電話番号取得を最安で行うには?安い6つの方法とサービスを比較して紹介
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会社を起業する際や新たな支店の立ち上げ、フリーランスとして仕事を始める際には、電話番号が必要になるシーンが多々あります。
近年では電話番号を取得できる方法は増加しており、選択肢が豊富になっています。そのため、経費を抑えるために、できるだけ安い方法で電話番号を取得したいと考える人も多いでしょう。
本記事では、電話番号を最安で取得できる方法について解説します。各方法ごとのメリットや注意点について解説しているので、サービスの契約を検討している方はぜひ最後までお読みください。
なお、固定電話を設置して電話番号を取得したい方には、基本料550円から利用できる「ひかり電話」がおすすめです。詳細を知りたい方は以下のリンクから覗いてみてください。
電話番号取得を最安で行うには?
結論として、電話番号取得を最安で行えるのは、IP電話・050番号による取得方法です。
IP電話・050番号は、インターネット回線を利用した通話サービスで、スマホやパソコンのアプリで簡単に電話番号を取得できます。そのため、既に所有しているスマホを使用すればアプリのインストールだけで済ませられます。
個人で利用する場合は、機器代金もかからず初期費用を抑えることができ、安く電話番号を取得できるおすすめの方法です。
ただし、法人利用の場合はIP電話や050番号で取得すると信頼性にかけるため、一概におすすめできません。ビジネス利用が目的の場合は、フレッツ光が提供する「ひかり電話」がおすすめです。詳しく知りたい方は、以下のリンクから詳細を確認してみてください。
【最安はどれ?】電話番号の取得方法別の特徴や料金を比較!
電話番号を取得する代表的な方法は、以下の6つです。
- NTTの加入電話
- スマホ
- IP電話・050番号
- 03転送電話サービス
- クラウドPBX
- 電話代行・電話転送サービス
6つの電話番号取得方法について、それぞれ特徴や料金を説明します。
NTTの加入電話
特徴 | 従来から利用されてきた最も一般的な取得方法 |
メリット | 通話品質が良くて、電話番号の社会的信頼も高い |
デメリット | 申し込みから利用できるまで手間や時間がかかる |
月額料金 | ・住宅用:1,595円~
・事務所用:2,530円~ |
NTTの加入電話は、NTT東日本・西日本が提供している一般的な固定電話サービスです。
アナログ回線を利用するため音声品質が安定しています。また、03などから始まる市外局番付き電話番号を利用できるため、社会的信頼が高いのが特徴です。
メリット
NTTの加入電話で電話番号を取得するメリットは以下の4つです。
- 通話品質が高い
- 社会的に信頼性が高い
- あらゆる種類の電話番号に発信できる
- 災害時・停電時にも利用可能
NTTの加入電話は通信品質の高さが最も大きなメリットです。アナログ回線(メタル線)を用いているため、ほかの通信網から干渉されず、一定の音声品質が担保されています。
また、NTTの加入電話は、従来使用されてきた取得方法であるため、社会的信頼性が高いのもメリットです。電話相手に安心感を与えられるだけでなく、銀行口座の開設時や融資を受ける際の信頼性担保にも大きく貢献します。
デメリット
NTTの加入電話で電話番号を取得するデメリットは以下の3つです。
- 申し込みから使用できるまで時間がかかる
- 固定電話のため光ケーブルの工事が必要
- 電話加入権(施設設置負担金)を購入しなければいけない
NTTの加入電話はアナログ回線を用いた通信方法であるため、設置する際にメタル線を引く工事が必要です。そのため、申し込んでから利用できるまでの期間が長く、通話可能になるまで2週間〜1ヶ月ほどかかります。
