携帯電話を法人契約する必要はある？そのメリットとは？

本記事の前提としてお伝えすると、法人携帯とは、会社（法人）の名義で契約している携帯電話やスマートフォンのことを指します。

外出先や出張先での連絡手段として携帯やスマホを使う場合、個人の電話を使う事もありますが、法人契約をして会社用として備えている会社は多く存在します。

「そもそも法人契約する必要はあるのか？」と思う方もいるでしょうが、法人携帯にはいくつかのメリットがあります。また、個人の携帯よりも優れている面があります。

ここでは、法人携帯にしたことで得られる3つのメリットについて紹介していきます。

法人で携帯電話を契約したことで得られる3つのメリット

それでは、法人で携帯電話を契約することで得られるメリットについて、みていきましょう。

個人情報漏洩を防止できる

個人の携帯電話を業務で使用する場合のリスクとしては、退職後に外部から個人の携帯へ連絡が入ってしまい、それによって機密情報が漏れてしまう事が考えられます。

また、個人の携帯に企業情報や、取引先とのやりとりがメールとして残ってしまう事も考られます。

個人の携帯電話の場合、業務から離れた際にその携帯を回収するというのはできませんが、法人で契約していればさまざまな対応をとることができます。

その他には、携帯電話の紛失による個人情報漏洩も考えられます。
法人携帯の場合ですと企業から携帯電話のロックを依頼することができ、万が一の時も個人情報漏洩を防止することができます。

このような点から、法人で携帯電話を契約することがおすすめです。

経費を明確にできる

個人持ちの携帯電話を業務に使っている場合、業務上発生した通信・通話にかかる費用を自費で支払わせるわけにはいきませんよね。

この場合は、あとで経費として請求してもらうことになります。
しかし、個人持ちだと私用で使った分もあるので、私用で使用した分を差し引く必要があります。

精算をする社員が少なければよいのですが、個人の携帯電話を使っている社員が多いと経理担当者は大変です。

中には、私用で使った分を、業務で使ったと誤魔化す社員もいるかもしれません。
法人契約した携帯電話を持たせておけば、持たせた社員が使った分をすべて経費として計上できるので経理がスムーズになりますし、経費も明確化できます。

通信コストを減らせる

法人携帯にする1番のメリットが、通信コストを減らせることです。
社内連絡や社外への通話を、私用の携帯電話やスマートフォンでしていたら、月に会社が支払うことになる費用は膨大になっているはずです。

特に社内連絡を頻繁に行う場合は、通信に関する費用はかなりの負担になるでしょう。
法人契約している携帯電話などは、同じ法人同士であれば通話に料金がかかりません。
また、契約台数や契約期間次第ではありますが、さまざまな割引があったり、ポイントによる還元があったりするため、膨大になっている通信コストを減らすことができます。

法人での契約も見直しが大事

スマートフォンや携帯電話を使う場合、多くの方が定期的に契約プランの見直しを行っているはずです。
その際には、それぞれの会社がだすプランを見比べる事で、費用を抑えることにも繋がります。

しかし、契約期間中に乗り換えると違約金が発生してしまう場合もあるため、法人携帯を用意する際は、契約期間についてをしっかり確認したうえで契約しましょう。

まとめ：携帯電話を法人契約する必要はある？そのメリットとは？

いかがでしたか？社員個人の携帯電話を仕事で使わせるより、法人契約の携帯電話にした方が会社にとって利点があるという事でした。

契約する際は、期間が長い方が割引されやすいですが、あまりにも長過ぎると理想のタイミングでプランの見直しができません。
そのため、割引にだけ着目するのではなく、先々の事も考えて契約するようにしましょう。