引越しにともなって必要になるのが、電気・ガス・水道などのライフラインの引越し手続きです。
必ずしなければならない手続きなのですが、引越し経験者からは「窓口を調べるのが大変」「窓口が開いてる時間に電話できない」「ライフラインそれぞれに手続きするのが面倒」という体験談も。
荷造りなどで忙しいなかなので「ライフラインの手続きもしっかりやったつもりが、うっかりガスの手続きだけ漏れていた」なんてことも起こりえます。
実は私にもそんな体験が。
私はこれまで7回転居していて、引越しには慣れているつもりでした。けれど急な転勤かつ子連れの引越しでバタバタしていたときに、新居でのガスの利用開始手続きを忘れていたんです。
当日になって「しまった!」と慌てないための「ライフラインの引越し方法」と、ライフラインの引越し手続きをまとめて行える「一括代行サービス」について説明します。
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ライフラインの引越し手続のやり方
ライフラインの引っ越し手続きを、「従来どおり全て自分でやる」場合の方法を紹介します。
従来型のライフライン引越し手続き
これまで電気・ガス・水道の引越し手続きをする際には、サービスを提供している各企業の窓口に直接電話かネットで連絡するのが主流でした。
そのため、電気・ガス・水道の窓口それぞれに最低1回ずつは連絡が必要。
また遠方への引越しだと管轄の電力会社・ガス会社・水道局が変わります。
そのため「旧居を管轄する会社の窓口に利用停止の連絡」「新居を管轄する会社の窓口に利用開始の連絡」をそれぞれ1回ずつしなければならず、電気・ガス・水道あわせて最低6回の連絡が必要になることもあります。
よくある悩み・失敗例
自分でライフラインの手続きをした経験がある人からよく寄せられるのは「窓口がわかりにくかった」「連絡が面倒」などのお悩みです。
また私のように「手続きを忘れていた」という失敗例も。
ここではライフラインの引越しに関する「よくあるお悩み」や「失敗パターン」について紹介します。
ライフラインの引越しに関する悩み
ライフラインの引越しに関しては、以下のような悩みや不満がよく寄せられます。
- 窓口がわからない
- 窓口を調べるのが大変
- 各窓口に何度も連絡するのが面倒
- 窓口の電話がなかなかつながらない
- ネット手続きで違う窓口に同じ情報を入力するのが面倒
会社やガス会社の手続きは、電話ではなくネットの公式サイトからできることが多くなっています。
しかしネットでできるといっても、何度も同じことを入力して送信するのはおっくうですよね。
また水道については、ネット受付ができない市区町村もあるため、電話連絡が必要なケースも多数。
仕事の都合などで「水道局や水道センターが開庁している時間に電話するのが難しい」という人にとっては大変です。
ライフライン引越しの失敗例
また失敗例としては、以下のようなものがあります。
後回しにしているうちに忘れてしまった
インターネットで手続きをしたら、手続きが完了してなかった
荷造りや子どもの転校手続きなどで忙しいなか、手続きをうっかり忘れてしまうことがあります。
また入力フォームで「確認ボタン」のあと「送信ボタン」を押していなくて「やったつもりで手続きできていなかった」というパターンも。
引越し当日に気づいて連絡しても、その日のうちに担当者が開栓に来てくれるとは限りません。そのため手続きを忘れると、新居でしばらく電気やガスが使えない可能性があります。
ライフラインの引越しは一括代行サービスを使えば安心!