また、NTTの加入電話を利用する際は、電話加入権の購入が必要です。電話加入権の購入には約4万円の費用が必要で、契約料・工事費と合わせると初期費用が多くかかる点がデメリットです。
料金の目安
NTTの提供する電話のみを契約する場合の各回線の料金目安は以下のとおりです。
料金 | |
初期費用 | ・40,480円
(内訳)契約料880円、施設設置負担金39,600円 |
月額料金 | ・住宅用:1,595円~
・事務所用:2,530円~ |
通話料金 | ・9.35円/3分(国内電話、全国一律)
・9円(免税)/60秒(国際電話) |
※加入電話を契約する場合の料金
工事の必要性の有無やインターネットへの加入によって初期費用、月額料金は変わるため事業規模や通話量に応じてプランの確認が必要です。
スマホ
特徴 | 電話番号を取得するための選択肢が豊富 |
メリット | 携帯性に優れ、汎用性の高い電話番号を取得できる |
デメリット | 数万円の端末本体の費用が別途必要になる |
スマホを購入し、キャリア契約する方法でも電話番号を取得できます。スマホがあれば、大手キャリアから格安SIMまで様々な電話回線を選択可能です。
メリット
スマホで電話番号を取得するメリットは以下のとおりです。
- 手軽に導入しやすい
- 契約から使用開始までの期間が短い
- 持ち運びできる
- 費用が抑えやすい
スマホで電話番号を取得するメリットは、契約が簡単である点です。端末と通信回線があれば、最短で即日から電話番号を取得・利用できます。
また、格安SIMなどを利用すれば、月額料金も抑えられます。選択肢も豊富で、契約会社の組み合わせ次第では月々の料金を数百円程度まで下げることも可能です。
デメリット
スマホで電話番号を取得するデメリットは以下のとおりです。
- 契約する選択肢が多すぎる
- スマホの端末代金がかかる
- 契約するキャリアによっては通信が不安定な場合がある
- セキュリティリスクがある
スマホで電話番号を取得する際には、端末本体の費用がかかります。スマホ端末は安い物で数万円、高性能の機種になると10万円を超えることもあります。キャンペーンなどで費用を削減できる場合もありますが、プランの選択肢が多いため、比較検討に時間がかかる点がデメリットです。
料金の目安
スマホで電話番号を取得した場合の料金の目安は以下のとおりです。
料金 | |
初期費用 | スマホ本体の代金 |
月額料金 | 290円〜(※) |
通話料金 | 11円/30秒~ |
(※):日本通信「シンプル290」の場合
スマホで電話番号を取得する場合、データ通信量の少ないプランを選べば、月々の料金を大幅に削減可能です。また、通話料が安いプランや、かけ放題のプランを選べば、頻繁に電話をかける方でも月額を数千円以内に抑えられます。
さらに、通信会社によっては端末代金を無料になる契約もあり、初期費用を抑えることも可能です。
IP電話、050番号
特徴 | インターネット回線を利用した通話サービス |
メリット | 無料で使えるサービスが多く手軽に導入できる |
デメリット | 制限が多く社会的な信用も得にくい |
月額料金 | 0円~ |
IP電話は、インターネット回線を利用する電話サービスです。主に050から始まる番号が割り当てられ、スマホのアプリやパソコンのソフトを使って簡単に番号を取得し、通話ができます。
契約料、月額料が低価格なサービスが多く、電話番号だけを手軽に取得したい方におすすめの方法です。
メリット
IP電話、050番号で電話番号を取得するメリットは以下のとおりです。
- 初期費用や月額料金が安い
- 導入が簡単にできる
- さまざまなシステムやアプリと連携できる
IP電話のメリットは、初期費用がかからず、通話料金も従来の固定電話より安く済むことです。アプリの導入だけで電話番号が取得できるので、ほとんどコストがかかりません。
また、固定電話やスマホの導入と異なり、工事や契約の必要がないため、手軽に使い始められるのもメリットと言えます。
