東京ガスの電気の引越し手続きガイド!5つの注意点を要チェック
東京ガスの電気を契約している方で、引越しに伴って手続きが必要になる場合もあるでしょう。
引越し時には電気契約の継続や解約、新規申し込みといった手続きを適切に進めることが大切です。スムーズに対応するためには、事前に手続きの流れを確認しておくと安心です。
本記事では、東京ガスの電気の引越し手続きの流れや注意点を解説します。よくある質問もまとめているので、引越しを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
なお、東京ガスの電気の引越しを自分でやるのが面倒だと感じたら「まるっと一括引っ越し窓口」の利用がおすすめです。電気をはじめ、ガスや水道などのライフライン手続きを代行してくれます。詳細が気になる方は、以下のリンク先を確認してみてください。
東京ガスの電気の引越し手続きをする流れ
東京ガスの電気の引越し手続きをする流れを、以下のパターンに分けて紹介します。
- すでに東京ガスを利用していて引越し先でも使う場合
- 東京ガスから他社に切り替える場合
- 他社から東京ガスに切り替える場合
それぞれの流れを順番に見ていきましょう。
1.すでに東京ガスを利用していて引越し先でも使う場合
すでに東京ガスの電気を利用しており、引越し先でも継続して利用する場合は、以下の手順で手続きを進めます。
1.引越しの手続きを申し込む
2.新居で電気を利用する
継続利用する場合は、やることが少ないので早めに終わらせましょう。
1-1.引越しの手続きを申し込む
東京ガスの電気を引越し先でも利用する場合、旧居での停止と新居での開始手続きが必要です。電気を停止する日(引越し日)が決まったら、インターネットまたは電話で申し込みましょう。
東京ガスは電気の停止と同時に、引越し先での使用開始を申し込めます。まだ開始日が決まっていない場合は、別途連絡しましょう。電気の使用日を指定しないと、引越しをしたのに新居で電気を使えないというトラブルにつながります。
また、申し込み時から日時変更がある場合は、インターネットで手続きができます。インターネットなら24時間受け付けているので、好きなタイミングで利用できるのがメリットです。
1-2.新居で電気を利用する
引越し当日、旧居ではブレーカーを「切/OFF」にしてから退去しましょう。これにより、火災や漏電のリスクを防ぐことができます。
新居ではブレーカーを「入/ON」にすると、すぐに電気が使えるようになります。なお、電気の停止や開始には基本的に立ち会いは不要です。
2.東京ガスから他社に切り替える場合
東京ガスの電気を使っており、他社の電気に切り替える場合の手続きの流れは以下のとおりです。
1.引越し前に解約手続きをする
2.新居で利用する電力会社を選定する
3.新居で電気の使用開始手続きを行う
詳しく解説するので、解約と開始の手続きを忘れないようにしましょう。
2-1.引越し前に解約手続きをする
引越しに伴って他社の電気に乗り換える場合、旧居で契約していた東京ガスの電気を解約する必要があります。
解約を忘れると、旧居での電気代は発生したままの状態です。二重に電気代がかかってしまうので、忘れずに解約しましょう。
東京ガスの電気の解約は、インターネットまたは電話で申し込みが可能です。電気を停止するには停止希望日が必要なので、申し込み時に担当者に伝えてください。
2-2.新居で利用する電力会社を選定する
東京ガスの電気の解約だけでは、新居で電気を使えません。新居では、東京ガス以外の電気を使うことになるため、引越し先で利用する電力会社を選定しましょう。
電力会社を決める際は、料金や対応エリアなど、自分の条件に合う貴社と契約します。
例えば、電気の使用量が少ない方向けや、ガスと一緒に使いたい方向けなどのプランを提供している会社などがあります。
2-3.新居で電気の使用開始手続きを行う
引越しが決まった段階で、新しい電力会社に使用開始の希望日を連絡しましょう。
引越し日の直前に連絡すると、状況次第ではすぐに手続きを進められないケースがあります。その場合、引越しをしても新居で電気を使えません。
余裕をもって手続きを進めることで、新居でスムーズに電気を使えるようになります。
3.他社から東京ガスに切り替える場合
引越しに伴って、他社から東京ガスに電気を切り替える場合の流れは以下のとおりです。
1.引越し先が東京ガスのエリアに対応しているか確認する
2.旧居で利用している電気の解約手続きをする
3.新居で利用する東京ガスのプランを選択する
4.東京ガスで新規契約を申し込む
手順を間違えないように確認しておきましょう。
3-1.引越し先が東京ガスのエリアに対応しているか確認する
