【法人・個人事業用】FAX料金はどれくらい?送信・受信の通信料と安くする方法を紹介

ビジネス用途でFAXの利用を検討している方の中には、送受信にどれくらいの費用がかかるのか疑問に思っている方がいるのではないでしょうか。

FAXの料金は送信料や受信料、機器費用など、さまざまな要素で構成されています。従来のアナログ回線を使用したFAXは、送受信にかかる費用が高い傾向にありました。しかし、近年ではひかり電話やインターネットFAXの登場により、コストが抑えることができます。

本記事では、FAXにかかる料金の内訳や主要サービスごとの特徴、コスト削減のためのヒントを詳しく解説します。最後まで読めば、料金を安く抑えられるほか、最適な利用方法がわかります。FAXを効率的に活用しつつ、経費を抑えたい方はぜひ参考にしてみてください。

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FAXにかかる料金

FAXにかかる料金は、送信料と受信料(カウンター料金)の2種類です。それぞれの詳細は、以下のとおり。

種類 詳細 一般的な金額
送信料 FAXを送信する際にかかる料金 約9円/3分(国内の場合)
受信料

(カウンター料金)

FAXを受信・印刷する際にかかる料金 1枚あたり2~25円程度

各料金は利用するサービスや回線によって異なるため、利用状況に合わせて最適なプランを選択する必要があります。ここでは、送信料と受信料について詳しく解説します。

送信料

FAXの送信料は、使用する回線やサービスによって異なります。代表的なサービスの料金例は、以下の通りです。

回線・サービス 送信料
NTTのアナログ回線 約9.35円(税込)/3分(国内送信)
光電話回線 約8.8円(税込)/3分
インターネットFAX ページ単位の課金サービス
100枚まで無料で利用できるプランあり

※2025年3月26日時点の情報です。

NTTのアナログ回線は、料金は通話時間に基づいて課金されるため、送信する枚数やページの内容によって変動します。

インターネットFAXはページ単位の課金サービスのため、100枚前後まで無料で利用できるケースが多いです。

送信料を抑えるためには、利用ケースを想定し、最適なサービスを選択しましょう。また、送信時間帯や送信先の集約など、運用面での工夫も効果的です。

受信料(カウンター料金)

FAX複合機を使用している場合は、カウンター料金と呼ばれる紙やトナーなどの印刷コストがかかります。一般的な相場は、以下の通りです。

印刷形式 1枚あたりの料金(目安)
モノクロ 2~3円
モノカラー 5~10円
フルカラー 15~25円

インターネットFAXを利用すると、情報がデータとして保存されるため、受信に関して追加料金がかからないケースが多いです。ただし、必要に応じて印刷した場合は、その分のコストが発生します。

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FAXの通信料を主要サービスごとに解説

FAXの通信料は、利用するサービスや回線の種類によって大きく異なります。主要サービスごとの概要は、以下のとおりです。

サービス 特徴 料金例 おすすめの企業
NTTアナログ電話 ・安定した通信品質
・距離や時間で料金変動
3分あたり9~90円程度 中小企業、個人事業主
ひかり電話 ・アナログより安価
・光回線契約が必要
3分あたり8.8円 通信量の多い企業
インターネットFAX ・シンプルな料金体系
・受信料無料が多い
毎月100枚程度まで送受信無料 コスト削減重視の企業
コンビニFAX ・急な利用に便利
・送信のみ可能
1枚あたり50~60円(国内) FAXを頻繁に利用しない企業

※2025年3月26日時点の情報です。

各サービスにはそれぞれ特徴があり、企業規模や利用頻度、通信量によって最適なサービスが異なります。自社の利用状況を分析し、コストと利便性のバランスを考慮した選定をしましょう。

