固定電話の移転手続きはいつまでにすれば良い?手続きや料金を解説!
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「事務所を移転することになったんだけど、固定電話はどんな手続きが必要なんだろう?」「電話番号は変えないといけないかな??」
事務所の引っ越しをする際にやるべきことはたくさんありますが、その一つに固定電話の移転手続きがあります。
固定電話の移転手続きには、移転先によってさまざまなケースがあります。
そこでこの記事では、固定電話を移転する方法と、手続きの際に注意すべきポイントを解説します。
固定電話の移転手続きはNTTに問い合わせをしたり、工事日程に調整などのやり取りを何度も行ったりと、いくつか手間が掛かってしまいます。
しかし以下の窓口より申し込んでいただければ、最小限の手間で固定電話の移転手続きを代行いたします。
たくさんある引っ越し作業に集中するために、ぜひご利用ください。
固定電話の移転はエリアによって4パターン
固定電話を移転する手続きは、エリアによって以下の4パターンがあります。
・同一市区内の移転
・同都道府県内で別の市区町村の移転
・NTT東日本および西日本エリア内の異なる都道府県への移転
・NTT東日本および西日本エリアをまたぐ異なる都道府県への移転
それぞれ一つずつ解説します。
同一市区内の移転
同一市区内で移転する場合、電話番号がそのままであるケースが多く、手続きも簡潔に済みます。
しかし同一市区内であっても、収容局が違うなどの理由から、電話番号を変えないといけないケースもあります。
同都道府県内で別の市区町村の移転
同じ都道府県内の異なる市区町村へ移転する場合も、移転手続きで完結します。
ただし番号変更は必須となるため、変更時の手続きや番号が変わったことへのお知らせなど、やるべきことが増えてしまいます。
NTT東日本および西日本エリア内の異なる都道府県への移転
異なる都道府県へ移転する場合、NTT東日本および西日本エリア内であれば、「同都道府県内で別の市区町村の移転」と同様です。
手続き内容は移転手続きで完結しますが、番号を変更することになります。
【移転例】
宮城県→東京都(NTT東日本エリア内での移転)
大阪府→広島県(NTT西日本エリア内での移転)
NTT東日本・西日本をまたぐ異なる都道府県への移転
異なる都道府県への移転であっても、NTT東日本・西日本エリアをまたぐ場合は、移転先のNTT管轄エリアにて手続きを済ませないといけません。
そして当然ながら、電話番号は変更になります。
<NTT東西エリアの確認方法>
「移転先(または現住所)がNTT東西エリアのどちらか分からない」という人は、都道府県によってNTT東日本と西日本のどちらが管轄しているのか、分かるようになっています。
それぞれの管轄エリアは、以下の通りです。
<NTT東日本>
青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・新潟
<NTT西日本>
富山・石川・福井・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
基本的に日本地図における「東日本=NTT東日本」、「西日本=NTT西日本」という解釈で大丈夫です。
ただし東日本に区分されることも多い静岡県については、NTT上では西日本に分けられるため、静岡県民の方は間違えないように気を付けた方が良いでしょう。
固定電話の移転手続き方法
固定電話の移転手続きの方法を解説します。
手続き方法はNTT東日本・西日本エリア内で移転時の場合と、東日本・西日本をまたぐ場合の方法で異なります。
