フレッツ光導入前に知っておくべきIPv6について!そもそもIPv6とは?

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「光回線を利用するために情報収集していてIPv6というのを目にするがどういう意味か分からない・・・」
「IPv6は最新の規格みたいだけどどのような仕組みになっているのかが分からない・・・」
このような方はいらっしゃいませんか?

フレッツ光の公式サイトや、プロバイダのサイトで導入の為に情報収集していると、「IPv6」というフレーズを目にすることがあると思います。
しかし、内容までは深く理解している方は少ないはず。

実はこのIPv6は、次世代の高速通信に必要な規格として現在普及が進められているのです。
今回は、
・IPv6の基礎知識について
・なぜIPv6が高速通信に役立つか
・IPv6が利用できるプロバイダ

についてご紹介していきます。

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IPv6は新しい通信方式に必要な規格

IPv6これからのインターネット通信を担う存在で、これまで主流だったのがIPv4という規格でした。

IPv4は(Internet Protocol version 4)の略で、インターネットプロトコルの第4版という意味です。
インターネットプロトコルの役割は、パケット(データ)の通信先を指定したり呼び出しをすることです。

電話も自分と相手の電話番号が分からないと通話できませんよね。
インターネット上の通信も電話の仕組みと似ている部分があり、インターネットプロトコルによって付与されたIPアドレスがないと通信ができないのです。

IPv6は事実上無限のIPアドレスが作成できる

IPv4は現在世界中で使われていますが、インターネット黎明期の1981年に開発されたプロトコルなので、ネットが爆発的に普及した現在の状況には合わなくなってしまいました。

IPv4は32bit、2の32乗で4,294,967,296通りのIPアドレスが作成できます。
しかし、すでにIPアドレスは枯渇しており、世界中で多くの人が何個も通信デバイスを持つ昨今の環境には、そぐわない規格なのです。

また、IPv4が対応しているPPPoE通信も古い通信方法を応用したものなので、アクセスが混雑したり、大きなデータを利用する時にネットが遅くなってしまうことも…。

そんな状況を打開すべく、現在普及が進められているのがIPv6です。
IPv6は128bitでIPアドレスが作られます。2の128乗でおよそ340澗(かん)通りという事実上無限に近いパターンができるので、世界中の人がネットを使っても余裕があります。

IPv6はIPoE接続をするのにマスト

IPv6は次世代通信方式のIPoEに対応しています。
IPoE方式は、網終端装置を経由して通信するPPPoE方式とは異なり、インターネットに直接接続する通信方法です。

通信時に経由するものがないので、通信速度も速く混み合う時間帯でも快適に接続できるのが魅力です。
IPv4はIPoE方式には対応していないため、この通信方法を利用するためにはIPv6に対応しているプロバイダと契約する必要があります。

IPv6とIPv4を繋ぐv6プラスって?

IPv6が高速インターネットに対応しているなら、全部IPv6に変えてしまえばいいのに…と感じますが、これらの技術はまだ普及段階です。
IPv6/IPoEに対応していないサイトやオンラインサービスも多く、この通信方法はIPv4/PPPoEと互換性がないため、完全に切り替えると日常でネットを使う時に不便さを感じることも。

これを解決するのがv6プラス通信で、対応ルーターを使えばIPv6/IPoEを介してIPv4/PPPoE接続ができるので、様々なコンテンツをこれまで通り楽しみつつ、高速通信が利用できるようになります。

IPv6が利用できる主要サービス

IPv6を用いた通信が利用できるサービスは、増えてきています。
ここでは、主要な回線業者とフレッツ光のプロバイダについてご紹介いたします。

フレッツ光

フレッツ光は回線事業者なので、一緒に契約するプロバイダによって対応している通信規格が異なります。
以下の通りフレッツ光にはIPv6・IPoE通信に対応しているプロバイダがたくさんあるので、プロバイダの特徴も合わせてご紹介していきます。
下記はそれぞれ、IPv6・IPoE対応プランです。

プロバイダ料金 特徴
@nifty 1,000円~(戸建て)
950円(マンション)
セキュリティオプションが充実
DTI 951円(戸建て)
680円~(マンション)
リモートサポートが無料
Yahoo! BB 1,200円~(戸建て)
950円~(マンション)
プレミアムプラン契約でYahoo関連サービスの特典利用可能
ぷらら プロバイダ料金:1,000円(戸建て)
600円~(マンション)
ぷららのオプションクーポンと映像配信が利用可能

また、この他にもIPv6に対応しているプロバイダは数多くあります。
大手プロバイダ以外にも地域密着型サービスもあるので、フレッツ光公式サイトなどからご確認ください。

ドコモ光

ドコモ光は、フレッツ光の回線を利用した光コラボサービスです。
手続きがしやすいのと、ドコモのスマホとセット割引が利用できるのが特徴です。
戸建て向け、マンション向けの両プランでIPv6/IPoEに対応しています。
月額料金は、
・戸建てプラン:5,200円(1ギガタイプA)
・マンションプラン:4,000円(1ギガタイプA)
となっています。

ドコモのスマホを使っている方から、人気が高いサービスとなっています。

ソフトバンク光

ソフトバンク光も、ドコモ光と同様光コラボレーションの1つでソフトバンクとのセット割が利用できます。
・戸建てプラン:4,700円~(1ギガ)
・マンションプラン:3,800円(1ギガ)
月額料金は上記の通りなのですが、戸建てプランをご利用の場合は、契約年数やプランによって料金に差がでます。
初めてご利用する場合は少し分かりにくいかもしれないので、電話などで相談しながら決めるとよいかもしれません。

So-net光プラス

So-net光もフレッツ光回線を使った光コラボですが、月額料金が抑えられる点が人気です。
プランごとの料金は、
・戸建てプラン:2,980円~5,580円
・マンションプラン:1,980円~4,480円
となっています。
特典の利用や契約期間によって月額料金が変化しますので、契約時に自分が利用できる特典内容とルールについてご確認ください。

@nifty光

光コラボの@nifty光は、特典が充実しています。
通常、ネット回線のキャッシュバック特典はオンライン申し込みの限定サービスであることが多いのですが、@nifty光では電話申し込みでもキャッシュバックが受け取れます。

ただ、条件となる契約期間が3年と比較的長めなので、ある程度継続して利用できる人に向いているかもしれません。

光回線の月額料金は、
・戸建てプラン:4,600円~5,200円
・マンションプラン:3,480円~3,980円

と割引の有無や期間によって変わります。
※上記は2020年7月9日現在の税抜き表示となります。

まとめ:フレッツ光導入前に知っておくべきIPv6について!そもそもIPv6とは?

いかがだったでしょうか?今までIPv6について知らなかった方も、なんとなく理解ができたのではないでしょうか。

フレッツ光のプロバイダが普及を進めているIPv6は、
・IPv6は次世代高速通信IPoEに対応したプロトコル
・v6プラスルーターを使うとIPv4/PPPoE方式対応のコンテンツも利用可能
・IPv6はプロバイダの機能なので、プロバイダ選びが重要

だということが分かりましたね。

仕事でネットを使う業種も多いため、サクサク快適なインターネットで効率的に仕事をするのであれば、IPv6にも対応しているものを選ぶとよいでしょう。

また、IPv6にあわせて回線スピードが速いものを組み合わせて、ストレスなくインターネットを活用しましょう。

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