通信カラオケ機器のDAMとJOYSOUNDを比較！機種ごとに購入・レンタル費用や選び方

カラオケは、友人や家族と楽しむ娯楽として広く親しまれています。特に日本では通信カラオケ機器が多く普及しており、なかでも「DAM」と「JOYSOUND」が人気のブランドです。両者はそれぞれ異なる特徴を持ち、ユーザーのニーズに合わせた魅力を提供しています。

本記事では、DAMとJOYSOUNDの代表的な機種や特徴的な機能、価格について詳しく解説します。また、どのような人に向いているかについても具体例を交えながら紹介しますので、機器選びの参考にしてください。

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通信カラオケ機器はDAMとJOYSOUNDの2種類

日本の通信カラオケ機器市場で主要なブランドとされるのが、DAMとJOYSOUNDです。どちらも高品質なサウンドと豊富な楽曲数を誇り、多くのカラオケボックスや家庭で使用されています。2つのブランドはそれぞれ異なる魅力を提供しており、利用目的や好みに応じて選ぶことが可能です。

DAMは高音質や本人映像の豊富さが魅力とされ、JOYSOUNDは収録曲数や独自のエンタメ機能で人気を集めています。個人で楽しむ場合や、店舗向けに導入する場合、どちらを選ぶかはユーザーの好みや使用目的によって異なります。

DAMの特徴と値段

株式会社第一興商が提供する「DAM」は、特に音質と映像コンテンツにこだわるユーザーから支持されています。ここでは、DAMを導入する際の値段や機器の特徴について解説します。

DAMの代表的な機種と値段

DAMの業務用機種には「LIVE DAM Ai」や「Premier DAM」などがあり、どちらも高音質と豊富な機能を備えています。最新モデル「LIVE DAM Ai」は、AI技術を駆使した「AiR SOUND」機能を搭載し、原曲に近い音質を実現。そのため、歌う際の音質にこだわるユーザーからの評価が高いです。

DAMが提供している機種の料金例は以下のとおり。

• レンタル費用：月額3万円～5万円
• 購入費用：200万円～300万円
• 家庭用モデル：10万円～20万円

業務用から家庭用のものまで、さまざまな価格帯の商品が用意されています。

DAMの特徴的な機能1：本人映像の多さ

DAMは、アーティストの公式映像やライブ映像をバックに歌える「本人映像」が豊富に収録されています。例えば、J-POPの人気アーティスト「米津玄師」や「嵐」の楽曲も多く収録されており、ファンは実際の映像を楽しみながら歌うことが可能です。

K-POPの人気グループ「BTS」や「TWICE」の楽曲も本人映像付きで提供されているため、K-POPファンにもDAMは人気です。また、演歌の分野でも本人映像が多く、シニア層にも好評価を受けています。まるでライブ会場にいるかのような体験ができるため、映像を重視する方にはDAMがおすすめです。

DAMの特徴的な機能2：音質の良さ

「LIVE DAM Ai」に搭載された「AiR SOUND」では、AI技術で音質を調整し、原曲に忠実なサウンドを提供します。最新の音響技術を駆使し、カラオケボックスでもスタジオを使ったときのような高音質を実現しているのが特徴です。

特に「LIVE DAM STADIUM」シリーズでは、ライブ会場のような臨場感を再現し、まるでステージに立って歌っているかのような感覚を体験できます。音にこだわるカラオケファンや、より本格的な歌唱体験を求めるユーザーには、DAMが適しているでしょう。

JOYSOUNDの特徴と値段

エクシングが提供する「JOYSOUND」は、幅広い楽曲数とエンターテインメント機能の充実が特徴です。ここでは、JOYSOUNDを導入する際の値段や機器の特徴について解説します。

JOYSOUNDの代表的な機種と値段

JOYSOUNDの業務用機種には「JOYSOUND MAX」や「JOYSOUND 響」があり、最新の楽曲からマイナーな曲まで幅広く収録されています。

• レンタル費用：月額2万円～4万円
• 購入費用：200万円～300万円

JOYSOUNDの機種は、カラオケ初心者や若者に向いており、手頃な価格で本格的なカラオケ体験が楽しめることが魅力です。DAMよりも安い価格で提供されており、初期費用を抑えたい場合にもJOYSOUNDは優れた選択肢となります。