デメリット
IP電話、050番号で電話番号を取得するデメリットは以下のとおりです。
- インターネットがないと利用できない
- 110番や119番といった緊急通報に発信できない
- 社会的な信用を得にくい
IP電話や050番号は、インターネット回線を利用して通話を行うため、インターネット環境が不安定だと接続できない場合があります。また、緊急通報を利用できないアプリも多く、災害時に不安があるのもデメリットです。
料金の目安
IP電話、050番号で電話番号を取得した場合の料金の目安は以下のとおりです。
料金 | |
初期費用 | 0円〜550円前後 |
月額料金 | 0円〜550円前後 |
通話料金 | 050番号同士の通話は無料 |
IP電話、050番号同士は無料で通話できるサービスが多く、通話料を抑えられます。
03転送電話サービス
特徴 | 電話番号をレンタルして、別の電話番号へ転送させるサービス |
メリット | 信頼性が高い固定電話の番号を手軽に入手できる |
デメリット | 着信専用のサービスがほとんどで発信ができない |
月額料金 | 約1,000円~ |
03転送電話は、市外局番「03」を使用したIP電話サービスの一種です。レンタルした03番号への着信を、別の電話(携帯電話や固定電話など)に転送します。固定電話の番号を取得できるため、ビジネスにおいて信頼性の高い印象を与えられる特徴があります。
メリット
03転送電話サービスで電話番号を取得するメリットは以下のとおりです。
- 固定電話番号を取得できる
- 転送先の電話番号を柔軟に変更できる
- 東京に拠点がなくても03番号を取得できる
03転送電話サービスの最大のメリットは03から始まる固定電話番号を取得できることです。信頼性が高く、全国展開や起業時のイメージアップに役立ちます。
また、03転送電話サービスではインターネット回線を利用するため、通常の固定電話と比べて初期費用や月額料金が安いのも魅力です。物理的な電話回線や工事も不要で、オンラインで簡単に導入できるのもメリットの一つです。
転送電話の特徴として、転送先の電話番号を柔軟に変更できるため、オフィスの移転や在宅勤務などにも対応しやすくなります。
さらに、留守番電話やIVR(自動応答)などの付加機能を利用できるサービスもあります。複数の転送先を設定したり、時間帯によって転送先を変更したりすることも可能です。
デメリット
03転送電話で電話番号を取得するデメリットは以下のとおりです。
- 着信専用のサービスがほとんど
- 接続が不安定になるリスクがある
- 転送設定に手間がかかる場合がある
03転送電話は着信専用のサービスがほとんどなので、相手に電話をかけられません。発信する場合は、ほかの電話番号を利用する必要があります。
また、03転送電話は、インターネット回線を利用した電話のためインターネット状況によっては通話が不安定になる可能性があります。
料金の目安
03転送電話で電話番号を取得する際の料金の目安は以下のとおりです。
料金 | |
初期費用 | 0円〜数千円 |
月額料金 | 500円〜2,000円程度 |
通話料金 | 転送先の番号の種類により異なる
・固定電話:8円~10円程度/3分 ・携帯電話:16円~20円程度/1分 |
通常の03番号と同様に、市内通話料金で通話が可能です。留守番電話、着信転送、発信者番号表示などの機能によっては、追加料金がかかる場合もあります。
クラウドPBX
特徴 | どこにいても会社の電話を使えるようにするシステム |
メリット | スマートフォンで内線・外線電話が受けられる |
デメリット | セキュリティにリスクが生じるサービスがある |
月額料金 | 1,500円〜2,500円程度 |
クラウドPBXは、従来のPBX(電話交換機)システムをクラウド上で提供する電話サービスです。クラウドPBXはインターネット回線を利用して通話を行います。
