フレッツ光のエリアの確認方法をご紹介!エリア外だった場合はどうすればいいの?

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「フレッツ光を導入したいけどエリア内なのかな?・・・」
「フレッツ光のエリア確認はどうすればいいんだろう・・・」

このような疑問はありませんか?

光回線で圧倒的なシェアを占めるフレッツ光。
フレッツ光も以前と比べればだいぶ普及してきていますが、エリアによってはサービス対象外となることがあります。

光回線を利用したいという方にとって、どうしたらよいのか戸惑ってしまいますよね。
そこで本記事では、「フレッツ光の提供エリアの確認方法」や「エリア外だったときの対処法」について解説していきます。

法人フレッツ法人フレッツ

フレッツ光の提供エリアのカバー率

まずはフレッツ光の提供エリアのカバー率について見ていきましょう。
ここでいうカバー率というのは「人口カバー率」を表していて、光回線を提供できているエリアにいる人々が、全人口に対してどのくらいかを意味します。

2016年時点でNTT東西の各提供エリア合わせて96.2%のカバー率を達成しています。
2007年には84.8%と比較的高い水準であったものの、それなりにフレッツ光を利用できないエリアも多かったですが、ここ最近では利用できないエリアがほとんどない状態です。

そのため、都心部でフレッツ光の利用を検討されている方はほぼ問題がないかと思いますが、都市郊外や田舎で利用を考えている方は、エリア外に含まれてしまう可能性があります。

参考:https://www.soumu.go.jp/main_content/000528651.pdf

光回線普及の歴史

前節でも述べたように、フレッツ光のカバー率は2016年時点で96.2%です。
現在はさらに拡大して、ほぼ日本中に広まっていると考えてよいでしょう。
そもそも、なぜこんなにもフレッツ光に代表される光回線は普及したのでしょうか?
今回の記事の内容と直接は関係ありませんが、参考程度にご覧いただけると幸いです。

光回線が現在のように当たり前になる前には、日本ではADSLというブロードバンド回線が全国的に普及していました。
ADSLによるブロードバンドが始まったのが2000年代の初頭で、この登場により従来のISDNが廃れていくことになりました。

ISDN回線の通信速度が最大で約60kbpsであったのに対して、ADSLでは最大通信速度が10Mbps程度と、約170倍もの差がありました。
ブロードバンドの登場によって劇的に通信が速くなったことが分かりますね。

参考:https://hi-ho.jp/support/faq/ans/003628.php

ちなみに、ADSLの隆盛が始まった2001年にNTT東日本/西日本は、光回線によるブロードバンドサービス「Bフレッツ」の提供を開始しています。
ADSLを巡る事業者同士の競争は2004年まで続き、このあたりでADSLのピークを迎えることになります。

その後光回線が広まっていくとともにADSLは衰退を辿り、2016年にはNTT東西がフレッツ光の提供エリアでのADSLの新規契約を停止することになりました。

これによって日本のブロードバンドは、ほとんど完全にフレッツ光に代表される光回線に切り替わっていったわけです。

フレッツ光のエリア確認方法について

本題である「フレッツ光のエリア確認」についてみてきましょう。
これまでも述べてきた通りフレッツ光のカバー率はほぼ日本全体ですが、ごく少数のエリアではサービス提供がなされていないこともあるので、事前に確認しておくことが大切です。

方法1:NTT東日本/西日本のホームページから確認

まず挙げられるのは、NTT東日本/西日本のホームページから確認する方法です。
東日本エリアの方はNTT東日本のホームページから、西日本エリアの方はNTT西日本のホームページから確認をしてください。
NTT東日本の提供エリアに居住の方https://flets.com/app2/cao/
NTT西日本の提供エリアに居住の方https://flets-w.com/cart/?etc_data_kks=kantan%3D1%40

NTT東日本の提供エリアに居住の方の、エリア確認の手順を簡単に説明します。
①郵便番号を打ち込んで、再検索をクリックします(もし郵便番号が分からない場合は「郵便番号がわからない方はこちら」をクリックすると都道府県から住所を検索できます)。

