引っ越し業者の予約は何日前がいい?見積もり時に必要な情報も解説
「引っ越し業者に予約をするのは何日前がいい?」
「見積もりを依頼する場合、どんな情報が必要?」
「引っ越しまでに日にちがない場合にやるべきことを知りたい」
引っ越しに関して、上記のような悩みや疑問を抱く方は少なくありません。
本記事では、引っ越し業者に何日前までに予約すべきかを詳しく解説するとともに、見積もりを依頼する際に必要な情報を紹介します。
引っ越しに伴うライフラインの手続きについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
なお、忙しくてライフラインの手続きが面倒な方には、代行サービスの利用がおすすめです。無料で電気・ガス・水道・インターネット回線の引っ越し手続きができる便利なサービスを、以下のリンクからチェックしてみてください。
引っ越し業者に何日前までに予約する?
通常期(5~11月)なら2週間〜1ヶ月前、繁忙期(3~4月)なら2〜3ヶ月前を目安に、引っ越し業者へ見積もりを依頼しましょう。特に繁忙期の場合は、できれば1~2ヶ月前までに引っ越しの予約をするのがおすすめです。
なお、見積もりには有効期限があり、期限が切れると見積書の内容は無効になります。有効期限は見積書で確認できるため、必ず見ておきましょう。
繁忙期以外でも以下の時期は引っ越し希望者が多く、予約が埋まりやすい傾向があります。
- 9月末~10月
- 初め夏休み
9月末~10月初めが混み合うのは、人事異動による転勤が増えることが理由です。混み合う時期は、引っ越し業者を決めたらなるべく早く予約を確定しましょう。
予約後にキャンセルする場合は、国土交通省が定める「標準引越運送約款」に基づいてキャンセル料が決まっています。
- 前々日(2日前)まで:見積もり金額の20%以内
- 前日:見積もり金額の30%以内
- 当日:見積もり金額の50%以内
引っ越し直前だと希望日が埋まっている可能性があるので、引っ越しが決まったら早めに予約をしたほうが賢明です。
引っ越し業者に見積もりを依頼する際に必要なもの
引っ越し業者に見積もりを依頼する際に必要なものは、以下のとおりです。
- 引っ越し予定日
- 転居先の住所
- 搬出・搬入経路や建物の条件
- 荷物の量と種類
それぞれ詳しく解説します。
1. 引っ越し予定日
引っ越し予定日はざっくり決まっている場合が多いでしょう。業者に伝える予定日は、厳密な日付でなくても構いません。
引っ越し時期によって、月初・月末・曜日などによって混雑している場合や料金が違う場合があります。第3候補位まで希望日を決めておくと良いでしょう。
2. 転居先の住所
引っ越し費用は移動距離によって変わります。転居先の住所によって見積もり金額が変わるため、明確になっていることが望ましいです。
転居先の物件がはっきり決まっていない場合は「東京都○○区」といったおおまかな住所でも見積もりは可能です。
なお、長距離の引っ越しになる場合は、荷物の搬入が翌日以降になることもあります。金額に影響する部分です。
3. 搬出・搬入経路や建物の条件
荷物を搬出・搬入する際、トラックから部屋までの経路は把握しておく必要があります。経路や建物の条件で料金が変わる可能性のあるポイントは、以下のとおりです。
- 戸建てかマンションか
- 建物の何階か
- エレベーターの有無
エレベーターの有無で引っ越し料金が変わるのは、以下の理由からです。
- 作業時間や必要な人員が増える
- 床や階段、手すりなどが傷つかないように養生する作業が増える
- 「運送業者貨物賠償責任保険」が通常よりも保険料が高くなることがある
ドアの幅や高さによって大型家具や家電の搬入経路が変わる場合があります。例えば大型冷蔵庫が搬入できないドアの場合、ベランダから入れるとなるとクレーンなどの追加料金が発生する可能性があります。
4. 荷物の量と種類
大きい家具や家電、衣装ケース、自転車などの幅や高さはあらかじめ測っておきましょう。業者から提供される段ボール箱は、だいたいタテ・ヨコ・奥行の3辺の合計が120〜140cmです。
必要な段ボール箱の目安は以下を参考にしてください。
- 単身の場合:10~15枚くらい
- 2人の場合:20~30枚くらい
- 3人の場合:30~50枚くらい
- 4人の場合:50~80枚くらい
荷物が多いとトラックの大きさが変わり、料金も高くなります。
また、解体・組み立てが必要な家具も把握しておくことが大切です。
引っ越しに伴うライフラインの手続きは何日前までがいい?
