「LINEクーポン提示で○○円引き」と言ったクーポンが配信されていますが、LINE公式アカウントではそのLINEクーポンを作って配信もできます。

クーポンで独自のサービスを定期的に配信すれば、お店やサービスを覚えてもらうきっかけにもなります。

クーポンは常に使えるようにするのではなく、特別感を演出する方が集客に効果的です。「新規登録者向け初回限定クーポン」や「週末限定5%オフクーポン」など、今しか使えないと特別感を出すことで再来店を促すことができます。

リッチメニューが使える

リッチメニューとは、LINEアプリの下の方に出てくる四角いボタンメニューです。メニューボタンの色や画像・内容は細かく設定できるため、お店やサービス内容にあうボタンを作れます。

お店の場所やランチメニューなど、メニューボタンを押すとみられるようにしておくと、お客さんは使いやすくリピーター獲得にも効果的です。

リッチメニューで自社のブログにリンクしておけば、最新情報を常に見ることができますね。

ラインで予約受付ができる

LINE公式アカウントを使って配信するだけでなく、予約受付に使うこともできます。

LINE公式アカウントではお客さんと直接トークもできるため、LINEアプリで話しながら予約日や時間を決めればオンラインで予約受付が可能です。

電話の場合聞き違いからトラブルになる場合がありますが、ラインならトーク履歴が残るためその心配もありません。

自社の予約サイトを持っている人は、リッチメニューから予約サイトにリンクすればとても便利です。店員は予約受け付けの手間がなくなり、お客さんは行きたい時すぐにラインから予約を取ることができます。

ショップカードでリピーター獲得

ショップカードとはライン上で発行するポイントカードで、紙のポイントカードと見た目はほとんど変わりません。専用のQRコードをお店に置いておき、来店の度に読み込めばポイントが貯まるシステムです。

紙のポイントカードと違うのは、利用データの分析ができる点です。期限切れになったポイントはないか、特典はどれだけ使用されているかの把握も可能です。

ショップカードで顧客の再来店を期待できるのはもちろん、お店側としてもデータがわかるのはネット上で発行するメリットですね。

タイムラインにも配信できる

LINE公式アカウントではトークで配信するだけでなく、タイムラインにもお知らせを配信できます。

タイムラインはラインアプリの真ん中のタブにあり、配信した内容はタイムライン上に一列に並んで表示されます。配信にユーザーが「いいね」すれば、そのユーザーの友だちも「いいね」した配信が見られる仕組みです。

お店の友だち登録した人以外も閲覧できるため、タイムラインでは新規ユーザーを狙った書き込みが効果的です。

「初めての人限定キャンペーン」などを配信すれば、見た人が自分のお店やサービスを知るきっかけになるでしょう。

ライン集客が効果的な理由

ネットを使った集客方法はライン以外にもありますが、その中でも特にラインにしかないメリットは多くあります。

ラインがおすすめの理由は以下のものがあります。

使っている人が多い

ラインのユーザー数は2021年3月末の時点で8,800万人以上で、これは日本の人口の70%が使っている計算になります。家族や友人との連絡手段として、手放せない人も多いのではないでしょうか。

さらに、LINEは国内でユーザー数がNo1のSNSであり、集客の手段として、この8800万人にアプローチできる事がLINE集客の最大の強みとなります。

TwitterやInstagramはやっていなくても、ラインなら戸惑うことなく登録する人は多いでしょう。

情報を直接届けやすい

メッセージを登録者に直接届けやすいのもラインの特徴です。

TwitterやInstagramなどのSNSは、登録者が見るまで情報が届かないデメリットがあります。配信した内容は一度はタイムライン上に表示されますが、他の人が配信すればどんどん下に埋もれてしまいます。

配信してから時間が経つと登録者が見ることができず、せっかくの情報が届かない可能性もあるのです。

メールは登録者に直接届けることができますが、メールボックスを開いて開封する操作が必要になります。またここ最近のコミュニケーション用アプリの発達により、メール自体を使っていない、メールアドレスを持っていても使っていない人も多いです。

ラインならアクティブに使う人が多く、配信があれば通知音がなるため登録者はすぐに気づくことができます。

通知音に気がついたユーザーはスマートフォンをワンタップすれば、すぐに配信内容を見られます。メールのように開封する手間がかかりません。

もし仕事中で見られなくてもスマホに通知が出るため、仕事が終わってすぐに配信に気づきます。時間が経つと見られないこともありません。

このようにラインは素早く確実に情報を届けるのに適したツールなのです。

友だち登録が簡単

友だち登録が簡単なのもラインのメリットの一つです。ラインの友だち追加方法はいくつかあり、お店や企業が顧客に登録してもらう方法で、よく使われているのは「バーコード」です。

