ADSLの終了後もインターネットを使用続けるために必要な光回線などのインターネットサービスへの乗り換えに際して、月額利用料金が上がることを懸念して「ギリギリまで他のインターネット回線に乗り換えずに ADSL回線を使用したい」と考えている方も存在するためです。
しかし、確かにADSLがいつまで利用できるのかを知っておくのは大事ですが、ADSL回線をギリギリまで使用するのはおすすめできません。
いつまでも使用し続けると、光回線に乗り換えた際にインターネットが利用できない期間ができてしまうなどのデメリットがあるため、早い段階でADSL回線から他のインターネットサービスへ乗り換えておくことが必要です。
そこで、今回は「いつまでにADSLが使用できるのか」や「いつまでにADSLから乗り換えた方がいいのか」、「おすすめの乗り換え先」について詳しく解説していきます。
ADSLから他のインターネット回線への乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ADSLとは?
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者線)とは、一般家庭の固定電話回線を利用した高速な電子データを配信する技術・サービスのことです。割賦料金が安く、通常料金もリーズナブルなため、日本では2000年代前半に急速に普及が進みました。また、電話ケーブルを利用することで、より広いエリアでのサービス提供が可能となり、日本全国どこでも基本的に利用できるようになりました。
ADSLはいつまで利用できる?
NTT東日本・西日本(フレッツADSL)やソフトバンク(Yahoo!BB ADSL)が提供しているADSL回線は、サービスの提供終了が公表されていますが、現在ADSL回線を利用している方の中には、いつADSLが終了するのか知らないという方も少なくありません。
しかし、現在ADSL回線を利用している方でインターネットの使用を続けたいという方は、サービスの提供が終了するまでに他のインターネットサービスに乗り換える必要があり、いつまでADSLを利用できるのか把握しておく必要があります。
そこで、ここでは、NTT東日本・西日本(フレッツADSL)とソフトバンク(Yahoo!BB ADSL)が提供しているADSL回線がいつ終了するのかについて解説していきます。
現在ADSL回線を利用している方は、以下で解説する内容を理解しておくようにしてください。
NTT東日本・西日本(フレッツADSL)はいつまで利用できる?
NTT東日本・西日本(フレッツADSL)が提供しているADSL回線は、「2023年1月31日」をもってサービスの提供が終了します。
ただし、2022年2月1日~2023年1月31日の間に「フレッツ光」が新たにご利用可能となる住所で「フレッツADSL」を利用している方には、移行準備の時間を十分に確保できるように猶予期間が設けられており、その場合のサービスの提供終了日時は「2025年1月31日」です。
とはいえ、現状でもフレッツ光は日本全国に対応しており、ほとんどのエリアで提供されているため、フレッツ光が利用できないエリアはわずかしかありません。
したがって、ほとんどのエリアでは「2023年1月31日」を持ってサービスの提供が終了します。
なお、サービスの終了が決定しているため、当然ですがNTT東日本・西日本(フレッツADSL)の新規受付は行なっていないので覚えておきましょう。
ソフトバンク(Yahoo!BB ADSL)はいつまで利用できる?
