ギガらくWi-Fiハイエイドプランとベーシックプランの違いとは？

NTT東日本が提供する、法人用のWi-FiサービスがギガらくWi-Fiです。ギガらくWi-Fiはプランが分かれていますが、プランごとに何が違うのか？と疑問に思うのではないでしょうか。

そこで今回は、ギガらくWi-Fiの中のハイエンドプランとベーシックプランの違いについて、機能面と料金面から比較していきたいと思います。

機能面の違い

ギガらくWi-Fiは法人用のサービスのため、法人が使用する際にメリットとなる機能を備えています。
ハイエンドプランはベーシックプランよりさらに、企業の業務改善や店舗のマーケティングに効率的な機能があるので、詳しく解説していきます。

ハイエンドプランで使用できる機能

ハイエンドプランの代表的な機能を挙げていきます。
まず、企業のセキュリティ対策で情報漏えい防止の観点から、以下の機能を利用できます。
※以下の機能は「ハイエンドExプラン」でも利用可能です。

・アプリケーション帯域制御
アプリケーションごとに通信帯域の設定が可能となり、指定のアプリケーションの使用をブロックします。

・接続ユーザー認証
あらかじめ登録したIDとパスワードを入力した端末にのみアクセスを制限できます（SSIDごとに設定可能）

また、店舗の集客のための機能は以下の通り挙げることができます。
・ダッシュボード
来客のデータ、使用時間や滞在時間を可視化。
顧客層を分析し、集客効果を狙うための改善がしやすくなります。

・Facebook Wi-Fi
店舗のFacebookのページから、顧客がWi-Fiを利用できるようにします。
顧客層の情報を収集できるとともに、タイムラインに店舗の宣伝を表示することができます。

・Japan Wi-Fi連携
日本全国のフリーWi-Fiに接続するアプリ、「Japan Connected-free WiFi」に対応した設定が可能で、訪日外国人観光客の集客に繋がります。

複数人が同時にWi-Fiを使用するため、操作上ストレスのないネット環境のために以下の機能を備えています。
・無線マルチポップ
２台のルーターを無線で接続。
Wi-Fiの適用エリアを拡張します。

・電波出力自動調整
近い場所に複数ルーターを設置しても、互いの電波干渉を自動で調整し、快適なネット環境を提供します。

料金体系の違い

料金の仕組みもプランごとに違っているので、見ていきましょう。
期間や、実際の料金、オプションなどが異なりますが、基本体系は下の図となります。

※上記の価格は2020年7月26日時点での税込み価格になります。

参考：https://business.ntt-east.co.jp/service/gigarakuwifi/fee_other.html#anc-basichttps://business.ntt-east.co.jp/service/gigarakuwifi/fee.html

ベーシックプランの料金

ギガらくWi-Fiを設置するには、すでにプロバイダーでインターネットの利用契約をしていることが必要となります。

最低利用期間は24カ月で、それ以前に解約する場合は中途解約金が必要のため、注意が必要です。
2年契約のみのプランで価格も比較的抑えられ、解約するときのリスクが経済面では少なくなります。

ハイエンドプランの料金

契約期間は5年と2年で選択ができ、それに応じて最低利用期間が決まっています。ベーシックプランと比べて様々な機能がついてくる分、利用料は上がります。

ギガらくWi-Fiは法人向けに、オフィス内だけではなく工場や農家での利用も可能です。
屋外での使用では、ハイエンドExプランが推奨されています。ハイエンドExプランも5年、2年タイプから選択可能です。

また、ギガらくWi-Fi機能を応用し、工場の機械の稼働状況、ビニールハウスの環境などを検知した大規模なIoT化に対応するオプションの選択ができるようになっています。
IoTオプションは、ハイエンドExプランで追加することが推奨されています。

IoTサポートオプションでセンサー1台＋カメラ1台を追加する場合、農業タイプで別途月々2,750円となります。
工場タイプであれば、工場IoTセンサーを機械に20台設置で9,900円、カメラ1台設置で5,500円が月々の利用料に加算されることとなります。
※上記の価格は2020年7月26日時点での税込み価格になります。

IoT機能を導入するのに利用料は上がってしまいますが、人経費削減によってトータルコスト削減となるか検討するといいでしょう。

まとめ：ギガらくWi-Fiハイエイドプランとベーシックプランの違いとは？

今回はギガらくWi-Fiのハイエンドプランとベーシックプランの違いについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか？

法人で使用するWi-Fiの用途とコストによって、適切なプランを選択してみましょう。
いずれのプランでも、24時間繋がる安心のサポートシステムがついているため、機器の運用面で安心してプロに任せることができます。