引っ越しに伴う手続きが必要になるライフラインは、以下の4つです。
- 電気
- ガス
- 水道
- インターネット回線
それぞれ見ていきましょう。
1. 電気
約1週間前までに使用停止の申し込みをしましょう。その際、電気の契約種別や、お客様番号が必要です。
お客様番号は検針票や領収書で確認できます。基本的に立ち会いは不要ですが、オートロックの物件や設備状況によっては立ち会いが必要です。
引っ越し当日は従来のブレーカー(アンペアブレーカー)の場合、ブレーカーを落として退去しましょう。スマートメーターの場合はブレーカーがありません。操作が必要かどうか分からない場合は、念のため契約先の電力会社に確認しましょう。
2. ガス
約1週間前までに使用停止の申し込みをしましょう。電気同様、お客様番号などの情報が必要です。
お客様番号は契約書類や検針票などで確認できますが、わからない場合は電話で問い合わせることもできます。基本的に停止(閉栓)時の立ち会いは必要ありません。
ただし、以下のケースでは立ち会いが必要なことがあります。
- ガスメーターがオートロック内や屋内にあり作業員が立ち入れない(ただし物件の管理会社によっては担当者が立ち会いをしてくれる場合は不要)
- ガス会社との契約時に保証金を払っていて返金がある(地域によって違うが、プロパンガスを利用している賃貸物件は契約時に保証金をガス会社に預けるのが一般的)
- ガス会社にガス機器の取り外しを依頼している
- 沖縄県
沖縄県は作業員によるガスメーター検針と最終月のガス料金の支払いをその場で行うこと(現場精算)が多いため、基本的に立ち会いが必要です。
3. 水道
水道はお住まいの自治体の水道局に連絡が必要です。自治体によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
使用停止の手続きに必要な情報は以下のとおりです。
- 契約者名
- 現住所
- お客様番号・給水番号(領収書などに記載)
使用停止の手続きは一般的に遅くても3~4日前、余裕をもってできれば1週間前までに行うのがおすすめです。
4. インターネット回線
引っ越しが決まったら、回線事業者へ早めに連絡しましょう。今使っている機器が引っ越し先で使えない場合や、引っ越し先で開通工事が必要な場合があります。
工事業者のスケジュール次第では、引っ越し当日からインターネットが利用できないこともあるので注意が必要です。
また、引っ越し先で別の回線に乗り換える場合も、早めに乗り換え手続きをしましょう。旧居で使っていたインターネット回線は、解約のタイミングによって解約違約金や開通工事費の残債一括支払いが発生することがあります。
なお、ライフラインの手続きは意外と時間がかかるため「まるっと!一括引越し窓口」の利用をおすすめします。ライフライン(電気・ガス・水道・インターネット回線)の引っ越し時の手続きを、電話一本で一括代行してくれる無料のサービスです。
引っ越しまでに日にちがない場合の解決策
引っ越しまでに日にちがない場合の解決策は以下のとおりです。
- 一括見積もりサービスを利用する
- ライフラインの手続きを代行会社に依頼する
- 荷造りを業者に依頼する
すべて確認し、スムーズな引っ越しにお役立てください。
1. 一括見積もりサービスを利用する
業者のスケジュールが空いていれば、前日でも見積もりはできます。しかし、直前でも対応してくれる業者を1件ずつ探すのは大変です。
一括見積もりサービスを利用すれば、引っ越し予定日に対応できる業者から連絡が来ます。おもに以下のようなサービスがあるので確認してみましょう。
- 引越し侍:依頼件数6,000万件以上の実績あり
- SUUMO引越し見積もり:5項目の入力で見積もりスタート
- LIFULL引越し:最短45秒で見積もりできる
その際、あまり日にちがなくても必ず相見積もり(複数業者の見積もり)をしましょう。相見積もりをしないと足元を見られて、高い料金を請求されかねません。
一括見積もりサービスなら厳選された複数(3~10社)の業者に一括で見積もり依頼できます。
ただし、正確な料金を提示していないケースが多いのが現状です。
高めに提示して値引きするか、低めに提示してオプションを追加して高くするケースもあります。実際に訪問見積もりになったとき、初めて正確な金額提示となるケースがほとんどです。
なお、大手の引っ越し業者では直前の予約にはほとんど対応していません。
2. ライフラインの手続きを代行会社に依頼する
電気・ガス・水道・インターネット回線といったライフラインの手続きは、停止と開始の連絡をするのが面倒で時間がかかります。引っ越し先によっては契約する会社が変わる場合もあるでしょう。
ライフラインの引っ越しも、無料で利用できるさまざまなサービスがあります。
その中でも「まるっと!一括引越し窓口」は、ライフラインの引っ越し時の手続き(退去時・入居時両方)を、電話一本で一括代行してくれるサービスです。無料で利用でき、引っ越し先で最適な会社を提案もしてもらえます。
3. 荷造りを業者に依頼する
引っ越し当日に荷造りが完了していないと、引っ越し作業自体が滞ります。さらに、積み残しや追加料金で予想外の出費になる可能性も高まります。
荷造りの時間が確保できないことが予想されるなら、荷造りを業者に依頼しましょう。
追加費用は発生しますが、自分がやる手間と時間を節約できます。精神的ストレスも少なくて済みますし、かえって追加料金を払うより安上がりです。
引っ越しに関するよくある質問
引っ越しに関するよくある質問をまとめました。
- 引っ越し業者にいつまでに連絡すればいい?