ソフトバンクが提供しているADSLサービス「Yahoo!BB ADSL」は、提供終了日として定めている2024年3月31日までサービスを利用できます。
ただし、ソフトバンクはすでに設備の状況を考慮して2020年3月から順次サービスの提供終了を進めているため注意が必要です。
ソフトバンクが提供する「Yahoo!BB ADSL」を使用している場合は、サービスの終了予定日である「2024年3月31日」よりも前にADSL回線の提供が終了する可能性があります。
仮に自身が住んでいるエリアがADSL回線の提供を早期に終了する対象になった場合、早めにADSL回線から他のインターネットサービスへ乗り換えておかなければ、インターネットを使用できない期間ができてしまいかねません。
このため、今の時期から他のインターネットサービスへの乗り換えを検討しておくようにしましょう。
なお、ソフトバンク(Yahoo!BB ADSL)もNTT東日本・西日本(フレッツADSL)と同様にサービスの終了が決定しているので、当然ですが新規受付は行なっていません。
ADSLをいつまでも乗り換えずギリギリまで使用する問題点
ADSLをいつまでも乗り換えずにサービスが終了するギリギリまで使用し続けると、「インターネットが利用できない空白期間」ができてしまう可能性があります。
乗り換えるインターネットサービスによっては、すぐに利用できないためです。
例えば、光回線を新しく導入することにした場合、申し込みから導入してインターネットが利用できるまで2週間〜1ヶ月程度の期間がかかってしまいます。
しかも、ADSLをギリギリまで使用していてADSLが終了する直前で光回線への切り替えを申し込むと、申し込みが殺到して工事までの期間が通常より長くなる可能性も高いです。
インターネットが利用できず生活や仕事に支障が出るといった事態に陥らないためにも、ADSLが終了するギリギリまで使用を続けるのは避けましょう。
いつまでもADSLを利用せずに他の乗り換え先に早く移行するメリット
ADSLから光回線などの他のインターネットサービスへ早期に乗り換えることで得られるメリットは複数あります。
いち早く移行することで得られる具体的なメリットは、以下の4つです。
・要望した日に合わせてインターネット開通ができる
・時間をかけて乗り換え先を選ぶことができる
・ADSLが突然使用できなくなる危険を回避できる
・インターネットと固定電話を利用している場合は光回線にしても料金があまり変わらない
上記のメリットについて詳しく解説していくので、他のインターネットサービスへの早期の移行を検討してみてください。
いつまでもADSLを利用せずに他の乗り換え先に早く移行するメリット①要望した日に合わせてインターネット開通ができる
ADSLから早期に他のインターネットサービスへ乗り換えれば、ギリギリに乗り換えた場合と比べて、希望した日に開通しやすくなります。
前述したように、ADSL の終了間際は乗り換えの需要が混み合うことが予測され、希望した日の開通は困難を極めるためです。
最悪の場合、インターネットが利用できない期間ができる可能性もあるため、できるだけ早いタイミングでADSLから光回線などの他のインターネットサービスへ乗り換えるようにしてください。
ちなみに、ADSLを終了して他のインターネットサービスに乗り換える際には、インターネットの開通日が確定してからADSL解約の手続きを始めることをおすすめします。
仮に他のインターネットを申し込む前にADSLを解約する手続きを始めてしまうと、インターネットが開通する前にADSLが使用できなくなってしまい、インターネットが使用できない期間ができてしまう可能性があるため注意が必要です。
いつまでもADSLを利用せずに他の乗り換え先に早く移行するメリット②時間をかけて乗り換え先を選ぶことができる
ADSLの乗り換え先であるインターネットサービスには、「光回線・モバイルルーター・ホームルーター・ケーブルテレビを利用するCATV」などのさまざまな種類があります。
しかも、光回線・モバイルルーター・ホームルーター問わず、サービスを提供している事業者も複数社あり、事業者によって特徴もさまざまです。
したがって、自身に最適なサービスや事業者を選ぶためには、時間をかけてじっくりとメリット・デメリットを比較検討する必要があります。
