【電気の引越し】電気の引越し手続き方法と注意点をわかりやすく解説!

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電気をはじめとするライフラインの引越し手続きは「面倒くさい」「わかりにくい」「まだやらなくても大丈夫」などと後回しにする人も多いです。

しかし手続きを後回しにすることで「無駄な光熱費を払うことになってしまった」「引越し先ですぐに電気が使えなかった」というケースも。

そこで今回は、電気の引越し手続き方法や、手続きを行う時期の目安について解説します。

面倒な電気の引越し手続きを楽に行う方法や、引越し先での電力契約をオトクに始める方法も紹介しますよ。

引越し時の電気の手続きってどうすればいいの?

まずは一般的な電気の引越し方法を紹介します。


電気の引越し手続きは大きく分けると「旧居での利用停止」と「引越し先での使用開始」です。

順番に説明しますね。

電気の利用停止手続き

現住所で契約中の電力会社に、電気の使用停止について連絡します。引越し先でも同じ電力会社を利用するなら、新居の使用開始手続きも同時に行えます。

手続き方法は電話・インターネットがあります。

連絡先の電話番号はネットでも調べられますし、検針票などにも記載があるはずです。

ただし電力会社によっては年末年始や引越しのピーク(3~4月)は電話がつながりにくいこともあるので、インターネットでの手続きが便利でしょう。

電気の利用停止にあたって立会いは不要です。

また退去時にはブレーカーを落としましょう。ブレーカーが上がったままだと、漏電火災の可能性があります。

連絡先 契約中の電力会社
手続き方法 ・電話
・インターネット(電力会社公式サイト)
必要な情報 電気のお客様番号(検針票などに記載あり)
立会い 不要
その他 ・退去時はブレーカーを落とす
・最終月の電気料金は、これまでの支払い方法と同じ方法で払える

電気の使用開始手続き


新居で利用したい電力会社に、使用開始の連絡をします。

利用停止と同様に電話やインターネットで使用開始申し込みができますが、電話は繋がりにくいこともあるので、インターネットでの手続きがオススメです。

電気の利用開始にあたって立会いは原則不要です。

ただし新居にエコキュート (電気温水器)がある場合は、電力会社に立会いを依頼しましょう。特にオール電化住宅ではない場合には、通電の手順を間違うとエコキュートが故障する可能性があるからです。

手続き前には引越し先が電気・ガス併用の住宅なのか、オール電化物件なのかも調べておきましょう。

連絡先 引越し先で利用したい電力会社
手続き方法 ・電話
・インターネット
必要な情報 引越し先の設備の情報(給湯器・コンロが電気かガスかなど)
立会い 原則不要

なお電力会社によっては、建物を特定するために引越し先の「供給地点特定番号」を聞いてくるところがあります。

新居に備えつけられている用紙に記載があるのですが、まだ新居に言ったことがなく番号が不明という人も多いでしょう。

そのため「番号がわからなくても手続き可能(できれば教えてください)」という電力会社もあります。

利用停止と使用開始をまとめて手続きしたい場合は

現住所と引越し先で契約する電力会社が同じ場合には、電気の利用停止と使用開始は同時に手続きできます。

ただ「遠方への引越しなどで電力会社が変わる」「引越しを機に電力会社を変えたい」などの場合には、それぞれの電力会社に1回ずつ連絡しないといけません。

「それって面倒」「契約先の電力会社が変わっても、まとめて手続きしたい!」という場合には、引越し手続き代行サービスを利用する方法があります。

引越し手続き代行サービスを使えば、引越し前後で電力会社が変わる場合でも、連絡が1回で済みます。

「引越れんらく帳」などさまざまな引越し手続き代行サービスがあるのですが「サクッと連絡を終わらせたい」「面倒な会員登録はしたくない」という人は、以下の窓口も利用できます。

遠方への引越しでも、利用停止・使用開始の手続きが同時に手続き可能です。

電気の引越し手続きは何日前までにすればいいの?

