フレッツ光クロス10Gbps(ギガ)とネクストの違いは?通信速度や提供エリアを紹介

最終更新日:

フレッツ光には「クロス」と「ネクスト」という2つのサービスがあり、それぞれどのような違いがあるのか気になっていませんか?

フレッツ光クロスとフレッツ光ネクストの主な違いは通信速度と提供エリアです。自分に適した通信回線を選ぶためには、それぞれの違いについて理解しておくのが重要です。

そこで本記事では、フレッツ光クロスとフレッツ光ネクストの違いや、おすすめできる人の特徴について解説します。どちらを契約した方が快適インターネットを利用できるのか理解できる内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、フレッツ光のサービスを検討している方は、以下の窓口から申し込むのがおすすめです。導入に必要な工事を最短日程で予約してもらえるので、他で契約するよりも速くインターネットが使えるようになります。気になる方は、以下のリンクから詳細を確認してみてください。

【フレッツ光クロス】最短導入はこちら

フレッツ光クロスの最短導入窓口はこちら 電話番号 0120-425-763

フレッツ光クロスは10Gbps(ギガ)の高速通信ができるプラン

フレッツ光クロスは、NTTが提供する光回線(フレッツ光)の高速プランです。最大通信速度は上り/下り最大概ね10Gbpsとなっています。

フレッツ光のプラン中最速で、高速かつ安定したインターネット通信が可能です。

「動画配信」「オンラインゲーム」「オンライン会議システム」など、大容量の通信が必要なサービス・コンテンツでも、快適に利用できます。

フレッツ光クロスとネクストの5つの違い

フレッツ光クロスとフレッツ光ネクストの主な違いは、通信速度と提供エリアです。詳細をまとめた表は以下のとおり。

項目 フレッツ光クロス フレッツ光ネクスト
通信速度 最大概ね10Gbps 最大概ね1Gbps
提供エリア ・東日本

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、北海道、宮城県、新潟県、栃木県、群馬県、茨城県、長野県

・西日本

大阪府、和歌山県、京都府、奈良県、滋賀県、

兵庫県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、

広島県、岡山県、愛媛県、福岡県、佐賀県、

熊本県、鹿児島県、宮崎県

ほぼ全エリア網羅
料金(割引なし) 【東日本エリア】

6,050円/月

+プロバイダー利用料金

【西日本エリア】

6,930円/月

+プロバイダー利用料金

【戸建て向け】※1

5,940円/月

+プロバイダー利用料金

【集合住宅向け】※1 ※2

3,355円~/月

+プロバイダー利用料金

割引サービス 適応サービスが豊富 一部対象外
セキュリティツール 提供なし 端末1台(1OS)分は標準装備

※1:フレッツ光ネクストファミリー/マンション・ギガラインタイプの場合
※2:同一の集合住宅の契約数(ミニは4以上、プラン1は8以上、プラン2は16以上)の条件などを考慮して、NTTが決定します

それぞれ順番に解説していきます。

通信速度

項目 フレッツ光クロス フレッツ光ネクスト
通信速度 最大概ね10Gbps 最大概ね1Gbps

通信速度は、フレッツ光クロスとフレッツ光ネクストの最も大きな違いです。フレッツ光クロスは最大10Gbpsの通信速度を誇り、高速で安定したインターネット接続を提供します。

一方、フレッツ光ネクストは最大1Gbpsが主流で、多くの一般ユーザーにとって十分な通信速度ですが、フレッツ光クロスほどの高速性はありません。特に、大容量ファイルのダウンロードやライブ配信を行う方には、フレッツ光クロスの速度が魅力的です。

提供エリア

項目 フレッツ光クロス フレッツ光ネクスト
提供エリア ・東日本

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、北海道、宮城県、新潟県、栃木県、群馬県、茨城県、長野県

