フレッツ光のフレッツ・テレビとは？ひかりTVとの違いとは？

「フレッツ・テレビとひかりTVは同じサービスではないの？」
「それぞれのテレビは何が異なるのかよく分からない…」
このような疑問をお持ちではないですか？

フレッツ・テレビは、フレッツ光の回線を利用した放送サービスとして人気があります。
しかし、フレッツ光の映像サービスというと「ひかりTV」を連想する人も多いはず。
そこで今回は、「フレッツ・テレビの特徴からひかりTVとの違い」までを解説していきたいと思います。

フレッツ・テレビはBS放送が高画質で楽しめるサービス

フレッツ・テレビは、テレビと光回線を利用したBS/CS放送が楽しめるサービスです。
4K/8Kの超高画質放送も楽しめるので、サービス提供が開始されてから注目を集めています。

フレッツ・テレビが人気を集める大きな要素として、
・映像がクリアで高品質
・戸建てであれば複数のテレビで視聴が可能
・周辺機器が少ないためテレビ周りがすっきり
という3つがあります。

さらに、新4K/8K放送に対応しているため、大画面で迫力のある映像を楽しみたいという方にピッタリだと言えるでしょう。

フレッツ・テレビの料金プラン

フレッツ・テレビの基本料金は1ヶ月750円（税抜き）です。その内フレッツ・テレビ伝送サービス利用量は450円（税抜き）、テレビ視聴サービス利用料が300円（税抜き）となっています。
この金額にプラスして、光回線の月額料金がかかります。

スカパーも一緒に申し込む場合は、スカパーの料金も別途必要となるので、ご希望のプラン料金を確認しておきましょう。

1チャンネルから視聴する場合は、スカパー基本料金390円（税抜き）+チャンネルごとの料金が必要です。
また、スカパー！プレミアムサービス光はハイビジョン64チャンネルが楽しめる光パックHDが視聴料3,762円（税抜き）と基本料金で視聴できます。

フレッツ・テレビのチャンネル

フレッツ・テレビは、プランの組み合わせで視聴できるチャンネルも変わってきます。

【基本チャンネル】

・BSデジタル
NHK BS1/NHK BSプレミアム/BS日テレ/BS朝日/BS TBS/BSテレ東/BSフジ/BS11/BS12/BSキャンパスex/BSキャンパスon

・新4K8K衛星放送（BS左旋4K放送）
NHK BS8K/ショップチャンネル4K/4K QVC

・新4K8K衛星放送（BS右旋4K放送）
NHK BS4K/BS日テレ4K/BS-TBS4K/BSフジ4K/BS朝日4K/BSテレ東/4K

上記のチャンネルが基本となり、基本チャンネル視聴のみであればチューナー等周辺機器は不要です。

チャンネルを増やしたいという場合は、スカパーやWOWOWへの契約が別途必要となります。（スカパー等を利用する際は専用チューナーが必要となります。）

参考：https://flets.com/ftv/bs/

フレッツ・テレビとひかりTVはなにが違うの？

フレッツ・テレビとよく比較される存在の「ひかりTV」ですが、この2つのサービスはどう違うのでしょうか？

運営が違う

フレッツ・テレビとひかりTVはそもそも運営が異なります。
フレッツ・テレビは配信をオプティキャスト、通信をNTT東日本/西日本が担当しています。

フレッツ光のサービスページでひかりTVも紹介されていますが、ひかりTVはNTTぷららとアイキャストが運営しています。

視聴可能なチャンネルが違う

フレッツ・テレビはBS放送が充実しています。スポーツや映画、高画質放送がメインでこれまでBS放送を視聴していた方に向いています。

ひかりTVも専門チャンネルが視聴できますが、どちらかというと配信コンテンツに人気があります。
VODや、カラオケなど自分が楽しみたいコンテンツを選ぶ傾向が強いです。

必要な費用が違う

フレッツ・テレビとひかりTVでは接続方法が異なります。
フレッツ・テレビの基本プランではチューナーが不要で、回線終端装置からケーブルで直接テレビにつなげます。
テレビが複数ある場合や建物の構造によって金額は異なりますが、工事費が必要です。

ひかりTVはルーターとチューナー、チューナーとテレビを接続する簡単な作業なので工事費はかかりません。

解約金の有無

フレッツ・テレビは契約期間の縛りがないため、いつ辞めても月額使用料金以外はかかりません。

ひかりTVは2ねん割を適用していた場合に、2年以内に解約すると10,000円の違約金が発生します。

フレッツ・テレビがおすすめなのはこんな人

フレッツ・テレビはどのような人におすすめなのか？についてまとめました。
当てはまる方はフレッツ・テレビの申し込みページから対象エリアかご確認してみてください。

マンションにお住まいの場合は、光配線式かどうかもチェックしてください。その他の方式だと対応していない可能性があります。

BS放送をテレビでよく見る人

これまでBS/CS放送を見ていた方は、家にアンテナを設置しなければいけませんでした。
アンテナ方式だと、アンテナの向きや風の強さ、天候によって視聴状況が影響されていましたよね。
家の立地によっては、高圧線や高いビルがあると映像が受信できないなんてケースも…。

フレッツ・テレビはフレッツ光の回線で映像を受信するので立地や天候に関わらず、安定して見たいチャンネルがすぐ楽しめます。

パラボラアンテナ・UHTアンテナの設置も不要なので、工事費がかからないのもうれしいポイントです。
屋根やベランダもすっきりと保てるので外観も壊しませんし、台風が来るときも様子を気にする必要もありません。

画質にこだわりがある人

フレッツ・テレビで視聴ができる4K/8K放送は、4Kでフルハイビジョンの4倍、8Kでフルハイビジョンの16倍の超高解像度の映像が視聴できる規格です。
画質が良くなることで映像がよりきめ細やかに映り、躍動感のある映像はより臨場感や迫力が増して楽しめます。

4K/8K放送が始まった当初は、視聴可能なコンテンツ数も限られていましたが、徐々に色々なジャンルの映像が高画質で見られるようになってきました。

フレッツ・テレビとスカパーを申し込んで利用できるチャンネルだと、民法テレビ局のBS放送の他に、スポーツや映画の4Kチャンネルがあります。
なかなか現地に行く機会が少ない海外の試合でも、まるでその場に自分がいるかのような臨場感が味わえます。

また、ザ・シネマ4Kや日本映画・時代劇4Kなど、新旧の名作映画を高画質で視聴できる専門チャンネルもあります。
フレッツ・テレビがあれば普段の家も、たちまち映画館に早変わりしますよ。

感染症対策などで今後もライブやスポーツ観戦が難しいこともあり、4K/8Kの超高画質放送への需要が伸びつつあります。
「家にいながら安全にお出かけ気分を味わいたい」という時にも便利なサービスですね。

まとめ：フレッツ光のフレッツ・テレビとは？ひかりTVとの違いとは？

いかがだったでしょうか？フレッツ・テレビは、BS放送や4K以上の高画質放送が楽しめるサービスということでした。
光回線導入を予定していて、高画質な放送を安定して視聴したいという方におすすめです。

今回の記事をまとめますと、
・フレッツ・テレビとひかりTVは運営に違いがある
・フレッツ・テレビとひかりTVはチャンネルに違いがある
・フレッツ・テレビとひかりTVは費用に違いがある
・フレッツ・テレビは画質にこだわる人におすすめ
というのが今回のポイントでした。

同じフレッツ光の関連サービスであるひかりTVとはまた違った特徴があるので、自分のスタイルにあった方を選びましょう。