メリット
クラウドPBXで電話番号を取得するメリットは以下のとおりです。
- コストを削減できる
- インターネットがあればどこからでも利用できる
- 柔軟性と拡張性が高い
少ない初期投資で使い始められるのがクラウドPBXのメリットです。クラウド上で利用するため、ユーザー数や機能の追加・削除が簡単にでき、ビジネスの成長に合わせて柔軟にスケールアップできます。
また、インターネット接続があればどこからでも利用可能で、在宅勤務やリモートワークに適しています。仕事上、外出や出張が多い場合にも便利です。クラウドで情報を管理するため、情報管理を一元化でき、共有しやすいのが従来の電話と比べたメリットです。
デメリット
クラウドPBXで電話番号を取得するデメリットは以下のとおりです。
- 通話品質が低下する
- セキュリティリスクがある
- サービス停止や変更があった場合に影響を受ける可能性がある
インターネット回線を利用するため、接続に問題がある場合、通話品質が低下します。また、どこからでも利用できる利便性がある一方で、クラウド上にデータを保存するためセキュリティのリスクが発生するデメリットがあります。
料金の目安
クラウドPBXで電話番号を取得する際の料金の目安は以下のとおりです。
料金 | |
初期費用 | 0円〜5万円 |
月額料金 | 1,500円〜2,500円程度 |
通話料金 | ・固定電話:8.8円程度/3分
・携帯電話:16円程度/1分 |
クラウドPBXは、スマホやパソコンのアプリで利用できる場合と機器を設置して利用する2つのパターンがあります。個人の端末を利用する際は、初期費用は無料で済むこともあります。一方、機器の設置が必要な場合は初期費用は5万円ほどです。
また、クラウドPBXに接続するために、別途インターネット環境を用意する費用が必要になることもあります。
電話代行・電話転送サービス
特徴 | 電話対応を代わりに行ってくれるサービス |
メリット | 電話番号の取得と一緒に代行の契約もできる |
デメリット | すべてのサービスで電話番号が取得できるわけではない |
月額料金 | 5,000~3万円 |
電話代行サービスは、電話対応を代わりに行ってくれるサービスです。電話代行サービスでは、電話番号の貸し出しを行っているケースもあり、新規の番号を利用できます。
メリット
電話代行・電話転送サービスで電話番号を取得するメリットは以下のとおりです。
- 電話代行・電話転送サービスの申し込みと一緒に番号を取得できる
- 導入時に工事が必要ない
電話番号の新たな取得と電話代行・電話転送サービスの契約を両方行う場合、手続きが2回必要になります。電話代行・電話転送サービスが提供する電話番号取得方法を利用すると、手続きを1度に行えるため手間の削減が可能です。
デメリット
電話代行・電話転送サービスで電話番号を取得するデメリットは以下のとおりです。
- 全てのサービスで番号が新規取得できるわけではない
- 電話番号の貸し出しを利用の場合、契約終了後は利用できない
電話代行・転送サービスはすべてのサービスで新規に電話番号を取得できるわけではありません。利用料金によっては、提供された番号しか使えないこともあります。
また、電話番号を貸出されている際は、解約とともに利用中の番号が使えなくなってしまう点もデメリットです。
料金の目安
電話代行・電話転送サービスの料金目安は以下のとおりです。
料金 | |
初期費用 | 0~3万円 |
月額料金 | 5,000~3万円 |
通話料金 | オプション料金で100~3,000円/月 |
電話代行・電話転送サービスで電話番号を取得する際の料金は、2,000円~3,000円程度。電話代行・電話転送サービスの基本料金に追加で2,000円〜3,000円程度で電話番号の貸し出しを行っています。
【最安はどれ?】電話番号取得サービス別の特徴や料金を比較!