JOYSOUNDの特徴的な機能1：曲数の多さ

JOYSOUNDの一番の特徴は、曲数の多さです。他社のカラオケ機種と比較しても、圧倒的な楽曲数を誇ります。邦楽から洋楽、最新ヒットソングから懐かしの名曲まで、幅広いジャンルの曲を楽しむことが可能です。

特にJOYSOUND MAXシリーズでは、約30万曲以上の楽曲が収録されています。膨大な曲数のおかげで、ユーザーは好きな曲を探しやすく、バリエーション豊かな選曲が可能です。最新のヒット曲も素早く配信されるため、流行を逃さず楽しめます。

OYSOUNDの特徴的な機能2：多彩なエンタメ機能

JOYSOUNDは、単なるカラオケ機能だけでなく、さまざまなエンターテイメント機能が充実しています。例えば、デュエット機能や採点機能はもちろん、最新の機種ではバーチャルライブ体験も可能です。

項目	詳細
デュエット機能	2人で歌える専用の曲リストや、ハモリガイド機能を搭載
採点機能	ビブラートや抑揚など、さまざまな要素を加味したスコアを表示
バーチャルライブ	ライブ映像をバックに歌える機能を搭載

その他にも、JOYSOUNDではゲーム機能や動画再生機能など、歌う以外の楽しみ方も充実しています。機能を活用すると、カラオケの時間をより楽しく、充実したものにできます。

通信カラオケ機器のDAMとJOYSOUNDの特徴比較

通信カラオケ機器を選ぶ際、DAMとJOYSOUNDはよく比較される代表的な機種です。種です。ここでは、以下の代表的な比較ポイントについて詳しく解説します。

• 国内シェアの違い
• 収録曲数の豊富さ
• 採点機能の精度
• 映像コンテンツの充実度
• 音質と原曲への忠実度
• カラオケ以外のコンテンツ

順番に見ていきましょう。

国内シェアの違い

第一興商が提供するDAMの方が国内シェア率は高いです。

カラオケDAMを提供している第一興商は、全国に「ビッグエコー」を展開しており、全店舗でDAMが導入されているため、シェア率が高くなっています。

SBI証券が行った調査では、業務用カラオケ機器の70％のシェアをDAMが獲得していると推測しています。

収録曲数の豊富さ

収録曲数は、JOYSOUNDの方が多いです。

JOYSOUNDは、業界トップの36.8万曲以上を収録しています。約30万曲を収録しているDAMよりもさらに豊富な曲数と、対応ジャンルの幅広さが魅力です。

特に洋楽やボーカロイド楽曲のラインナップが充実しており、幅広い世代やジャンルのユーザーに支持されています。

採点機能の精度

採点機能は、DAMの方が厳しいと言われています。

DAMの採点機能には、「精密採点DX」という高精度なシステムがあります。この機能は音程だけでなく、リズム、表現力、ビブラートなどの技術的な要素も評価対象となるため、プロ仕様の評価基準になります。

一方、JOYSOUNDの採点機能「分析採点III」は、DAMほど厳密ではなく、比較的甘めの評価がされます。そのため、気軽にカラオケを楽しみながら採点を受けたい方に向いています。

映像コンテンツの充実度

映像コンテンツは、それぞれの機種に強みがあります。

DAMは、本人映像の収録が豊富で、アーティストのプロモーションビデオ（PV）やライブ映像を観ながら歌えます。

一方、JOYSOUNDは、アニメ映像やオリジナルアニメーションなど、ニッチな分野のコンテンツも充実しています。特に、アニメファンやアイドル好きのユーザーにはJOYSOUNDの映像コンテンツが好まれることが多いです。

