フレッツ光はテレビと電話だけで利用できる!インターネットなしで契約する方法を紹介
フレッツ光のテレビや電話の利用を検討している方の中には、インターネットサービスを不要に感じている方も多いのではないでしょうか。
フレッツ光では、インターネットなしでテレビと電話を利用可能です。インターネットの契約がない分、月々の費用を節約できます。
本記事では、フレッツ光でテレビと電話だけを利用する方法について解説します。準備が必要な機器や注意点も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
なお、フレッツ光の電話サービス「ひかり電話」の契約を検討している方は、以下の窓口から申し込むのがおすすめです。最適なサービスを案内してもらえて、最短日程で導入できます。詳細が気になる方、以下のボタンから確認してみてください。
フレッツ光はテレビと電話だけで利用できる
フレッツ光はインターネットを利用せず、テレビと電話だけで利用できます。利用する方法と契約するサービス名は以下のとおりです。
サービス | 詳細 |
ひかり電話ネクスト | インターネットなしで電話のみが利用できるNTTのサービス |
フレッツ・テレビ | 地デジやBSが視聴できるNTTのサービス
ひかり電話ネクストに追加費用を支払うと利用可能 |
インターネットなしで電話のみ利用できる「ひかり電話ネクスト」に、「フレッツ・テレビ」を追加すると、テレビと電話だけ利用できます。
フレッツ・テレビは本来「光回線」の契約が必要ですが、ひかり電話ネクストを契約した場合、「フレッツ光ネクスト」などのインターネット回線(光回線)を契約しなくても、テレビを視聴できます。
フレッツ・テレビの特徴と料金
ここでは、フレッツ光でテレビが視聴できるサービス「フレッツ・テレビ」の特徴と料金体系について解説します。
特徴
画像引用:NTT東日本
フレッツ・テレビは、アンテナ不要で簡単に地デジやBS放送が視聴できるサービスです。
光回線を利用しているため、放送電波受診にアンテナが必要なサービスと異なり、電波障害の影響を受けず、天候にかかわらず映像品質が安定しています。
CSの有料チャンネルもオプションで契約できるため、スポーツや映画、音楽など、幅広いジャンルの番組が楽しめます。
また、アンテナが不要なため、マンションやアパートなどの集合住宅でも導入が簡単で、特に電波が届きにくい都市部や高層住宅での利用に適しています。
料金
フレッツ・テレビの利用に際してかかる費用は以下のとおりです。
初期費用※1 | 14,630円(税込)
内訳: テレビ視聴サービス登録料:3,080円 フレッツ・テレビ伝送サービス工事費:11,550円 |
月額基本利用料※2 | 825円(税込)
内訳: フレッツ・テレビ伝送サービス利用料:495円 テレビ視聴サービス利用料:330円 |
※1:戸建て住宅の料金。集合住宅(アパート・マンション)の場合は工事済みで費用がかからないケースあり。
※2:戸建て住宅の料金。集合住宅(アパート・マンション)の場合は管理費等に含まれている可能性あり。
フレッツ・テレビの月額料金は契約内容によって異なりますが、月額825円(税込)から利用できます。この料金は、地デジ放送やBS放送を含む基本的なパッケージの料金です。
CS放送や特定の有料チャンネルを追加する場合には、別途追加料金が発生します。
また、月々の利用料金に加え、初期費用として工事費や登録料が通常は14,630円(税込)かかります。ただし、住んでいる建物の設備やキャンペーンによっては、初期費用が無料または割引になることもあるため、事前に確認しておきましょう。
フレッツ光の電話「ひかり電話ネクスト」の特徴と料金
ここでは、フレッツ光で電話のみが利用できるサービス「ひかり電話ネクスト」の特徴と料金体系について解説します。
特徴
ひかり電話ネクストは、インターネットを契約しなくても電話だけで利用できるNTTの電話サービスです。
従来の固定電話(NTT加入電話)と比べて料金が安く、インターネットが不要な家庭の固定電話代替手段として人気が高まっています。
通常の固定電話と同様に市外局番を使った通話が可能で、月額料金が安いのが特徴です。また、電話番号の引き継ぎが可能なため、現在使用中の固定電話番号を、そのままひかり電話ネクストで移行できます。
ひかり電話ネクストについて以下の記事で詳しく解説しているので、詳しく知りたい方はぜひこちらもご覧ください。
料金
ひかり電話ネクストの利用に際してかかる費用は以下のとおりです。
初期費用※1 | 27,280円(税込)~ |
月額基本利用料 | 2,750円(税込)~ |
通話料金 | 8.8円/3分(税込)~ |
※1:NTT西日本の場合は23,980円~
1回線のみの場合は月2,750円(税込)から利用できます。2,750円の月額基本料に、「ナンバーディスプレイ(かかってきた番号をモニターに表示できる)」や「迷惑電話おことわりサービス」など、オプション機能を追加するごとに費用は高くなります。
ひかり電話ネクストの通話料金は、8.8円/3分(税込)からとなっており、従来の固定電話であるNTT加入電話の9.35円/3分と比較して安く利用可能です。
フレッツ光でインターネットなしのテレビと電話だけを契約するメリット
フレッツ光でインターネットを利用せずテレビと電話だけを契約するメリットは、主に以下の3つです。