安い電話番号取得サービスの特徴と料金を、以下の5つのサービスについてそれぞれ紹介します。
- ひかり電話
- SUBLINE
- 03plus
- My 050
- IVRy
それぞれ特徴が異なるため、目的や利用頻度、事業規模を考慮して最安で取得できるサービスを選びましょう。
ひかり電話
ひかり電話はNTT東日本・西日本が提供する光ファイバーを使用するIP通話サービスです。
特徴
ひかり電話では固定電話番号と呼ばれる、市外局番から始まる電話番号を取得できるのが特徴です。これまでに利用していた固定電話の番号を引き継ぐこともできます。
取得できる番号は固定電話番号のため、110番、119番といった緊急電話やフリーダイヤルなど全ての種類の番号にかけられます。IP電話サービスによっては特定の電話番号にかけられないケースもあるため、法人で利用する際や無料電話によくかける方は、ひかり電話がおすすめです。
料金の目安
ひかり電話に加入時の料金の目安は以下のとおりです。
料金 | |
初期費用 | ・工事費:3,300円〜
(フレッツ光導入の工事費は22,800円) |
基本料金 | ・550円~
・フレッツ光インターネットを利用している場合、インターネットの料金に月額+550円 |
通話料金 | 8.8円 /3分 |
オプション | ・ナンバーディスプレイ:440円 |
フレッツ光インターネットを利用している場合はインターネットの料金に月額+550円でひかり電話を利用することができます。
これまで固定電話を設置する場合は、設置時に電話加入権(施設設置負担金)の購入、39,600円の支払いが必要でした。しかし、ひかり電話では新たに固定電話を設置する場合でも、電話加入権(施設設置負担金)の購入は不要となり、初期費用を抑えられます。
ナンバーディスプレイ等のオプション機能も、従来の固定電話よりも低価格で利用できるようになっています。
ひかり電話の導入を検討されている方は、以下の窓口から申し込むと最短で電話番号の取得が可能です。興味がある方は、ぜひ以下のリンクから詳細を確認してみてください。
SUBLINE(サブライン)
SUBLINE(サブライン)は、050番号を取得できるIP電話アプリです。
特徴
SUBLINEは、個人のスマホにアプリをインストールするだけで050番号の業務用電話番号が取得できるサービスです。最短5分でサービスを開始でき、面倒な書類手続きは不要です。
契約年数の縛りがなくいつでも利用を停止できるため、ビジネスニーズの変化に柔軟に対応可能です。1台のスマホでプライベート用と仕事用の2つの電話番号を持てるため、社用端末のコストを削減できるのも大きなメリットです。
IP電話で一般的に懸念される通話品質についても、一般電話回線(PSTN)を使用しているため、安定した通話が特徴です。また、顧客の電話番号は高度なセキュリティで保護されており、スマートフォンを紛失しても個人情報が流出するリスクが低減されています。さらに、留守番電話やIVR(電話自動応答システム)など、ビジネスに役立つ機能も搭載されています。
フリーランスや個人事業主、飲食店や美容室のオーナーなど、さまざまな業種・規模の事業者に適したサービスです。
料金の目安
SUBLINEを利用する際の料金の目安は以下のとおりです。
料金 | |
初期費用 | 番号取得料:330円 |
月額料金 | ・パーソナル:550円〜
(内訳:基本料0円/番号利用料550円) ・ビズ:1,100円〜 (内訳:基本料550円/番号利用料550円) |
通話料 | ・固定電話:11円/分
・携帯電話:22円/分 ・SUBLINE:2.2円/分 |
オプション | ・IVR(電話自動応答システム):2,640円 |
パーソナルプラン、ビズプランがあり、プランによって月額料金は変動します。無料トライアル期間を1週間ほど設けていることもあります。
03plus
03plusは、外出先でも固定電話番号が持てるクラウドPBXサービスの一つです。
特徴
03plusは、固定電話番号をスマホで使用できるのが最大の特徴です。電話番号の取得はアプリから行えて、最短10分で完了します。機器、アプリごとにIDが付与され、1つの番号を複数で共有することができるのもメリットです。
法人の電話番号をスマホにするデメリットとして、社会的信用が低くなるという点が挙げられますが、03Plusでは東京の市外局番「03」を使用するため、顧客や取引先に対して信頼感を与えることが可能。
一方で、通常の固定電話に比べて、初期費用や月額料金が安価であるため、特に中小企業やフリーランスはコスト削減を期待できます。
通話内容は暗号化されており、セキュリティ面でも安心して利用可能です。顧客情報の保護が重要なビジネス環境においては大きなメリットとなります。トラブル時にはNTTドコモのサポートを受けられるため、迅速に対応してもらえる安心感があります。
