引越しで水道開始の連絡を忘れたらどうなる?対処法や注意点を解説
「新居で水道が出ない!」「引越しは明日なのに、水道手続きを忘れてしまった」と焦った経験はありませんか?
引越しに伴う水道手続きは、旧住所での利用停止手続きだけでなく、新住所での利用開始手続きが必要です。水を使おうと思って蛇口をひねり、手続きを忘れていることに気づく人も少なくありません。
そこで本記事では、水道開始の手続きを忘れた場合の対処法を詳しく解説します。手続きを行った後にやるべき対応や気になる疑問もお答えするので、ぜひ参考にしてください。
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引越しで水道開始の連絡を忘れたら水が使えない
水道の開始手続きをしないと、新居で水道が使えないことがほとんどです。まれに、水道の開始手続きをしなくても水が出る場合がありますが、料金の支払いなどが必要になるため、利用開始手続きを必ず行わなくてはなりません。
さらに、手続きをしていなくても、使った分の水道料金は発生しています。手続きなしで水を利用するとトラブルの原因となる可能性もあるため、必ず開始手続きを済ませてください。
なお、水道開始の連絡をしてから使えるようになるまでの日数は、最短で当日もしくは翌日以降です。手続き忘れに気づいたら、早急に業者へ連絡するようにしましょう。
引越しで水道開始の連絡を忘れた時の対処法
引越しで水道開始の連絡を忘れた時の対処法は、引越し当日か否かで大きく異なります。詳しく見ていきましょう。
【引越し当日】電話で急ぎの旨を伝える
引越しの当日に気づいた場合は、すぐに管轄の水道局に電話で連絡しましょう。場合によっては当日開栓してもらえるため、水が出ない時間を数時間程度に抑えられます。
水道手続きはアプリやインターネットでもできることが多いですが、急ぎの場合は電話一択です。水道開始の連絡を忘れていたことを伝え、「できるだけ急いで水を使えるようにしてもらいたい」と伝えましょう。
ただし、引越しシーズンや対応できる人がいないなどの場合は、開栓が翌日以降になることも少なくありません。夜間や土日・祝日なども対応できない場合があるので注意してください。
【引越し前日・前々日】インターネットが使えない場合は電話をする
引越し前日に手続きしていないことを思い出した場合も、電話で連絡するのがおすすめです。インターネットやアプリなどでの手続きは、前日では対応できないことが多いからです。
前日連絡なら、引越し当日に開栓作業が間に合うことがほとんどです。ただし引越しシーズンなど、手続きが混雑する時期は前日でも難しいこともあるので、思い出した時点ですぐに連絡しておきましょう。
【引越し3〜4日前】アプリやインターネットで手続き
引越しの数日前なら、アプリやインターネットから手続きが可能です。24時間いつでも手続きできるので、忙しい方にも便利です。
電話やその他の方法で連絡したい場合は、受付時間を確認してから行うとスムーズです。ただし、郵送での開栓手続きは引越し当日に間に合わない可能性もあるので、避けるようにしましょう。
【引越しの1週間以上前】好きな方法で手続き
引越しまでに1週間以上の余裕がある場合は、どの方法でも問題なく手続きできます。インターネットやアプリ、電話など好きな方法で手続きしておきましょう。
おすすめはインターネットもしくは水道局のアプリです。24時間いつでも手続きできるため、時間を気にする必要がないからです。
なお、1週間以上余裕があるなら、引越しに伴う手続きの代行を検討してみましょう。「まるっと引越し手続き」なら、水道などライフラインの手続きを1回で済ませられるので、連絡忘れが起こることがありません。気になる人は以下のボタンをタップして、詳細をチェックしてみてください。
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引越し時に必要な水道手続きは2つ
引越しの際には、以下2つの水道手続きが必要です。
- 【旧住所】利用停止(閉栓)手続き
- 【新住所】利用開始(開栓)手続き
詳しく説明していきます。
1. 【旧住所】利用停止(閉栓)手続き
旧住所で現在利用中の水道は、利用停止(閉栓)手続きを行いましょう。電話などで水道局に連絡するだけで、簡単に手続きできます。
旧住所の利用停止手続きを忘れると、使用していなくても水道料金の基本料が請求され続けてしまいます。引越し当日はバタバタするので、利用停止手続きも先に済ませておくのがおすすめです。
2. 【新住所】利用開始(開栓)手続き
新住所で水道を使うためには、利用開始(開栓)手続きが必要です。新住所を管轄する水道局に、利用開始日を伝えてください。
手続きを忘れていた場合は早くて即日、遅い場合は翌日以降から水道が使えるようになります。すぐに水を使用したい場合は、電話で相談してみましょう。