・西日本

大阪府、和歌山県、京都府、奈良県、滋賀県、

兵庫県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、

広島県、岡山県、愛媛県、福岡県、佐賀県、

熊本県、鹿児島県、宮崎県

ほぼ全エリア網羅

フレッツ光クロスの提供エリアは、都市部を中心に限定されています。東京や大阪といった大都市で利用可能ですが、地方ではまだ対応していない地域が多く存在します。

一方、フレッツ光ネクストは全国的に広いエリアで利用可能です。都市部から地方まで対応しているため、利用可能な範囲に大きな違いがあります。

フレッツ光クロスが対応しているエリアを東日本と西日本エリアでそれぞれまとめているので、自分の住んでいる地域が対応しているか確認してみてください。

東日本

東京都

【全域提供】
23区、狛江市、三鷹市、調布市、稲城市、小金井市、小平市、清瀬市、西東京市、東久留米市、東村山市、東大和市、府中市、武蔵野市、日野市、福生市、羽村市

【一部提供】
あきる野市、国立市、国分寺市、青梅市、昭島市、多摩市、武蔵村山市、町田市、立川市、八王子市、西多摩郡瑞穂町

神奈川県

【全域提供】
横浜市旭区、横浜市磯子区、横浜市栄区、横浜市金沢区、横浜市戸塚区、横浜市港南区、横浜市港北区、横浜市神奈川区、横浜市瀬谷区、横浜市西区、横浜市南区、横浜市青葉区、横浜市泉区、横浜市中区、横浜市都筑区、横浜市緑区、横浜市保土ヶ谷区、川崎市幸区、川崎市高津区、川崎市多摩区、川崎市中原区、川崎市宮前区、川崎市麻生区、茅ケ崎市、綾瀬市、大和市、逗子市、藤沢市、平塚市、南足柄市、高座郡寒川町、足柄上郡開成町、三浦郡葉山町、中郡二宮町、中郡大磯町

【一部提供】
横浜市鶴見区、川崎市川崎区、相模原市中央区、相模原市南区、相模原市緑区、横須賀市、海老名市、鎌倉市、厚木市、伊勢原市、座間市、小田原市、秦野市、足柄上郡松田町、足柄上郡大井町、足柄上郡中井町、愛甲郡愛川町

千葉県

【全域提供】
千葉市稲毛区、千葉市花見川区、千葉市中央区、千葉市美浜区、千葉市緑区、市川市、船橋市、習志野市、松戸市、白井市、浦安市、鎌ヶ谷市、流山市、四街道市

【一部提供】
千葉市若葉区、市原市、成田市、袖ケ浦市、大網白里市、東金市、八街市、木更津市、柏市、茂原市、八千代市、君津市、銚子市、旭市、印西市、我孫子市、鴨川市、佐倉市、山武市、富里市、野田市、香取市、匝瑳市、富津市

埼玉県

【全域提供】
さいたま市西区、さいたま市浦和区、さいたま市桜区、さいたま市南区、ふじみ野市、志木市、新座市、草加市、富士見市、北本市、和光市、蕨市、南埼玉郡宮代町、入間郡三芳町、三郷市、越谷市、戸田市、所沢市、川口市、八潮市、桶川市、入間市、北足立郡伊奈町、比企郡小川町、比企郡吉見町、入間郡毛呂山町

【一部提供】
さいたま市緑区、さいたま市見沼区、さいたま市大宮区、さいたま市中央区、さいたま市岩槻区、さいたま市北区、坂戸市、狭山市、飯能市、本庄市、羽生市、加須市、吉川市、久喜市、熊谷市、幸手市、行田市、鴻巣市、春日部市、上尾市、深谷市、川越市、鶴ヶ島市、秩父市、朝霞市、東松山市、日高市、蓮田市、白岡市、児玉郡神川町、秩父郡小鹿野町、秩父郡横瀬町、比企郡滑川町、北葛飾郡杉戸町

北海道

【全域提供】
札幌市中央区、札幌市東区、札幌市白石区、札幌市豊平区、札幌市厚別区

【一部提供】
札幌市北区、札幌市南区、札幌市西区、札幌市手稲区、札幌市清田区、室蘭市、石狩市、登別市、苫小牧市、北広島市、石狩郡当別町、恵庭市、江別市、小樽市、千歳市