②住所選択の欄に住所が複数出てきますので、該当するものをクリックして、「次へ」をクリックします。

③番地以降の住所を画面上から選択していきます。

④建物形態選択で「戸建て」または「集合住宅」のどちらかを選択します。

⑤住所によっては自宅の電話番号の入力が求められることがあります。自宅に固定電話等がない場合は未記入でも問題ありません。

⑥フレッツ光の提供エリアかどうか表示されます。

続いて、NTT西日本の提供エリアに居住の方のエリア確認の手順を簡単に説明します。
①お住まいのタイプ選択で、「戸建て住宅」または「マンション」のどちらかを選択します。

②エリア検索方法の選択で「郵便番号で検索」または「府県で検索」または「電話番号で検索」のいずれかに情報を入力・選択します。その後、「次へ」をクリックします。

③画面の表示に従って住所を選択していきます。

④判定する住所のところに選択した住所が表示されるので、それで間違いがない場合は「この住所で判定します」をクリックします。

⑤フレッツ光の提供エリアかどうかが表示されます。
NTT東西別に確認方法を説明しましたが、画面の指示に従えば簡単に確認できます。
先ほども出てきた「光コラボレーション」はNTTの回線を利用しているので、こちらの導入を検討されている方も、ここでご紹介した方法から利用できるか確かめることが可能です。

電話での確認

自宅にインターネット回線がない・住所の入力が面倒・エリア確認以外に直接オペレーターに確認したいことがある、そういった方もいらっしゃるかと思います。
そういう場合は「電話」で確認するとよいでしょう。

電話窓口の詳細は以下の通りです。
NTT東日本エリア/西日本エリア共通:0120-116116
営業時間:9:00~:17:00・年中無休(年末年始除く)・通話料無料

フレッツ光のエリア外だった場合の対処法について

前節でご紹介した方法から、フレッツ光のエリア外だったと判明する場合があり得ます。
インターネットを引こうとしているのに、フレッツ光に対応していないとなると途方に暮れてしまいますよね。

そこで、ここからは「フレッツ光のエリア外だったときの対処法」について解説していきます。
フレッツ光が利用できない場合はADSLを利用すればよいのでは?と思うところですが、先ほど説明したように新規契約を打ち切られているところがほとんどなので、代替手段を検討しなくてはなりません。

auひかりを検討してみる

まず考えられる対処法としては「auひかり」の検討です。
光回線で全国的に展開しているのは実はNTTの提供するフレッツ光だけではありません。

KDDIの提供する光回線を利用するインターネット接続サービス「auひかり」も全国的に展開しています。
auひかりはKDDIが提供しているサービスということもあり、auのスマートフォンを利用しているとその月の利用料の割引を受けることができます。
auユーザーにとってはうってつけのサービスです。

また、プロバイダーに申し込むだけで別途手続きが不要で、月の請求もプロバイダーと一括でされるので毎月の利用金額が分かりやすいというメリットもあります。

通信速度に関してはエリアにもよりますが、デフォルトの最大通信速度1Gbpsから36ヶ月間無料で5Gbpsへ、また月最大で780円負担すれば10Gbpsへ変更することが可能です。

参考:https://join.biglobe.ne.jp/ftth/one/home_option.html

しかしauひかりのカバー率は70%といわれており、フレッツ光のエリアよりも劣るところはあります。
しかし、フレッツ光ではダメでもauひかりではカバーエリアである可能性があるので、エリア外であるかどうか確かめる価値はあるでしょう。

居住地がauひかりの提供エリアは以下のURLから確認できます。
URL:https://bb-application.au.kddi.com/auhikari/zipcode?bid=in-in-intop-0005
確認の手順は以下の通りです。
①住居タイプで「一戸建て」または「マンション/アパートなど」のどちらかを選択します。

②郵便番号を入力します。

③現在利用している固定電話を継続したい場合は、固定電話の電話番号も入力します。

④「エリアを確認する」をクリック。

⑤画面上から住所の続きを選択していきます。

⑥選択した住所で提供されているauひかりのプランが表示されます。

NURO光を検討してみる

続いてご紹介する対処法は「NURO光」の検討です。
NURO光はSo-netが提供する高速光回線を用いたサービスです。
どのくらい高速なのかというと、上りと下りが概ね10Gbpsのサービスも提供されています。