では利用停止・使用開始手続きは、いつまでに済ませておけばよいのでしょうか。

手続きを行う目安と、連絡が遅れてしまったときに起こりうる失敗例を紹介します。

電気の手続きは引越し1週間前までに

電気の利用停止も使用開始も、引越し1週間前までに手続きしておきましょう。

とはいえ利用停止・使用開始の手続き自体は1ヶ月前から可能なので、早めに連絡しておくことをオススメします。

手続きを忘れていた場合や遅れてしまった場合、最悪は引越し前日や当日でも連絡はできます。ただし遅くとも引越し3日前には連絡しておきましょう。

引越しまで3日を切ってからの手続き連絡は、電力会社に早めの対応をお願いすることになるため、電話で行うのが一般的なのですが、時間帯などによっては電力会社の受付窓口が混雑し、なかなか電話が繋がらないこともあるからです。

特に使用開始手続きについては「ギリギリになると、引越し当日から電気が使えない」という失敗にも繋がりかねません。引越し日が決まったら早めに手続きを済ませておくべきです。

また年末年始や引越しシーズン(3~4月)も、電力会社の繁忙期にあたるため、早めの連絡が安心です。

いつまでに手続きすればいいか、目安をまとめておきますね。

手続き開始できるのは 引越しの約1ヶ月前から
ここまでにやっておくと安心 引越しの1~2週間前
遅くとも 引越しの3日前までに

失敗例:電気の利用停止手続きが遅れた場合

電気の利用停止手続きが遅れて引越し日までに解約できなかった場合、「住んでいない家の電気料金を請求される」といったケースがあります。

賃貸物件を退去した後、利用停止手続きをずっと忘れていて、次の入居者が入ってしまった場合には、「他人が使った電気代を払う」という場合も。

無駄な出費が発生してしまうので、確実に利用停止の連絡をしておきましょう。

失敗例:電気の使用開始手続きが遅れた場合


電気の利用開始手続きが遅れた場合、「引越し先でしばらく電気が使えない」ことがあり得ます。

電気は使用開始にあたり原則立会いが不要なため、これまでは「電気は事前の利用開始手続きなしでもブレーカーを上げたら使える」というケースがほとんどでした。

そのため「実際に入居してから、物件に備え付けられている書面で電気の使用開始を申し込む」ということも可能だったのです。

しかし現在はスマートメーター(通信機能を備えたデジタル式電気メーター)の普及により状況が変わってきています。

スマートメーターが設置された住宅では、事前の使用開始手続きなしだと、ブレーカーを上げても電気が使えないケースがあります。

やっぱり地域電力でやったほうがいいの?

これまでは地域電力(東京電力、関西電力、中部電力など)としか契約できなかったので、利用停止も使用開始も地域電力で手続きしていました。

しかし現在では電力が自由化され、いわゆる「新電力」が数多く登場しています。


そのため引越しを機に新電力と契約する人も多いんですよ。
その理由を紹介します。

新電力で引越し後の電気料金がオトクに

実は引越しは「契約する電力会社」や「電気料金プラン」を見直す、いい機会になっています。

電力自由化で登場した「新電力」は、顧客獲得のために魅力的なプランを多く提供しています。


「一人暮らしかファミリーか」「電力使用量が多いか」など、ライフスタイルに合わせたプランを選べば、電気料金が節約できる可能性も高いです。

そのため、引越しを機に新電力を選ぶ人も増えています。

電話が繋がりやすい窓口はこちら

先ほども少し触れたように、引越しピーク期には電力会社の受付窓口は混雑します。

月初や月末、昼休みの時間帯なども混雑することがあるため「何度かかても、なかなか電話が繋がらない」「そうこうしているうちに、手続きが遅くなってしまう」とイライラしてしまう人も。

そのような場合は、電話が繋がりやすい以下の窓口を利用してみてはいかがでしょうか。

待ち時間のストレスなく、電気の使用停止・利用開始手続きができますよ。

ライフスタイルに合わせた新電力のプラン提案もできるので、「引越し先での電気料金、安くできないかな?」と考えている人にもオススメできます。

電話が繋がらない時間帯なら、シンプルなフォームからの連絡も可能(後から折り返し電話への対応は必要)です。

新電力ってなに?

「新電力だと引越し後の電気料金が安くなるかもしれません」と言われても、「そもそも新電力ってよくわからないし、なんだか不安」「とりあえず地域電力にしておこう」と思う方も多いのではないでしょうか。

しかし新電力は難しいものではないんですよ。ここでは「新電力とは何か」について詳しく解説します。

そもそも新電力ってなに?

