無線LANをオフィスに導入する際に知っておきたい注意点について

最終更新日:

「自分のオフィスでも無線LANを利用したい・・・」
「無線LANを導入したいけど分からないことが多い・・・」

無線LANを導入したいものの、それらについての知識が少ない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、「無線LANとは何か」「無線LANを導入するときに注意すべきポイント」をご紹介します。

電話番号の新規取得・インターネット契約ならこちら電話番号の新規取得・インターネット契約ならこちら

LANとは

無線LANの「LAN」とは、「Local Area Network」の略。
同一の敷地、または建物内(Local Area)に構築されたネットワークのことです。

LANは端末同士を接続し、ネットワークを構築できます。
この装置を使うことで、あらゆるデバイスを使ってインターネットに接続することができます。

無線LANとは

無線LANは、ネットワーク端末同士を有線ではなく無線で繋ぐLANの総称です。
配線の代わりに電波を使用し、デバイス間を繋いでいます。

無線LANの世界的標準規格は「IEEE 802.11」で、1997年に採用されました。
その後あらゆる改良を経て世界にWi-Fiが広まっていき、無線LAN=Wi-Fiという認識が浸透したのです。

参考:
https://www2.elecom.co.jp/network/wireless-lan/column/wifi_column/00081/
https://www2.elecom.co.jp/network/wireless-lan/column/wifi_column/vol03/

無線LANや無線Wi-Fiのメリット・デメリット

無線LANや無線Wi-Fiを導入する前に、メリット・デメリットを確認しておくべきです。
まずは3点のメリットから見ていきましょう。

配線やケーブルが必要ないため、使う場所を選ばない

無線LANは配線やケーブルを使わず、電波を使用します。
つまり、電波が届く範囲であればどこでもインターネットにつながるのです。

また、無線LANを導入すれば、フリーアドレスのオフィス環境構築が可能です。
さらに、社員同士のコミュニケーションがオンライン上で活発になる事が期待できます。

PCだけでなく、スマートフォンやタブレットなどにも接続可能

無線LANは、スマートフォンやタブレットにもつなげられます。
そして、通信機能があればスマートフォンやタブレットでなくても接続が可能です。

また、ルーターに対応している機種であれば、複数の通信ができます。
社内で管理しているデータにアクセスする際に、複数の通信ができるため、業務スピードの向上や、効率化に期待できます。

モバイル機器でも大容量通信が可能

無線LANがあれば、モバイル機器でもスピーディーな大容量通信が実現します。

例えば携帯電話の場合、高速で大容量のデータ通信をおこなう為には、その分の容量が必要です。
しかし、無線LANのルーターがあれば通信速度が低下するのを防げます。
容量の重いデータを添付してメールを送るときにも、効果を発揮します。

つづいて、無線LANのデメリット3つを見ていきます。

場所によって電波の届かないところがある

無線LANは、有線LANと比較した場合には電波の安定状況がよくありません。
障害物の有無によって、電波が微弱になりやすいのがデメリットのひとつです。

障害物によって、通信速度が遅くなったり不安定になったりする場合には、中継器を配置したり、その場所を調整することです。

セキュリティに不備・不安がある

無線LANは有線LANに比べ、セキュリティ面がやや不安です。
実際にLANの悪用や、勝手に使用されるなどのトラブル事例があります。

それだけではありません。情報の管理が行き届いていないと、PCなどがハッキングされてデータが漏洩することも。

ですから、万が一に備えて対策を行う必要があります。

参考:https://www.ntt.com/bizon/cloud-wifi.html

トラブル発生時の対応が必要

例えば「ネットワークにつながらない」「速度が遅い」など、これらを解決するためにはITの知識が不可欠です。

社内にネットワークに強い社員がいなければ、トラブル回避のオプションサービスなどに契約し、費用がかさんでしまう事が考えられます。

無線LANをオフィスに導入する際の注意点

オフィスに無線LANを導入する際に、注意すべきポイントがあります。

ひとつは、無線LANの種類を調べておくこと。
大きく分けて「家庭用」と「法人用」の2種類があります。
もっとも大きな違いは、推奨同時接続数です。

家庭用の無線ルーターが3〜10台に対し、法人向けは10〜20台。多いものでは50〜100台。そして、性能の違いによって価格にも大きな差がでてきます。

家庭用のルーターが~1万円程で、法人向けのルーターはおおよそ3万円〜と高額です。
ただ、法人だからといって必ずしも「法人向けルーター」を購入する必要はありません。

接続台数が少ない会社で、インターネット環境を整えられれば良いという条件であれば、家庭用でまかなえます。

まとめ:無線LANをオフィスに導入する際に知っておきたい注意点について

いかがでしたか?今回は、無線LANをオフィスに導入する際の注意点について解説しました。

無線LANを会社で使用する場合、家庭用を選ぶべきか法人用を選ぶべきかをしっかり考えましょう。さらにメリット・デメリットにも目を通した上で決定することをおすすめします。

この記事は執筆された時点での情報を元に記載されております。文書・写真・イラスト・リンク等の情報については、慎重に管理しておりますが、閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。運営や方針の詳細はコンテンツポリシーを参照ください。
記載内容や権利(写真・イラスト)に関するお問合せ等はこちら

\ SNSでシェア /

電話番号の新規取得・インターネット契約ならこちら