
フレッツ光をできるだけ安く利用するにはどうすればいいの?
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「フレッツ光の月々の支払い負担が大きいからどうにかしたい・・・」
「フレッツ光の料金を少しでも安くすることはできないのかな・・・」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか?
フレッツ光をご利用されている方で、月々の利用料金が高いと感じ、どうにかしてその料金を抑えたいという方も少なくないはず。
事実、フレッツ光と一口に言っても契約形態やプランなどの違いによって、月の利用料金に差が出てきます。
同じフレッツ光なのに、一体なぜそのような差が生まれるのでしょうか?
本記事では、その疑問について回答しながら「フレッツ光をできるだけ安く利用するための方法」について解説していきます。
利用料金の内訳
本題に入る前に、フレッツ光を用いた場合のインターネット利用料金の内訳について見ていきましょう。
一般的に、フレッツ光を用いた場合の月々の利用料金は次の計算式のように表されます。
(月々の利用料金)=(インターネットプロバイダー利用料)+(NTT回線利用料)+(回線終端装置やルーターなどの利用料)+(オプション利用料)
※プロバイダー利用料はプロバイダーとの別契約なので、厳密に言えばフレッツ光契約自体の料金には含まれません。
インターネットプロバイダー利用料
インターネットプロバイダーとは、インターネット回線への接続サービスを提供している企業のことを言います。
そのため、インターネットに接続する際は、インターネットプロバイダーとの契約が必須です。
例として、「○○光 with フレッツ」という名称で、フレッツ光のプランが提供されています。この「○○」の部分に、そのプロバイダーの名前が入る事が多くあります。
有名なインターネットプロバイダーとして、OCN・So-net・BIGLOBE・@niftyなどがあります。
NTT回線利用料
インターネットプロバイダーとの契約だけでは、自宅や職場でインターネットを利用することができません。
インターネットを利用するためには、プロバイダーだけでなく光回線が必要にあります。
それを行うのが「フレッツ光」、つまりNTT東日本/西日本の回線なのです。
そのため、インターネット利用料金にこのNTT回線の利用料が含まれます。
余談ですが、KDDIの提供する光回線でも地域によってはNTT回線を用いることがあり、NTTから回線利用料が請求されることがあります。
回線終端装置やルーターなどの利用料
自宅や職場に光ファイバーを引き込むと、光回線は回線終端装置(ONU)に接続されることになります。
そして、ONUとPCの間をLANケーブル、もしくは無線LANで接続することによって、はじめてインターネットの利用が可能となります。
ONUはレンタルであることがほとんどなので、毎月レンタル料が請求されるのが一般的です。
その他、無線LANルーターもレンタルした場合、ルーターのレンタル料も月々の利用料に加算されることになります。
オプション利用料
インターネットそのものの契約の他に、オプションを契約しているとその利用料も請求されることになります。
例えば、電子メールのウィルスチェックなどのセキュリティサービスやひかり電話、フレッツテレビなどがオプションに含まれます。
なぜ利用料金が高いのか?
上記を踏まえて、なぜ月々の利用料金が高くなってしまうのかを考えていきましょう。
プロバイダーとNTTによる請求
インターネット利用料金には、「インターネットプロバイダー利用料」と「NTT回線利用料」が含まれます。
1つのインターネットを利用しているはずなのに、複数の事業者に利用料を請求されているわけです。
プロバイダー利用料は事業者によっても異なりますが、大体月に1,000円くらいです。
一方、NTT回線利用料、つまりフレッツ光そのものの利用料には、月に5,000円前後かかります。
このNTT回線利用料が、月のインターネット利用料が高くなる大きな原因なのです。
また、通信速度が他のプランよりも速いもので契約していると、その利用料が割り増しになっていることもあります。
無駄なオプションが多い
家電量販店等でパソコンの購入と同時に、指定されたフレッツ光のプランを契約すると、キャッシュバックを受けられることがあります。
ここで注意したいのが、こうしたプランには不要なオプションが含まれる事がある点です。
例えば、テレビで動画配信サービスを利用したいわけではないのに、それがオプションに含まれているなどがあります。
そのような不要なオプションのせいで、無駄に利用料を毎月支払っていることも考えられます。
毎月の利用料金を安くするにはどうしたらよいか?
次に、毎月の利用料金を安くするにはどうしたらよいのかを見ていきましょう。
不要なオプションの解約
まず考えるべきは「不要なオプションの解約」です。
先ほども述べたように、不要なオプションを契約していることによって無駄に利用料を支払っている可能性があります。
今一度現在の契約内容を確認して、不要なオプションがある場合は解約しましょう。
プロバイダーの変更
次にご紹介するのは「プロバイダーの変更」です。
先ほども説明したように、プロバイダーによって利用料金にバラつきがあります。
特にプロバイダーにこだわりがないときは、割安なプロバイダーに変えるのも手です。
その際、これまで利用していたプロバイダーから提供されたメールアドレスが利用できなくなる、もしくは設定の変更が必要となります。
ちなみに、プロバイダーを乗り換える場合は後述する「光コラボレーション」も検討してみるといいでしょう。
光コラボレーション(光コラボ)へ乗換
次にご紹介するのは「光コラボレーション(光コラボ)」です。
光コラボとは、1つの事業者(インターネットプロバイダーなど)がNTT東日本/西日本の提供する光回線を借り受け、そこに事業者独自のサービスを付け加えることです。
インターネットプロバイダーが光コラボを提供する場合は、NTT回線利用料とプロバイダー利用料をセットで、光コラボ事業者が請求することになります。
光コラボではNTT回線を借り受けて販売することになり、従来ネックであったNTT回線利用料をグッと抑えることができるので、月の利用料を安く抑えることができます。
光コラボを導入する際、既存の回線(フレッツ光)をそのまま利用できるというメリットがあります(転用といいます)。
現在のプロバイダーから別の光コラボを契約する場合は、転用の対象となります。
他社回線の利用を検討する
光回線を提供しているのは、フレッツ光だけではありません。
KDDIの「auひかり」も光回線を提供しています(j-comもその回線を利用したインターネットサービスを提供しています)。
特にフレッツ光に対して強いこだわりがない場合は、他社の回線を検討してみるのもいいでしょう。
他社回線に切り替える場合、既存の回線の撤去工事が必要となる可能性がある他、新規の回線の引き込み工事が必要となるので注意しましょう。
まとめ:フレッツ光をできるだけ安く利用するにはどうすればいいの?
いかがでしたか?
本記事では、「フレッツ光をできるだけ安く利用するための方法」について解説しました。
フレッツ光を使い続けるという前提の下では、オプションを含めた契約内容の見直しや光コラボレーション(光コラボ)への乗換えを検討してみることをおすすめします。
また、特にフレッツ光に対して強い思い入れがあるわけでない場合は、他社の回線への切り替えを考えるのも手です。
フレッツ光の毎月の利用料金が高いと感じてお困りの方は、本記事の内容を参考に利用料の削減にチャレンジしてみてください。
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