留守番電話、転送電話、IVR(自動応答)など、仕事に必要な機能を提供しており、ビジネスでの利用に適したIP電話サービスです。
料金の目安
03Plusを利用する際の料金の目安は以下のとおり。
料金 | |
初期費用 | 5,000円 |
月額料金 | 980円 |
通話料 | ・10分かけ放題:500円(年払い)
1,000円(月払い) ・20円/30秒 |
オプション | ・時間外アナウンス:800円
・クラウドFAX:500円 ・留守番電話:280円 |
10分かけ放題のプランでは、1回10分以内まで通話がかけ放題になります。基本料金、通話料共に年払いに設定することで更にコストを抑えることが可能です。初月無料キャンペーンを実施していることもあり、初期費用を抑えられます。
My 050
My 050は、050番号を取得できるIP電話アプリです。
特徴
My 050はプリペイド型の050番号サービスで、月額基本料が無料で利用できる点が大きな特徴です。。利用頻度が少なくても、6ヶ月ごとに番号維持費を支払うことで、番号を継続して保持することができます。
My 050は、国内のみならず、世界中にかけることができ、通話料金が比較的安価なのが特徴です。海外に滞在しながら日本の050番号を持つこともでき、海外赴任で日本との通話が多い場合にも日本の番号とお得に通話できます。また、月額料金がかからないため、海外出張時の一時的な利用にも適しています。
My 050は、スマホのアプリでの番号を取得できるため、現在のスマホの電話番号と2つ持つことができ、スマホの番号を変更する必要もありません。ただし、SMS(ショートメッセージ)や留守番電話は利用できないため、注意が必要です。利用目的に応じてMy 050を利用するかを判断しましょう。
My 050は特に国際通話やビジネス用途で、経済的かつ柔軟な通話手段として利用されています。また、プリペイド式のため、使用状況に応じて柔軟に利用できる点も魅力のひとつです。
料金の目安
My 050を利用する際の料金の目安は以下のとおりです。
料金 | |
初期費用 | ・設定費:550円 |
月額料金 | ・なし
・番号維持費:550円 / 6ヶ月毎 |
通話料金 | ・固定電話:10.56円/3分
・携帯電話:19.80円/3分 ・My 050番号:無料 ・フリーダイヤル(0120/0800):無料 |
オプション | なし |
初期費用が安価で、かつ月額料金が不要なのが特徴です。My 050番号の発行日から数えて8日間5分間の無料通話が可能で、自身の端末・ネットワーク環境で利用できるか確認できます。
IVRy
IVRy(アイブリー)は電話自動応答サービスです。
特徴
IVRyは、電話をかけてきた顧客に対して自動的に音声ガイダンスを提供し、入力された操作に応じて適切な情報や部署へ案内します。自動応答により、応答する人員を削減可能です。
050番号であれば、最短5分、即日発行できます。市外局番やフリーダイヤルの電話番号も取得可能です。
IVRyで受けた電話は、固定電話、IP電話、携帯電話に転送できます。人間のオペレーターとは異なり、IVRyは24時間365日稼働しており、時間帯を問わずサービスにアクセスできます。英語、中国語、韓国語と複数の言語に対応できるため、グローバルな顧客ベースを持つ企業にもおすすめです。
料金の目安
IVRyを利用する際の料金の目安は以下のとおり。
料金 | |
初期費用 | 無料 |
月額基本料 | ・スターター:2,980円〜
・スタンダード:4,980円〜 ・アドバンス:7,980円〜 |
通話料 | ・約3円/分~(着信の場合)
・13円/分〜(転送の場合) |
無料トライアル | 1ヶ月サービス利用料無料 |
オプション | ・問い合わせフォーム:1,000円
・AI音声対話:5,000円+AI利用料 15円/分 ・通知連携(Slack、Teams、Chatwork、LINE WORKS):各1,000円 ・多言語対応機能(英語、中国語、韓国語):各1,000円 |
IVRyでは初月は無料トライアル期間として、基本料金、電話番号維持費が無料、通話料金のみで使用できます。電話番号維持費は、 番号の種類によって異なります。050の場合は500円/月、固定電話番号の場合は980円/月、0120,0800の番号は4,000円です。
電話番号の取得を最安で行う上でのよくある質問
電話番号の取得を最安で行うための方法とサービスについて紹介しました。ここでは、電話番号の取得を最安で行う上で、よくある質問について6つ解説します。
- 電話番号だけ欲しい場合の取得先はどれがおすすめ?
