Looopでんきの電気代はどうなる?自分に合った電力会社に乗り換えする方法について

Looopでんき(ループでんき)の料金が2022年9月(10月請求分)から改定されます。

現在Looopでんきを利用されている方の中には「電気代がどれくらい高くなるのか不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。

中には「電気代が上がるのならば、他の電力会社に乗り換えたほうがいいのかな」「早く手続きしたほうがいいのかな」と悩んでおられる方もいるかもしれませんね。

結論から言いますと、多くのエリアで2022年9月の料金改定によって電気代が上がってしまう可能性が高いため、Looopでんきユーザーには他の電力会社への乗り換えをおすすめします。
2022年8月時点では新規申し込みを停止している電力会社もあるため、乗り換えるなら早めに行動しましょう。

この記事では「料金改定後、Looopでんきの電気代はどれくらい高くなるのか」や「電力会社を乗り換えたほうがいいのか」「乗り換え先の電力会社をどうやって探せばいいのか」について、分かりやすく解説します。

記事を最後まで読んでいただければ「Looopでんきの料金改定や電気代値上がりを受けて、今すぐやるべきこと」がスッキリわかります。

Looopでんきの値上げ・料金改定の概要

Looopでんきは2022年6月と8月に値上げを実施しています。さらに2022年9月からは「燃料費調整単価の計算方法」を変更することを発表しました。

この章では「2022年6月と8月に実施された値上げ」と「2022年9月に実施される料金改定」の概要について解説します。

【2022年6月or8月から】従量料金単価値上げの概要

まずは2022年6月および8月に実施済みの電気代の値上げについて説明します。

2022年6月1日からLooopでんきの「おうちプラン」と「ビジネスプラン」の料金が値上げされました。続いて8月からは「動力プラン」「スマートタイムプラン」についても値上げが実施されました。

6月と8月に値上げされたのは「従量料金単価」。つまり1kWhあたりの料金でした。

「おうちプラン」の新料金単価を一覧でご紹介します。

エリア 旧料金単価 新料金単価 値上げ率
北海道電力エリア 29.50円/kWh 32.00円/kWh +8.5%
東北電力エリア 26.40円/kWh 28.00円/kWh +6.1%
東京電力エリア 26.40円/kWh 28.80円/kWh +9.1%
中部電力エリア 26.40円/kWh 28.50円/kWh +8.0%
北陸電力エリア 21.30円/kWh 25.50円/kWh +19.7%
関西電力エリア 22.40円/kWh 25.50円/kWh +13.8%
中部電力エリア 24.40円/kWh 26.50円/kWh +8.6%
四国電力エリア 24.40円/kWh 26.90円/kWh +10.2%
九州電力エリア 23.40円/kWh 25.40円/kWh +8.5%
沖縄電力エリア 27.00円/kWh 28.50円/kWh +5.6%

例えば東京電力エリアのおうちプランでは、1kWhあたり26円40銭だった料金が28円80銭になり、9.1%と1割近い値上げになりました。

とくに値上げ幅が大きかったのは北陸エリアで19.7%の値上げ。関西エリアでも13.8%と大幅な値上げでした。

この時点でLooopでんきから他社への乗り換えを検討したご家庭も多かったことでしょう。

【2022年9月から】燃料費調整単価の算定方法変更の概要

6月と8月の値上げに続き、Looopでんきでは2022年9月にも料金改定を行います。9月の電気代から適用されるため、10月の請求額から反映されると思ってください。

2022年9月に改定されるのは「従量料金単価」ではなく「燃料費調整単価」です。

「燃料費調整単価」とは、電気をつくるためのエネルギー資源である液化天然ガス・原油・石炭の価格変動を、電気代に反映するための項目をいいます。

Looop電気の料金改定の内容は、従来は「燃料価格変動」に連動していた燃料費調整単価を、今後は「日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格」に連動させるというものです。

電気代がJEPXの市場価格と連動するようになると、必ずしも「値上げ」になるわけではありません。地域電力より安くなる可能性もあります。


一方でJEPXの市場価格によっては、燃料費調整単価を「燃料価格」に連動させている地域電力や他の新電力の電気代に比べ、かなり電気代が高くなってしまう危険性も。
JEPXでの取引価格は、電力需要が逼迫すると上昇するからです。

そのためエネルギー需要が逼迫して取引価格が高くなっている現状では、「電気代がかなり高くなるのでは」「月々の電気代が安定せず、固定費の見通しが立たなくなる」と不安を抱えているLooopでんきユーザーも多くなっています。