宮城県

【全域提供】
仙台市若林区

【一部提供】
仙台市青葉区、仙台市宮城野区、仙台市太白区、仙台市泉区、多賀城市、白石市、塩竈市、岩沼市、気仙沼市、石巻市、宮城郡七ヶ浜町、柴田郡村田町、柴田郡大河原町、栗原市、大崎市、登米市、東松島市、富谷市、名取市、宮城郡利府町、柴田郡川崎町、遠田郡美里町、遠田郡涌谷町、黒川郡大衡村、黒川郡大和町

【提供予定】
■ 2025年3月25日より提供開始予定

柴田郡柴田町

新潟県

【全域提供】
新潟市東区、新潟市中央区

【一部提供】
新潟市秋葉区、新潟市南区、新潟市西区、新潟市西蒲区、新潟市北区、新潟市江南区

栃木県

【一部提供】
宇都宮市、佐野市、小山市、真岡市、足利市、栃木市、那須塩原市、芳賀郡芳賀町、下野市、日光市、矢板市、塩谷郡塩谷町、塩谷郡高根沢町、那須郡那須町

群馬県

【一部提供】
安中市、伊勢崎市、館林市、桐生市、高崎市、渋川市、沼田市、前橋市、太田市、藤岡市、北群馬郡吉岡町、北群馬郡榛東村、邑楽郡千代田町、邑楽郡板倉町、邑楽郡明和町、利根郡昭和村、みどり市

【提供予定】
■ 2025年3月25日より提供開始予定

邑楽郡大泉町

茨城県

【一部提供】
つくば市、ひたちなか市、笠間市、古河市、高萩市、桜川市、取手市、常総市、神栖市、水戸市、石岡市、潮来市、土浦市、日立市、龍ケ崎市、稲敷郡阿見町、稲敷郡美浦村、猿島郡境町、つくばみらい市、結城市、常陸大宮市、筑西市、北茨城市、東茨城郡茨城町、那珂郡東海村

長野県

【一部提供】
長野市

福島県
【提供予定】
■ 2025年1月15日より提供開始

福島市

山梨県
【提供予定】
■ 2025年1月15日より提供開始

甲府市

青森県
【提供予定】
■ 2025年3月25日より提供開始予定

青森市

岩手県
【提供予定】
■ 2025年3月25日より提供開始予定

盛岡市

秋田県
【提供予定】
■ 2025年3月25日より提供開始予定

秋田市

山形県
【提供予定】
■ 2025年3月25日より提供開始予定

山形市

※2025年1月時点
引用: NTT東日本

西日本

大阪府

【提供中エリア】
大阪市、堺市、岸和田市、豊中市、池田市、吹田市、泉大津市、高槻市、貝塚市、守口市、枚方市、茨木市、八尾市、泉佐野市、富田林市、寝屋川市、河内長野市、松原市、大東市、和泉市、箕面市、羽曳野市、門真市、摂津市、高石市、藤井寺市、東大阪市、泉南市、四條畷市、交野市、大阪狭山市、阪南市、忠岡町、熊取町、田尻町、太子町

和歌山県

【提供中エリア】
和歌山市、田辺市、岩出市、みなべ町、上富田町

京都府

【提供中エリア】
京都市、福知山市、舞鶴市、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、八幡市、京田辺市、南丹市、木津川市、大山崎町、久御山町、精華町

奈良県

【提供中エリア】
奈良市、大和高田市、大和郡山市、橿原市、桜井市、生駒市、香芝市、葛城市、平群町、三郷町、安堵町、上牧町、王寺町、河合町、吉野町

滋賀県

【提供中エリア】
大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市、草津市、守山市、栗東市、甲賀市、野洲市、湖南市、東近江市、米原市、日野町、多賀町

兵庫県

【提供中エリア】
神戸市、姫路市、尼崎市、明石市、西宮市、洲本市、芦屋市、伊丹市、豊岡市、加古川市、赤穂市、西脇市、宝塚市、高砂市、川西市、小野市、三田市、南あわじ市、たつの市、猪名川町、稲美町、播磨町

