
ギガらくWi-Fiのアクセスポイント(ルーター)はどのような仕様なの?
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ギガらくWi-Fiは、オフィス、店舗、病院、学校向けに無線Wi-Fiへの接続環境を提供する、NTT東日本のサービスです。オフィスの環境整備や店舗の集客に利用されます。
法人向けに特化しているサービスですが、個人や一般家庭向けと比べてどのような特徴があるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ギガらくWi-Fiの特徴を追いながら、ルーターの機能について説明していきたいと思います。
ギガらくWi-Fiのルーターの機能、特色
ギガらくWi-Fiはオフィス内の従業員や店舗の顧客など、大勢の人が同時にWi-Fi接続できる環境を提供します。
快適にネットへ接続する環境作りと同時に、企業のセキュリティー対策や集客効果を狙うための機能が整っています。
ルーターの細かい設定は不要で、電源とLANケーブルを接続するだけですぐに使用可能な仕組みです。
複雑な配線も必要がないため、スペースを取らずにシンプルな配置で導入ができ、会社や店舗の規模や広さに左右されません。
ギガらくWi-Fiは、主に次のような機能を持っています。
・ルーター1台あたり、スマートフォン・タブレット・パソコンの各端末最大30台から50台まで接続可能(推奨)
・端末ごとに通信帯域設定可能
・オフィスの中で従業員用と来訪者向けでWi-Fi接続を分けるシステム
・接続可能な端末のMACアドレスを指定することで、あらかじめ設定した端末のみに接続を限定できる
プランごとのルーターの仕様
プラン名 | ライトプラン | ベーシックプラン | ハイエンドプラン | ハイエンドExプラン |
---|---|---|---|---|
最大通信速度 | 867Mbps | 1.3Gbps | 1.3Gbps | 1.3Gbps |
同時接続端末台数 | 30台まで | 50台まで | 50台まで | 50台まで |
PoE給電 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 (※AC電源に接続しての給電不可) |
消費電力 | 最大12W | 最大12.9W | 最大20W | 最大21W |
大きさ | 170x170x28mm | 220x220x35mm | 250x160x37mm | 286x176x185mm |
重さ | 0.3kg | 0.9kg | 0.7kg | 1.7kg |
付属品 | ACアダプタ LANケーブル |
ACアダプタ LANケーブル |
ACアダプタ LANケーブル |
外部アンテナ |
その他 | 動作温度:-40℃~55℃ 動作湿度:5-95% 防水・防塵機能:IP67相当 |
参考:
https://business.ntt-east.co.jp/service/gigarakuwifi/light_plan.html
https://business.ntt-east.co.jp/service/gigarakuwifi/basic_plan.html
https://business.ntt-east.co.jp/service/gigarakuwifi/service.html
ギガらくWi-Fiは用途や使用環境に合わせてプランの選択が可能となっており、プランによってアクセスポイントの細かい仕様が異なります。
ライトプラン・ベーシックプランの仕様
まず、小規模事業者におすすめされるライトプランを見てみましょう。
1台のルーターで接続できる端末の数は30台に限られていますが、使用料が最も安いものとなります。ルーターの形はコンパクトで、一番小さいです。
最大通信速度は全プランの中で最も遅く、867Mbpsです。
しかし、867Mbpsの速度があれば、動画の視聴やインターネット検索は難なく行う事ができます。
また、推奨ではありますが、同時接続端末台数の範囲内であればストレスなくネット接続できます。
一方で、ベーシックプランのルーターは、接続できる端末の数が50台に増えます。それと同時に、最大通信速度1.3Gbpsで高速通信が可能なルーターです。
ハイエンドプランとハイエンドExプランの仕様
ギガらくWi-Fiのプランの中で、ハイエンドプランとハイエンドExプランは、さらに便利なルーターの機能がついています。
ハイエンドプランとハイエンドExプランのルーターは、以下の通りの機能を持ちます。
・ダッシュボード機能…お客さま専用サイトのWi-Fi利用状況を自動で分析
・業務に関係のないアプリなど、指定したアプリのWi-Fi利用を制限可能
・電波出力自動調整…電波干渉の少ない電波出力を自動で選択し、快適な速度を保つ
・無線マルチポップ…2台のアクセスポイントを無線で接続でき、通信帯域を広める
ルーターの仕様を見ると、通信速度は1.3Gbps、最大端末50台まで接続可能で、ベーシックプランと共通しています。ルーターは大きめのものを使用し、消費電力もその分増えます。
ハイエンドExプランでは屋外使用となるため、使用環境の条件が定められています。
温度と湿度の適用範囲は広く、あまり左右されずに使用可能です。また粉塵へ高い耐性を誇り、防水機能も備えています。
まとめ:ギガらくWi-Fiハイエイドプランとベーシックプランの違いとは?
ギガらくWi-Fiは、法人の規模・使用用途に合わせたプラン・仕様の選択ができます。
事業促進のため、必要な機能を検討した上で選定すると良いでしょう。
ハイエンドプラン、ハイエンドExプランでしか使用できない機能が多いですが、業務用Wi-Fiとして使用するだけでなく、業務の大幅改善や集客戦略を練るなら備えておきたい機能です。
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