まずは新電力がどういうものなのか説明します。

新電力とは少し難しく言うと「電力事業に新規参入した、小売り電気事業者」です。

従来、電気の供給は、東京電力・関西電力・東北電力など、全国各地にある地域ごとの電力会社が独占的に行ってきました。

しかし2016年に電力の小売全面自由化が始まり、地域電力以外の会社も、一般家庭に向けた電力の小売りに参入できるようになったのです。

電力自由化にともなって新たに電力事業に参入してきた電力会社のを「新電力」と呼びます。

新電力が家庭に電気を供給する仕組み

家庭に電気が届くまでには、まず発電所で発電して、電線などを使って送電します。そして最後に各家庭に販売(小売り)するわけですね。

電力自由化では、新電力が最後の「小売り」の部分に参入できるようになりました。

新電力の中には太陽光発電など自前の発電設備をもっている会社もありますが、多くの新電力は地域電力などから電気を購入して、一般家庭に供給しています。


また送電についても、新電力各社は地域電力が整備している電線を借りて行っています。

新電力も地域電力も、電気の質は変わらない

多くの新電力が、地域電力などから電気を買い、地域電力の送電網を借りて一般家庭に電気を供給していることをご説明しました。


つまり新電力では、電気の質は地域電力と変わらないということですね。

そのため「新電力と契約すると、電気の質は劣るのでは」とか「新電力を契約したら、頻繁に停電するかも」という心配は不要です。

家庭内の電気機器も今まで通り使えます。

新電力が倒産したらどうなる?

新電力各社の信頼性が心配な方もいるかもしれません。

確かに新電力が倒産する確率はゼロではありませんし、倒産まではいかなくても電力事業から撤退してしまう可能性もあります。

しかしもし新電力が電力事業から撤退する場合でも、「ある日突然電気が止まる」ということはありません。

国のルールで「新電力が倒産・電気事業からの撤退をする場合、電気の供給を停止する約15日前までに、消費者に通知するように」と決まっているからです。

15日前なら、通知を受けてから他の電力会社と契約する猶予はありますよね。

また仮に別の電力会社とすぐに契約できない場合には、一定期間までは地域電力が電気を供給してくれる決まりにもなっています。

このように新電力が倒産・撤退した場合でも「すぐに電気が止まってしまう」ということはないので、安心してくださいね。

新電力にはどんな会社があるの?

新電力にはさまざまな会社が参入しています。

地域ごとのガス会社(東京ガス、大阪ガス、東邦ガスなど)が電気事業に参入していることも多いですし、ソフトバンクや楽天などの通信会社も電気事業に参入しています。

主な新電力には、以下のようなものがあります。母体となっている企業の業種ごとに分けて紹介します。

インフラ・エネルギー系企業 東京ガス
ENEOSでんき
ミツウロコでんき
CDエナジーダイレクト
出光興産
通信系企業 auでんき
SoftBankでんき
楽天でんき
J:COM電力
その他企業 サーラeエナジー
HISでんき


全国的に事業を展開している新電力もありますし、「東京電力エリアのみ」「九州電力エリアのみ」のように特定地域でのみ電力供給を行っている会社もあります。

新電力のオトクな料金プランってどんなもの?

電力自由化で多くの新電力企業が参入してきたので、電気は価格競争が起こっています。

そのため地域電力も新電力も、顧客を獲得すべく魅力的な料金プランを提供していますよ。

「そのエリアの地域電力より、電力料金が○%オフになる」というプランも多いですね。

他には例えば、以下のような割引・特典があります。

  • ガスと契約をまとめればオトク
  • ハウスカードで支払えばオトク

新電力にデメリットはないの?