愛知県

【提供中エリア】
名古屋市、豊橋市、岡崎市、一宮市、瀬戸市、半田市、春日井市、豊川市、津島市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、蒲郡市、犬山市、常滑市、江南市、小牧市、稲沢市、東海市、大府市、知多市、知立市、尾張旭市、高浜市、岩倉市、豊明市、日進市、愛西市、清須市、北名古屋市、みよし市、あま市、長久手市、東郷町、豊山町、大口町、扶桑町、大治町、蟹江町、阿久比町、東浦町、美浜町、武豊町、幸田町

静岡県

【提供中エリア】
静岡市、浜松市、沼津市、三島市、富士宮市、島田市、富士市、磐田市、焼津市、掛川市、藤枝市、御殿場市、袋井市、裾野市、湖西市、御前崎市、菊川市、牧之原市、清水町、長泉町、小山町、吉田町

岐阜県

【提供中エリア】
岐阜市、大垣市、高山市、多治見市、関市、羽島市、美濃加茂市、各務原市、可児市、瑞穂市、本巣市、岐南町、神戸町、安八町、北方町、坂祝町、富加町、御嵩町

三重県

【提供中エリア】
津市、四日市市、伊勢市、桑名市、鈴鹿市、亀山市、東員町、朝日町、川越町、明和町、玉城町

【拡大予定エリア】
■ 2025年1月

津市

広島県

【提供中エリア】
広島市、東広島市、府中町

【拡大予定エリア】
■ 1月

広島市、呉市、三原市、福山市、三次市、廿日市市

岡山県

【提供中エリア】
岡山市、瀬戸内市

【拡大予定エリア】
■ 1月

岡山市、倉敷市、総社市

愛媛県

【提供中エリア】
松山市、砥部町

【拡大予定エリア】
■ 1月

松山市、今治市、新居浜市、西条市、伊予市、松前町

福岡県

【提供中エリア】
北九州市、福岡市、大牟田市、久留米市、飯塚市、行橋市、春日市、那珂川市、志免町、須恵町、新宮町、水巻町、桂川町、広川町、みやこ町

【拡大予定エリア】
■ 12月

飯塚市、筑紫野市、太宰府市

■ 1月

北九州市、福岡市、柳川市、筑後市、大川市、小郡市、筑紫野市、大野城市、宗像市、古賀市、福津市、朝倉市、宇美町、篠栗町、粕屋町、苅田町

佐賀県

【提供中エリア】
佐賀市、鳥栖市、基山町

【拡大予定エリア】
■ 1月

神埼市

熊本県

【提供中エリア】
熊本市、荒尾市、合志市、嘉島町

【拡大予定エリア】
■ 1月

熊本市、八代市、人吉市、宇土市、大津町、菊陽町、益城町

鹿児島県

【提供中エリア】
鹿児島市、鹿屋市、薩摩川内市

【拡大予定エリア】
■ 1月

鹿児島市、霧島市、奄美市、姶良市

宮崎県

【提供中エリア】
宮崎市

【拡大予定エリア】
■ 1月

都城市、延岡市、日向市

※2025年1月時点
引用: NTT西日本

料金

月額料金

エリア フレッツ光クロス フレッツ光ネクスト
東日本エリア 6,050円/月~ 戸建て:5,720円/月~※1

マンション:2,750円/月~※2

西日本エリア 6,930円/月~ 戸建て:5,940円/月~※3

マンション:2,860円/月~※4

2024年12月15日時点
※1:フレッツ光ネクストファミリー・ハイスピードタイプの場合
※2:フレッツ光ネクスト集合住宅向けプラン2の場合
※3:フレッツ光ネクストファミリータイプの場合
※4:フレッツ光ネクストマンションタイプ プラン2の場合

料金に関しても、両者には違いがあります。フレッツ光クロスは、高速通信を提供するため、その分月額料金が高く設定されています。特に、家庭用だけでなく法人向け利用では、コストパフォーマンスを考慮して、十分な検討が必要です。

フレッツ光ネクストは、フレッツ光クロスと比べてリーズナブルな価格設定で、一般家庭や個人ユーザーにも手が届きやすい料金体系となっています。

フレッツ光で提供されているサービスの料金一覧が見たい方は、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

