【電話とFAX】法人や個人事業の場合、電話とFAX番号は分けるべき?

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法人や個人事業主のオフィスに、固定電話とFAX(ファックス)を同時にひきたいと思っている方も多いでしょう。

ただ「電話とFAXの番号を分けるかどうか」は迷うことが多いのではないでしょうか。

ビジネスで使う場合には電話番号とFAX番号を分けるところが多いですが、小規模な店舗だと同じ番号にしているケースも。

同じ番号だと経費はややおさえられますが、「固定電話とFAXを同時に使えない」という大きなデメリットがあります。

今回は「固定電話とFAXを同じ番号にするべきか」について解説します。

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法人や個人事業の場合、固定電話とFAXの番号は分けるべき?

法人や店舗では、固定電話のほかFAXも必要になることが多いですよね。

その際「電話番号とFAX番号は分けるべき?」「実際、みんなどうしてる?」という疑問の声をよく聞きます。

実際のところ、どちらがおすすめなのでしょうか。

電話だけではなくファックスも必要?

法人やSOHO・個人事業主のオフィスでは、電話だけではなくFAXが必要になるケースも多数あります。

特に不動産や介護業界などでは、FAXでのやりとりが比較的多いと言われています。

「固定電話とファックスの番号は分けるべき?」という疑問が多数

固定電話とFAXの導入方法には、以下の2パターンがあります。

  • 電話番号1つで、FAX機能付き電話機(FAX一体型電話機)を設置
  • 電話番号を分け、電話機とFAX機(またはFAX機能付き複合機、小型プリンター兼FAX複合機)を設置

「2つのうちどちらがいいのか迷っている」という声もよく聞きます。

固定電話とFAXの番号を分け、電話機とFAX機をそれぞれ設置するほうが、ビジネスシーンでのメリットが大きくおすすめです。

その理由について、詳しく解説します。

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電話・FAXの番号を分けない場合のメリットとデメリット

まず電話とFAXの番号を分けない場合のメリットとデメリットについて解説します。

固定電話とファックスを同じ番号にするメリット

番号を分けないメリットは、主に以下の3つです。

  • FAX機能付き電話機1台で済む
  • ランニングコストが安い

電話とFAXが同じ番号だと、FAX機能付き電話機を1台設置するだけで、電話もFAXも利用可能です。回線はひとつなので、月額料金も1回線分でOK。

省スペース・低コストなのがメリットといえます。

固定電話とファックスを同じ番号にするデメリット

電話とFAXを同じ番号にするデメリットは以下のとおりです。

  • 電話とFAXを同時に使えない
  • 電話とFAXを自分で切り替えないといけない
  • 不在時は留守電にしておかないとFAX受信不可
  • 転送電話を使用すると、FAXも携帯(スマホ)に転送される

