光回線の比較で時間をムダにしてしまうなんてもったいない！

引越しなどを機に光回線インターネットの契約が必要な時、何を参考に選んでいますか？今ではたくさんの比較サイトがあるので利用する人も多いと思います。

 

説明すると長くなってしまうのでまずは結論だけを知りたい人のために先に言うと、ズバリ「光回線の比較は時間のムダ」です！

これだけ聞くと「え？」と疑問に思う人もいると思うので、比較サイトの裏側なんかも出していきながら順番に解説していきたいと思います。

光回線の歴史

「光回線の比較は時間のムダ」の理由を解説するうえで、最初はこれまでのインターネット回線の歴史からお話させてください。

 

今でこそドコモ光やSoftBank光をはじめとする「光コラボレーション回線」と言われる様々なインターネットサービスがありますが、この「光コラボレーション」が始まる2015年2月までは光回線インターネット＝NTTのフレッツ光のみでした。つまりNTTが光回線インターネットの市場を独占していたんですね。

 

総務省は独占禁止法の観点から、電気通信事業法におけるガイドラインを策定。NTTだけが市場を独占しないようにしました。

それを受けてNTTが2015年2月に「光コラボレーション」の提供を開始。光コラボレーションとはNTTがインターネットのインフラとなる光ファイバーを光回線事業者となる企業に提供することで、NTT以外の企業がインターネットサービスを販売できるようにしたのです。

 

光コラボレーションの開始で価格競争が生まれた

「光コラボレーション」の誕生で、政府の思惑通りインターネット回線の価格にも競争環境が生まれ低価格化が進み、サービスもどんどん良くなっていきました。

NTTのフレッツ光が1社で独占していた状態から、ソフトバンク光、ドコモ光、so-net光などあらゆる企業が光コラボレーション事業に参入し、今では光コラボレーションでインターネットサービスを提供する企業は681社ほどになります。(2020年2/20時点)かなりの数のサービスがあることが分かります。

光コラボレーションインターネットは、auやケーブルテレビのインターネットなど一部のサービスを除きほとんどがNTTフレッツ光のOEMとして販売されています。

OEMとはある会社の商品を自社のブランド名で販売することです。例えば、「さくさくぱんだ」というお菓子を知っていますか？こちらはもともとカバヤ食品株式会社の商品です。これをファミリーマートがプライベートブランド「FamilyMart collectionさくさくぱんだ」として販売しているのを見たことはないでしょうか？これがOEMです。

話を元に戻すと、ソフトバンク光もドコモ光もその他の光コラボレーションインターネットもそのほとんどがNTTフレッツ光のケーブルを使用していて大元は同じNTT回線になります。つまりインターネットの質自体はどこも実際はほぼ変わりませんが、各社が価格やサービス内容を競っている状況です。

消費者である私たちにとっては、各社がサービス競争をしてくれた方が、より良いサービスを受けることができるので光コラボレーションの開始はメリットになりました。昔ではスマホとインターネットをセットにするとスマートフォンが割引になるプランなんて無かったですよね。今ではインターネットを契約するなら光コラボのインターネットを使うのが当たり前になってきていますよね。

光コラボレーションを提供している法人681社(2020年2/20時点)はお互いライバル会社に負けないよう常に競争をしています。お客様の心を掴むためにサービス内容やキャンペーン、価格などは見直されるので固定ではなく気付かないうちに変わることも少なくありません。そんなにたくさん光回線ってあるの？正直自分にとってお得になって、手続きも早い光回線があればそれがいいんだけど！

そんな人は弊社にご相談ください！比較サイトとにらめっこする手間なく、直接話を聞いて納得してインターネットのお手続きができます。どのインターネットを契約したら安く使えるかは戸建てやマンションなどの自宅やご利用環境、プロバイダ選びなどによってそれぞれ変わってきます。

弊社では引越し時に必要な光回線などの契約を専門で行っており、月間約2万件のご家庭のお手伝いをしています。ご利用状況に合わせてお得なインターネットを個別にご案内、ご利用開始日に合わせて工事の日程調整まで全て行うので手間なく済ますことができますよ！

 

比較サイトの情報は本当に信用できる？

インターネットの歴史、光コラボレーションの誕生のところでもお話しましたが、インターネットサービスは2020年2月時点で約700社が提供しています。皆さんやっぱり「契約するなら一番お得なところで契約したい！」ですよね。だから光回線の比較サイトを参考にする人も多いと思うのですが、今回一番言いたいのは”巷に良くある光回線の比較記事の情報って本当に正しいのでしょうか！？”ということです。

 

残念ながら比較サイトの情報は鵜呑みにしないほうが良いでしょう。

なぜなら比較サイトの多くが本当に公平な比較ではなく、売りたいサービスを基準にした比較をしているからです。

さらに比較されているのは5社〜20社などサイトによって異なりますが、実際には約700社がインターネットサービスを提供しているので、本当の比較はできていないんですよね。詳しく解説していきます。

報酬の出るサービスに誘導している

通信業界で働いていると業界の裏側が分かるので正直にお話すると、比較記事のほとんどは報酬がもらえるサービスを良く見せ、そのサービスに誘導する為に書かれていると思って良いです。

もちろん書かれている情報は細かく良く調べられていて間違っているわけではありません。

でも多くの記事は、”光回線の徹底比較5社に絞って紹介”などが多いと思います。5社に絞られている時点で比較対象を操作されてしまっています。

 

また「2019年人気の光回線ランキング」などランキング形式の比較サイトもよく見かけますが、もしどの比較サイトも公平に順位付けをしていたらどのサイトも同じランキングになるはずです。

