そのため「工事不可のマンション・アパートに住んでいる」という方にとってはとても便利。一方で「光回線に比べると通信速度が遅い」というデメリットもあります。
この記事では「置くだけwifiの概要とメリット・デメリット」「人気の置くだけWi-Fi」について解説します。
置くだけwifiのメリット
置くだけWi-Fiとは、「コンセントに挿すだけで使えるホームルーター（据え置き型Wi-Fiルーター）」のことです。
光ケーブルを使う光回線とは違い、モバイル回線を利用してインターネットに接続する仕組みとなっています。
この章では置くだけWi-Fiのメリットを紹介します。
- 回線工事が不要なので利用開始がスピーディ
- ケーブルが少なく部屋がスッキリ
- 引越し時の手続きがラク
- モバイルWi-Fiよりも通信が安定する
- データ容量が無制限の置くだけWi-Fiが多い
順番に解説します。
回線工事が不要なので利用開始がスピーディ
置くだけWi-Fiはモバイル回線を利用し、電波をキャッチしてインターネットに接続する仕組みなので、光ファイバーを自宅まで引きこむ回線工事が不要です。そのため工事の待ち時間が発生せず、すぐに利用開始できます。
置くだけWi-Fiの中には申し込んだら即日ルーターを発送してくれるところもあり、「早くインターネットを使い始めたい」という人にはメリットが大きくなっています。
具体的には、ルーターが届いたらコンセントに差し込むだけでOK。あとはWi-Fiに繋ぎたい端末（パソコンやスマホ）側でWi-Fiの設定をすれば使えるようになります。
一方の光回線は、利用開始にあたり回線工事が必要です。工事予約の混雑状況によっては、工事までの待ち時間が長くなってしまうこともあります。また住宅の状況によっては、光回線を使いたくても工事できない（光回線が使えない）こともあります。
また置くだけWi-Fiは工事不要なので、「初期工事費」「移転工事費」が発生しません。光回線だと工事費に10,000～40,000円程度かかるので、工事費用がかからないのも置くだけWi-Fiのメリットといえるでしょう。
ケーブルが少なく部屋がスッキリ
置くだけWi-Fiでは光回線のONU（終端装置）や無線LANルーターのような配線が不要なので、部屋がスッキリ見えるのもメリットです。
「配線が苦手で、自分ではできない」という方にもメリットが大きいですね。「ネット関連の機器や設定に詳しくない人でも使いやすい」のも、置くだけWi-Fiのポイントといえます。
ケーブルが少ないので掃除もしやすくなり、置き場所が狭くてもいいのでスペースも少なく済みます。機器を設置するためのラックなどを買う費用・手間も必要ありません。
引越し時の手続きがラク
置くだけWi-Fiは引っ越しの手続きがラクなのもメリットです。引越し時の「回線の移転」「解約や新規契約」が必要ないからですね。
引越しの時には、置くだけWi-Fiのマイページから住所変更だけしておけばOKです。契約先住所以外で使ってしまうと「契約違反」とされることがあるので、住所変更だけはきっちりしておきましょう。
引越し先に置くだけWi-Fiを運び、コンセントに挿せば、引越し先でもすぐにネットが利用できます。「家にネットがない期間」ができないので、毎日ネットを使う方でも快適に過ごせるでしょう。
ただし引越し先が「契約している置くだけWi-Fiのサービス提供外エリア」だと、残念ながら使い続けられません。その場合は別の回線を契約する必要があります。
一方光回線だと、引越しにあたっては「回線を移転させる」あるいは「旧居の回線を解約し、新居用に新しい回線を契約する」といった手続きが必要になります。新居での工事も必要になるので、手続きが遅くなると新居でネットが使えない期間ができてしまいます。
モバイルWi-Fiよりも通信が安定する
置くだけWi-Fiには「引越しのときにラク」「回線工事が不要」などの特徴があります。上記の特徴を見て「モバイルWi-Fiと同じ」と思った方も多いでしょう。
ただ置くだけWi-Fiには「モバイルWi-Fiよりも通信が安定する」というメリットがあります。置くだけWi-FiにはモバイルWi-Fiよりも大きなアンテナが内蔵されているからです。