同一のエリア内での転居の場合は、利用停止と開始の手続きが一度で済ませられます。その場合も、必ず連絡が必要なので、忘れないようにしてください。
引越しで水道手続きを行うときに必要な情報
水道手続きの際に必要になる情報は、以下の通りです。
水道の利用を停止したい場合 | ・お客様番号(水栓番号) ・氏名 ・連絡先 ・水道を使用していた住所 ・使用を止める日 |
水道の利用を開始したい場合 | ・氏名 ・連絡先 ・水道を使用したい住所 ・使用を始めたい日 |
できれば使用開始・停止の1週間前までに連絡しておくと安心です。連絡忘れに気づいたら、すぐに電話などで手続きするようにしましょう。
水道局の連絡先を調べる方法
水道手続きの連絡先は、エリアごとに異なります。利用中の水道局の連絡先は、請求書や水道栓(メーター)などに記載されているので確認しておきましょう。
なお、新居の場合は、引越し時に不動産屋さんなどが、手続きに必要な連絡先などの情報をまとめてくれていることも多いです。集合住宅によっては大家さんが代表して水道局と提携していることもあるので、事前に確認しておきましょう。
水道局の多くは、市町村が管轄しています。エリア内の水道局がわからない場合は、市町村のホームページなどから探してみてください。
主な水道局の連絡先については、以下の記事でも詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてください。
引越し時の水道手続きを行う方法3選
引越し時の水道手続きを行う方法は、大きく3つあります。それぞれの特徴や利点を確認して、自分に合った方法を選びましょう。
1.インターネット・アプリを利用
インターネットや専用アプリから、水道の開栓・閉栓手続きができる水道局が増えています。24時間365日好きな時に手続きができるので、思い立ったときに済ませられて、とても便利です。
引越しまでに日数の余裕がある場合は、インターネットやアプリからの手続きがおすすめです。新住所での手続きは、インターネットから、もしくは新しい水道局のアプリを入れてから手続きを進めてください。
引越しまでに、休日を除いて3日以上余裕があるなら、必要な手続きを代行してもらうのがおすすめ。詳しくは下記リンクを参考にしてください。
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2.電話・FAXで連絡
電話やFAXでも、水道手続きが行えます。ただし、受付時間が決められている場合が多く、土日や祝日・夜間などは対応していない水道局も多いので、あらかじめ調べてから連絡しましょう。
水道手続きを忘れてしまい、急いで開栓・閉栓したいときは、電話がおすすめです。混雑していて繋がらないときは、時間を変えて再度試してみてください。
3.郵送で手続き
開栓手続きは、新住所の水道メーターに手続き用紙が用意されている場合のみ、郵送でも行えます。
ただし、郵送に一定の日数がかかることから、利用開始日が数日以上先になってしまう点に注意が必要です。そのため、引越しの日まで間がないときや急いで手続きしなければならない場合は、郵送手続きではない方法で連絡してください。
水道手続きを忘れたときに気になる疑問
ここからは、水道手続きを忘れたときに気になる疑問について、お答えしていきます。
閉栓手続きを忘れた時の水道料金はどうなる?
水道は、使用量とは別に基本料金が必要なため、使用していなくても基本料金が請求されてしまいます。そのため、閉栓手続きを忘れた場合、旧住所での水道料金が発生し続けることになります。
退去後、すぐに他の人が入居した場合は、閉栓手続きをしていなくても契約停止になることもありますが、空室になる場合などはそのまま請求され続ける可能性も高いです。連絡を忘れていることを思い出したらすぐに、利用停止の手続きを行ってください。
開栓手続きを忘れたら水はいつ使えるようになる?
水が使えないことに気づいたら、すぐに水道局に電話し、利用開始の手続きを行いましょう。水が出るようになるまでは、最短で即日、長い場合だと数日かかってしまいます。
インターネットやアプリでの手続きは、開栓までに時間がかかることがあるため、急いで水を使いたいときには不向きです。
引越しシーズンは特に電話がつながりにくく、連絡できても即日使えるようにはならないことが多いので、とにかく早めに連絡しましょう。
水道の手続きは土日でも行えますか?
開栓・閉栓の手続きは、多くの水道局で土日でも対応してくれます。水道の手続きは立ち会わなくてよいことがほとんどなので、電話やインターネットなどで利用開始・停止日を伝えるだけで済むからです。
ただし、オートロックなど物件によっては立ち会いが必要なケースもあるので、手続き時に確認しておきましょう。
水道手続きを行わないまま新居で水を使ってしまったらどうなる?