参考としてLooopでんきが公表している燃料費調整単価の8月分実績値と10月分の概算値(現時点での予想)を紹介します。

エリア 8月分実績値(料金改定前) 10月分概算値(料金改定後)
北海道電力エリア 4.75円/kWh 15.24円/kWh
東北電力エリア 5.86円/kWh 14.74円/kWh
東京電力エリア 5.10円/kWh 19.00円/kWh
中部電力エリア 3.66円/kWh 12.63円/kWh
北陸電力エリア 5.02円/kWh 11.94円/kWh
関西電力エリア 4.90円/kWh 11.94円/kWh
中部電力エリア 7.03円/kWh 11.68円/kWh
四国電力エリア 5.51円/kWh 10,74円/kWh
九州電力エリア 3.24円/kWh 1.09円/kWh
沖縄電力エリア 8.94円/kWh 12.93円/kWh

九州電力エリア以外では値上がりするのがわかりますね。

なお今回の料金改定が適用されるプランは以下のとおりです。

  • おうちプラン
  • ビジネスプラン
  • 動力プラン
  • スマートタイムプラン
  • マイニングフラット
  • ベース電灯プラン
  • アルファBizプラン

「再エネどんどん割」「みその再エネでんき」「未来発電」は対象外となっています。

【2022年冬から】市場連動型料金プランの導入

なおLooopでんきでは2022年冬から「時間ごとに単価が変動するプラン(市場連動型料金プラン)」の導入を予定しています。

市場連動型プランが導入されると、使用する時間によっては料金を安くできます。

一方で電力需要が逼迫する時期・時間帯には、市場価格高騰の影響を強く受けて電気代が跳ね上がる可能性があります。

詳細は2022年8月時点では発表されていませんが、太陽光発電装置や蓄電池などを導入していない家庭では、かなり電気代アップのリスクが大きくなるプランです。

Looopでんきの電気代が値上げされる理由

Looopでんきが電気代を値上げしたり料金改定したりする理由は、世界的なエネルギー資源価格の上昇です。つまり「電気をつくるための原材料の値段」が上がっているということですね。

エネルギー資源価格が上昇している原因としては「新型コロナウイルスによって停滞していた経済が回復することにともなう、エネルギー需要の増大」や「ロシアによるウクライナ侵攻」などが挙げられます。とくにロシアのウクライナ侵攻により、天然ガスの価格が高騰しています。

日本はエネルギー資源を輸入に頼るしかありませんので、海外情勢の変化が電気代に大きく影響するのですね。

また資源エネルギー庁(経済産業省)や電力会社から「節電のお願い」が発表されているように、国内での電力需給も逼迫。それにより、日本卸電力取引所(JEPX)で取引される電力の値段も上昇しています。

Looopでんきも一部の電気を日本卸電力取引所(JEPX)から調達しており、影響を受けているでしょう。

Looopでんきの電気代はどれくらい上がる?

先ほどご紹介したように、2022年6月の料金改定(従量料金単価の値上げ)では、Looopでんきの電気代は5.6~19.7%の値上がりとなりました。

では2022年9月の料金改定では、電気代はどのように変わるのでしょうか。

すでにご説明したように、電気代が日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格と連動するようになると、電気代は安くなる可能性もあればかなり高くなる可能性もあります。

日本卸電力取引所(JEPX)での市場価格に左右されるため断言はできないのですが、この章では「エネルギー資源価格が高止まりしている現状で考えられる、今後の電気代の予想」をご紹介します。

今後のLooopでんきの電気代予想

Looopでんきが発表した7月の燃料費調整単価(実績)と10月の燃料費調整単価(概算)をもとに、東京電力エリアの電気代(おうちプランで月間300kWh利用した場合)を計算しました。

ちなみに月間300kWhは、東京都の集合住宅に住む3~4人家族の平均的な電気使用量です(東京都環境局の調査による)。

計算式 合計料金
8月 ・電力量料金 300kWh×28.8円=8,640円
 ・燃料費調整額 300kWh×5.10円=1,530円
 ・再生可能エネルギー発電促進賦課金 300kWh×3.45円=1,035円
11,205円
10月 ・電力量料金 300kWh×28.8円=8,640円
 ・燃料費調整額 300kWh×19.00円=5,700円
 ・再生可能エネルギー発電促進賦課金 300kWh×3.45円=1,035円
15,375円

東京エリアでは、使用する電力量が変わらなくても、電気代は4,000円以上アップするとわかりますね。つまり8月の電気代が10,000円くらいだった場合は、10月の請求額は14,000円程度になってしまうことが予想できます。

「一戸建てに住んでいる」「家族が多い」などの事情で電気使用量が多い場合は、さらに値上がり金額が大きくなると予想されます。

なお反対に九州電力エリアでは、料金改定により電気代が安くなることが予想されています。九州では原子力発電所が再稼働しており、電力の供給と需要のバランスが安定しているためです。

なお試算に利用した「10月の燃料費調整単価概算」は、2022年7月1日~7月26日のJEPXの市場価格に基づき算出されたものです。今後さらに燃料費調整単価が上る可能性もあります。九州エリアも現状では電気代が安いものの、「今後もずっと安い」とは限らないため注意が必要でしょう。