アンテナの感度や出力がいいため、電波をキャッチしやすく宅内での電波も安定します。集合住宅ですと、光回線のマンションタイプ（VDSL方式）よりも置くだけWi-Fiのほうが速度が出るケースもあるようです。
「持ち運びやすいよう小さく設計されているモバイルWi-Fi」と「自宅に置いて使うことが前提の置くだけWi-Fi」には、上記のような違いがあるのですね。
ただ置くだけWi-Fiの通信が安定しているといっても、光回線と比較すると安定性や速度は劣ります。
データ容量が無制限の置くだけwifiが多い
モバイルWi-Fiだと、データ容量に制限があったり一定データ量まで使うと速度制限がかかったりして、ストレスを感じたことがある方もいるのではないでしょうか。
しかし置くだけWi-Fiは「データ容量無制限」が多いです。「3日で10GBを超えたら速度制限が課せられる」ことも基本的にはありません。
通信容量を気にせず使えるのは、ネット利用が多い人にとっては嬉しいですね。
ただし「回線が混雑している時間帯」「一度に大量のデータ通信をした場合」などは速度制限がかかります。またWiMAXで「プラスエリアモード」を使う場合も、月間の容量制限があります。
光回線と比較して月額料金は安いの？
多くの置くだけWi-Fiは、光回線（戸建て用）と比較すると料金が安く設定されています。ただし光回線のマンションタイプよりは高くなるケースもあります。
具体例で比べてみましょう。
| サービス | 基本料金 |
| ソフトバンクエアー（置くだけWi-Fi） | 5,368円／月 |
| ソフトバンク光（光回線） | ・戸建：5,720円／月 ・マンション：4,180円／月 |
※2023年9月時点の情報です
※金額は税込みです
割引制度やキャンペーンの有無で月額料金は変わってくるのですが、基本的な料金は光回線戸建てタイプよりも置くだけWi-Fiのほうが安くなっていますね。
ただし集合住宅に住んでいて光回線のマンションタイプを利用できる場合は、光回線のほうが安くなる可能性も。光回線のマンションタイプは、マンションの他の住人たちと設備を分け合って使うため、料金が安く設定されているからです。
「置くだけWi-Fiは光回線戸建てタイプよりは少し安いが、光回線マンションタイプよりは高くなることもある」と覚えておきましょう。
置くだけwifiがおすすめな人
上記のような特徴があることから、置くだけWi-Fiは以下のような人におすすめです。
- 光回線の工事ができない住宅に住んでいる
- インターネットを利用する場所は主に自宅
- 光回線ほどの速度・安定性は不要
- 引越しが多い
例えば「単身赴任で、今の家には短期間しか住まない」「転勤が多く、頻繁に光回線の移転や解約が発生すると面倒」という方には、手間のかからない置くだけWi-Fiがおすすめです。
ただし「光回線ほどの通信速度や安定性は見込めない」という点を許容できる方に限ります。
置くだけwifiが向かない人
置くだけWi-Fiにはメリットも多いですが、「ある程度の大きさがあるため持ち運びにくい」「光回線ほど速度が出ない」といったデメリットもあります。
そのため以下のような人には向きません。
- 通信の安定性や速度を重視する
- 外出先・屋外でも使いたい
- 店舗や事務所で利用したい
それぞれのケースについて、置くだけWi-Fiの利用が適さない理由と「代替手段」を紹介します。
置くだけwifiが向かない人1：通信の安定性や速度を重視する
通信の安定性や速度を重視する人には、置くだけWi-Fiは向きません。安定性や速度の面では、光回線のほうが優れているからです。
置くだけWi-Fiには外部からの影響を受けやすいというデメリットがあります。「家の外に障害物がある」「家の壁が厚い」「電子レンジなどの家電と同時に使う」といった事情で、通信が不安定になってしまうのは避けられません。
一方の光回線は光ケーブルで繋がっているので外部からの影響を受けにくく、通信速度が安定します。
そのため「高画質の動画をたくさん見る」「反応速度が重要なオンラインゲームをプレイする」「在宅勤務でオンライン会議システムを使う」などの場合には、光回線がおすすめです。
特にラグが勝敗に直結するゲームをプレイしている人は、特別な事情がない限り、置くだけWi-Fiではなく光回線を導入したほうがいいでしょう。
