フレッツ光の転用とは?転用のメリット・デメリットについて!
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「フレッツ光を使っているけど、回線速度がイマイチ…」
「月額料金がもっと安い光回線はないのかな?」
などとお悩みではありませんか?
そうした悩みを解決するには、「フレッツ光の転用」がおすすめです。
このページでは、フレッツ光の転用とは何か?どのようなメリット・デメリットがあるのか?をご紹介していきます。
フレッツ光の転用とは?
フレッツ光の転用とは、光コラボレーション事業者(光コラボ)のサービスに乗り換えることを言います。
フレッツ光で使っていた「お客さまID」や「ひかり電話番号」を、そのまま引き継げるのが特徴です。
また、フレッツ光と同じ光回線を使用するので工事の必要もありません。
あくまでも回線事業者のみを切り替えるイメージと言えるでしょう。
光コラボとは?
光コラボとは、NTTより提供されたフレッツ光回線と自社サービスを組み合わせたサービスのことです。
元々はNTT東日本・西日本がフレッツ光回線を独占販売していましたが、普及を目的として他社にも回線の提供を始め、光コラボが誕生しました。
現在では、ソフトバンク光やドコモ光などの、様々な光コラボ事業者が存在しています。
フレッツ光から光コラボに転用するメリット
フレッツ光の転用について理解できたところで、転用にはどのようなメリット・デメリットがあるのかを確認していきましょう。まずはメリットからご紹介します。
工事不要
先ほども触れましたが、転用は同じ光回線をそのまま使うので工事が不要です。
そのため、工事のために壁に穴を開けたり日程を調整したりする必要はありません。
ただし、光コラボで使われる光回線は主に速度が「1Gbps」のタイプであるため、それ以前のBフレッツ(100Mbps)やハイスピードタイプ(200Mbps)を使っていた場合は工事が必要になります。
※Bフレッツ ニューファミリータイプは2020年1月31日、Bフレッツ ベーシックタイプとBフレッツ ビジネスタイプは2021年1月31日をもってサービス提供を終了。
回線速度がより速くなる・より安定する
上記の通り、転用しても使う光回線は同じなので「回線速度は上がらないのでは?」と思うかもしれません。
しかし、プロバイダによって接続方式が異なるため、同じ回線でも回線速度や安定性が異なる可能性があります。
接続方式はいくつか存在しますが、速度や安定性を求めるなら次世代通信規格である「IPv6(IPoE)接続」を採用している光コラボ事業者がおすすめです。
通信速度が遅くなる最大の原因は「利用者による回線の混雑」ですが、IPv6(IPoE)接続は利用者が少ないため、混雑に付き合わされることなく快適なネット環境を利用できます。
月額費用が安くなる
多くの場合、光コラボの方がフレッツ光よりも安い月額料金で利用できます。
しかも、下記でご紹介するスマホのセット割引などもあるので、トータルで考えるとよりお得でしょう。
とはいえ必ず安くなるとは限らないので、まずは現在のプロバイダと比較検討することが重要です。
スマホのセット割引が受けられる
全ての光コラボ事業者が当てはまるわけではありませんが、大手携帯キャリアメーカーや格安SIMを販売しているメーカーであれば、スマホのセット割引を受けられる可能性があります。
光回線利用料と携帯電話利用料をセットで安くすることで、大幅に節約できるでしょう。
キャッシュバックなどの特典を受けられる
光コラボ事業者の中には、フレッツ光からの転用に対して「キャッシュバックキャンペーン」などの特典を設けている場合があります。
ただし、期間限定だったり特典を受けられるのはWeb申込みのみだったりするため、しっかりと調べてから申し込みましょう。
フレッツ光から光コラボに転用するデメリット
上記の通り、多くのメリットがある光コラボへの転用ですが、デメリットも存在します。どのようなデメリットがあるのか、以下で確認していきましょう。
回線速度が遅くなる・不安定になる可能性がある
メリットの項目で触れたように、光コラボ事業者によっては既存のプロバイダよりも回線速度が速くなり安定性が増すことがありますが、必ずしもそうとは限りません。
業者によっては、元のプロバイダよりも回線速度が遅く不安定になってしまう可能性もあるのです。
回線速度や安定性は主に接続方式によって左右されますが、最新のIPv6(IPoE)方式であれば安心です。
事業者を決める際は、をIPv6(IPoE)方式を利用しているか?これを1つの基準として検討してみてください。
今契約しているプロバイダから違約金を取られる可能性がある
転用するにあたって、光回線を提供しているNTT東日本・西日本から違約金を取られることはありません。
しかし、現在利用しているプロバイダから違約金を取られる可能性はあります。
そのため、プロバイダが提示している条件(最低契約期間など)をよく確認し、違約金が発生しないタイミングで転用するのがいいでしょう。
もしくは、転用先のキャッシュバックキャンペーンなどで相殺するというのも1つの手段です。
事業者選びや手続きが手間
現在では多くの光コラボ事業者が誕生しているため、コストやサービス内容、キャッシュバックキャンペーンの有無やスマホのセット割の有無など、多くの条件を比較して選ぶのは面倒に感じるかもしれません。
また、それほど手間ではありませんが転用の手続きも必要です。
転用手続きの方法に関しては、後ほど詳しく解説します。
光回線設置の工事費を一括支払いしないとならない場合も
光回線設置の工事費を分割払いにしていて、なおかつまだ支払いが残っている場合、残額を一括支払いしないといけない場合があります。
ただし基本的には、転用先の光コラボ事業者に残額をそのまま支払い続けるケースが多いです。
事業者によっては、残額を免除してくれたり減額してくれたりする場合もあるので、転用前に確認してみましょう。
フレッツ光から光コラボに転用する手順は?
転用のメリット・デメリットについて確認した上で、ここからは転用の手順をご紹介していきたいと思います。
1.事前準備
まずは手続きの前に、申し込みに必要になる下記の情報を整理しておきましょう。
・フレッツ光のお客さまID
・ひかり電話の電話番号(契約している場合)
・契約者名
・利用場所の住所
・支払い方法
お客さまIDは、フレッツ光加入時に送られてきた「お申し込み内容のご案内」で確認できます。
書面の中の「CAF」で始まる英数13桁の数字が、お客さまIDです。
2.転用承諾番号の受け取り
転用するにあたって、NTT東日本・西日本から転用承諾番号を受け取る必要があります。
受け取り手続きはインターネットか電話から選べるので、好きな方法で手続きを進めてください。
3.転用先の光コラボ事業者への申し込み
転用承諾番号を受け取ったら、転用先の光コラボ事業者へ利用申し込みをしましょう。
申し込みの方法ですが、転用先の光コラボ事業者へ転用承諾番号を伝えれば OK です。
なお、転用承諾番号には有効期限があり、発行日から15日間を過ぎると無効となるので注意が必要です。
もし無効になってしまった場合は、もう一度NTTから転用承諾番号を受け取ってください。
光コラボ事業者への申し込みが完了すれば、後はNTTと光コラボ事業者との間で手続きが進められ、転用の手続きは完了となります。
まとめ:フレッツ光の転用とは?転用のメリット・デメリットについて!
今回は、フレッツ光の転用について解説してきましたがいかがだったでしょうか?
フレッツ光を利用していている方であれば、工事不要で他の光コラボ事業者に乗り換えることができるということでした。
乗り換えることで、月額利用料が安くなったり通信速度が速くなったりする可能性があるので、フレッツ光を利用している方はぜひ転用を検討してみることをおすすめします。
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