電話とFAXが同じ番号だと、電話とFAXを同時に使用できません。

「FAXの送受信中は通話不可」「通話中はFAXが受信できない」となると、ビジネスチャンスを逃す可能性も。

またFAX機能付き電話機によっては、手動で電話とFAXを切り替える必要があり、不在時には電話機を留守設定にする手間もあります。

切り替えや設定が面倒ですし、設定を忘れると「留守中にFAXが受信できなかった」という事態に。これもビジネスチャンスの喪失につながりますよね。

またNTTの転送電話では、電話もFAXも転送されます。外出先で転送電話にでたとき「これFAXじゃん!」と不快なうえ、ムダな通話料もかかります。

FAXの番号を分けた場合のメリットとデメリット

続いて「電話とFAXの番号を分ける」場合のメリットとデメリットを紹介します。

固定電話・ファックス番号を分けるメリット

電話とFAXの番号を分けるメリットは以下の通りです。

  • 電話機とFAX機が同時に利用できる
  • 電話とFAXの切り替えが不要
  • 自動でFAX受信可能
  • 電話のみを転送可能
  • 信用度が高まる

電話・FAXで番号を分けると、電話とFAXが同時に利用可能。FAX送受信中も電話でき、その反対も可能なので、ビジネスチャンスを逃す心配が少なくなります。

機械が別なので電話とFAXの手動切り替えは不要ですし、留守設定でなくてもFAXを受信できるため面倒・手間が減ります。

また電話だけを転送できるようになるため、外出先にFAXが転送されるストレスもなし。

「顧客からの信用度が高まる」というメリットもあります。

固定電話・ファックス番号を分けるデメリット

電話とFAXの番号を分けるデメリットも紹介します。

  • 電話機とFAX機がそれぞれ必要
  • 番号を追加するコストがかかる

番号を分けると機械が電話機とFAX機の2つになります。そのため設置用スペースをとるのがデメリットです。

ただ「すでにFAX機能付き複合機などがある」というオフィスなら、スペースに関するデメリットはあまり感じないかもしれません。

また番号を追加するコストもかかります。ただし「ひかり電話」なら少ないコストで番号追加が可能。実際の金額は、のちほどご紹介します。

電話・FAX番号取得方法については、こちらの記事も参考にしてください。

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実際みんなファックス番号は分けてる?

ところで実際、法人や個人事業主は、電話とFAXの番号を分けているのでしょうか。

固定電話とファックスの番号を分けるのが多数派

電話とFAXの番号を分けるほうがビジネス上のメリットが大きいため、分けているところが大半です

個人事業主からも「電話とFAXが別の番号だと見た目がいい」「電話中もFAXが稼働でき、便利でおすすめ」という声をよく聞きます。

事業用として使うなら、電話とFAXの番号は別にし、電話機とFAX機(または複合機など)を別々に設置しましょう。

「オフィスに固定電話なし」はOK?

外出が多い個人事業主の場合、固定電話なしでFAXだけを導入し、電話は私用・仕事兼用の携帯(スマホ)を使う人も。

しかし「固定電話なしのオフィス・事業」に対しては、「固定電話がないと顧客から信用されにくい」「おすすめできない」などの意見が。

そのため電話を受けるのはオフィスの固定電話機にし、外出中は固定電話から携帯(スマホ)に転送するのがおすすめ

サイトに携帯(スマホ)の番号を掲載しないので、スマホへの迷惑電話も減るはずです。

顧客と電話でやり取りをする可能性があるなら、プライベート兼用のスマホを使うのではなく、固定電話をひくのがおすすめです。

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新規で番号を取得するならひかり電話がオススメ

新規で固定電話番号・FAX番号の取得を考えているなら、おすすめはNTT東日本・NTT西日本の「ひかり電話」です。

おすすめ・人気の理由を紹介します。

ひかり電話とは?


ひかり電話は、NTTの光回線(インターネット回線)を利用したIP電話です

IP電話ですが「050」から始まる番号にはなりません。従来の加入電話と同じように、地域ごとの市外局番で始まる電話番号が使えます。

音声品質がよく110番や119番にもかけられるので、使い勝手は加入電話と変わりません。

特別な電話機やFAX機も必要なし。
G3対応であれば、Panasonic(パナソニック)、SHARP(シャープ)、brother(ブラザー)、EPSON(エプソン)など各メーカーのFAX機・複合機が利用可能です。

電話機は、家庭用電話機でもビジネスフォン(内線、保留転送機能などが付いている電話機)でも使えます。

また法人・個人事業主に人気のナンバーディスプレイや転送電話(ボイスワープ)も利用可能。

なお「ひかり電話」と「光電話」はインターネットを利用する仕組みは同じで、サービス提供元が別です。

ひかり電話はNTTのサービス、光電話は一般的にNTT以外のサービス(ソフトバンクのホワイト光電話、auのauひかり電話など)を指します。

ひかり電話は電話・ファックスの基本料・通話料が安い

ひかり電話は電話加入権(施設設置負担金)が必要なく、月額利用料・通話料も割安

電話加入権とは、加入電話にかかる初期費用です。

現在では電話加入権が不要の「加入電話・ライトプラン」もありますが、ひかり電話に比べ基本料や通話料が割高なのがデメリット。

かかる費用を表で比べてみます(金額は税込み)。

加入電話 加入電話・ライトプラン ひかり電話
加入権 39,600円 なし なし
基本料 事務用2,530円~
住宅用1,595円~
事務用2,805円~
住宅用1,870円~
フレッツ光利用料+550円
固定電話への通話料 9.35円/3分~44円/3分 9.35円/3分~44円/3分 全国一律8.8円/3分