また、NURO光は料金も比較的安いという特徴があります。
さらに、NURO光は複数の端末で同時に利用しても、どの時間帯に利用しても遅延しにくいという利点もあります。

参考:https://www.nuro.jp/hikari/

もともとは関東地方限定で始まったサービスですが、徐々に提供エリアが拡大しつつあり、北海道や関西そして中部にまで現在は広がっています。
NURO光の提供エリアは下記URLから確認できます。

URL:https://nuro.jp/hikari/service/new/?package=nuro_G2V&campaign_code=6G0410#area

具体的な操作手順は以下の通りです。
①郵便番号を入力します。

②郵便番号に対応する住所が出てくるので、それをクリックします。

③住戸タイプを選択する欄で、「アパート・マンション」または「戸建住宅」のどちらかを選択し、「提供エリアを確認する」をクリックします。

④NURO光の提供エリアかどうか表示されます。

モバイルWi-Fiを検討してみる

固定回線に縛られずに、モバイルWi-Fiを利用するという手段もあります。
モバイルWi-Fiとは、通信キャリアの回線(NTTドコモやauなどの回線)を利用するインターネット接続サービスです。

モバイルWi-Fiは通信キャリアの回線を利用しているので、自宅に回線を引く必要がありません。
モバイルルーターが手元に届けばすぐに、インターネットを利用することができます。

ただ注意しておかなければならないのは、「光回線よりも通信速度が落ちる点」や「データ通信量がある一定の値に達すると通信速度制限がかかる」点です。
これはキャリア回線を使っているからこそ生まれるデメリットと言えます。

以下で、いくつかモバイルWi-Fiについてご紹介します。

UQ WiMAX

プランによっては下りで最大1.2Gbpsという高速インターネットを利用できるほか、高速回線「WiMAX 2+」とau回線を利用した広範囲のネットワーク「au 4G LTE」の2つのネットワークが用意されています。

参考:https://www.uqwimax.jp/wimax/beginner/point/

UQ WiMAXのご利用を検討されている方は、以下のURLからエリア確認ができます。

URL:https://www.uqwimax.jp/wimax/area/

Y!mobileのPocket WiFi

Pocket WiFiはY!mobile(ソフトバンク)が提供しているモバイルWi-Fiになります。
こちらもUQ WiMAXと同じくらいモバイルWi-Fiの中では有名です。

UQ WiMAXにはLTE回線(通信キャリアの回線)の他に独自の回線が用意されていますが、Y!mobileの通信規格はLTEのみです。
Pocket WiFiの対応エリアは、下記のURLからご確認ください。

URL:https://www.ymobile.jp/area/select.html

どんなときもWiFi

こちらも耳にしたことのある方が多いのではないでしょうか?
どんなときもWiFiの特徴として、まず「データ容量無制限」が挙げられます。

一般的にモバイルWi-Fiはデータ通信量を使いすぎると速度制限がかかりますが、どんなときもWiFiではデータ容量が無制限なので動画なども見放題です。

次は、「3キャリアネットワークに対応」している点です。
先ほど登場したUQ WiMAXはLTE回線としてはauのみにしか対応していませんでしたが、どんなときもWiFiの場合はdocomo・au・softbankすべてのキャリアネットワークに対応しています。

3キャリアネットワークに対応していることによって、その時々で自動で最適な回線を選択してくれるのでどこにいても快適にインターネットを利用できます。

参考:https://donnatokimo-wifi.jp/charm

このように、フレッツ光の代替案としてその他の光回線を検討し、それでもエリア外だった場合は、モバイルWi-Fiの利用を検討してみるとよいでしょう。

まとめ:フレッツ光のエリアの確認方法をご紹介!エリア外だった場合はどうすればいいの?

いかがでしたか?
今回の記事では、「フレッツ光の提供エリアの確認方法」や「エリア外だったときの対処法」について解説しました。
フレッツ光のカバー率は95%以上となってきているのでほとんどの場合利用できますが、カバー率が100%でない以上、運悪く利用できないこともあります。

そのような場合は、フレッツ光以外の回線が利用できないかを、まず検討してみることをおすすめします。
検討してもやはりエリア外であるというときには、モバイルWi-Fiの利用を検討してみるとよいでしょう。

フレッツ光がエリア外でお困りの方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

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