友だち追加用のバーコードをお店のポスターやネット上で提示しておき、ユーザーは自分のスマホからバーコード読み込めばすぐに登録ができます。

バーコードを読み込むだけなら、高齢者やスマホ操作が苦手な人も簡単に登録できるため苦手意識も薄れます。メールアドレスを手打ちで入力するような手間もありません。

アカウントの作成・運用を専門会社へ依頼できる

ラインは様々な年齢層へのアプローチに適したツールで、他の方法よりも効率的です。事業をしている人はぜひ取り入れて欲しいのですが、「スマホやパソコン操作が不安」で尻込みしている人もいるのではないでしょうか。

スマホやパソコン操作を覚えるのに時間を取られて、肝心の事業が疎かになってしまっては本末転倒です。

「自分で運営できるか不安」「事業が忙しくライン集客を始める余裕がない」という人は、LINE公式アカウントの作成・運用を専門会社に依頼するのも良い方法です。

例として、LINE公式アカウント代行専門会社のLinksなら、アカウント作成を始め以下のことを変わりにやってもらえます。

リッチメニュー設定

リッチメニューは自分で好きにカスタマイズできる反面、作り方が難しいため初めての人は時間がかかりがちです。

画像や色を自分で選べるので、ある程度センスも重要になってきます。やっとの思いで作ったと思っても、他社の素敵なリッチメニューと見比べてしまうと、モチベーションも落ちてしまいますね。

専門会社にお願いすれば、クーポン・お知らせ・アクセス・WEB予約・メニュー・問い合わせなど、希望するデザインで設定ができます。

自分ではなかなか作れない素敵なリッチメニューを設定すれば、お客さんの目を引くのにも効果的です。

配信代行

登録者の再来店を促すため、定期的に情報を配信することが大切です。ですが「忙しくて配信するのを忘れていた」なんてことになると、お客さんの信頼を失ってしまいます。

専門会社ならメッセージの配信を変わりにしてくれるため、配信忘れの心配がありません。

配信代行の回数は会社により違いますが、Linksはメッセージ・クーポンなど最大月8回の配信代行を行っているそうです。

配信設定

LINE公式アカウントでは友だち登録者が100人を超えると、配信するターゲットを選んで配信できるようになります。

登録して間もない人には「ご新規様限定クーポン」、女性には女性向けキャンペーンなどそれぞれの登録者に合った内容を送れます。逆にその人に合わない情報を送り続けてしまうと、ブロックされる原因にもなるため注意が必要です。

専門会社なら、ターゲットになるお客様層(配信先)を絞って配信してくれるため、とても効率的に配信できます。

「誰に何をすれば効果的か」というマーケティングの知識は、普通の人はわからないことも多いです。プロに任せれば、ターゲットに的確な配信を設定できるので集客効果も高くなります。

ショップカード作成代行

ポイントサービスで再来店を促せるショップカードも代わりに作成してもらえます。

ショップカードの作り方は、色や来店回数・特典などを細かく設定するため、初めての人は大変なこともあるでしょう。専門の人に作ってもらえれば時間もかからず、より良いショップカードができますね。

LINEなら紙のポイントカードのように紛失する心配も無く、お客さんの囲い込みにも効果的です。

ノベルティが無料でもらえる

店舗で友だち追加を促す道具として、店名とQRコード付のオリジナルノベルティがもらえます。

オリジナルのノベルティを配布している専門会社は少ないですが、Linksでは三角ポップ5枚とポスター5枚がプレゼントされるそうです。

すぐに店舗で友達登録をおすすめできるので、ノベルティがあるととても助かりますね。

レポート配信

専門会社ではラインの運営だけでなく、運用の効果が毎月レポートで確認ができます。

レポートでは登録者数の推移や配信結果、翌月の運用についてなど詳しく報告されます。同業他社の成功事例の共有もできるため、売り上げアップ等に繋がるサポートも可能です。

レポートを見ることでお客さんの需要を知り、新たな気付きも得られるでしょう。

LINE公式アカウントの作り方まとめ

LINE公式アカウントの作り方は、自分で作成するか専門業者に依頼する2つの選択肢があります。

LINE公式アカウントの取得自体は簡単ですが、その後の設定が大変です。集客効果の高いLINE公式アカウントですが、全て自分で行うとなると難しいこともあります。

専門の会社に依頼すればラインの運営だけでなく、運用結果の報告などマーケティングに関わるアドバイスをもらうことも可能です。またラインアットを導入しているけど、うまく活用できていないという方も、専門の会社に改めてお願いしてみると良いでしょう。

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