引越し時の運転免許更新はどうすればいいの?

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運転免許証の住所変更は、引っ越し時についつい忘れてしまいがち。
住所変更をしないと身分証明書として使えないことがあったり、ペナルティを受ける場合もあるため、なるべく早く済ませておくようにしましょう。

本記事では、引っ越しの際の運転免許証の手続きについて詳しく解説いたします。

引越し後の運転免許証の住所変更はどこで行うの?

運転免許証の住所変更をするのは、引っ越し後のタイミングです。
変更手続きを行うのは、

  • 警察署
  • 運転免許試験場
  • 運転免許更新センター

のいずれかの場所で行います。
エリアや施設によって受付日時が異なるので、申請前に必ずチェックしておきましょう。

引っ越しで駐車場が変わる場合は、運転免許証だけでなく車庫証明の手続きもしなければいけません。

車庫証明の手続きは、管轄の警察署でしか受付をしていないので、忘れないように気を付けてください。

運転免許証の住所変更で必要な書類について

運転免許証の住所変更をするためには、下記のように本人が申請する場合と代理人が手続きを行う場合で、必要な書類の内容が異なります。

【本人が直接手続きを行う場合】

  • 運転免許証
  • 新しい住所が分かる書類(住民票・健康保険証など)
  • 運転免許記載事項変更届

運転免許記載事項変更届は、各機関の窓口にありますので申請当日に記入すれば問題ありません。

また、他の都道府県に引っ越しをした場合は、申請用の写真を新たに用意しなければいけない自治体も。

事前に管轄の警察署や免許センターの公式サイトで確認しておくとスムーズです。

【代理人が申請する場合】
本人以外の代理人が住所変更手続きを行う場合は、上記の書類に加えて代理人の身分証明書が必要になります。

また、代理人は本人の親族のみが認められる事例がほとんど。
申し込みを行う自治体によっては、代理人の同意書が必要になることもあるので、警察署などでチェックしてから書類をそろえましょう。

引越しの際の運転免許更新について詳しい動画もご用意いたしましたのでこちらもご覧ください。

運転免許更新にはどれぐらいの時間がかかる?

運転免許証の更新には、短くて数十分ほど、長くて1~2時間ほどかかることもあります。

特に混み合いやすいのが免許センターで、混雑していると2時間以上待たなければいけないことも。

警察署は比較的空いていることが多いので、あまり待ちたくない人は警察署を利用するといいでしょう。

また、4月の引っ越しシーズンは住所変更をする人で混み合うことが予想されますので、平日や時間に余裕のある時に申請するのがおすすめです。

運転免許の更新をしないとどうなる?

運転免許証の住所変更をしないままだと、以下のような問題が生じることが考えられます。

  1. 身分証明書として機能しない
  2. 免許に関するお知らせが送られない
  3. 罰金を支払わなければならない

まず、現住所と運転免許証に記載されている住所が違ってしまうと身分証明書として機能しません。

手続きの際に、他の身分証を提示しなければならなくなるので注意しましょう。
免許の住所が更新されないままだと、更新などの通知が送られてきません。

免許更新には通知はがきが必要なので、知らない間に更新期間が過ぎていたということのないように気を付けましょう。

道路交通法第94条第一項に基づき、引っ越し後に住所変更がない場合はこのルールを反則したとみなされます。

2万円以下の罰金か過料が必要になり、余計な出費が増えてペナルティもついてしまうので、引っ越し後はなるべく早く免許更新を済ませてしまいましょう。

まとめ:引越し時の運転免許更新はどうすればいいの?

今回は、引っ越しの際の運転免許証更新の方法や注意点について、詳しくご説明しました。

引っ越しの時は忙しいこともあって、運転免許証の住所変更はつい忘れてしまいそうになる手続きです。

しかし、身分証として使えなくなったり、最悪の場合罰金などのペナルティが課せられるので、早めに変更することがおすすめです。

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