カラオケ導入にマストな7つの機器!購入・レンタルの費用と導入ステップを完全解説

店舗や自宅にカラオケの導入を検討する際に、どのような機器が必要になるのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。

カラオケを導入するためには、本体機器やマイクセット以外に、さまざまな機器を用意しなければいけません。店舗の規模や広さによって適切な機器は異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。

そこで本記事では、カラオケ導入に必要な機器や費用相場について解説します。購入だけでなく、レンタルする際の費用についても解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

なお、カラオケ機器の導入を検討している方には、「カラオケの達人」でのレンタルがオススメです。カラオケ機器のレンタルだけでなく、インターネット回線の手配も同時に行ってもらえます。詳細が気になる方は、以下のリンクから確認してみてください。

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カラオケカラオケ

カラオケ導入に必要な7つの機器一覧

カラオケ導入に必要な機器は、主に以下の7つです。

  • 通信カラオケ本体
  • 液晶モニター
  • マイクセット
  • アンプ
  • スピーカー
  • デンモク・キョクナビ
  • インターネット回線
  • カラオケ通信専用ルーター

順番に見ていきましょう。

1.通信カラオケ本体

カラオケを導入するにあたり、機器の中核となるのが「通信カラオケ本体」です。

曲のデータが格納されており、インターネット経由で新曲の追加が可能です。主要メーカーはDAM(第一興商)やJOYSOUND(エクシング)で、各メーカーごとに機能や音質が異なります。

最新モデルは300万円以上するものもありますが、性能や拡張性を考慮して選びましょう。

2.液晶モニター

歌詞や映像を表示するモニターは、設置環境に応じて適切なサイズを選びます。

一般的には20インチから40インチのモニターが推奨されていますが、設置する場所の広さや視聴距離によって適切なサイズは異なります。

自宅でのカラオケならば20インチ程度で十分ですが、店舗での使用の場合は、30インチ以上のモニターが好まれます。

モニターの価格帯は、ブランドや性能によって異なりますが、1〜10万円程度が一般的です。

3.マイクセット

現在はワイヤレスマイクが主流で、複数のマイクを使ってデュエットやグループでの歌唱ができるようになっています

マイクセットには、マイクそのものに加え、マイクスタンドやバッテリーチャージャーが含まれることが多いです。価格帯は5,000円から数万円までと幅広い機種が提供されています。

値段だけでなく、音質や耐久性などを考慮し、コストパフォーマンスが優れた物を選びましょう。

4.アンプ

アンプは音の質やバランスを整える非常に重要な機械です。店舗の大きさやスピーカーの数によって必要な出力が異なり、一般的には50〜100Wの出力が求められます。

アンプの価格帯は数万円から数十万円までと幅広く、高出力かつ高機能なモデルほど高価になる傾向があります。

5.スピーカー

スピーカーは、カラオケの音楽と歌声を再生するための機械です。

スピーカーの種類には、コンパクトなものから大型のものまでさまざまあり、設置する環境や目的に応じて最適なサイズを選ぶ必要があります。広い空間でのカラオケでは、大型のスピーカーが必要ですが、自宅や小規模な店舗では小型のスピーカーで十分なことも。

価格はスピーカーの性能やサイズによって異なり、1台あたり1万円から10万円以上するものまで存在します。

6.デンモク・キョクナビ

「デンモク」や「キョクナビ」は、カラオケで選曲するための専用リモコンです。

直感的に操作できるタッチパネル式が一般的で、数十万曲の楽曲データからすばやく検索できます。業務用で利用する場合は、サイズやバッテリーの持続時間を基準に選ぶのが重要です。

費用相場は1台あたり10万〜20万円程度。操作性が良く、機能が豊富なものほど値段は高くなります。

7.カラオケ通信専用ルーター

カラオケの通信に特化した「カラオケ通信専用ルーター」も必要です。カラオケ通信専用ルーターは、通常の家庭用ルーターと異なり、複数のデバイスを同時に接続できる安定性や、大容量のデータ通信に対応しています。