従来型のライフライン引越し手続きは面倒で、手続き漏れが起こる可能性もあります。
そこで登場したのが「ライフラインの引越し手続きを一括で代行してくれるサービス」です。
「代行サービスのサイトで必要事項を1度入力する」あるいは「代行サービスの窓口に1回電話する」だけで、電気・ガス・水道すべてのライフラインの引越し手続きが完了するんです。
代表的な一括代行サービスである「引越れんらく帳」と「まるっと!一括引越し窓口」について紹介します。
「引越れんらく帳」の特徴
引越れんらく帳は東京ガスのグループ会社が運営しているサービスです。特徴を紹介しますね。
使い方 | ・会員登録が必要 ・無料 ・引越し先と引越し日を登録すると、手続き窓口や手続き可能期間が確認でき、実際の住所変更も可能 |
対応している主な業種 | 電気、都市ガス、水道、電話、放送(NHK)、新聞、通信販売、クレジットカード、プロバイダー |
対象エリア | 関東エリア中心(2021年6月現在) |
備考 | ・申し込み手続き後に「引越しがキャンセルになった」場合には、自分で各窓口にキャンセル手続きする必要がある ・引越し後の電気は基本的に地域電力になる |
大手企業が運営しているため安心感があるのが「引越れんらく帳」。
ただし関東エリアを中心とするサービスのため、他地域にお住まい・引越しする方にはあまりオススメできないのが正直なところです。
また手続きできる個別の事業者が限られている点にも注意が必要。
例えば、電気なら東京電力か中部電力のみです。
水道についても、関東エリアであっても取り扱いがない地域(水道局)があります。事前に「使いたい事業者が手続き可能かどうか」をチェックしてからの利用をオススメします。
「まるっと!一括引越し窓口」の特徴
「まるっと!一括引越し窓口」は、月間1万世帯以上(2020年10月)が利用している一括代行サービス。特徴は以下のとおりです。
使い方 | ・会員登録が不要 ・無料 ・「シンプルなフォーム入力」または「電話一本」で利用できる |
対応している主な業種 | 電気、都市ガス、水道、インターネット、Wi-Fi |
対象エリア | 全国 |
備考 | ・申し込み手続き後に「引越しがキャンセルになった」場合、代行サービス業者がキャンセル手続きを代行 ・新電力・新ガスへの移行手配が可能 ・フォームから申し込んでも1回は電話応対が必要 ・オール電化/プロパンガスだと利用できない |
まるっと!一括引越し窓口の対応エリアは全国なので、関東圏以外の人でも利用できます。
また会員登録が不要なので「面倒なフォームに入力を避けたい」「会員情報が相手に残ってしまうのが嫌」という人にもおすすめです。
ただフォームから手続きしても1回は電話応対が必要な点には注意が必要です。
地域電力・地域ガスだけではなく新電力・新ガスの手続きが可能なので「新生活に合わせて、光熱費を節約できる」というメリットもあります。
つづいて「まるっと!一括引越し窓口」について詳しくご紹介します。
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会員登録不要の一括代行サービス
「まるっと!一括引越し窓口」は会員登録不要で利用できるのが最大の特徴です。
「会員登録して、ずっと自分の情報がサービス会社のほうに残ってしまうのは抵抗がある」「使い終わったあとに退会手続きするのが面倒」という人にはとくにオススメ。
手続きできるライフラインは電気・ガス・水道・インターネットで、手続きは無料です。
「まるっと!一括引越し窓口を使ってみようかな」と興味がある方向けに、詳しく紹介しますね。
電話1本でライフラインの引越し手続きをお任せ
「まるっと!一括引越し窓口」は会員登録不要です。
10~21時なら電話1本で受付が可能。フリーダイヤルなので電話代もかかりません。
「いきなり電話するのは抵抗がある」「時間内に電話できない」という場合には、受付フォームからの連絡も可能です。
フォームを利用した場合の流れ
受付フォームに氏名や住所を入力して連絡した場合、サポート担当者から折り返しの電話がかかってきます。フォームだけで受付が完結することはなく、一度は電話応対が必要になります。
フォーム入力から連絡した場合の流れを簡単にまとめておきます。
- フォーム入力・送信
- 担当者から折り返し電話(入力内容などの確認)
- 手配完了
なおフォームの入力必須項目は以下の4つのみなので、とても簡単です。詳細な住所(番地など)やメールアドレスは任意項目となっています。
- 氏名
- 電話番号
- 都道府県
- 利用開始を希望するライフラインのチェック
どれくらいで入力完了できるか時間をはかってみたら、なんと30秒もかかりませんでした。
新居での光熱費をお得にできるのもメリット
「まるっと!一括引越し窓口」の入力フォームでは、利用開始を希望するライフラインのチェックが必須です。
対応できるライフラインは電気・ガス・水道・インターネットの4つ。
このうち電気とガスについては、「新電力・新ガス」の提案ができるのが「まるっと!一括引越し窓口」の特徴。
「新電力・新ガス」についてはのちほど詳しく紹介しますが、従来からある東京電力・東京ガスなどの「地域ガス・地域都市ガス」に比べて、お得なプランが豊富なことが特徴として挙げられます。
新生活は家具家電の購入などで出費がかさむので、光熱費を少しでも下げられるのは大きなメリットではないでしょうか。
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Wi-Fi環境は早めの手続を!