- 電話番号を無料で取得できる方法はある?
- 050で始まる電話番号は無料で取得できる?
- 070で始まる電話番号は無料で取得できる?
- 090で始まる電話番号は無料で取得できる?
- 050で始まる電話番号は無料で通話できる?
順番に見ていきましょう。
電話番号だけ欲しい場合の取得先はどれがおすすめ?
電話番号だけ欲しい場合におすすめの取得先は、IP電話です。IP電話を提供するサービスのなかでもMy 050がおすすめできます。My 050は、プリペイド型のサービスで、月額基本料は無料で利用できるため初期費用が少なく利用可能です。
550円/6ヶ月毎で電話番号の維持もできるため、電話の利用は少ないけれど番号だけ欲しいという場合に費用を抑えられます。
他のサービスでも、無料トライアル期間を設けているものがあり、一時的に番号が欲しい場合はIP電話の短期的な利用がおすすめです。
電話番号を無料で取得できる方法はある?
電話番号を完全に無料で取得することは難しいですが、一部サービスで無料または低コストで電話番号を取得できる場合があります。
多くのIP電話サービスでは、短期間の無料トライアル期間を設けています。無料トライアルのようなキャンペーンを利用すると、電話番号を無料で取得可能です。
また、一部のサービスでは、特定の条件下で無料で番号を取得できます。例えば、My 050では050番号を無料で発行し、月額料も無料です。ただし、通話料は有料で、1年間利用がない場合は番号が失効します。
無料トライアルや条件付きの無料サービス、低コストのサービスを利用することで、ほぼ無料に近い形で電話番号を取得可能です。
050で始まる電話番号は無料で取得できる?
050で始まる電話番号は、完全に無料で使用できるケースは限られていますが、一部のサービスでは無料で取得できる場合があります。
一般的に、050番号の取得には初期費用、月額料金がかかりますが、無料トライアル期間を設けているケースがほとんどです。期間終了後は費用がかかりますが、一時的な電話番号の取得は無料で行えます。
一部のサービスでは、受信専用の050番号を無料で取得可能です。これは主に飲食店や美容室などの予約受付用として利用されます。ただし、この場合は発信機能がないため、用途が限定されます。
070で始まる電話番号は無料で取得できる?
070で始まる電話番号は、基本的に無料で取得できません。070で始まる番号は、携帯電話に割り当てられている番号であり、キャリア契約が必要です。
070で始まる電話番号を提供する主な会社は以下のとおりです。
- NTTドコモ
- KDDI (au)
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- イー・アクセス(現在のソフトバンクの一部)
- 沖縄セルラー
070で始まる番号を取得したい場合は、対象の会社との契約が必要です。会社によって月額料金・通話料金は変わるので格安SIMを利用することで費用を抑えることができます。
090で始まる電話番号は無料で取得できる?
090で始まる電話番号は、基本的に無料で取得できません。090で始まる番号は、携帯電話に割り当てられている番号であり、キャリア契約が必要です。
090で始まる電話番号を提供する主な会社は以下のとおり。
- NTTドコモ
- KDDI (au)
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
090で始まる番号を契約したい場合は、スマホを購入し対象の会社での契約が必要です。会社によって月額料金・通話料金は変わるので格安SIMを利用することで費用を抑えることができます。
050で始まる電話番号は無料で通話できる?
050で始まる電話番号では多くのサービスでは、050番号同士の通話は無料となっています。一方で、固定電話や携帯電話への通話には料金がかかるのが一般的です。
一部の050番号を利用できるサービスでは無料トライアル期間を設けていることもあり、その間は通話も無料で利用可能です。
050で始まる番号は完全に無料で利用できるわけではありません。050で始まる電話番号は条件や利用するサービスにより無料で利用できることは変わるため、利用前に確認しましょう。
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