NTTアナログ電話

特徴 ・安定した通信品質

・距離や時間で料金が変動

料金例 3分あたり9~90円程度(国内の場合)
おすすめの企業 ・中小企業や個人事業主

・重要書類を送る頻度が高い企業

※2025年3月26日時点の情報です。

NTTアナログ電話回線を利用した場合の送信料は、距離や送信時間によって異なります。国内では、3分あたり9〜90円程度です。国際FAXを送信する場合は、さらに高額になる可能性があるため注意しましょう。

アナログ回線は通信品質が安定しているものの、インターネットFAXと比較すると料金が割高です。そのため、多少費用はかかっても、安定した通信を重視する企業におすすめです。

特に、重要な契約書や機密性の高い文書を送受信する頻度が高い企業には、信頼性の高いアナログ回線が適しています。ただし、通信量が多いとコストが高くなりやすい点は注意が必要です。

ひかり電話

特徴 ・アナログ電話回線より安価

・光回線契約が必要

料金例 3分あたり8.8円
おすすめの企業 通信量の多い法人や個人事業主

※2025年3月26日時点の情報です。

NTT東日本・西日本が提供するひかり電話を利用する場合の送信料は、3分あたり8.8円です。アナログ回線よりも安く利用できるため、通信コストを抑えたい法人や個人事業主に適しています。

ただし、ひかり電話を利用するには、光回線契約が必要です。光回線を契約した分、基本料金が別途発生する点も考慮しなければいけません。

ひかり電話は高速かつ安定した通信が可能なため、大量のFAX送受信を行う企業におすすめです。インターネット接続と電話サービスを一本化できる点も、トータルコストの削減につながります。

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インターネットFAX

特徴 ・シンプルな料金体系

・受信料無料が多い

料金例 毎月100枚程度まで送受信無料
おすすめの企業 ・コスト削減重視の企業

・ペーパーレス化を進めたい組織

※2025年3月26日時点の情報です。

インターネットFAXは、インターネットを利用してFAXを送受信するサービスです。送受信料は毎月100枚程度まで無料のサービスが多く、印刷に必要な紙やトナーも消費しません。

そのため、経費削減を重視する企業や、ペーパーレス化を進めたい組織におすすめです。

提供されているサービスはさまざまですが、クラウドベースが一般的です。外出先からでもFAXの確認や送信ができるため、テレワークやリモートワークを導入している企業にも適しています。

インターネットFAXについて、もっと詳しく知りたい方は下記を参考にしてみてください。

コンビニFAX

特徴 ・急なFAX送信に対応可能

・送信のみ利用可能

料金例 1枚あたり50~60円(国内)
おすすめの企業 FAXを頻繁に利用しない個人や企業

※2025年3月26日時点の情報です。

コンビニのマルチコピー機を利用したFAX送信は、1枚あたり50〜60円と比較的高額です。送信のみが可能なものの、受信機能がありません。

急ぎでFAXを送りたい場合や、頻繁に利用しない場合に適していますが、コストパフォーマンスを考えると常用するには不向きです。個人利用や出張先でのFAX送信など、臨時の利用に適しています。

メリットは、24時間利用できること。ただし、セキュリティ面での懸念から、機密性の高い文書の送信には適していません。

FAXの通信料以外にかかる費用

FAXの利用には、通信料以外にも複合機の費用と回線の固定費がかかります。具体的な費用は、利用頻度や企業規模によって大きく異なるため、トータルコストの計算が欠かせません。

ここでは、通信料以外の費用として、「複合機の費用」と「回線の固定費」について解説します。

複合機の費用

複合機の購入費用は、30,000〜400,000円が相場です。一般的な製品なら200,000円までのコストで購入できますが、業務用だと400,000円以上する機種もあります。

また、複合機の保守費用やトナー代、用紙代なども考慮しなければいけません。これらのコストは運用状況に応じて変動するため、事前に見積もりを取るのがおすすめです。

複合機を選ぶ際は、企業の規模や利用頻度、必要な機能などに注目しましょう。高機能な製品は初期費用こそ高くなるものの、長期的に見ると業務効率の向上やランニングコストの削減につながる可能性があります。