新電力を契約する場合、プランをきちんと選ばないと、電気料金が今よりも高くなってしまうこともあります。

そのため「電気料金が本当に安くなるのか」を確かめることが大切。

そこで公式サイトに「電気料金シミュレーション」を設けている新電力も多いです。

シミュレーションに現在の契約プランや使用電力量などを入力すれば、どれくらい絵電気料金が安くなるのか調べることができますよ。今の検針票があれば、簡単に入力可能です。

賃貸でも新電力と契約できる

「賃貸住まいだと、新電力とは契約できない」「新電力は持ち家の家庭だけが使える」と思い込んでいる人も少なくありません。


しかし多くの賃貸物件では、新電力と契約可能です。

一方、新電力と契約できない賃貸物件は、以下のようなところです。

  • 高圧一括受電契約をしている
  • 入居者が大家さん・管理会社に電気代を支払うシステムである

まず高圧一括受電契約とは、建物全体の電気を高圧で契約することです。建物単位での一括契約なので、各部屋の入居者が個別に電力会社と契約することはできません。

2つ目は大家さん・管理会社が直接電力会社と契約しているケースにあたります。「家賃と一緒に電気代を払っている」などの場合には、このパターンである可能性が高いです。


引越し先の物件で新電力と契約できるかどうか、事前に不動産業者などに確認しておくといいですね。

続いて「オール電化の場合も新電力会社と契約できるのか」について解説します。

オール電化の場合は?

「引越し先はオール電化だから、新電力なんて関係ない」と考えていませんか?

あるいは「オール電化プランは地域電力にしかない」と思っている人もいるかもしれません。


しかし最近は、新電力にもオール電化プランが登場しています。
オール電化であってもオトクな新電力プランが費用できる可能性がありますよ。

オール電化住宅の電気料金プランの特徴とは?

オール電化住宅では、エコキュートなどで夜間に電気を多く使います。そのためオール電化用の電気料金プランは「夜間の電気代が安い」のがポイント。

逆にいうと「昼間の時間帯の電気料金は高め」になり、「時間帯によって電気料金が変わる」仕組みです。

一般的な電気料金プランであれば、時間帯によって電気料金が変わることはないので、大きな違いですね。

オール電化プランと一般的な料金プランの特徴をまとめました。

オール電化プランを取り扱う新電力

では夜間の電気料金が安いオール電化プランを扱っている新電力には、どのような会社があるのでしょうか。

主なものを紹介します。

新電力名 プラン名 主な供給エリア
HISでんき(HTBエナジー) ぜんぶでんき 関東、中部、関西、四国、九州
Looopでんき スマートタイムプラン 北海道、東北、関東、中部、北陸、関西、中国、四国、九州
出光興産 オール電化プラン 北海道、東北、関東、中部、北陸、関西、中国、四国、九州
CDエナジーダイレクト スマートでんき 関東
エルピオ電気 深夜お得プラン 関東
シン・エナジー 【夜】生活フィットプラン 北海道、東北、関東、中部、北陸、関西、中国、四国、九州、沖縄
イデックスでんき 夜トクプラン 九州

※2021年9月時点の情報です

エルピオ電気は全国規模で電力事業を行っていますが、オール電化プランがあるのは関東(東京電力エリア)のみです。


「新電力でもオール電化プランを用意しているところが、意外に多いんだな」と感じた方もいるのではないでしょうか。

以下の窓口なら、オール電化住宅でもオトクな電気で利用開始手続きが可能です。

まとめ:電気の引越し手続きを楽にする方法

電気の引越し手続きは、旧居での利用停止(解約)と新居での使用開始です。

いずれも引越し1~2週間前には手続きしておくのがオススメ。3~4月の引越しシーズンは、さらに早めの連絡が安心です。

自分で電力会社に連絡して手続きする場合、引越し前後で契約先の電力会社が変わらないなら、連絡は1回で済みます。電力会社が変わるなら、それぞれの電力会社に1回ずつ連絡(合計2回)が必要です。

ただ電力会社の受付窓口は電話が繋がりにくいことも多いです。

以下の窓口であれば電話が繋がりやすく、深夜など窓口が空いていない時間帯でもフォームでの連絡が可能。引越し前後で電力会社が変わる場合でも連絡が1回で済むので、時短にもなります。

また電力自由化後は、引越しを気に電気の契約先を見直す人も増えているのですが、以下の窓口であれば、引越し先でオトクに電気利用を始められる新電力の提案も可能。

電気の引越し手続きを楽に、そして引越し先での電気料金を安くしたい方は、バナーから詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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