※2021年7月時点

ひかり電話だと通話料が市外・市内に関わらず、全国一律でリーズナブル。FAX送信料も全国一律です。

基本料は光回線「フレッツ光」の月額基本料金+550円となります。

ひかり電話を利用するにはフレッツ光をひくので、電話と同時にインターネットも使えるようになります。また「ネットは不要で電話だけ使う」ということも可能です。

なお加入電話は事務用と住宅用で基本料が違います。個人契約でも業務で使うなら事務用で、法人契約だと全て事務用の料金です。

ひかり電話は電話・ファックス番号の追加コストも安い

ひかり電話は電話番号・FAX番号の追加コストも割安です。

電話・FAX番号追加に必要なのは110円(税込み)。2番号同時に通話するためにさらに220円(税込み)が必要なので、合計330円で同時に2番号使えます
※2023年12月時点

なお電話・FAX番号は合計5つ持てます。

「自宅で仕事しているけれど、ビジネスとプライベートの番号はわけたい」という人なら、仕事用と家庭用の番号を別々に取得できて便利です。

基本料・通話料や番号追加コストが安くリーズナブルなのが、ひかり電話をおすすめする最も大きな理由です。

スマホをひかり電話の子機にできる?

ひかり電話には、従来のアナログ電話にはない便利な機能も。

無線LAN環境とNTT指定の対応アプリがあれば、スマホをひかり電話の電話機(コードレス子機)のように使うことが可能です。

「固定電話の場所で話すのが面倒だけど、スマホだと通話料が気になる」ということ、ありますよね。

そのような場合に、スマホでの通話を通話料が安いひかり電話の通話として扱えて便利。

受電も架電もでき、まさにスマホがひかり電話のコードレス子機になるイメージです。

ファックス機選びで迷ったら

ちなみにFAX機について「小型プリンター兼FAX複合機」「大型複合機」「家庭用FAX付き電話機」のうちどれを導入すべきか迷う人は多いです。

FAX機を選ぶ際は「長期保存する文書がFAXで送られてくる場合、感熱紙使用のFAX機は向かない」など、紙のことも考える必要が。人気ランキングや価格だけで決めるのはおすすめしません。

ひかり電話で使うFAX機・複合機の選び方や目安価格は「【事業用】新規でファックス番号を取得したい!ファックス番号の取得方法は?」の「ファックス機はどれがいいの?」で解説しています。

アナログ電話は廃止予定!新規固定電話・ファックスの主流はひかり電話

現在では、ひかり電話が主流のサービスです。

実はアナログ電話は加入者が減り続けており、NTTはアナログ回線の廃止を決定。

一方でひかり電話の契約数は年々増加。2019年にひかり電話が加入電話の契約数をはじめて上回り、2020年時点でもひかり電話(ch数)のほうが加入電話(加入数)よりも契約数が多くなっています

そのためNTTに新規固定電話の申し込み連絡をした場合、ひかり電話を推奨されます。

NTT推奨のひかり電話での電話・FAX番号取得方法は、こちらの記事でも解説しています。

なおひかり電話で電話・FAXを利用するには光回線(インターネット回線)の導入が必要。工事は予約制なので、急いでいる方は、バナーをクリックして申込方法や問い合わせ先を確認するのがおすすめです。

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まとめ

ビジネスで使う場合、電話とFAXの番号は分けるのがおすすめ。

電話機とFAX機をそれぞれ設置する必要があるものの、信用度が高まりビジネスチャンスを逃しにくいというメリットがあるからです。

法人や個人事業主が電話とFAXを別々で取得するにあたっては、コスパに優れたNTTの「ひかり電話」が人気。

ひかり電話を導入すれば、同時にインターネットも使えるようになります。また基本料金や通話料・FAX送信料が全国一律で割安なのも魅力です。

ひかり電話での電話・FAXの導入方法は、こちらの記事でも解説しています。

なおひかり電話の導入には工事が必要(予約制)なので、導入を急いでいる人は早めの行動がおすすめ。

法人対応経験が豊富な窓口は以下のバナーから確認可能。電話・FAX番号取得のほか、FAX機能付き複合機の導入やリース価格に関する疑問にも答えてもらえます。

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