電気代を安くするには節電以上に「電力会社選び」が大切

Looopでんきの電気代は、今後上昇することが予想されます。では電気代を安くするにはどうしたらいいのでしょうか。

電気代を安くしたいなら電力会社を乗り換えよう

電気代を安くしたいと思ったら、多くの方が「節電方法」を調べるのではないでしょうか。

確かに節電は大切です。しかし取り組むにしても限度があります。例えば「節電のために」と冷暖房を適切に使わず、暑さや寒さを我慢しすぎると、身体面での悪影響が出る危険性もありますね。

また省エネ性能の高い家電に買い替えるにしても初期費用がかかりますので、「今すぐ節約できるか」と言われれば疑問です。

ではどうすればいいのでしょうか。

実は節電以上に電気代を安くする効果が見込めるのが「電気代が安くなる電力会社を選ぶこと」です。

Looopでんきの料金改定でわかる通り、電力会社によって料金の仕組みは異なるからですね。また「家族構成」「住んでいるエリア」「電気の利用環境」「家の設備」によっても、最適な電力会社は変わります。

ライフスタイルや電気使用量にあった電力会社を選べば、電気代を安くできる可能性が高まります。

以前はLooopでんきがベストな選択だったご家庭でも、料金改定後は別の電力会社のほうが安くなる可能性があるのです。

電力会社の乗り換え方は簡単!

では電力会社を変更するにはどうしたらいいのでしょうか。

すでにLooopでんきを契約している方は、地域電力や他の新電力からLooopでんきに乗り換えた経験があるでしょう。基本的にはそのときの乗り換え方と同じです。

ただやり方を忘れている方もいるかもしれませんので、手続き方法や必要な情報を紹介しておきますね。


手続き方法は「次に契約する電力会社に切り替えを申し込む」だけです。
Looopでんきでの解約手続きは必要ありません。

切り替え手続きの際に必要な情報は、以下のとおりです。

  • 供給地点特定番号(22桁)
  • Looopでんきのお客様番号(10桁)
  • 契約者名

供給地点特定番号とお客様番号は、Looopでんきのマイページ内にある「ご利用請求明細」で調べられます。

切り替え申し込み後、実際の切り替えまでは2週間~1ヶ月ほどかかります。ただ申し込み内容に不備があると手続き期間が長くなる可能性も。電気代を値上がりを見込んでできるだけ早く切り替えたい人は、不備のないように十分注意してください。

Looopでんきからの乗り換え先の選び方

「Looopでんきから他社に乗り換えたいけど、どこに乗り換えたらいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

乗り換え先電力会社の選び方を紹介します。

乗り換え先となる電力会社は「電力会社の比較サイト」などで探せます。安心感を重視するのであれば、地域電力に戻すか自社発電所をもつ新電力がおすすめ。しかし「サイトで紹介されている電力会社や料金プランが多すぎて、どこがいいのかわからない」というケースもあるでしょう。


紹介サイトでは「おすすめ電力会社」が表示されますが、結局は自分で比較検討して選ぶ必要があるからですね。

ご自身で探して決定することが難しいと感じる場合は、「電気の契約変更の窓口」に相談してみるのがおすすめです。

電気契約に詳しい担当者が「家庭での電気の使い方」「家族構成」をもとに、最適な電力会社を提案してくれます。
ご自身で比較検討して、いざ電力会社に申し込もうと思ったら新規受付を中止していたなんてことも窓口に相談すれば防げます。

無料で利用できるおすすめの相談窓口は「電気の引越し窓口」です。フォームはもちろん電話でも申し込みできるため、「今すぐ相談したい」「できるだけ早く連絡して、早く手続きしたい」という方に向いているからですね。

以下のバナーから連絡先をチェックできます。お急ぎの方は電話連絡してくださいね。

まとめ:電力会社選びはプロに任せよう

Looopでんきは「基本料金無料」で「再生可能エネルギーの取り組みに熱心」な電力会社です。料金や企業としての姿勢に魅力を感じて契約していたユーザーの方も多いでしょう。

しかしLooopでんきは2022年9月に料金改定を実施予定です。その結果、東京エリアで8月の電気代が10,000円程度のご家庭の場合、10月以降の請求では14,000円程度まで電気代が値上がりすることが予想されます。

さらに2022年冬からは市場価格連動プランが導入されるため、さらに電気代の値上がりリスクは高くなります。

そのためLooopでんきユーザーの方には、他社への乗り換えをおすすめします。比較サイトなどで電力会社を選ぶ自信がない方には、専門知識をもつ担当者が対応してくれる以下の窓口の利用が便利です。

Looopでんきから他社への乗り換えには、2週間~1ヶ月ほどかかります。またエネルギー資源価格の口頭などを受け、「新規受付停止」となっている新電力も出てきているので、ぜひ早めに手続きしましょう。

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