音質と原曲への忠実度

原曲への忠実度や音質も、各機種に強みがあります。

DAMの音質は「AiR SOUND」というAI技術を用いた音響システムによって高品質を実現している点が特徴です。原曲に近い音質を目指しており、特に「LIVE DAM Ai」シリーズでは、プロフェッショナルな音響環境が提供されています。バラード曲では細かい音の変化を再現し、ロックやポップスでは重低音がしっかり響くため、ジャンルを問わず高音質で楽しみたい方に最適です。

JOYSOUNDも音質は良好ですが、DAMと比較するとやや控えめです。JOYSOUNDはカジュアルに楽しむ家庭用カラオケ機器としての親しみやすさが特徴で、音質よりも気軽さを重視する方に向いています。音質はほどほどでよく、カラオケを楽しみたい方におすすめです。

カラオケ以外のコンテンツ

カラオケ以外のコンテンツは、DAMよりもJOYSOUNDの方が豊富です。

JOYSOUNDが提供する「みるハコ」は、ライブ映像や映画、アニメの特別映像が視聴できるため、カラオケボックス内での時間がさらに充実します。たとえば、映画「鬼滅の刃 無限列車編」やアニメ「呪術廻戦」の映像も配信され、ファンにとって貴重な体験になります。カラオケと映像鑑賞を同時に楽しみたい方にはJOYSOUNDが最適でしょう。

DAMもエンタメコンテンツを揃えていますが、JOYSOUNDほどの多様さはありません。DAMは本人映像や音質の向上に重点を置いているため、エンターテインメント性よりもカラオケ自体の体験にこだわる方に向いています。歌唱に集中し、音や映像のクオリティにこだわりたい場合にはDAMがおすすめです。

選ぶ基準を踏まえて、「DAMとJOYSOUNDのどちらを選べばよいかわからない」という方は、ぜひ「カラオケの達人」にご相談ください。機種選びから機器の導入まで、幅広いサポートを提供しています。サービスが気になる方は、ぜひ以下のリンクから詳細を確認してみてください。

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通信カラオケ機器でDAMがおすすめの人

通信カラオケ機器の中で、DAMが向いている人の特徴は以下のとおりです。

• 洋楽を中心に歌いたい人
• K‐POPや演歌で本人映像を楽しみたい人
• 厳しい採点で本格的に練習したい人

順番に見ていきましょう。

洋楽を中心に歌いたい人

DAMは洋楽のラインナップが非常に充実しています。ビートルズやエルヴィス・プレスリーといった往年の名アーティストから、アリアナ・グランデ、エド・シーラン、テイラー・スウィフトなど最新のヒット曲まで幅広く楽しめます。

さらに、映画で再ブームとなったクイーンやレディー・ガガの楽曲も多く収録されています。洋楽を幅広く網羅しているため、洋楽ファンにとって非常に満足度が高いラインナップです。

K‐POPや演歌で本人映像を楽しみたい人

DAMの本人映像機能は、特にK-POPや演歌ファンに好評です。BTSやBLACKPINK、TWICE、SEVENTEENなど人気グループの公式映像を観ながら歌うことができ、アーティストの世界観をより楽しめます。また、五木ひろし、石川さゆり、美空ひばりといった演歌の大御所の映像が多数収録されており、幅広い世代のニーズに対応します。

厳しい採点で本格的に練習したい人

DAMは精密採点機能が特長で、「音程バー」や「精密採点DX-G」を通じて細かな分析が可能です。DAMの精密採点機能は、音程やリズム、ビブラート、抑揚といったさまざまな要素を詳細に評価します。音程の正確さをリアルタイムで表示する「音程バー」も搭載されているため、歌いながら自分の音程がどの程度合っているかを確認でき、実力アップが可能です。

「精密採点DX-G」は、AIが歌唱の細かなニュアンスや声の強弱まで分析し、より正確な評価を行います。微妙な音のズレやリズムのズレを把握できるため、プロ志向のユーザーにも最適です。また、DAMの採点は非常に厳格で、90点以上を取るのが難しく、チャレンジする楽しさがあります。