通信が安定しないと曲の更新に支障が出るため、信頼性の高いルーターが求められます。店舗の回線容量に合わせて、帯域幅の広いルーターを選ぶと良いでしょう。

専用のルーターは、家庭用ルーターと比較してやや高価で、1万〜5万円程度が一般的です。

カラオケの導入に必要な機器をみて「すべて揃えるのは大変そう」と感じている方には、「カラオケの達人」でレンタル依頼をするのがオススメです。DAMやJOYSOUNDの豊富な機器の中から選べて、インターネット回線の申込みも同時に行えます。

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カラオケの機器導入にかかる費用相場

カラオケの機器導入にかかる費用は、導入方法によって異なります。ここでは、以下の2つのケースで解説します。

  • 機器を購入する場合
  • 機器をレンタルする場合

それぞれの費用と特徴について詳しく解説します。

機器を購入する場合

通信カラオケ一式を購入する場合、費用は300万円~500万円程度です。

購入する機器の種類によって費用は異なりますが、以下が主な機器です。

  • 通信カラオケ本体(約300万円前後)
  • 液晶モニター
  • マイク
  • アンプ、スピーカー、デンモクなど

これらを揃えると、初期費用は約50万円〜100万円以上になります。

購入のメリットは、月々のリース料が不要な点です。これにより、長期的に見るとランニングコストを抑えられます。特に5年以上の利用を検討している場合には、購入が適しています。ただし、故障時の修理費用や古くなった機器の買い替え費用が発生することもある点は注意が必要です。

機器をレンタルする場合

カラオケ機器をレンタルする場合、月額の費用相場は月額5万円〜15万円程度です。

月額のレンタル料を支払う形となり、メンテナンスや機器のアップデートが含まれているため、管理が簡単です。

カラオケ機器のレンタルは、初期費用を大幅に抑えられるのがメリット。最新機器へのアップデートが含まれている場合も多く、常に最新のカラオケ環境を提供できる点も魅力です。

短期間の運用を考えている場合や、初期投資を抑えたい場合には、レンタルがオススメです。
レンタルの仕組みや料金相場などを知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

カラオケの機器以外にかかる費用

カラオケの機器以外にかかる費用は、以下の3つです。

  • 情報サービス料
  • インターネット回線
  • JASRACへの著作権料

それぞれの費用とその内訳を確認しましょう。

情報サービス料

情報サービス料は、カラオケ機器メーカーから提供されるサービスに対する料金です。

通信カラオケを利用するには、楽曲データを提供しているサービス会社(例:DAM、JOYSOUND)への「情報サービス料」がかかります。新曲の配信やシステムサポートに対して発生し、月額で支払うのが一般的です。1台あたり数千円~数万円の費用が必要になります。

情報サービス料は、利用者に常に新しい楽曲を提供するための不可欠なコストです。

インターネット回線

通信カラオケを導入する場合、高速で安定したインターネット回線が必要です。

回線速度が遅いと、楽曲のダウンロードに時間がかかり、顧客の体験が損なわれる恐れがあります。DAMやJOYSOUNDが推奨するフレッツ光は、高速かつ安定した回線を提供しており、月額3,000円〜1万円程度で利用できます

また、こちらの窓口ではカラオケとフレッツ光回線の導入費が実質0円になるWEB限定キャンペーンを行っております。
カラオケの導入をご検討の、詳細は以下のリンクからご確認ください。

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JASRACへの著作権料

カラオケを商業利用する場合、JASRACなどの著作権管理団体に対して著作権料を支払う必要があります

使用する楽曲の著作権料は、使用頻度や楽曲数に応じて計算され、通常は月額で4,000円〜数万円です。具体的な料金表は以下のとおり。

定員 月額料金(税別)
10名まで 4,000円
10名を超え30名まで 8,000円
30名を超え50名まで 12,000円
50名を超え100名まで 16,000円

参考:JASRAC
※:2024年11月5日時点

例えば、定員10名の部屋が10室、定員30名の部屋が1室ある店舗の場合、「4,000円×10部屋+8,000円×1部屋=48,000円」で、月額48,000円かかります。