また、フレッツ光クロスの料金詳細が知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

割引サービス

サービス フレッツ光クロス フレッツ光ネクスト
初期工事費

割引サービス

移転工事費割引:

移転先での「フレッツ光」および「ひかり電話ネクスト」工事費を割引

「フレッツ 光ネクスト」「ひかり電話ネクスト」から「フレッツ 光クロス」への移行工事費割引 ×
移行工事費割引(フレッツ 光ライト):

「フレッツ 光ライト」から移行時の移行工事費を割引

移行工事費割引(フレッツ・ADSL/フレッツ・ISDN):

フレッツ・ADSL/フレッツ・ISDNからキリカエの移行工事費を割引

移行工事費割引(INSネット):

INSネットから移行時の移行工事費を割引

フレッツ光クロスには、NTTから提供される割引や一部地域限定の割引サービスがありますが、フレッツ光ネクストと比べると割引プランの選択肢は少ない傾向です。

一方、フレッツ光ネクストは、プロバイダ契約を含むセット割引や長期契約割引など、多様な割引プランが用意されています。予算を抑えたい方には、フレッツ光ネクストの割引サービスが魅力的でしょう。

セキュリティツール

項目 フレッツ光クロス フレッツ光ネクスト
セキュリティツール 提供なし 端末1台(1OS)分は標準装備

フレッツ光クロスでは、標準装備の「セキュリティ対策ツール」は提供されていません。そのため、別途セキュリティ対策を講じる必要があります。

一方、フレッツ光ネクストでは、契約に基づいて「セキュリティ対策ツール」が標準装備されています。パソコンやスマートフォンをウイルスや不正アクセスから保護する機能を持っており、安全に利用可能です。

フレッツ光クロスが提供開始された背景

フレッツ光史上最高のスペックを備えたフレッツ光クロスの提供が開始された背景としては、以下のようなことがあります。

  • 大容量のデータ通信を必要とするユーザーが増えている
  • より高速なネット環境へのニーズが高まっている

 

順番に解説します。

大容量のデータ通信を必要とするユーザーが増えている

まずは「大容量のデータ通信を必要とするユーザーが増えている」ことが挙げられます。

「映像コンテンツの高品質化」「オンラインゲームや新しい技術を用いたコンテンツ」が広がり、ユーザーのデータ通信量も増えているからです。

通常の動画視聴やオンラインゲームならフレッツ光ネクストの「最大1Gbps」でも問題ありません。しかしより高画質な映像コンテンツやオンラインゲームを楽しみたい場合には、フレッツ光クロスが適しています。

実際「ゲームを快適に楽しみたい」などの理由で、10Gbpsの光回線を契約している方は多いです。

ちなみにフレッツ光クロス以外にも、「NURO光」や「フレッツ光回線を利用する光コラボ」などで、最大通信速度10Gbpsのプランが提供されています。

より高速なネット環境へのニーズが高まっている

「より高速なネット環境へのニーズが高まっている」という背景もあります。

2020年3月に第5世代移動通信システム(いわゆる5G)が本格的に提供開始され、モバイル通信が高速化しています。

またWi-Fi6(正式な規格名はIEEE 802.11ax)も登場し、家庭内でのWi-Fi環境も高速化されていくと見込まれています。

第5世代移動通信システム(5th Generation、5G) 4Gの次世代規格として2020年3月からサービス提供開始。「高速・大容量」「多数同時接続」「超高信頼・低遅延」の特徴をもつ。通信速度は4Gの20倍に達し、遅延は10分の1に抑えられる。接続できるデバイス数は4Gの10倍とされる。
Wi-Fi6(IEEE 802.11ax) 6番目のWi-Fi規格として、2019年9月に提供開始。最大通信速度が速い。また回線の混雑にも強いため、複数デバイスの同時接続にも強い。

モバイル通信やWi-Fiの技術が進み、新たな規格が登場して高速化されていくことで、固定回線である光回線についても高速化の要望が大きくなり、フレッツ光クロスが提供開始されました。

フレッツ光クロスは実際どれくらい速いのか?

