屋外で使える防犯カメラの選び方!おすすめ機種も併せてご紹介!
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「屋外に防犯カメラを設置して、会社や店舗の安全性を高めたい・・・」
「開業に向けて屋外の防犯カメラを検討している・・・」
そう考えてはいるものの、セレクトに迷ってしまうという経営者の方も多いのではないでしょうか?
セキュリティのために設置するという目的は一緒でも、屋外と屋内ではカメラの選び方やポイントが異なります。
そこで今回は屋外に設置するタイプの防犯カメラについて、
・設置するメリット
・屋外用防犯カメラの選び方
・屋外で使えるカメラのタイプ
・おすすめの機種
についてご紹介していきたいと思います。
屋外に防犯カメラを設置するメリット
まずは、防犯カメラを会社や店舗の屋外に設置することで得られるメリットについて解説いたします。
防犯性の向上
事業所の出入り口は社内の人間だけでなく、色々な人が利用する機会が多い場所でしょう。
スーパーや飲食店、サロンなどの接客業の場合は、お客さん・仕入れ業者・清掃業者・設備の設置業者など、訪れる時間帯もそれぞれ。
接客業以外の業種でも、取引先や営業、各種業者が出入りすることも普通にあると思います。
仕事をしている時には業務に関係ある外部の人か、なんらかの悪質な考えを持った侵入目的の者かを判断するのは難しいでしょう。
屋外に防犯カメラを設置することで「セキュリティに力を入れている会社・店舗」だとアピールすることが出来ます。
「監視されている」という状態を作りだすことで、未然にトラブルや事件を回避する効果があると言えるでしょう。
なにかトラブルがあった時の証拠になる
事業所が万が一、事件やトラブルに巻き込まれてしまった場合、言葉だけの確認では証拠として弱いでしょう。
防犯カメラから録画されている映像は、何よりの証拠となります。
仕事関係で何か起こった時以外でも、周辺地域で事件が発生した時の証拠としても使用でき、周辺地域の安全にも貢献できます。
他にも、不動産経営をしている場合はマンションのエントランスや、ゴミ捨て場などにカメラを設置すれば、問題行動が起こった時に原因が特定しやすくなるでしょう。
社内の不正の防止
防犯カメラがトラブル発生時の証拠として活躍するのは、外部とのトラブルだけではありません。
従業員が複数いる場合は、なんらかの社内トラブルが発生する可能性もあるのです。
屋外にカメラを設置することで、
・ゴミや不要品のポイ捨て
・学生アルバイトの悪ふざけ
などを抑止する効果も期待されます。
また、社外秘アイテムの持ち出しといったセキュリティや業務に関わること、セクハラ・パワハラなどのコンプライアンスに関係するトラブルへの対策としても有効と言えるでしょう。
トラブル発生といったネガティブなもの以外でも、業務に関する改善点が見つかるといったポジティブなメリットもあります。
例えば、搬入や仕入れタイミングの見直しや、人通りの量が前後する時間帯を分析して、宣伝などの屋外活動のタイミングを決める、といった事が例として挙げられます。
顧客の分析にも
特に接客業・小売業の方は、防犯カメラを設置することでマーケティングに活用することもできるでしょう。
時間帯ごとの人の出入りや年齢層・性別などの顧客の大まかなデータが、防犯カメラの録画から分析できるからです。
これらのデータはキャンペーンやセールを打つタイミング、営業時間の適切な変更などに役立つでしょう。
POSシステムなどでも顧客データは集めることはできますが、視覚的に属性などを把握することができると言えます。
屋外用監視カメラは耐久性を重視しよう
屋外で防犯カメラを利用する場合は、以下のポイントを押さえたものを選ぶとよいでしょう。
・耐久性があるかどうか
・防水防塵機能があるかどうか
・業種に合わせてタイプを選ぶ
・夜間撮影の可否
天候に関わらずきちんと使えるように、必ず屋外用のものや防水防塵対応のものを選んでください。
出入口に設置する場合は、お店やオフィスの顔ともいえる玄関に設置するので雰囲気を壊さないデザインのカメラを選ぶことも重要です。
暗くなっても録画できるよう、赤外線など夜間撮影ができるというのも重視したいポイントと言えるでしょう。
屋外で使えるカメラにはどんな種類がある?