著作権料は、店舗や施設でカラオケを提供する際の法的義務となっています。無許可での利用は著作権侵害にあたるため、必ず契約を結び、適切に支払いを行いましょう。

カラオケの機器を導入するまでの流れ

カラオケの機器を導入するまでの流れは、段階的に進めることが重要です。以下のステップに従って、スムーズにカラオケ機器を導入しましょう。

  • ヒアリング
  • 見積もり
  • 契約
  • インターネット回線の導入
  • 機器設置

それぞれのステップについて、詳しく見ていきましょう。

ヒアリング

まず、カラオケの導入を検討している事業者とカラオケ機器の提供業者がヒアリングを行います

設置する場所や部屋の数、必要な機器の種類、音響・映像のクオリティなどを確認し、目的に合った設備を提供してもらいましょう。具体的なニーズを伝えることで、最適なカラオケの機器を選定し、設置場所の配置や調整がスムーズに進みます。

例えば、「最新のヒット曲が豊富に欲しい」「音響はEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)に適した重低音を重視したい」といった具体的な希望を伝えることで、導入する機器の選定や配置がスムーズになります。

カラオケ機器は設置後に変更が難しい場合もあるため、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。

見積もり

ヒアリング後、次は具体的な見積もりを依頼します。見積もりには、通信カラオケ機器本体、液晶モニター、スピーカーなど、必要な機器の価格が記載されます。また、機器の設置費用や保守メンテナンス、通信回線の導入費用も含まれるので、細かく確認しましょう。価格面だけでなく、サービスの質やアフターサポート内容にも注目し、複数の業者から見積もりを取って比較しましょう。

契約

見積もりに納得したら、正式に契約を結びます。契約書には、機器の保証期間やメンテナンス内容、支払い条件などが明記されています

レンタル契約の場合、契約期間や返却時の条件、途中解約時の違約金についても確認しておきましょう。例えば、「契約期間2年未満の途中解約には違約金が発生」「返却時にクリーニング費用が必要」といった条項がある場合があるため、事前の確認が重要です。契約書の内容を細かく確認することで、予期せぬトラブルを避けられます。

インターネット回線の導入

カラオケ機器の通信には、安定したインターネット回線が必須です。契約が完了したら、インターネット回線の手配を行います

通信カラオケの更新には高速回線が適しているため、プロバイダーと相談して最適なプランを選びます。例えば、「新曲を迅速に配信したい」「複数の部屋で同時に利用しても通信が安定するようにしたい」といったニーズに合わせ、帯域幅の広い回線を選ぶと良いでしょう。

回線工事には数週間かかる場合もあるため、営業開始日から逆算して早めに手配することが大切です。開業予定日が1月末なら、少なくとも12月中には回線工事を予約するなど、スケジュールを調整しておきましょう。

カラオケ機器の導入に伴い、これからインターネット回線を導入する方には、NTTが提供する「フレッツ光」がオススメです。法人向けのプランも充実しており、月額費用も抑えられます。

詳細が気になる方は、以下のリンクから一度覗いてみてください。

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機器設置

インターネット回線の設置が完了した後、いよいよカラオケ機器の設置です。設置作業は専門の技術者が担当し、部屋のレイアウトに合わせて最適な配置を行います。例えば、「広いVIPルームにはスピーカーを複数台配置し、音が均一に広がるように設置」「大画面モニターを目線の高さに調整し、視認性を向上させる」といった工夫が凝らされます。

設置作業は業者が行うため、事業者側は特別な準備をする必要はありませんが、事前に設置場所の掃除や整理をしておくとスムーズに作業が進むでしょう。

マイクやスピーカー、モニター、タッチパネルなど、すべての機器が正常に動作するかのチェックが完了した後、実際に試しに使用してみて、音質や画面の表示に問題がないか確認します。

カラオケの機器はレンタルがオススメ

初めてカラオケの機器を導入する店舗には、レンタルがオススメです。レンタルは初期費用を抑え、最新のカラオケ機器の導入やメンテナンスが容易なため、運営負担が軽減されます。レンタル契約は柔軟性が高く、短期間の利用にも対応可能です。

カラオケ機器のレンタル手続きは複雑なため、導入を検討している方は以下の窓口で相談してみてください。最短約10営業日で設置が完了し、インターネット回線も同時に導入できます。

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