また家族みんなで同時にネットを使う場合も、置くだけWi-Fiだと通信が不安になる可能性があります。複数人でネットを使うなら、やはり光回線のほうがおすすめです。
おすすめの光回線については以下の記事にまとめています。「置くだけWi-Fiはやめて、光回線にしようかな」という方はぜひ参考にしてください。
置くだけwifiが向かない人2：外出先・屋外でも使いたい
外出先・屋外でインターネットを使いたい人にも、置くだけWi-Fiは向きません。置くだけWi-Fiは省スペースで配線も簡単なので比較的持ち運びやすいですが、外出に携帯するには大きいからです。基本的には自宅に据え置き、屋内で使うものと考えてください。
また「ソフトバンクエアー」「auホームルーター5G」など、登録した住所以外での使用を禁止している置くだけWi-Fiもあります。
「外出先にもWi-Fiルーターを持っていきたい」という方は、持ち運び自由で小さなモバイルWi-Fiを利用しましょう。
置くだけwifiが向かない人3：店舗や事務所で利用したい
店舗や事務所で使いたい場合も、光回線のほうがおすすめ。複数人が同時にWi-Fi接続する店舗やオフィスでは、通信の安定性が重要になるからです。
例えば「Wi-Fi使えます」と表記しているお店なのに、実際Wi-Fiに接続しようとすると遅すぎて使いものにならないと、お客様は大きなストレスを感じます。
お客様や従業員が快適にネットを利用できるよう、光回線を導入したうえで「法人・複数人利用に適した置き型Wi-Fiルーター」を導入するのがおすすめです。
店舗や事務所におすすめの置き型Wi-Fiルーターは以下で紹介しています。
人気の置くだけwifi6社
置くだけWi-Fiは多数あり、選ぶのが難しいという方も多いでしょう。
現在、置くだけWi-Fiの種類は大きく分けると以下の3つに分類されます。
| ソフトバンク系 | ・ソフトバンクエアー ・モバレコエアー |
| ドコモ系 | ・ドコモhome5G |
| WiMAX系 | ・auホームルーター5G ・GMOとくとくBB ・5G CONNECT ・カシモWiMAX など |
とくにWiMAX回線のプロバイダは多数あり、「どれにしたらいいかわからない」という声も多いです。
この記事では「ソフトバンク系」「ドコモ系」「WiMAX系」の中から、人気の置くだけWi-Fiを5社紹介します。そして法人向けのおすすめ置き型ルーターも紹介しますね。
費用や速度をわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
1：ソフトバンクエアー
ソフトバンクエアーはソフトバンクの回線を使った置くだけWi-Fiです。
| 月額料金 | 5,368円 |
| 通信速度 | ・Air ターミナル5：下り最大2.1Gbps（5G）、下り最大838Mbps（4G） ・Airターミナル4NEXT：下り最大612Mbps |
| 対応エリア | ・全国（一部未対応エリアあり） ・公式サイトで確認可能 ・「建物密集地の低層階」「11階以上の高層階」などは提供不可 |
| スマホとのセット割引 | ・あり（おうち割光セット、おうち割光セット（A）） ・ソフトバンクスマホ月額料金から：最大1,100円割引／月 ・ワイモバイルスマホ月額料金から：最大1,188円割引／月 |
| 契約期間 | なし（契約解除料もなし） |
| 注意点 | ・契約住所外での利用は不可（出張・旅行先や入院先には住所移転できない） ・住所外での利用が判明した場合、利用者に通知したうえで利用停止措置 |
※2023年1月時点の情報です。
※金額は税込みです。
ソフトバンクエアーの特徴は、利用するAirターミナル（置くだけWi-Fiルーター）の機種によって、通信速度が異なることです。それぞれのAirターミナルで使っている通信方式が異なるからですね。ちなみにAirターミナルは購入もレンタルも可能です。
お住いの住所でどれくらいの通信速度がでるのかについては、ソフトバンクの公式サイトなどで調べられます。
またソフトバンクエアーはソフトバンクスマホやワイモバイルスマホとのセット割引が可能なのもメリット。
家族のスマホ料金からも割引されるので、家族みんなでソフトバンクスマホまたはワイモバイルスマホを使っていれば、通信費がかなり節約できます。