でも実際は比較サイトによってランキングやおすすめ順もまちまち・・・残念です。

 

通信業界ではNTTやソフトバンク、ドコモ、auをはじめとした大手通信キャリアが各社多くの販売代理店を抱えています。関西エリアでは電力会社の光インターネットサービスコミュファ光、eo光も有名ですよね。

代理店は各社のサービスをキャリアの代わりに販売することでインセンティブをもらっています。代理店以外にも大手通信会社はアフィリエイトサイトの広告主となり、自社のサービスの広告を宣伝してくれたアフィリエイターに対して報酬を支払っています。

 

アフィリエイターや代理店は報酬を得るために比較記事を作っています。比較サイトもただ記事を書くだけでは収益が入らず成り立たないので、紹介したサービスから報酬を得ることは悪いことではありません。ですが本当に読者側に一番おすすめの光回線を比較するなら全国681社(2020年2月20時点)が提供している光回線サービス全てで比較するべきですが、それにはかなりの手間と労力がかかってしまうので難しいのが現状です。

その比較って本当に必要？

光回線の比較サイトでよくある比較ポイントは「月額料金・キャンペーン・通信速度・スマホとのセット割」ですが、これらの比較は本当に必要でしょうか？

月額料金・キャンペーン

まず月額料金やキャンペーンですが、特にキャンペーンはある特定の期間だけの特別価格で申込む時期やタイミングによって変わることがほとんどです。比較記事の中には情報が最新でないものもあるので、記事に書いてある内容と実際のキャンペーン内容が異なる場合があります。

 

約700個ものインターネットサービスがあるので、キャンペーンだけでなく月額料金も何年も変わらずそのままということはなくて、突然変わることがあります。しかしそんなに多くのサービスがあったら、どのインターネットサービスの料金が変わったかをタイムリーに正確に比較することは難しいでしょう。

 

ですから記事によっては古い情報での比較の可能性があるのです。その記事の情報はいつの情報なのかも注意しないと現在はサービス内容が違った！なんてことがあるかもしれません。

 

高額キャッシュバックのサイトには注意！

中にはインターネットの契約で数万〜数十万円キャッシュバックと記載されているサイトを見かけます。おいしい話に見えますが、実は高額キャッシュバックを受け取るには、指定されたオプションに加入しなければいけない、指定の手続きを期限内に済まさないといけない、決められた年数以内に解約したら全額返金しなければいけないなど厳しい条件があります。

一生懸命比較してキャッシュバックの高いところで申し込みをしても、肝心のキャッシュバックが受け取れなければ本末転倒になってしまいます。

通信事業者やそれらの代理店は追加のオプションサービスの申込みで稼いでいるので出来るだけ加入させようとしているんですね。

それらのオプションサービスを必要としているなら損はないですが、不要なのに加入すると逆に無駄なお金を払うことになってしまうので注意が必要です。

 

通信速度

インターネットなどの通信サービスにおいて通信速度は選ぶ時の大事なポイントにしている人も多いかもしれません。

各社高速インターネットはうちの会社だよ！と唄っていますが、実際のところどのインターネットサービスもインフラはNTTの光ファイバーを使用しているので、メーカーによる速度の差はほとんどありません。

 

集合住宅などの場合は建物の構造や、建物自体に備わっているNTTの設備によって速度が左右されることがあったり、近年人気のインターネット無料マンションは1本のインターネットを各居室に分岐させる為速度が落ちることもありますが、それらもほとんど全てベースとなるのがNTTの光ファイバーなのでメーカーによって大きく異なることはありません。

 

スマホとのセット割

今では当たり前になってきていて多くの人が利用していると思いますが、契約しているスマートフォン・携帯電話のキャリアと光回線インターネットをセットで合わせるとスマホや携帯電話が割引になります。

 

例えばソフトバンク・Yモバイルのスマホや携帯を使っていたら、ソフトバンク光かNURO光を契約することでスマホの月額料金に割引が適用されます。

docomoのスマホユーザーであればドコモ光、auのスマホユーザーならばauひかり・so-net光・ビッグローブ光の契約でスマホがそれぞれ割引に。

 

また今では各キャリアが激しい獲得競争をしているおかげで、スマホやインターネットを新規で乗り換える際には解約金や違約金を補填してくれたり、キャッシュバックや月額料金の割引など様々なキャンペーン特典を受けられることがあります。

なのでひとつのキャリアを継続して使うというよりも、その時その時でお得なキャリアに乗り換えて使う人も増えています。

こういった各キャリアの公式キャンペーンですが、やはり時期や期間によって内容に変更があります。ずっと同じ内容ではないので、今どれが一番安いかを正確に比較するのは難しい

のです。

 

光回線を比較する必要はない

回りくどくなりましたが、光回線を新しく契約や見直しを検討しているなら比較する必要はありません！

もしどうしても1円でも安く使いたいという方は比較サイトを参考にしてください。

自分でどれがお得に使えるか選べないし、わからない！調べるのも面倒！そんな人は弊社にご相談ください。

 

インターネットはご利用環境によってどれを選ぶべきか変わってきます。サイトに書いてある情報が自分に当てはまらない場合もあったりします。

弊社なら直接スタッフに相談ができ、お一人お一人の状況に合わせて最適な光回線をご案内することができます。

引越し時のインターネット契約などを専門で月2万件ほど対応しているので、ご利用開始日に合わせての工事日程の手配なども全て任せることができ便利と好評です！是非一度ご相談ください。