回線の固定費

FAXを利用するためには、電話回線やインターネット回線が必要です。以下は回線の種類別に発生する固定費用の例です。

  • アナログ回線(1級局)
  • プッシュ回線:月額 2,640円
  • ダイヤル回線:月額 2,530円

 

  • 光回線
  • NTTひかり電話:月額 550円

これらの固定費用は、通信料とは別に継続して支払わなければいけません。全体のランニングコストに影響を与えるため、FAXの利用頻度だけでなく、インターネット接続や電話の利用状況も考慮しながら回線を決めましょう。

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FAXにかかる料金を安く抑える方法

FAXの利用にかかる費用を抑える方法は、以下の3つです。

  • 必要なFAXだけを印刷する
  • インターネットFAXを使う
  • 複合機をレンタルする

これらの方法を理解すれば、FAXにかかるコストを無理なく削減できます。順番に見ていきましょう。

必要なFAXだけを印刷する

受信したFAXをすべて印刷している場合は、必要なものだけを選んで印刷すると、大幅にコストを削減できます。特に、複合機のカウンター料金は1枚あたり5〜25円程度発生するため、印刷する枚数を減らすとコスト削減が可能です。

インターネットFAXを使う

インターネットFAXは、電話回線を使ったFAXよりも初期費用や通信料を抑えられます。回線使用料がかからず、送信料も1枚あたり10~50円程度と明確に料金が設定されているため、コスト管理がしやすいです。

受信に関してはほとんどのサービスが無料なので、従来のFAXよりも経費を大幅にカットできます。また、紙を使用しないデジタル管理が可能になるため、業務の効率化も実現可能です。

複合機をレンタルする

FAXを利用するために複合機を購入すると、数十万〜数百万円の初期費用が必要です。一方、複合機のレンタルは初期費用がほとんどかからず、月に数千〜1万円程度が利用できるため、費用を抑えられます。

また、レンタルは契約内容によってはメンテナンス費用も含まれます。そのため、短期間だけ複合機を利用したい、初期コストをできる限り削減したい場合には、レンタルがおすすめです。

FAXの費用を安く抑える方法についてもっと知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

FAXの料金についてよくある質問

FAXの料金についてよくある質問は、以下の2つです。

  • FAXの料金は1枚いくら?
  • FAXの受信側は料金がかかる?

以下でそれぞれ詳しく解説します。

FAXの料金は1枚いくら?

FAXの送信料金は、利用するサービスや回線の種類によって異なります。一般的な相場は、以下の通りです。

回線の種類 1枚あたりの料金相場
アナログ回線 9~90円程度
ひかり電話 約8.8円
インターネットFAX 毎月100枚程度まで無料(プランによる)

※2025年3月26日時点の情報です。

料金は、送信先の距離や時間帯によっても変動する場合があります。特に、海外へのFAX送信は高額になりやすいため、注意が必要です。

FAXの受信側は料金がかかる?

FAXの受信は、料金が発生しません。ただし、印刷する場合は紙代やトナー代(カウンター料金)が必要です。

インターネットFAXを利用する場合も、受信は基本的に無料ですが、印刷コストが別途発生します。しかし、デジタルデータとして保存し、必要な情報のみ印刷すれば、受信側のコストを抑えられます。

また、受信したFAXを自動的にメールに転送するサービスを利用すれば、印刷コストの大幅な削減が可能です。

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FAXの料金を抑えたいならNTTのサービスがおすすめ

FAXの費用を抑えたい場合は、コストと品質のバランスに優れた「NTTひかり電話」がおすすめです。低コストでありながら安定した通信が可能なため、法人や個人事業主に適しています。

NTTひかり電話を利用すれば、コスト削減を実現しながら、重要な書類の送受信を安心して行えます。利用を検討している方は、ぜひ以下の窓口からお申し込みください。FAX複合機や回線の導入を最短日程で行ってもらえます。

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