- 最短で引っ越しを申し込みたい場合は?
- 一人暮らしの引っ越しは何日前に依頼すべき?
それぞれに回答していきます。
引っ越し業者にいつまでに連絡すればいい?
通常期なら2週間~1ヶ月前、繁忙期なら2~3ヶ月前から見積もりを取り始めるのがおすすめです。特に繁忙期の場合は、遅くても1ヶ月前までを目安に引っ越し業者との契約を進めましょう。
最短で引っ越しを申し込みたい場合は?
転居先が決まっているなら、即日対応できる引っ越し業者もあります。一括見積もりサービスを利用すれば、スケジュールに空きがある業者から連絡が来るので利用してみましょう。
ただし、大手の引っ越し業者ではほとんど対応していません。
一人暮らしの引っ越しは何日前に依頼すべき?
一人暮らしでも1ヶ月くらい前から動き始めると安心です。
特に繁忙期(3~4月)や長期の連休、土曜・日曜、月末は引っ越し業者の予約が早めに埋まってしまいます。この時期に引っ越しを計画している場合は、1~1ヶ月半前に依頼するのがおすすめです。
荷造り自体は荷物が少なければ、2~3週間前でも間に合うでしょう。
ライフラインの手続きはプロにまるっとお任せ
引っ越しの見積もり依頼は通常期なら2週間~1ヶ月前、繁忙期なら2~3ヶ月前がおすすめです。見積書に記載の有効期限内に、なるべく早めに予約をしましょう。
見積もりを依頼する際には、引っ越し先の情報や荷物の種類・量を把握しておく必要があります。引っ越し料金は引っ越し日・移動距離・建物の状態(階数・エレベーターの有無など)・荷物の量や大きさによって異なるからです。
なお、引っ越し時に面倒なライフラインの手続きは、無料で電話一本で対応してもらえる「まるっと!一括引越し窓口」が便利です。
プロに任せればライフラインの料金を見直すこともできるので、忙しい方はぜひ利用を検討してみてください。
この記事は執筆された時点での情報を元に記載されております。文書・写真・イラスト・リンク等の情報については、慎重に管理しておりますが、閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。運営や方針の詳細はコンテンツポリシーを参照ください。
記載内容や権利(写真・イラスト)に関するお問合せ等はこちら
あなたにオススメ@>
引越し手続きに必要な電気・ガス・水道一括手続きができるサービスがある?
引っ越し時の電気を止めるタイミングとは?いつ連絡すればいい?
引越しに疲れたくない人必見!引越しを楽にする方法
引越しの時に必要な書類の手続きとは?手順マニュアル!
引越しをすると電話番号はどうなる?引越しの際の電話番号関係について!
引越し先へ郵便物を転送させる方法について徹底解説!
【引越しマニュアル】引越し希望者必見!引越しの大まかな流れを解説!
引越し時に活用できる電気・ガス・水道チェックリストを公開!
引越しに必要な面倒な手続きを一括にすることができるサービスとは?
引越しの際の水道使用中止と開始する手続きはどうすればいい?
引越し時の運転免許更新はどうすればいいの?
引越しに伴う各ライフラインへの電話方法を解説!