仮に時間がないことを理由に、適当に乗り換えるインターネットサービスや事業者を選んでしまうと、通信速度が遅いや料金が高いなどの不満を感じる事態になりかねません。
再度乗り換えれば良いと考える方もいますが、光回線やモバイルルーターなどのインターネットサービスは2年契約というように契約期間が設定されており、中途解約をすると違約金を支払う必要があるサービスも多いです。
不満を感じたり無駄な違約金を支払わないためにも、早期にADSLからの乗り換えを検討するようにしましょう。
いつまでもADSLを利用せずに他の乗り換え先に早く移行するメリット③ADSLが突然使用できなくなる危険を回避できる
ADSL機器が壊れてしまうとインターネットが使用できなくなる可能性があるため、それを回避するためにも早期にADSLから他のインターネットサービスに乗り換えることをおすすめします。
すでに終了が決定しており新規の受付も終了しているADSLは、機器の生産も終了しているためです。
そのため、業者が持っている在庫がなくなってしまうと、新しい機器が届かずに修理が終わるまでインターネットが利用できなくなる可能性があります。
それどころか、最悪のケースでは新しい機器との交換ができず、そのままインターネットが利用できない事態に陥る可能性がないとも言えません。
流石に、NTT東日本・西日本(フレッツADSL)やソフトバンク(Yahoo!BB ADSL)もそのようなリスクは把握しているため、そういった事態が起きる可能性は高くありませんが、しばらくの間インターネットが利用できないという事態は十分に起こり得ます。
しばらくの間とはいえインターネットが利用できなくなるリスクを回避するためにも、可能な限り早くADSLから他のインターネットサービスへの乗り換えを検討するようにしてください。
いつまでもADSLを利用せずに他の乗り換え先に早く移行するメリット④インターネットと固定電話を利用している場合は光回線にしても料金があまり変わらない
ADSLと光回線のインターネットの使用料と固定電話料金の相場は、以下の通りです。
回線の種類 | インターネット使用料 | 固定電話料金 |
ADSL | 月額2,000〜5,000円程度 | 月額1,500円 |
光回線 | 月額3,000〜7,000円程度 | 月額500円 |
上記のように、ADSLより光回線の方が、固定電話の使用料が1,000円安くなります。
しかも、ADSLの通話料は距離に応じて高くなりますが、光回線の通話料金は全国一律です。
また、光コラボの申し込みをすると、携帯の利用料金が安くなるキャンペーンなども実施しているため、1ヶ月あたりの通信料を安く抑えることもできます。
このように、事業者やキャンペーンによっては、ADSLよりも光回線をお得に利用できるケースもあるため、固定電話を利用している方は早期に乗り換えを検討するようにしましょう。
光回線のメリット
光回線にはADSLや他のインターネットサービスにはない多数のメリットがあるため、光回線はADSLから乗り換える際に最もおすすめしたいインターネットサービスになります。
乗り換え先に光回線を選択する主なメリットは、以下の通りです。
・最も通信速度が高速で安定している回線である
・通信費を抑えることができる
・乗り換えるための費用負担を抑えられる
・通信制限がない
・ひかり電話を利用できる
上記のメリットをそれぞれ解説していくので、内容をよく理解するようにしましょう。
最も通信速度が高速で安定している回線である
光回線はADSLやモバイルルータなどの他のインターネットサービスよりも通信速度が安定しており快適にインターネットを利用できます。
まずは、下記の「ADSL回線・光回線・モバイルルーター・ホームルーター」の「最大通信速度の上り・下り」を表にまとめたものをご覧ください。
上り | 下り | |
ADSL | 5Mbps | 50Mbps |
モバイルルーター | 50Mbps〜183Mbps | 150Mbps〜2.7Gbps |
ホームルーター | 183Mbps〜218Mbps | 418Mbps〜4.2Gbps |
光回線 | 1Gbps〜10Gbps | 1Gbps〜10Gbps |