フレッツ光クロスの最大速度10Gbpsというのは、理論上の値です。

実際利用する際には、もろもろの条件によって速度が落ちるため、実測値で10Gbpsが出るわけではありません。

実際フレッツ光ネクストはどれくらい速いのか、気になりますよね。口コミなどをもとに、フレッツ光クロスの「実際の通信速度」についてご紹介します。

フレッツ光クロスの速度についての体験談

フレッツ光クロスの速度を実測してみた人たちの口コミを紹介します。

  • 朝は少し速くて5.0Gbps、夜は3.5~4.0Gbps
  • 6.9Gbps。こんなにいい数字が出たのは初めて。
  • 2.5Gbpsくらいですね。

 

いずれも10Gbpsには及びませんが、1Gbpsは超えていて、かなり通信速度は速いことがわかります。

例えば「ライバーの方が複数チャネルで生配信したい場合」などでも、不安なく快適に利用できる速度だといえるでしょう。

なお「利用している時間帯」「契約しているプロバイダー」「優先接続か無線接続か」などによって、速度は異なります。

有線接続と無線接続(Wi-Fi利用時)の通信速度の違い

無線接続(Wi-Fi接続)する場合には、有線接続するよりも通信速度は遅くなります

ただフレッツ光クロスだと、Wi-Fi接続のスマホでも900Mbps近い速度が出るという体験談も。平均的には530~550Mbpsくらいの速度が出るため、Wi-Fi接続でもかなり快適に利用できるでしょう。

フレッツ光ネクストと比べると、速さがよくわかります。

フレッツ光クロスの無線接続時の通信速度 530~550Mbps
フレッツ光ネクストの無線接続時の通信速度 180~220Mbps

※2024年12月15日現在の情報です。

フレッツ光クロスには10G通信用機器が必要

フレッツ光クロスを契約するなら、「10G通信」に対応した機器(パソコン、スマホ、タブレット、ルーター、LANケーブルなど)を用意しましょう。

通信に使う機器が10G通信に対応していなければ、高速通信が利用できないからです。各機器が1G対応機器のままでは、最大速度1Gbpsの通信になってしまいます。

必要な機器と規格をまとめて紹介します。

機器 必要な規格・機能
Wi-Fiルーター ・10G対応LANポートあり

・Wi-Fi規格がWi-Fi6

LANケーブル CAT6またはCAT6Aが望ましい。
パソコン 優先接続するなら、LAMポートが10G対応している機種が必要。

10G対応LANカード(10,000~20,000円程度)を増設してもOK。

フレッツ光ネクストからフレッツ光クロスに切り替える際の注意点

フレッツ光ネクストからフレッツ光クロスに切り替える際の注意点は、以下の3つです。

  • 月額料金が高くなる可能性
  • 10ギガ通信専用機器が必要
  • 提供エリアが限られている

順番に見ていきましょう。

月額料金が高くなる可能性

フレッツ光クロスは、フレッツ光ネクストに比べて月額料金が高く設定されています。

フレッツ光ネクストではプランによっては月額料金が4,000円台で利用できますが、フレッツ光クロスでは月5,000円〜6,000円台以上は必要です。

家庭での利用がメインの場合、コストの増加に対して通信速度のメリットが妥当なのか検討しましょう。

10ギガ通信専用機器が必要

フレッツ光クロスを利用するには、10Gbps通信に対応した専用機器が必要です。具体的には、10Gbps対応の光回線終端装置(ONU)や、高速通信を処理できるルーター、そしてカテゴリ6a以上のLANケーブルなどが挙げられます。

パソコンやスマートフォンなどの端末も10Gbps通信に対応していないと、せっかくの高速通信をフルに活用できません。自宅のネットワーク環境全体を見直す必要があるため、初期投資がかさむ点も要注意です。

提供エリアが限られている

フレッツ光クロスの提供エリアは、都市部を中心とした限定的なものとなっています。例えば、東京23区や大阪市内などの主要都市では利用可能な場合が多いですが、それ以外の地域ではまだサービスが提供されていないことがあります。

そのため、自分の住んでいる地域が提供エリアに含まれているかどうかを事前に確認することが重要です。もし提供エリア外の場合は、フレッツ光ネクストのまま契約を続ける必要があります。

引っ越しやオフィス移転を予定している場合は、移転先がフレッツ光クロスの提供エリア内かどうか、事前に確認しておきましょう。

フレッツ光クロスがおすすめな人とは?

