梅雨対策!浴室乾燥機の効率アップ方法を解説!気になる浴室乾燥機の電気代は?

梅雨の時期や雨が続く時の悩みの1つが洗濯物の乾燥ですね。
洗濯乾燥機の乾燥機能はとても便利ですが、衣類が縮んでしまったり傷んでしまったりするリスクが伴います。
そこで活躍するのが浴室乾燥機です。
今回は浴室乾燥機で効率よく洗濯物を乾かす方法についてご説明いたします。

洗濯乾燥機はなぜ衣類を炒めるのか

洗濯乾燥機やコインランドリーの乾燥機は「タンブラー乾燥」という方法で乾燥させています。
これは衣類を回転させながら熱風を当てて乾燥させる方法です。

この方法の最大の特徴は、強い熱風を洗濯物に当てることで短時間で乾燥させることができることです。
洗濯物がなかなか乾かない梅雨の時期にはとても役立ちます。

しかし、常に熱風を当て続けることや衣類を動かし続け摩擦や衝撃を与えることが衣類への大きな負担となり、生地を痛めてしまったり、縮ませてしまったりするリスクがあります。
衣類に対するダメージは自然乾燥と比べると明らかに大きくなります。
また、洗濯タグにタンブラー乾燥不可のものは記載がありますので気を付けなくてはなりません。

大切な服やデリケートな素材や作りの服、高価な服などは洗濯乾燥機の使用は避けましょう。

浴室乾燥機とは

浴室乾燥機とは、浴室内で濡れた衣類などを乾燥させることができる機能です。

特徴としては、浴室内に温風を送り、洗濯物を温め水分を蒸発させます。この時の温風は洗濯乾燥機ほど高温ではないので衣類を痛める心配はありません。
衣類から出た蒸気を浴室乾燥機が排気する事で、効率用く乾燥させることができます。

浴室乾燥機の注意点・洗濯乾燥機との比較

浴室乾燥機を使用する上での注意点は電気代が少し高くつくことです。

洗濯乾燥機の乾燥機能と比較してみましょう。
洗濯乾燥機の乾燥方法は構造によって3タイプに分かれます。

縦型・ヒーター乾燥タイプ
通常の縦型に乾燥機能がついているタイプの場合、1回の乾燥でおよそ40円ほどになります。

ドラム型・ヒーター乾燥タイプ
ドラム型でヒーター式の場合、1回の乾燥でおよそ50円ほどになります。

ドラム型・ヒーター乾燥タイプ
ドラム型でヒートポンプ式の場合、1回の乾燥でおよそ20円ほどになります。

これに対し浴室乾燥機は、1回の乾燥でおよそ100円ほど電気代がかかります。
※各電気代は機種や洗濯物の量により異なります。

浴室乾燥機の効率を上げる方法

では浴室乾燥機でできるだけ電気代を節約し、乾燥効率を上げるのはどうしたら良いのでしょうか。

洗濯物をよく脱水する

当然ですが、洗濯物に含まれている水分が少ないほど効率よく乾燥させることができます。
一度に多めの量を脱水したときや生地が厚いものなど、脱水が甘くないか確認しましょう。

事前に浴室内の湿度を下げておく

最初から浴室内の湿度が高いと、効率が悪くなってしまいます。
事前に浴室を乾燥させておきましょう。

洗濯物の間隔を空ける

洗濯物の間隔が狭かったり密着したりしていると温風が行き届かず、乾燥に時間がかかってしまう結果となります。
一度に干す洗濯物の量が多くなりすぎないように注意してください。

洗濯物の配置を工夫する

洗濯物のサイズによって配置を変えることで、温風の巡りを良くし、効率よく乾燥させることができます。
長めの洗濯物は両端に置き、短めの洗濯物を中央に置くことで、上から吹き下ろされた温風に、下から上向きの対流が生まれやすくなります。

乾燥中は浴室を開けない

乾燥途中で浴室を開けてしまうことで、浴室内の温度が下がってしまいます。
効率よく乾燥させるために途中でドアを開けないようにしましょう。
またドアや窓などは必ず閉めておいてください。

浴室乾燥機はいくらぐらいするの?

「家に浴室乾燥機がない」「今使用している浴室乾燥機が古い」「浴室乾燥機の調子が悪い」などで新しい浴室乾燥機の購入、設置をお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そこで気になるのは価格ですね。
本体が高そう、工事費が高そう、時間がかかりそう、大掛かりな工事になりそうなど、気になることがたくさんあるのではないでしょうか。

浴室乾燥機の価格

本体の価格は機能にもよって幅がありますが、定価でおそよ10万円から20万円のものが主流です。
しかし実際の販売価格は30〜60%安くなっている場合があります。

工事費用

工事業者にもよりますが、およそ3万円前後から5万円になります。
設置場所によって追加費用がかかる場合がありますので確認が必要です。

浴室乾燥機本体と工事費のセット料金

販売業者に多くみられるのが浴室乾燥機本体と工事のセット料金です。
機種によってはセットで6万円代から販売しているところもあります。

工事の所要時間

既に設置されている機械の交換の場合は早ければ2〜3時間で完了します。
配線工事が必要な場合などは5〜6時間が目安になります。
ほとんどの工事は1日で完了します。
ただし、浴室の乾燥機能を洗面所やトイレなどと共有している場合などは工事内容も異なってきますので確認が必要です。

まとめ:梅雨対策!浴室乾燥機の効率アップ方法を解説!気になる浴室乾燥機の電気代は?

浴室乾燥機の効率アップについて解説いたしました。
浴室乾燥機は梅雨の時期など乾きについときにも活躍するほか、洗濯物を人目に触れさせずに乾かすことができますので、プライバシーの保護でも役に立ちます。
洗濯乾燥機のように衣類を痛めることなく乾燥させることができる反面、電気代が高くついてしまうため、乾かし方には工夫が必要です。

・洗濯物をよく脱水する
・事前に浴室内の湿度を下げておく
・洗濯物の間隔を空ける
・洗濯物の配置を工夫する
・乾燥中は浴室を開けない

以上のことに注意して、効率よく使用するようにしましょう。

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