上記の速度は事業者や料金プランによっても異なりますが、最大通信速度は光回線が「10Gbps」と最も早いです。
したがって、データの通信量が多いWeb会議やオンラインゲームなどを頻繁に利用する方には、光回線が向いています。
なお、インターネットのコンテンツを快適に楽しむために必要な通信速度の目安は、以下の通りです。
【上り速度】
コンテンツ | 速度の実測値の目安 |
メール・LINE送信 | 1Mbps |
写真投稿・テレビ電話 | 3Mbps |
動画投稿・データファイルの共有 | 10Mbps |
【下り速度】 style=”background-color: rgb(255, 255, 255);”>
上記の必要通信速度を、インターネット回線を選ぶ際の参考にしてみてください。
通信費を抑えることができる
光回線には、対象の携帯電話キャリアを使用している方を対象に、セット割引が受けられるサービスが増えています。
例えば、SoftBankユーザーがソフトバンク光と契約すると「月額利用料金が最大1,100円(税込)割引」できるセット割を利用することが可能です。
しかも、ソフトバンクのセット割が有効なのは契約者だけではありません。
契約者以外にもソフトバンクを利用している家族なら利用できます。
このように、自身だけでなく家族のスマホにかかる月額の利用料金を抑えることができるのは、非常に嬉しいポイントです。
乗り換えるための費用負担を抑えられる
ADSLから光回線へ乗り換えるために必要な工事費を懸念する方は少なくありません。
しかし、キャンペーンを実施している事業者と契約すれば割引やキャッシュバックが利用できるため、実質的な負担額を「0円」にできる可能性があります。
例えば、ドコモ光なら「工事費完全無料のキャンペーン」を行なっており、契約することで「2〜4万円程度」かかる工事費を0円にすることが可能です。
ADSLから光回線に乗り換える際の懸念事項である工事費などの費用負担を抑えられることは、光回線の大きなメリットの一つと言えます。
通信制限がないためいくらでも使用できる
光回線には、スマホのように「一定の期間内にデータ通信容量を超えた際に、通信速度の制限がかけられてしまう」通信制限がありません。
このため、光回線はデータ使用容量を気にすることなく、いくらでもインターネットを利用することが可能です。
一方で、ポケットWi-Fiやホームルーターは通信制限があり、決められたデータ使用量を超えてしまうと通信速度が低速に制限されてしまいます。
この際の通信制限がかけられる主な原因は以下2点です。
・毎月のデータ通信量の上限を超えた
・短期間で集中して通信した
例えば、1ヶ月あたりのデータ使用量が「7GB」の場合、7GBを超えると速度制限かかり、動画視聴ができなくなるほどの速度制限がかかってしまいます。
したがって、毎日インターネットで動画視聴する方や仕事でインターネットを利用する方のADSLからの乗り換え先は光回線がおすすめです。
ひかり電話を利用できる
光回線は他の乗り換え先であるポケットWi-Fiやモバイルルーターと違って、ADSLと同様に固定電話を利用することができます。
光ファイバーを利用した固定電話サービス「光電話」を提供しているためです。
具体的には、インターネット回線と固定電話の利用がセットなっている料金プランを契約することで、ADSLを契約していたときと同様に固定電話が利用できます。
しかも、どの事業者も光電話の利用料金をADSLより安い料金に設定しており、距離による通話料金の割増もないため、ADSLよりもお得に固定電話を利用することが可能です。
ADSL回線と合わせて固定電話を利用している方は、光回線の利用を検討してみてください。
光回線に乗り換える手順
ADSLから光回線に乗り換える際に必要な、ADSLの解約から光回線契約までの流れを以下にまとめました。
1. 光回線に申し込む
2. ADSLの解約を電話かネットで申し込む
3. レンタル機器を返却する
4. 光回線の開通工事を行う
5. 光回線設備を設置する
6. 初期設定をして利用を開始する
上記の手順を参考に乗り換えの手続きをするようにしてください。
なお、ADSLを解約しては光回線へ乗り換える際は、先に光回線の申し込みをして、インターネットの開通日を確定させておくことをおすすめします。