実は、水道の手続きを行っていなくても、蛇口をひねったら水が出ることがあります。だからといって、そのまま水を使ってはいけません。
手続きをしないまま水を使用した場合は、無断使用で罰せられる可能性もあります。知らずに使ってしまった場合は、気づいた時点ですぐに水道局に連絡を入れて指示を仰ぐようにしましょう。
東京都の水道引越しの手続き方法は?
参考までに、東京都の水道引越しの手続き方法を紹介します。主な方法は3つです。
東京都水道局アプリ
東京都水道局では、アプリ・WEB版のどちらでも引越し手続きが可能です。支払い方法の設定や料金の支払いもアプリ上でできるので、ぜひ利用してみてください。
アプリで受け付けができる利用開始日・停止日の案内があるので、連絡方法に迷うことがありません。詳しくは、東京都水道局の下記ページを参考にしてみてください。
水道局お客様センター(電話)
水道の開始や停止までに日がない場合は、水道局お客様センターに電話で連絡しましょう。
電話番号 | ・0570-091-100(ナビダイヤル) ・携帯電話のかけ放題プランやIP電話から:03-5326-1101(区部)又は 042-548-5110(多摩) ・電話が繋がらない場合:042-548-5110 |
電話受付時間 | 8時30分~20時00分(日曜・祝日を除く) |
ナビダイヤルの方が、電話がつながりやすいです。音声ガイダンスに従って、操作してください。
FAX
水道の引越し手続きは、FAXでも可能です。必要事項を書いて送信してください。連絡先は以下の通りです。
FAX番号 | ・03-5790-0572(区部) ・042-548-5115(多摩) |
FAXでの受け付けは、利用開始・停止日の3日前までです。急いでいる場合は電話連絡を利用しましょう。
参考:東京都水道局
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/tetsuduki/madoguchi/center.html
水道手続き完了後にやるべきこと
水道手続きが完了したら、旧住所・新住所でそれぞれやるべきことがあります。具体的なチェックポイントを確認しましょう。
旧住所でやるべきこと
旧住所でやるべきことは、以下の2つです。
元栓をしっかり閉める
退去前にすべての元栓を閉めておきましょう。普段使っていない蛇口も含め、きちんと確認することが重要です。
閉め方が甘いと水漏れが起こり、不要な水道料金が発生する可能性があります。
水道料金の支払いを忘れない
旧住所の最終的な水道料金は退去後に請求される場合があります。忘れずに支払いを済ませましょう。
新住所でやるべきこと
新住所でやるべきことは、以下の2つです。
水が出るか確認する
新居に到着したら、まず蛇口を開けて水が出るか確認してください。
- 水が出ない場合:元栓が閉まっている可能性があるため、確認して開けましょう。
- 元栓が開いていても水が出ない場合:水道局に連絡が必要です。
水道料金の支払い手続きを行う
新居の水道料金の支払い手続きも忘れずに行いましょう。
引越し時に水道開始の手続きを忘れないための対処法2選
引越し時には、水道を始めライフラインなどの手続きが複数あります。必要な手続きを忘れないための対処法を、2つ紹介します。
引越しの「やることリスト」を作っておく
引越しはやることが多いため、抜けや漏れが発生しがちです。必要な手続きはリストを作っておき、いつまでにやらなければならないかを明確にしておきましょう。
連絡先などもまとめておくと、スムーズに手続きできます。リストは常に目につくところに置いておき、計画的に進めていきましょう。
代行サービスを利用する
引越し時に必要な連絡をまとめて代行してくれるサービスを活用すると、手続きを忘れたり引越し当日に困ったりすることがなくなります。利用するメリットは以下の通りです。
- ライフラインの手続きを一括で代行可能
- 平日忙しい人や急いで引越しを進めたい人に最適
- 光熱費削減の相談もできる
すぐに引越ししなければならないときや、平日の連絡が難しい場合は、代行サービスを利用することで効率よく準備を進められます。「まるっと引越し手続き」は無料で利用が可能で、光熱費の削減の相談にも対応しています。興味がある方は、以下のボタンよりぜひチェックしてみてください。
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引越しの水道手続きを忘れたら水が使えない!すぐに水道局に連絡しよう
引越しの水道手続きを忘れてしまった場合は、新居ですぐに水が使えない可能性が高いです。気づいた時点ですぐに水道局に連絡し、利用開始手続きを済ませましょう。
引越し前日や当日の連絡は、電話がおすすめ。新居の利用開始(開栓)手続きと同時に、旧住所の利用停止(閉栓)手続きも忘れずに行ってください。
なお、水道を含めたライフラインの引越し手続きは、代行サービスを使うと便利です。まるっと引越し手続きなら、水道や電気・ガスなどの手続きを一括して引き受けられます。サポート体制もしっかりしているので、引越しが初めてという人にもおすすめです。ぜひチェックしてみてください。
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