またソフトバンク独自のサービスとして、他社回線からの乗り換えの場合には、乗り換え時に発生した違約金などを最大10万円までソフトバンクに負担してもらえます。そのため「他社回線から乗り換えたいが、違約金が高額で困っている」という方にも、ソフトバンクエアーがおすすめです。
なおソフトバンクエアーと同じ端末・電波を使う置くだけWi-Fiとしてはモバレコエアーがあります。通信品質などはソフトバンクエアーと同じなのですが、料金やキャンペーンがソフトバンクとは違っています。
2：ドコモhome5G
ドコモhome5Gはドコモが提供している置くだけWi-Fiです。特徴をまとめました。
| 月額料金 | 4,950円 |
| 通信速度 | 下り最大4.2Gbps |
| 対応エリア | ・全国（一部未対応エリアあり） ・公式サイトで確認可能 |
| スマホとのセット割引 | ・あり ・ドコモスマホ月額料金から：最大1,100円割引／月 |
| 契約期間 | なし（違約金もなし） |
| 注意点 | ・データ容量無制限で速度制限もないが、直近3日間のデータ量が多すぎると速度が遅くなる ・新規契約でdポイントがもらえるのは、オンラインショップからの購入のみ（docomoショップや量販店は対象外） ・登録住所外での利用は不可 |
※2023年1月時点の情報です。
※金額は税込みです。
ドコモhome5Gは下り最大4.2Gbpsと通信速度がかなり速く、人気があります。オンラインゲームだとやや画面がカクカクすることもあるようですが、「光回線と比べても遜色ない」というネット上の口コミを見かけることもあります。
またドコモスマホとのセット割引も可能なので、ドコモスマホを利用している方にはドコモhome5Gがおすすめ。
オンラインショップからの新規申し込みならdポイントがもらえるのも、dポイントを貯めている人には嬉しいポイントです。
3：auホームルーター5G
auホームルーター5Gはauが提供している置くだけWi-Fiで、auの5G回線やWiMAX2＋回線を使って通信します。
auホームルーター5Gの特徴をまとめました。
| 月額料金 | 5,170円 |
| 通信速度 | 下り最大2.7Gbps |
| 対応エリア | ・全国（一部未対応エリアあり ・公式サイトで確認可能 |
| スマホとのセット割引 | ・あり（auスマートバリュー、自宅セット割） ・auスマホ月額料金から：最大1,100円割引／月 ・UQモバイルスマホ月額料金から：最大858円割引／月 |
| 契約期間 | 2年自動更新（契約解除料1,100円） |
| 注意点 | ・基本的にはauショップでの申し込みになる ・登録住所外での利用は不可 ・端末代金は実質無料だが、36ヶ月以内に解約すると実質無料の割引制度がなくなり、残額を一括支払いすることになる |
※2023年1月時点の情報です。
※金額は税込みです。
auホームルーター5Gは、auスマホやUQモバイルスマホとのセット割引が可能なのがメリットです。
また「5Gルーター割」を使えば、加入から25ヶ月間は月額料金が550円（税込）割引になります。
なおWiMAXの置くだけWi-Fi（GMOとくとくBBなど）は登録住所外でも利用できるのですが、auホームルーター5Gは登録住所外での利用は不可となっています。
auホームルーターでは定期的に「どこで利用しているか」の位置情報が取得され、登録した場所以外で使っていると電話・SMSなどで通知された後に利用停止となります。
4：WiMAX（GMOとくとくBB）
GMOとくとくBBはWiMAXのプロバイダのひとつで、GMOインターネットグループがサービス提供しています。auの5G回線やWiMAX2＋回線を使って通信します。
| 月額料金 | 5,302円 ※1,474～4,444円に割引される |
| 通信速度 | 下り最大2.7Gbps |
| 対応エリア | ・全国（一部未対応エリアあり） ・公式サイトで確認可能 |
| スマホとのセット割引 | ・あり ・auスマホ月額料金から：最大1,100円割引／月 ・UQモバイルスマホ月額料金から：最大858円割引／月 |
| 契約期間 | 最低利用期間24ヶ月（解約違約金はなし） |