ADSLが使用できなくなる日までにインターネットが開通できないと、インターネットが利用できない期間ができてしまうので注意しましょう。
いつまでもADSLを利用せずに光回線に乗り換えるための5つのポイント
ADSLから光回線に乗り換える際に以下の5つのポイントを押さえておくことが重要です。
・固定電話の番号は継続して利用できる
・キャンペーン利用する場合は条件をよく確認しておく
・マンションなどの集合住宅で利用する場合は配線方式を確認する
・IPv6を導入しているのかを確認する
・Wi-Fiルーターの貸し出しがあるかを確認する
上記のポイントについて詳しく解説するので、ADSLから光回線に乗り換える際の参考にしてみてください。
固定電話の番号は継続して利用できる
ADSLで使用していた固定電話の番号が電話加入権によって割り振られた電話番号である場合、光回線に移行してもそのまま継続して利用できます。
ただし、使用している電話番号がADSL回線契約で割り振られたものの場合、ADSLの解約と同時に使用できなくなるため注意が必要です。
とはいえ、固定電話を利用している方の多くが電話加入権によって割り振られた電話番号であるため、電話番号をそのまま使用できる可能性は高いので安心してください。
キャンペーン利用する場合は条件をよく確認しておく
ADSLからキャンペーンを利用して光回線に乗り換える際は、利用条件をよく確認するようにしましょう。
キャンペーンによっては、契約するだけでは特典がもらうことができない可能性があるためです。
特に、キャッシュバックキャンペーンは開通してから入金があるまで時間がかかるケースも多いため、キャンペーンに関する注意点も理解しておかなくてはいけません。
したがって、キャンペーンを利用する際はしっかりと条件を確認しておくようにしましょう。
マンションなどの集合住宅で利用する場合は配線方式を確認する
マンションなどの集合住宅に住んでいる方は、光回線の配線方式を確認しておきましょう。
配線方式によっては光回線のポテンシャルを十分に発揮できずに通信速度が遅くなってしまうためです。
ちなみに、光回線の配線方式には以下の3つの種類があります。
配線方式 | 最大通信速度 | 確認方法 |
光配線方式 | 1Gbps | コンセント(プラグの差し込み口)の横に「光・光コンセントSC」の表記がある |
VSDL方式 | 100Mbps | コンセントに「TEL・NTT」の表記がある |
LAN配線方式 | 100Mbps | コンセントに「LAN・CAT5e・CAT6」の表記がある |
光配線方式以外の方式が採用されている場合は、最大通信速度が「100Mbps」しか出ない可能性があります。
その場合には、ホームルーターの方が通信速度が安定する可能性があり、必ずしも光回線が最適だとは限りません。
したがって、マンションやアパートなどの集合住宅の方は、光回線を利用する前に配線方式を確認するようにしてください。
IPv6を導入しているのかを確認する
光回線のサービスを選ぶ際は、IPv6の接続方式を導入しているサービスを選ぶことをおすすめします。
従来のIPv4は回線の使用者が多いと、回線が混雑し通信速度が遅くなってしまうためです。
その点、IPv6を導入している回線なら混雑を緩和することができ、通信速度が安定しやすいメリットがあります。
そのため、光回線をより安定した速度で利用したい方は、IPv6を導入している光回線を選ぶようにしてください。
なお、事業者によってはオプションサービスによってIPv6に切り替えることができるものもあります。
Wi-Fiルーターの貸し出しがあるかを確認する
ADSLから光回線に切り替える際にインターネットが利用できない空白期間ができる場合、Wi-Fiルーターを貸し出してくれる事業者も存在します。
仮にインターネットが利用できない期間があったとしても、サービスを利用することができればインターネットが利用できるため乗り越えることが可能です。
ただし、事業者によってはインターネットが開通するまでの「期間無料でWi-Fiを貸し出すサービス」を提供していないケースもあるため、しっかりと確認を取るようにしましょう。
光回線なら光コラボがおすすめ!