「ライフライン」というと主に電気・ガス・水道を指しますが、現在では自宅のインターネットやWi-Fiも大切なライフラインのひとつといえますよね。
「まるっと!一括引越し窓口」をはじめとする代行サービスでも、インターネットの引越し手配ができるところは多いです。
ただどの窓口で申し込んだとしても、固定回線(光回線)を新居で新たに使いはじめる場合には最低2週間~1か月はかかります。
その理由と、一括代行サービスでインターネットの引越し手続きをするメリットについてお伝えします。
新居でのインターネット利用開始までは2週間~1ヶ月
新たに光回線を申し込んだ場合には、光ケーブルを建物内に引き込む工事が必要になることがほとんどです。
申し込みから工事までには、たいてい2週間~1ヶ月ほどかかります。ですから、Wi-Fiが必要なかたは早めに手続きしておきましょう。
なお「前入居者が光回線を利用していた部屋」や「光回線導入済みのインターネット無料マンション」などでは、一部の工事が不要になったり、ネット回線の契約そのものが不要になる場合もあります。
「インターネット無料マンション」かどうかは、賃貸物件の仲介業者に聞けばわかります。
一括代行サービスでネットの引越し手配をするメリットとは
数が多すぎて、どのサービスが一番お得なるのかわかりにくいですよね。
実際、どれがお得になるのかは人によって違います。携帯キャリアがどこか、インターネットをどれくらい使うのか、オプションサービスを使うのかによって、お得なプランが変わってくるからです。
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新電力・新ガスって?
新電力や新ガスが浸透してきている今、引越しを機に光熱費の見直しを検討する人も多いです。
新電力や新ガスにはさまざまなプランが用意されており、最適なプランを選べば新居での光熱費がグッと節約できる可能性も。
「新電力」「新ガス」という言葉を聞いたことがあるものの「イマイチよくわからない」「従来の電力会社やガス会社から変更するのは不安」という方に向け、新電力と新ガスについて紹介します。
新電力・新ガスとは
電力やガスの自由化以前は、地域ごとの電力会社(東京電力・関西電力など)や都市ガス会社(東京ガス・大阪ガスなど)が各地域で電気・ガスを独占的に供給していました。
しかし電力もガスも自由化されて、電力・ガスに新しい会社が参入できるようになったのです。新規参入した企業をまとめて「新電力・新ガス」と呼びます。
ソフトバンクなどの通信系企業が数多く電力事業に参入しているほか、エネルギー企業・ENEOSは電気のほか都市ガス事業にも参入しています。
また「東京電力がガス事業に、東京ガスが電力事業に」というように、電力会社がガス事業、ガス会社が電力事業に参入している例も多いです。また「東京電力が関西エリアに進出」など、従来の管轄エリアを超えて参入している場合も。
関東・関西・東海エリアについて、主な新電力・新ガスの会社をいくつか挙げておきますね。例として挙げた会社のほかにも、たくさんの新電力会社・新ガス会社があります。
エリア | 新電力 | 新ガス |
関東 | 東京ガス、ENEOS、ミツウロコ、Looopなど | 東京電力、ニチガス、東急、ENEOSなど |
関西 | 東京電力、中部電力、ENEOS、大阪ガス、Looopなど | 関西電力、J:COM、大阪いずみ生協など |
東海 | 東邦ガス、シン・エナジー、サーラeエナジー、Looopなど | 中部電力、東京電力、よかエネなど |
新電力・新ガスだと不安?