東京ガスの電気を新規で契約したい場合は、新居が供給エリアか事前に確認しましょう。東京ガスは利用できるエリアに制限があるため、供給外だと電気の契約ができません。
主な供給エリアは以下のとおりです。
- 東京都
- 神奈川県
- 埼玉県
- 千葉県
- 茨城県
- 栃木県
- 群馬県
- 山梨県
- 静岡県(富士川以東)
離島にお住まいの場合や、建物全体で一括で電気契約をしている場合は対象外です。
3-2.旧居で利用している電気の解約手続きをする
引越し前に、旧居で利用している電気の解約手続きをする必要があります。電力会社によって手続き方法が異なるので、公式サイトで確認しましょう。
基本的にインターネットや電話から申し込みができます。インターネットであれば24時間対応しているため、自分の好きなタイミングで手続きが可能です。
電話の場合は受付時間が決まっていますが、オペレーターと直接会話しながら手続きを行えます。
3-3.新居で利用する東京ガスのプランを選択する
旧居の電気を解約したら、新居で利用する東京ガスのプランを契約しましょう。新規契約は、インターネットや電話で申し込みが可能です。
東京ガスの電気は、基本プランを申し込むことになります。電気料金は基本料金に加えて、電力量料金が加算されて請求されます。
また、電気と一緒にガスを一緒に契約するとセット割が適用されるので、検討してみてください。
3-4.東京ガスで新規契約を申し込む
東京ガスの新規申し込みは、電気の契約者本人または配偶者が行います。申し込み時には、使用開始日を決めておきましょう。
電話の場合、引越し先の電気メーターの計器番号、もしくは供給地点特定番号が必要です。
なお、基本的に当日の新居での立ち会いは不要です。新居でブレーカーを「オン」にすると電気を利用できます。
引っ越し時のガスのガスの停止・開始手続き方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
東京ガスの電気を引越しする際の5つの注意点
東京ガスの電気を引越しする際は、以下の点に注意しましょう。
- 手続きをしないと新居で電気を利用できない
- 旧居と同じ電化製品が新居で使えない場合がある
- 賃貸物件によっては電力会社を選べないケースがある
- 引越しの繁忙期は電話がつながりにくい
- 電気料金の二重支払いに気をつける
トラブルにならないように、それぞれ把握して対処してみてください。
1.手続きをしないと新居で電気を利用できない
当たり前ですが、電気の引越し手続きをしないと新居で電気を使えません。手続きが漏れているとわかったら、すぐに電力会社に連絡しましょう。
ただし、当日からすぐに電気が開通するとは限りません。新居がスマートメーターの場合は、事前手続きをしないと電気を使えない可能性があるので注意してください。
2.旧居と同じ電化製品が新居で使えない場合がある
東日本と西日本で周波数が異なることに注意が必要です。決まった周波数にしか対応していない電化製品は、引越しする地域によって使えなくなる可能性があります。
東日本から西日本または、その逆の引越しをする際は、あらかじめ電力会社に周波数を確認しましょう。
3.賃貸物件によっては電力会社を選べないケースがある
引越し先がマンションやアパートの場合、自由に電力会社を選べないケースがあります。使用する電気を一つの電力会社にまとめると、電気料金が安くなるため、マンションやアパート側で一括契約していることが理由です。
その場合、すべての物件で同じ電気を契約することになります。賃貸物件に引越しする際は、事前に管理会社に電力会社を選べるか確認しておくと安心です。
4.引越しの繁忙期は電話がつながりにくい
電話で電気の切り替えを申し込む場合、時期によって回線がつながりにくいケースがあります。特に3〜4月の引越しシーズンは混み合うため、電話がつながりにくいです。
そのため、電話で東京ガスの電気の引越しを行う際は、余裕をもって連絡をしましょう。もし電話がつながりにくいなら、24時間受け付けているWebからの申し込みを利用してみてください。
5.電気料金の二重支払いに気をつける
他社から東京ガスに切り替える場合、もしくは東京ガスから他社に切り替える場合は、電気料金の二重支払いに注意しましょう。
旧居と新居の契約期間が重なると、本来払わなくてもよい料金が発生してしまいます。電気の引越し手続き忘れに気づいたら、すぐに旧居で使っていた電力会社に連絡してください。
もし二重支払いが心配なら、代行サービスに任せると安心して手続きを進められます。
東京ガスの電気の引越し手続きでよくある質問
最後に、東京ガスの電気の引越し手続きでよくある質問と回答をまとめました。
- 引越し後に電気を開通するためにやることはありますか?