フレッツ光クロスがおすすめな人の特徴は、以下の3つです。

  • 回線速度が速いサービスを求めている人
  • オンラインゲームや高画質動画視聴を楽しみたい人
  • 法人利用で高速通信が求められる人

順番に見ていきましょう。

回線速度が速いサービスを求めている人

フレッツ光クロスは、最大10Gbpsという高速通信が最大の特徴です。この速度は、従来の1Gbps対応プランと比較して約10倍の速さであり、大容量のデータ通信をストレスなく行えます。

4Kや8Kの高画質動画をスムーズに視聴したい方や、大量のデータをアップロード・ダウンロードする必要がある方には、フレッツ光クロスが適しているでしょう。例えば、動画編集を仕事にしている方や、クラウドに大きなファイルを頻繁にアップロードする方にとっては、回線速度の速さは時間短縮につながります。

オンラインゲームや高画質動画視聴を楽しみたい人

オンラインゲームや高画質の動画視聴では、回線速度だけでなく、低遅延や安定性も重要です。フレッツ光クロスは、高速かつ低遅延を実現しているため、快適なオンライン環境を提供します。

特に、リアルタイムの対戦ゲームや4K・8K動画のストリーミングでは、回線の遅延が原因でストレスを感じることがありません。FPS(ファーストパーソン・シューティング)や対戦型オンラインゲームでも安定した通信で遅延なく利用できます。

そのためスムーズなゲームプレイや動画視聴を楽しみたい方に最適です。

法人利用で高速通信が求められる人

フレッツ光クロスは、法人利用にも対応しており、高速通信を求める企業にもおすすめです。例えば、大量のデータ処理を伴う業務や、ビデオ会議を頻繁に行う企業では、通信速度の速さが大きな強みとなります。

また、クラウドサービスの利用が中心の業務では、フレッツ光クロスのスピードが業務効率化に直結します。安定性が高く、大容量通信にも耐えられるフレッツ光クロスは、事業運営を効率化したい企業に最適なプランといえるでしょう。

フレッツ光クロスの導入を検討している方は、ぜひ以下の窓口からご相談ください。導入に必要な工事を最短日程で予約してもらえます。インターネット回線だけでなく、オフィスに必要な電話回線も同時に導入サポートしてもらえるので、ぜひ以下のリンクから詳細を確認してみてください。

【フレッツ光クロス】最短導入はこちら

フレッツ光ネクストがおすすめな人とは?

フレッツ光ネクストがおすすめな人の特徴は、以下のとおりです。

  • 信頼できる安定した光回線を利用したい人
  • 全国対応の広い提供エリアを重視する人
  • 好みのプロバイダを選びたい人

順番に見ていきましょう。

信頼できる安定した光回線を利用したい人

フレッツ光ネクストは、信頼性と安定性が高く、日常的なインターネット利用に十分な通信速度を提供します。ネットサーフィンや動画視聴、オンライン会議など、一般的な用途には問題なく対応できます。

「高コストな高速通信は必要ないが、安定した接続を確保したい」と考える方にとっては、最適な選択肢と言えるでしょう。

全国対応の広い提供エリアを重視する人

フレッツ光ネクストの最大の特徴のひとつは、全国的に広い提供エリアです。地方や郊外に住んでいる方でも利用しやすい点が魅力で、引っ越しが多い人にも適しています。

また、提供エリアを気にせずに契約できるため、地方に住む家族や友人ともインターネット環境を共有したい方に向いています。頻繁に引っ越しをする可能性がある方にとっても、フレッツ光ネクストの広い提供エリアは大きな魅力と言えるでしょう。

好みのプロバイダを選びたい人

フレッツ光ネクストでは、複数のプロバイダから自由に選択できます。プロバイダごとに異なる料金プランや特典があるため、自分に最適なプランを選びやすいのが特徴です。

例えば、特定のプロバイダが提供するサポート内容や追加サービスを重視する方には、フレッツ光ネクストの柔軟性が大きな魅力となるでしょう。また、すでに契約中のプロバイダを継続利用したい場合にも便利です。