新電力・新ガスが利用する設備は地域電力・地域ガスと共通です。ですから新電力・新ガスの会社と契約しても、家庭で使う設備や使い方は今までと変わりません。
新電力・新ガスに切り替えたからといって、「新しい設備・機器が必要になる」とか「電気やガスの供給が不安定になる」という心配はありません。
料金を支払う会社が変わるだけです。
新電力・新ガスなら光熱費が節約できる可能性大
電気とガスが自由化されて価格競争が始まったため、新電力・新ガスは顧客獲得のためにそれぞれ魅力的なプランを用意しています。
「電気とガスをセットで契約すれば安くなる」「携帯やネットと一緒に契約すればまとめてお得」「特定のクレジットカードで支払うと割引される」というようなプランです。
そのため引越しをきっかけに、ライフスタイルや新居に合った新電力・新ガスに切り替えることで、光熱費が節約できる可能性は高いです。
新電力・新ガスは選ぶのが大変
地域電力・地域ガスから新電力・新ガスに変更するとお得になる可能性が高いです。
けれど新電力会社・新ガス会社ともにたくさんあり、さらに各会社でさまざまなプランが用意されているため、適したプランを選ぶのが大変。
「どの会社がいいのかわからない」という場合には、新電力・新ガスの比較サイトを使うのも手。
また「詳しい人に選んでほしい」「直接相談したい」という場合は、さきほど紹介した「まるっと!一括引越し窓口」の担当者から提案を受けることもできます。
代行サービスが使えない環境・注意点
ライフラインの引越し代行サービスはとても便利。
ただし利用している・利用予定の設備や地域によっては、利用できないこともあります。
「まるっと!一括引越し窓口」を例に、利用時の注意点を紹介します。
代行サービスが使えないケース一覧
「まるっと!一括引越し窓口」の場合には、以下のようなケースだと利用ができません。
- オール電化物件
- ソーラーパネルや売電設備がある物件
- プロパンガス物件
引越し先物件の電気・ガス設備tについては、不動産会社に確認すればすぐわかるはずです。
ガス・水道は地域により利用できないことも
またガスや水道については、地域により利用できないこともあります。
またライフラインの廃止代行(解約手続き)については、旧居で新電力・新ガスを契約している場合には不可となっています。
また「水道のみ」「廃止(解約)のみ」の手続きもできません。
ギリギリの連絡では引越し日に間に合わない可能性あり
どんなサービスでもそうですが、ギリギリの連絡や当日手配だと、引越しに間に合わないことがあります。
新居で電気やガスが使用できないと、たとえば1日でもかなり困りますよね。ですから、できるだけ余裕を持って申し込むようにしましょう。
具体的にいつまでに申し込めばいいのかというと、「まるっと!一括引越し窓口」の場合であれば土日祝を除く3営業日前までに連絡しておくと安心です。
「手続きできるのかできないのか」「受付はできるけれど、一部の手続きを自分でやらなくてはいけないのか」は、電話でサポート担当者に確認できます。
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まとめ:ライフラインの引越しをラクにする方法
従来のライフラインの引越し手続きは「電気・ガス・水道の各窓口に個別に連絡する」というものでした。
しかし窓口を調べて電話するのが面倒だったり、忙しい中での手続き漏れなどが起こるため、現在では「ライフラインの引越し手続き一括代行サービス」を利用する人も多くなっています。
一括代行サービスを使えば、何度も氏名や住所を入力する必要がなく、面倒な手続きをまとめておこなうことが可能。
一括代行サービスには「引越れんらく帳」などさまざまなものがあり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
「会員登録はしたくない」「水道やインターネットまでまとめて手続きしたい」「引越しを機に、光熱費を見直したい」という人向けには、「まるっと!一括引越し窓口」がオススメです。
3営業日前までの連絡がオススメですが、余裕を持って申し込んでおきましょう。なお新居でインターネット回線を新たに導入する場合などには、より早めの連絡が安心です。
以下のページから詳細を確認できますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
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