屋外で利用できるカメラには、形状や接続方法によって多様な種類があります。
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。
ボックスタイプ
一般的に「防犯カメラ」としてイメージされる方が多いのが、この形状でしょう。
縦長の形をしているため、ボックスタイプ/箱タイプと呼ばれています。
古くからある形ということもあり、「スタンダードタイプ」と言われることも。
いかにも防犯カメラという形なので、設置することで防犯性を高めたい時にもおすすめです。
ただし、業種や設置場所によってはお客さんが威圧的に感じてしまうこともあります。
ドームタイプ
スノードームをさかさまにしたような形の半円形の防犯カメラです。
ドーム型は比較的小さく目立たないので、設置しやすいという特徴があります。
丸みのある形であることから、美容系サロンなどインテリアや雰囲気を重視する業種でも使いやすいのがメリットです。
PTZタイプ
PTZとはカメラが動かせたり、ズームができたりする防犯カメラのことを指します。
駐車場や倉庫といった広い場所にも設置しやすいのが特徴で、設置する場所も比較的自由が効きやすいです。
ダミーカメラ
録画機能はありませんが、抑止力という意味ではダミーカメラも役に立ちます。
ダミーなので導入は非常に低コストですし、もちろん屋外で雨に濡れても問題なく使用可能です。
ダミーカメラだけを設置するのはおすすめしませんが、本物の防犯カメラでカバーしきれない場所に設置するのはおすすめです。
見た目では本物と見分けがつかないものも多く、犯罪や迷惑行為の抑止に繋がります。
有線タイプ
ネットワークや電源とケーブルで接続して利用するタイプの防犯カメラです。
有線なので設置する際は工事が必要となりますが、ルーターから離れていても安定して操作ができます。
また、第三者から不正アクセスされるリスクも大変低いので、より安全性が求められる現場に向いているでしょう。
無線タイプ
Wi-Fiで接続するタイプの防犯カメラで、配線工事が不要なため設置までのハードルが低いのがメリット。
電池式のまるっきりコードレスのタイプもありますが、定期的な電池交換が必要となります。
手軽なので初めて防犯カメラを利用する人にもおすすめですが、パスワード設定や暗号化等のセキュリティ対策をしっかり行うことをお忘れなく。
屋外防犯カメラのおすすめメーカー
防犯カメラの種類についてご紹介したところで、おすすめの屋外防犯カメラをご紹介したいと思います。
まずはメーカーごとの特徴から見ていきましょう。
マスプロ
マスプロは、テレビの受信アンテナやセキュリティ機器を取り扱っている国内メーカーです。
簡単にセットアップできるモニターとワイヤレスカメラのセットや、SDカード内蔵でカメラのみで録画できるモデルなど、扱いが簡単な製品が多い点が特徴の1つと言えます。
また、カメラの延長ケーブルなどのアクセサリーも販売しているので、環境に合わせやすいのも魅力の1つです。
セレン
セレンは、監視カメラや防犯ブザーなどを取り扱う、国内のセキュリティ機器専門メーカーです。
アナログカメラやフルハイビジョン、ネットワークカメラなど、幅広いラインナップが特徴となります。
多様なラインナップから選べるので、予算や使用環境に合わせたものを見つけやすいメーカーと言えるでしょう。
アルコム
アルコムは、国内の防犯カメラ専門店です。メーカーではないので製造は行っていませんが、自社のオリジナルブランドで防犯カメラを販売しています。
専門店だけあってそのラインナップは幅広く、4kカメラやサーマルカメラといった製品も取り扱っています。
また、業務用としてお得なカメラセットも販売しており、コストを下げたい方にもおすすめのメーカーと言えます。
おすすめの屋外用防犯カメラをご紹介!