- Webで行った引越し手続きの確認や変更はできますか?
- ガス・電気セット割はどうしたら適用されますか?
- 新居の開通手続きはいつまでにやっておくといいですか?
- 引越し先で現在の支払い方法を継続できますか?
それぞれ紹介します。
1.引越し後に電気を開通するためにやることはありますか?
引越し後は、新居のメーターを確認しましょう。従来タイプのメーターの場合は、分電盤のカバーを開け、ブレーカーのスイッチを上げて電気を開通させます。
スマートメーターの場合は、事前に使用開始手続きを行っていれば、特にやることはありません。
2.Webで行った引越し手続きの確認や変更はできますか?
東京ガスの電気の引越し手続きをWebで行った方は、引越し時のお手続き内容の照会・変更・取消ページから、内容の確認と変更ができます。
照会・変更・取消には受付番号が必要なので、忘れずに手元に用意しましょう。受付番号は、申し込み完了メールに記載がある10桁の番号です。
3.ガス・電気セット割はどうしたら適用されますか?
セット割引は、基本プランで電気とガスをまとめると電気料金が割引されるプランです。東京ガスと電気の利用場所および契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算して支払う方が対象になります。
電気とガスを東京ガスにまとめたい方は、ぜひ利用を検討してみてください。
4.新居の開通手続きはいつまでにやっておくといいですか?
余裕をもって1週間前までにやっておくと、スムーズに新生活を始められます。ただし、引越しシーズン(3〜4月)は申し込みが殺到するため、引越し直前だと手続きが遅れる可能性があることに注意しましょう。
また、東京ガスの電気の開通手続きは、インターネットからだと24時間受け付けています。電話を利用する場合は夕方になるとつながりにくくなるため、時間があるなら昼間に申し込みましょう。
5.引越し先で現在の支払い方法を継続できますか?
東京ガスの電気は、引越し先でも同じお支払い方法(同一の口座・同一のクレジットカード)を継続して利用できます。
その際、申込書による手続きは不要です。引越しの連絡をする際に、同じ支払い方法を利用することを伝えましょう。
東京ガスの電気の引越し手続きで迷ったら代行サービスを利用しよう
東京ガスの電気の引越し手続きは、電話やインターネットから申し込めます。
電話はオペレーターに相談しながら手続きができる方法です。インターネットは24時間いつでも利用できます。自分に合う方法で電気の引越しを進めましょう。
なお、引越し時は何かとやることが多く、手続きを忘れてしまう可能性があります。忙しくて手続きが面倒だと感じる方も多いでしょう。
そのような時は、ライフラインの手続き代行サービスの利用がおすすめです。
特に「まるっと一括引っ越し窓口」は、電気を始め、ガスや水道、インターネット回線の手続きをまとめて依頼できます。全国のエリアに対応しているため、首都圏以外のエリアに引越しをするときにも便利です。
無料で利用できるので、引越し手続きを楽にする手段として活用してみてください。
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