東日本・西日本エリア内での移転手続き方法(同一市区内・同都道府県内含む)
NTT東日本・西日本のエリア内で移転を行う場合、問い合わせ前に以下の情報を事前に準備しておくと、スムーズに進められます。
・電話の契約者氏名
・現住所の電話番号
・現住所および移転先の住所
・移転先住所での開通希望日
・支払情報(クレジットカード、引き落とし先口座等)
手続きの際は以下の専用ダイヤルもしくは手続き用HPより進めます。
【NTT東日本】
固定電話:116
携帯電話(スマホ):0120-116-000
URL: 電話のお引越し|NTT東日本
【NTT西日本】
固定電話:116
携帯電話(スマホ):0800-2000116
URL: お引越しのお手続き|NTT西日本
あとは電話やHPの流れに沿って進めれば、手続きが進められます。
東日本・西日本エリアをまたいだ移転方法
東日本および西日本エリアをまたぐ移転の場合、一度現エリアの契約を解除した上で、新エリアにて新規契約をする流れになります。
というのもNTT東日本とNTT西日本は別会社であるため、「移転」という方法が取れないのです。
そのため東日本から西日本へ、もしくは西日本から東日本へ移転する場合は、移転先エリアにて新規申し込み手続きを済ませます。
NTT東日本と西日本では申込窓口が異なるのですが、以下の窓口で申請していただければ、東西関係なく手続きを行えます。
さらに24時間受付可能となっているため、いつでも気軽にお問い合わせください。
固定電話の移転工事費
固定電話を移転する場合は工事が必要となるため、費用が掛かります。
しかし移転先の状況によって工事内容が異なるため、工事費も変わってきます。
移転の際に掛かる工事費は以下の2パターン。
NTT局内工事で完結する場合:2,000円程度
訪問工事が必要な場合10,000円程度
なお申込者自身でどちらの工事にするかは選べないため、訪問工事になるかどうかの基準も併せて、それぞれ解説します。
NTT局内工事で完結する場合
移転先に既存の電話回線が設置されている場合は、NTT局内工事で完結します。
立ち合いも不要なため、申込者の手間もかからない工事内容です。
訪問工事が必要な場合
新築の建物、もしくはこれまでに電話およびインターネット回線を敷設してこなかった建物の場合は、訪問工事が必要となります。
担当者が移転先の建物に訪問して、電話回線を敷設する工事を行います。
工事に要する時間は30分から1時間程度で、その際に工事の立ち合いも必要です。
工事終了後に電話が繋がるかどうかのテストも行うため、工事日までに電話機の準備も忘れないようにしましょう。
移転手続きに関してよくある質問
ここまで固定電話の移転手続きについて解説してきましたが、「まだまだ分からないことがある」という方は少なくないでしょう。
そこでここからは、固定電話を移転する際によく頂く質問をピックアップし、回答します。
移転手続きはいつまでに済ませればいいの?
移転手続きは移転日の1ヶ月前までに済ませれば、安心して利用できるでしょう。
移転の際の工事は予約制なので、引越し繁忙期など混雑していると、予約が取れないといった事態も発生します。
そのため日程に余裕を持って手続きするのがオススメです。
もし移転日までの期日が1ヶ月を切っているようでしたら、早急に手続きを進めましょう。
移転手続きにはどれくらい掛かる?
移転手続きに要する期間は、申し込みから移転先で利用できるまでに、最短で2週間程度です。
ただし先述した通り、工事日の予約が取れない可能性もあるので、1ヶ月以上余裕をもって手続きを進めるのがオススメです。
旧番号に掛かった電話番号はどうなるの?