フレッツ光ネクストの導入を検討している方は、ぜひ以下の窓口からご相談ください。導入に必要な工事を最短日程で予約してもらえます。インターネット回線だけでなく、電話回線も同時に導入サポートしてもらえるので、ぜひ以下のリンクから詳細を確認してみてください。

【フレッツ光ネクスト】最短導入はこちら

フレッツ光クロスとフレッツ光ネクストの違いでよくある質問

フレッツ光クロスとフレッツ光ネクストの違いでよくある質問は以下の3つです。

  • フレッツ光クロスとフレッツ光ネクストはどちらが速い?
  • フレッツ光クロスの欠点は?
  • フレッツ光クロスからフレッツ光ネクストに変えるときに工事は必要?

順番に解説します。

フレッツ光クロスとフレッツ光ネクストはどちらが速い?

フレッツ光クロスは、最大10Gbpsの通信速度を提供するため、フレッツ光ネクスト(最大1Gbps)よりも速いです。この高速通信は、動画のストリーミング、オンラインゲーム、大容量データのやり取りなど、速度を重視する用途に最適です。

ただし、インターネットの実際の速度は、接続環境や使用する機器、回線の混雑状況によって変わります。一般的な利用目的であれば、フレッツ光ネクストでも十分な速度を享受できますが、高負荷な作業をする場合はフレッツ光クロスの方が適しています。

フレッツ光クロスの欠点は?

フレッツ光クロスの主な欠点は、月額料金が高いことと、提供エリアが限定的であることです。フレッツ光クロスは、都市部を中心にサービスを展開しているため、地方では利用できない場合があります。

また、フレッツ光クロスを利用するには10Gbps対応機器が必要であり、初期費用が高くなることも。10Gbpsの通信速度を活かすには、受信側(プロバイダやサーバー)も同様の速度に対応した機器を用意する必要があるため、実際にかかる費用はさらに高くなる可能性もあります。

フレッツ光クロスからフレッツ光ネクストに変えるときに工事は必要?

フレッツ光クロスからフレッツ光ネクストに変える際には、回線の切り替え工事が必要です。ただし、フレッツ光クロスとフレッツ光ネクストの設備は同じ光ファイバー網を利用しているため、通常は大規模な工事を行う必要はありません。工事内容は、主に回線終端装置(ONU)の交換や設定変更が中心です。

また、フレッツ光ネクストからフレッツ光クロスに切り替える場合は、工事費もかかりません。工事の有無はプロバイダや地域によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

フレッツ光クロス・ネクストで自分に最適なプランを選ぼう!

フレッツ光クロスとフレッツ光ネクストのどちらを選ぶかは、利用目的や予算、居住地の提供エリアなどによって異なります。高速通信を求める方やオンラインゲーム、法人利用を重視する方にはフレッツ光クロスがおすすめです。一方で、安定性や全国対応の広いエリア、コストパフォーマンスを重視する方にはフレッツ光ネクストが適しています。

自分のライフスタイルやインターネット利用状況を振り返り、それぞれのプランの特徴をしっかりと把握することが大切です。最終的には、提供エリアの確認や料金シミュレーションを行い、最適な選択をしてください。

なお、フレッツ光のサービス契約を検討している方は、以下の窓口から申し込むのがおすすめです。導入に必要な工事を最短日程で予約してもらえます。インターネット回線だけでなく、電話回線も同時に導入サポートしてもらえるので、ぜひ以下のリンクから詳細を確認してみてください。

【フレッツ光クロス】最短導入はこちら

フレッツ光クロスの最短導入窓口はこちら 電話番号 0120-425-763

この記事は執筆された時点での情報を元に記載されております。文書・写真・イラスト・リンク等の情報については、慎重に管理しておりますが、閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。運営や方針の詳細はコンテンツポリシーを参照ください。
記載内容や権利(写真・イラスト)に関するお問合せ等はこちら

\ SNSでシェア /

フレッツ光クロスの詳細はこちら