実際にこれから屋外用防犯カメラの設置を検討している方へ向けて、おすすめの機種をピックアップしてご紹介していきます。
セレン SAHG272 赤外線投光器内蔵防水型バリフォーカルカメラ
セレン SAHG272は、取り付けが容易なブラケット一体型の有線防犯カメラです。
優れた防塵・防水性能を持っているので、安心して屋外でも使用できます。
また、1080PのフルHD画質なので鮮明な録画が可能です。
さらに、UTC機能といって取り付け後にレコーダーからカメラの設定が可能なので、設定の度にカメラを取り外す必要がありません。
参考:https://www.selen.co.jp/product/camera/outdoor_ahd/
セレン SEC-G710 赤外線投光器内蔵防水型カラー監視カメラ
セレン SEC-G710は、低コストで導入可能な点が魅力の有線アナログカメラです。
アナログカメラなので従来のビデオデッキで録画が可能な点が特徴で、旧装置をそのまま使いたい方におすすめと言えます。
ただし、アナログ方式なので画素数は38万画素と少なめです。画素数を重視する方はAHD方式のカメラを選んだほうがいいでしょう。
赤外線LEDを搭載しているので夜間撮影に対応しており、IP66相当の防水構造なので屋外でも使用できます(雨が直接当たる場所への設置は推奨しません)。
参考:https://www.selen.co.jp/product/camera/outdoor/g710.html
マスプロ WHC7M2
マスプロ WHC7M2は、7インチのモニターが付属したボックス型の無線カメラです。
10.1インチモニターの付属したWHC10M2というモデルも存在します。
モニターは無線接続で繋がっており、持ち運びができる点が特徴です。また、タッチパネルになっているので、簡単に防犯カメラの映像を見ることができます。
カメラはもちろん防塵・防水に対応しているので安心して屋外で使用できます(モニターは屋内用です)。
その他、人感センサーを使ったお知らせ機能や夜間撮影機能もあり、多機能な防犯カメラです。
参考:https://www.maspro.co.jp/new_prod/whc7m2/index.html
マスプロ ASM03FHD
マスプロ ASM03FHDは、SDカードレコーダー内蔵型の防犯カメラです。
レコーダーが内蔵されているので、外付けレコーダー不要という点が最大の特徴となっています。
なお、SDカードの容量がいっぱいになってしまっても自動で上書きしてくれるので「データがいっぱいで録画できていなかった」といったトラブルの心配はありません。
画素数は200万画素に対応しており、赤外線も搭載しているので夜間撮影にも対応しています。
屋外使用可能で防塵・防水機能(IP66)をもっていますが、設置場所は軒下などの直接雨がかからない場所がベターです。
参考:https://www.maspro.co.jp/new_prod/asm03fhd/index.html
アルコム RD-CA212 AHDカメラ屋外対応220万画素赤外線搭載カメラ
アルコム RD-CA212 AHDは、屋外対応のドーム型有線カメラです。
同軸ケーブルの使用で220万画素の高画質を長距離配線可能としており、遠くからでも鮮明な映像を記録できます。
また、赤外線暗視機能を搭載しているので、夜間でも映像が潰れることがありません(映像は白黒になります)。
注意点として、防塵・防水ではなく防滴仕様なので、雨が直接当たる場所への設置は避ける必要があります。設置場所としては、軒下などが最適でしょう。
参考:https://www.arucom.ne.jp/store/g/g250-011410/
アルコム RD-7330 赤外線・人体検知センサー搭載トレイルカメラ DVR-Z1 Plus
アルコム RD-7330は、トレイルカメラというタイプの製品です。
トレイルカメラとは、人や動物の熱を感知して自動で撮影するカメラを言います。簡単に言えば、「動きがあった時だけ録画するカメラ」と言えるでしょう。
RD-7330はバッテリー駆動によりどこにでも設置でき、本体はレコーダーとモニターも兼ねています。つまり、完全独立型のカメラということです。
設置の自由度が高いので、配線の届かない場所や新たに設置するサブカメラとしてもおすすめです。
参考:https://www.choujuhigai.com/fs/chiikan/c/TrailCamera
まとめ:屋外で使える防犯カメラの選び方!おすすめ機種も併せてご紹介!
屋外に設置する防犯カメラは、トラブル発生時の証拠となるだけでなく監視体制を整えることで、事件等を未然に防ぎ防犯性を高めることにも役立ちます。
さらにこの記事の中で、
・安全性を高めるだけでなくマーケティングにも繋がる
・基本的なボックスタイプ以外にも様々な形状がある
・防犯カメラの接続は有線と無線がある
・耐久性や夜間撮影など屋外に適したカメラを選ぶとよい
といった点を解説いたしました。
ご紹介した機種も屋外利用に適したものばかりなので、ご興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
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