| 注意点 | 36ヶ月以内に解約した場合、端末代金の残債を一括支払いする必要がある |
※2023年1月時点の情報です。
※金額は税込みです。
GMOとくとくBBの特徴はキャンペーンが豊富なことです。キャッシュバックなどを積極的に行っており、スマホとのセット割引も可能となっています。
また登録した住所以外でも利用可能なのは、ソフトバンクエアー・ドコモhome5G・auホームルーター5Gにはないメリットです。出張や旅行が多い方なら、ホテルなどに持ち運んで便利に使えるでしょう。
なおGMOとくとくBBではホームルーターだけではなくモバイルルーターも扱っています。月額料金はホームルーターでもモバイルルーターでも変わりません。
5：WiMAX（5G CONNECT）
5G CONNECTもはWiMAXのプロバイダのひとつです。特徴をまとめました。
| 月額料金 | ・縛りなしプラン：4,950円～ ・2年契約プラン：実質3,718円 |
| 通信速度 | 下り最大2.7Gbps |
| 対応エリア | ・全国（一部未対応エリアあり） ・公式サイトで確認可能 |
| スマホとのセット割引 | なし |
| 契約期間 | ・縛りなしプラン：なし（解約違約金もなし） ・2年契約プラン：2年（解約金：0～4,727円） |
| 注意点 | ・30日間お試しは初回注文時のみ適用可能 ・30日以内に解約する場合、ルーターの返却処理手数料1,100円＋送料がかかる ・30日以内の解約でも、20GB以上利用したら解約金4,400円がかかる ・2年契約プランで24ヶ月以内に解約すると、端末本体レンタル代の残債支払いが発生する ・申し込み後のキャンセルができない |
※2023年1月時点の情報です。
※金額は税込みです。
5G CONNECTの特徴は30日間無料で置くだけWi-Fiが試せることです。そのため「置くだけWi-Fiでちゃんと電波が入るか不安」「実際使ってみないと、家での通信速度がわからない」という方におすすめします。
ただしスマホとのセット割引がないことには注意してください。
6：法人利用なら「ギガらくWi-Fi」
店舗や事務所など、法人が利用するなら「ギガらくWi-Fi」をおすすめします。ギガらくWi-FiはNTTが提供するサポート付きのWi-Fiサービスです。
NTTから届く「Wi-Fi機器（ルーター）」と「ネット回線につながっているLANケーブル」をつなげば、多数の人がWi-Fi接続する店舗や事務所でも、快適にWi-Fiを使えるようになります。
| 月額料金 | ・ハイエンド6プラン：4,180円～ ・ライトプラン：2,200円～ ※すでに光回線などのインターネット環境があれば、初期費用なしで導入可能 |
| 通信速度 | 利用する回線による |
| 対応エリア | 全国 |
| スマホとのセット割引 | なし |
| 契約期間 | 24ヶ月（解約金：5,500～11,000円） |
| 注意点 | 利用には光回線などのインターネット環境が必要（別途ネット回線の月額料金が必要） |
※2023年1月時点の情報です。
※金額は税込みです。
「社内利用と来訪者向けWi-Fiを分けたい事務所」「お客さんにWi-Fi環境を提供したい飲食店」などが、ギガらくWi-Fiを導入しています。
NTTによるサポート付きなので、ネットやITに詳しいスタッフがいなくても簡単に導入でき、快適に使えるのがメリットです。
ギガらくWi-Fiについては以下の記事で紹介していますので、法人・店舗オーナーの方はぜひ参考にしてください。
まとめ
置くだけWi-Fiはコンセントに挿すだけで使え、モバイルWi-Fiよりも通信が安定します。また引越し時は住所変更手続きだけで済むので、転勤が多い方にもおすすめです。
スマホとのセット割引が使える置くだけWi-Fiも多いため、選ぶ際には契約中のスマホと合わせるのがいいでしょう。例えば「ソフトバンクスマホユーザーならソフトバンクエアー」という感じですね。
ただ置くだけWi-Fiはモバイル回線を利用するため、エリアや建物内外の状況によっては、通信が不安定になったり遅くなったりすることがあります。
そのため「オンラインゲームをする」「仕事で使う」など、安定して高速でネットを利用したい場合は光回線を導入するのがおすすめです。