光コラボとは、NTTフレッツが使用している光回線をプロバイダや携帯キャリアの事業者が借り受けて展開している光回線のサービスです。
月額料金が他の光サービスよりも安くなるうえに、さまざまな特典を受けられるといったメリットがあります。
数ある光コラボの事業者の中でも特におすすめの3社を以下の一覧表にまとめたので、確認してみてください。
ソフトバンク光 | ドコモ光 | ビッグローブ光 | |
適しているスマホキャリア | ・ソフトバンク ・ワイモバイル |
・ドコモ | ・au ・UQモバイル |
料金 | 戸建て:5,720円 集合住宅:4,180円 |
戸建て:5,720円〜 集合住宅:4,400円〜 |
戸建て:5,478円 集合住宅:4,378円 |
最大通信速度 | 1Gbps〜10Gbps ※プランによって異なる |
1Gbps〜10Gbps ※プランによって異なる |
1Gbps |
開通までの期間 | 最短2週間 | 2週間程度 | 10日〜2ヶ月程度 |
その他 | ・セット割 | ・セット割 ・2年定期契約更新のたびにdポイント3,000ptプレゼント |
・セット割 |
※上記は全て税込価格です。
※上記の料金・情報は、2022年8月29日時点の内容です。
上記の3社について詳しく解説していきます。
光コラボの事業者を選ぶ際の参考にしてみてください。
おすすめの回線①ドコモ光
ドコモ光は、大手携帯電話のキャリアの「DoCoMo」が提供している光コラボです。
以下のメリット・デメリットがあるので、携帯電話でドコモを利用されている方は確認しておきましょう。
【メリット】
・ドコモユーザー向けに「スマホの月額料金が最大1,100円割引(税込)になるセット割」を用意されている
・「離れて暮らしている家族や同居する家族のスマホ料金を抑えられるサービス」を提供している
・「工事費完全無料のキャンペーン」を実施している
【デメリット】
・解約違約金が高い
・ahamoだとセット割が適用できない
上記の通り、ahamoは対象外になるので注意してください。
おすすめの回線②ソフトバンク光
ソフトバンク光は、大手携帯電話キャリアのソフトバンクが提供している光コラボです。
以下のメリット・デメリットがあるので、携帯電話でソフトバンクやワイモバイルを利用している方は確認しておきましょう。【メリット】
・「おうち割光セット・おうち割光セット(A)」サービスを利用することで「月額利用料金が最大1,100円(税込)」が割引される
・契約者の家族や同居せずに離れて暮らしている家族も割引の対象になる
・開通まで無料Wi-Fiレンタルができる
【デメリット】
・キャッシュバックキャンペーンの中には、オプション加入が条件になっているケースがある
・ソフトバンク光でWi-Fi接続を使うにはオプション加入が必要
上記のとおり、キャンペーンを利用するのにオプションが必須になっているケースが多いため、注意してください。
おすすめの回線③ビッグローブ光
ビックローブ光は、大手プロバイダであるBIGLOBE(ビッグローブ)が提供している光コラボです。
以下のメリット・デメリットがあるので、携帯電話でauやUQモバイルを利用している方は確認しておきましょう。
【メリット】
・auのスマホの月額料金から最大1,100円(税込)割引できる
・UQモバイルの月額料金を最大858円(税込)割引できる
・無線LANルーターのレンタル料を1年間無料にできる
・工事費用を実質無料にできる
【デメリット】
・プロバイダを選ぶことができない
・契約期間を2年にすると特典がつかないことがある
上記のとおり、契約期間によっては特典がつかないことがあるので注意が必要です。
光コラボで迷ったら専門窓口に相談するのがおすすめ
ADSL回線から光回線に乗り換える際の手続きは複雑なことも多く、疑問や不安を持つ方も少なくありません。
また、乗り換え先を自身で選びきれないという方も多いです。
そういった方は、専門窓口に相談することをおすすめします。
専門窓口に相談することで、あなたに最適な光回線やなどをアドバイスしてくれるため、疑問や不安を解決してくれるはずです。
まとめ:いつまでもADSLを利用せずに光回線に乗り換えよう
ADSLをギリギリまで使用し続けるのはおすすめできません。
インターネットが利用できない期間ができる可能性があるなどのデメリットが存在するためです。
しかし、ADSLから他のインターネットサービスに乗り換えるにしてもさまざまな種類があり、さらにそれぞれを提供する事業者も数多いため、「どの事業者が提供しているどのサービスに乗り換えたらいいのか」と悩む方も少なくありません。
そこで、この記事では通信速度が安定しているなどの多数のメリットがある光回線をおすすめしたうえで、おすすめの3つの光コラボについて紹介してきました。
ADSLから乗り換えインターネットサービスまたは提供している事業者に悩んだなら、この記事を参考にしてみてください。
なお、下記の「光回線に関するサポート窓口」では、「ADSLから光回線への乗り換えに関するサポート」を行なっています。
光回線に乗り換える手続きの相談だけでなく、あなたに最適な光回線の事業者についてのアドバイスをしてもらうことも可能です。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。