電話番号が変わる移転をする場合、番号変更を知らせ忘れたなどの理由で、移転前の電話番号に掛かることがあります。
移転前の番号に掛かった場合、以下の方法で対処が可能です。
・新しい電話番号をアナウンスしてくれるように設定
・ボイスワープを利用して新しい番号に転送する
新しい電話番号をアナウンスしてくれるように設定移転した後に移転前の番号に着信があった場合、「あなたがお掛けになった電話番号は現在使われておりません」とアナウンスを流せる設定にできます。
後述する「ボイスワープ」は費用が掛かるのに対して、アナウンスの利用は無料となっています。
そのため「極力お金を掛けたくない」場合は、新番号アナウンスの利用がオススメです。
アナウンスしてくれるようにしたい場合は、申し込み手続きの際に担当者に伝えれば対応してくれます。
ボイスワープを利用すれば、移転前の番号に掛かってきたとしても、移転先の番号に転送してくれます。
ただしボイスワープを利用すると、以下の料金が掛かります。
月額使用料:880円(事務用/税込)
通話料:転送元から転送先までにかかる通話料
コストを節約したいのであれば、先述した「新番号へのアナウンス」サービスを利用しましょう。
ついでにひかり電話の料金プランも見直してみよう
固定電話の移転は、プランを見直すいい機会でもあります。
ひかり電話を利用するにあたって、いくつかプランが用意されていますが、利用していくうちに適したプランでなくなっていることもあり得ます。
そこで移転を機に、ひかり電話のプランを見直してみるのがオススメです。
プランを見直せば、月々の電話代節約が見込めます。
ひかり電話のプランは以下の3つ。
・ひかり電話A(エース)
・安心プラン
・もっと安心プラン
それぞれ一つずつ解説します。
ひかり電話A(エース)
通話時間が比較的少なく、尚且つ付帯サービスを充実させたい方には、ひかり電話A(エース)を選びましょう。
【料金プラン】
月額基本料:1,650円(税込)
通話料:8.8円/3分
無料通話分:3時間相当
【付帯サービス】
・ナンバーディスプレイ
・ナンバーリクエスト
・キャッチホン
・ボイスワープ
・迷惑電話おことりサービス
・着信お知らせメール
固定電話移転時に役立つ「ボイスワープ」機能も含まれているため、移転に伴いボイスワープを利用したい人にもオススメのプランです。
安心プラン
通話が多い法人様にオススメしたいのが、安心プランです。
安心プランであれば先述した「ひかり電話A(エース)」よりも月額基本料、通話料とも安い金額で設定されており、さらに無料通話分も8時間相当が付与されています。
【料金プラン】
月額基本料:1,540円(税込)
通話料:7.92円/3分
無料通話分:8時間相当
「ひかり電話A(エース)」よりも安い反面、付帯サービスは一切付与されてい無いのが特徴です。
しかし「付帯サービス付けてみたけど、必要性なかったな…」という法人様は、こちらのプランに切り替えてみてはいかがでしょうか。
もっと安心プラン
通話時間が多い法人様にオススメしたいもう一つのプランが、こちらの「もっと安心プラン」がオススメです。
もっと安心プランは「安心プラン」よりも月額基本料が高い反面、無料通話分が30時間相当も付与されているため、通話料が極端に高い法人様はこちらの方がお得になります。
【料金プラン】
月額基本料:4,290円(税込)
通話料:7.92円/3分
無料通話分:30時間相当
【安心プランとの比較(月40時間通話した場合)】
安心プラン もっと安心プラン
月額基本料 1,540円 4,290円
通話料(40時間分) 6,336円 6,336円
無料通話分 -1,408円 -5,280円
合計 6,468円 5,346円
40時間通話した場合、もっと安心プランの方が、1,000円ほど安く済むのです。
まとめ
固定電話を移転する場合、移転先の場所によって番号変更ができるか否かや、手続きに必要な内容が異なります。
【番号変更について】
番号が変更にならないのは同一市内の移転のみ
同一市内でも収容局が異なる場合は変更となる
市外、県外、NTT東西をまたぐ移転では例外なく番号変更となる
【移転時に抑えておきたいポイント】
・移転手続きは移転日の1ヶ月以上前に行おう
・移転後に移転前の番号に掛かってきた場合に備え、ボイスワープもしくはアナウンスの利用を検討しよう
・移転時は固定電話のプラン見直しのチャンス、適切なプランに乗り換えて電話代を節約しよう
移転手続きの際には移転先によって問い合わせ窓口が異なったり、また専門用語でのやり取りが多かったり、手続きにあたって面倒なことがいくつかあります。
ただでさえやることが多い事務所の引越しに、手間のかかる固定電話移転手続きが加わると、大変ですよね。
そこで以下の窓口で問い合わせをしていただければ、面倒な手続きを代行して、法人様の移転をスムーズに行えるようにします。
ぜひ気軽にお問い合わせくださいね。
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