フレッツ光には違約金・解約金は存在するの？

フレッツ光を解約したいと考えている方にとって、ネックとなるのが違約金・解約金の存在ではないでしょうか。

この記事では、
・フレッツ光の解約時には違約金はかかるのか
・フレッツ光解約時の注意点について
・回線以外にも必要な費用
についてご紹介いたします。

フレッツ光の契約方法によっては解約金がかかる

フレッツ光の違約金は、契約時に割引を適用していたかどうかによって発生します。
この割引制度は「にねん割」というもので、現在フレッツ光を契約している人はこのにねん割を適用していることがほとんどでしょう。

フレッツ光のにねん割とは？

まずはフレッツ光のにねん割について詳しく解説していきます。

にねん割は、プラン名の通り2年間（24ヶ月）継続して利用することで、月々の料金から割引されるプランのことです。

割引金額は、
・戸建て向けプラン：最大18,480円（770円割引×24ヶ月）
・マンション向けプラン：最大2,640円（110円割引×24ヶ月）
と利用する住宅環境によって違いがあります。

※上記は、2020年7月23日現在の税込み価格です。

にねん割の対象となるのは以下のプランです。
【戸建て向け】
<フレッツ 光ネクスト>

ギガファミリー・スマートタイプ
ファミリー・ギガラインタイプ
ファミリー・ハイスピードタイプ
ファミリータイプ

【マンション向け】
<フレッツ 光ネクスト>

ギガマンション・スマートタイプ
マンション・ギガラインタイプ
マンション・ハイスピードタイプ
マンションタイプ

参考：https://flets.com/ninenwari/

にねん割の違約金について

にねん割を利用している人が解約する際には、タイミングによって違約金が発生することもあります。
更新月は25ヶ月目と26ヶ月目で、この2ヶ月間の間に解約した場合は無料で解約できます。

しかし、それ以外のタイミングで解約した場合は、
・戸建てタイプ：10,450円
・マンションタイプ：1,650円
の違約金が発生します。
※上記は、2020年7月23日現在の税込み価格です。

契約は2年しばりで自動更新なので、更新月を迎えて次の2年間も途中解約する場合は、同額の違約金が発生します。

プロバイダの解約金が発生することも

フレッツ光を解約する時は、回線だけでなくプロバイダの解約手続きも必要です。
プロバイダによって違約金の有無が異なるので、各種プロバイダの公式サイトなどでチェックしてみてください。

大手プロバイダの違約金については、以下をご参照ください。
【違約金あり】
・@nifty 光ライフ with フレッツ（2年）：3,000円（税抜き）
・BIGLOBE 光パックNeo with フレッツ（2年）：5,000円（不課税）
・Yahoo!BB 光 with フレッツ スタンダード（2年）：5,000円（税抜き）
・OCN 光 with フレッツ（2年）：5,000円（不課税）

※上記は2020年7月23日現在の情報になります。

契約されているプランや契約年数によって違約金が異なることもありますので、目安としてお考えください。

その他解約時にかかるお金は？

その他、解約時に必要となるお金として「初期工事費残債」があります。
フレッツ光開通時の初期工事費は、
・戸建て：19,800円
・マンションタイプ：16,500円（フレッツ光ネクスト LAN方式の場合は8,360円）
がかかります。

※上記は、2020年7月23日現在の税込み価格です。

これを分割払いにしている場合、30ヶ月以内に解約してしまうと残りを一括で支払わなければいけません。
にねん割やプロバイダの違約金と重なると、結構まとまった出費になることもあります。

まとめ：フレッツ光には違約金・解約金は存在するの？

今回は、フレッツ光の解約時にかかる費用についてお伝えしました。
・にねん割契約者が更新月以外に解約すると違約金が発生する
・プロバイダによって違約金の有無や更新のタイミングは異なる
・初期工事費が残っていると残債を清算しなければいけないこともある
という3つが本記事のポイントでした。

フレッツ光を利用している方は、自分の割引プランやプロバイダの条件などを確認しておくとよいかもしれませんね。