自分の歌唱力を本格的に鍛えたい方には、DAMの採点機能がおすすめです。

通信カラオケ機器でJOYSOUNDがおすすめの人

カラオケの利用に際して、JOYSOUNDがおすすめな人の特徴は以下のとおりです。

• 幅広いジャンルの曲が歌いたい人
• ボーカロイドやカップリング曲でも本人映像を楽しみたい人
• 採点にプレッシャーを感じず楽しみたい人

順番に見ていきましょう。

幅広いジャンルの曲が歌いたい人

JOYSOUNDは、J-POP、アニメソング、ボーカロイド、演歌など、幅広いジャンルの曲を収録しています。最新のヒット曲から懐かしの名曲まで、さまざまな年代の楽曲が揃っており、多様な音楽を楽しむことが可能です。アニメソングやボーカロイド曲のラインナップが豊富なため、若年層やサブカルチャーに興味があるユーザーに特に支持されています。

曲数に関してもJOYSOUNDは他の機種に比べて多いため、「あれも歌いたい、これも歌いたい」と思う方には最適です。多様なジャンルの曲が一台で楽しめるため、さまざまな音楽を歌ってみたい方には魅力的でしょう。

ボーカロイドやカップリング曲でも本人映像を楽しみたい人

JOYSOUNDには、ボーカロイド曲やアニメソングの本人映像が豊富に収録されています。アニメやボーカロイドのファンにとって、本人映像が流れる環境でのカラオケは特別な体験です。アニメの名シーンやボーカロイドキャラクターの映像とともに歌うことで、曲の世界観に深く入り込むことが可能です。

また、シングルのカップリング曲や限定楽曲など、ファンにとってうれしいマニアックな曲も多く収録されています。こうした楽曲にも本人映像が付いているため、熱心なファンからも高い評価を受けています。サブカルチャーやニッチなジャンルに特化した曲が充実しているため、一般的なカラオケでは物足りないと感じる方にぴったりです。

採点にプレッシャーを感じず楽しみたい人

JOYSOUNDの採点機能は、DAMの「精密採点」と比べて柔軟で、エンターテイメント性を重視しています。DAMの採点機能は細かい音程やリズムを厳しく評価するため、上達を目指す方に向いていますが、JOYSOUNDはもっと気軽に楽しめる仕様です。

友人や家族と一緒にワイワイ楽しみたい場面でも、リラックスして歌えるので、カラオケ初心者やあまり採点を気にせずに楽しみたい方におすすめです。

点数にこだわらず、純粋にカラオケを楽しみたい人には、JOYSOUNDの採点システムが最適でしょう。採点のプレッシャーが少ないため、自由な気持ちでカラオケを満喫することができます。

カラオケ機器を導入する際は、機能面だけでなく、初期費用や月額料金も考慮する必要があります。業務用カラオケ機器のレンタル費用については、以下に記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。

通信カラオケ機器を店舗に入れるならどちらがいい？

DAMとJOYSOUNDそれぞれの特徴を踏まえて、どのような店舗におすすめなのかを解説します。

幅広い年齢層の人を対象にするならDAM

DAMは洋楽、K-POP、演歌など、幅広いジャンルの曲が揃っており、シニア層の方から若者まで幅広い年齢層に対応できます。

本人映像が多く、アーティストファンにとっても楽しめるため、リピーターの獲得にもつながります。さらに音質が良いため、本格的に歌いたい顧客にも満足してもらえるでしょう。

カラオケ以外も楽しむ人が多いならJOYSOUND

JOYSOUNDは「みるハコ」などのエンターテイメント機能が充実しており、ライブ映像や映画も楽しめます。

アニメやボーカロイドの曲が多く、サブカル好きの若年層にも人気です。カラオケ以外の体験を提供することで、家族連れや友人同士での利用を促し、集客力アップが期待できます。

どちらの機器を導入すればよいか迷っている方は、ぜひ一度「カラオケの達人」にご相談ください。機種選びから機器の導入まで、幅広いサポートを提供しています。サービスが気になる方は、ぜひ以下のリンクから詳細を確認してみてください。

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