- 月額費用を抑えられる
- 契約の手間が少なく簡単
- 安定した品質でテレビ視聴できる
順番に解説します。
月額費用を抑えられる
フレッツ光をテレビと電話だけで利用する場合、インターネットが不要なため、月額料金を大幅に節約できます。
通常、テレビや電話を利用する際は、「フレッツ光ネクスト」や「フレッツ光クロス」などインターネットサービス(光回線)の契約が必要で、月額5〜6,000円以上の費用がかかります。
一方、インターネットを使わずにテレビと電話のみを利用する場合、月額費用は約3,500円程度で、2,000円以上の節約ができます。
今までインターネットを使っておらず、電話やテレビのために光回線の費用を支払っていた方にとって、大きなメリットになるでしょう。
契約の手間が少なく簡単
インターネットを契約しないことで、プロバイダ選びや設定など難しい手続きが不要になるのもメリットのひとつです。
通常、フレッツ・テレビを利用するためには、以下のステップで契約します。
- 光回線を契約(インターネット回線)
- 光電話申し込み(電話サービスの利用申請)
- テレビサービスの追加申し込み
しかし、インターネットが不要な場合は、「ひかり電話ネクスト」に申し込み、フレッツ・テレビを付けてもらうだけです。契約がシンプルで手間が少ない点は、初めて利用する方にとってメリットになるでしょう。
安定した品質でテレビ視聴できる
フレッツ・テレビは、光ファイバーを使用して地デジやBS放送を提供しているため、天候に左右されず、常に安定した高画質の映像を楽しめます。
台風や豪雨などの悪天候時に、テレビの映像が不安定になることを心配する必要はありません。実際に利用している方からも「大雨でも映像が乱れないのがいい」「アンテナ設置の手間がなくて快適」といった良い評判が多いです。
フレッツ・テレビを含めた光回線を利用するテレビサービスは、電波障害の影響を受けにくく、高層マンションや都市部でも安定した視聴が可能です。このため、アンテナ設置が難しい環境の家庭でも問題なく視聴でき、多くの家庭から高く評価されています。
フレッツ光のテレビと電話だけを利用する際の注意点
フレッツ光でテレビと電話だけを利用する際は、以下の4点に注意しましょう。
- インターネットは利用できない
- 地域や設備によりサービスが限定される
- プロバイダ乗り換え時に手間がかかる
- それぞれのサービスにおいて初期費用がかかる
順番に解説します。
インターネットは利用できない
フレッツ光のテレビと電話だけを契約する場合、インターネットは利用できません。
フレッツ・テレビはテレビ視聴、ひかり電話ネクストは電話に特化したサービスです。インターネットも利用したい場合は、「フレッツ光ネクスト」や「フレッツ光クロス」の契約が必要になります。
Wi-Fiやインターネットが利用できないため、動画視聴や仕事のやりとりなど、ネット回線を使う作業を頻繁に行う方は注意しましょう。
もし、インターネットと電話を合わせて利用したい方はこちらからお気軽にご相談ください。
地域や設備によりサービスが限定される
フレッツ・テレビやひかり電話は、地域や建物の設備によって利用できるかどうかが異なります。
例えば、一部の集合住宅では、光回線の導入が遅れている場合や、建物の管理組合が特定のサービスに制限をかけている場合があります。
また、フレッツ・テレビとひかり電話ネクストは提供地域が限定されているため、対象外の地域では利用できません。
それぞれの提供エリアは以下のリンクから調べられるので、自分が住んでいる地域の提供状況を確認してみてください。
地域や設備の制約によって利用できない方は、アンテナを使ったテレビ視聴や、携帯電話での代用などを検討する必要があります。
プロバイダ乗り換え時に手間がかかる
フレッツ光をテレビと電話だけで利用する際、プロバイダ変更の手続きに時間がかかるケースがあります。
テレビと電話だけのサービスは、NTTが独自に提供しています。ほかのプロバイダ-では、インターネット回線(光回線)とセットになっていることがほとんどなので、乗り換える際にテレビ・電話の解約、新規のプロバイダと契約を同時に行わなければいけません。
インターネットも利用していると、プロバイダを変更するだけで済むケースが多いため、テレビと電話だけ利用する場合は、手間が増える可能性があります。
それぞれのサービスにおいて初期費用がかかる
フレッツ光のテレビと電話を利用する際には、それぞれのサービスに初期費用がかかる点にも注意が必要です。
フレッツ・テレビとひかり電話ネクストは、月々の料金は安くなっていますが、2つのサービスの初期費用を合計すると37,000円程かかります。費用を抑えるためにインターネットなしで使える方法を選択した方にとって、約4万円の初期費用は大きな負担に感じる可能性が高いです。
いざ契約しようとした際、高額な初期費用を提示されて驚かないように、事前にどれくらいの費用がかかるのか理解しておきましょう。
フレッツ光でテレビと電話だけを利用する際に必要な機器と準備
フレッツ光でテレビと電話だけを利用する際に準備しておく機器は、以下の2つです。
- 地デジ・BS対応テレビやチューナー
- ひかり電話対応機器
順番に解説します。
地デジ・BS対応テレビやチューナー
フレッツ・テレビを利用するために、地上/BSデジタル放送対応チューナーを内蔵したデジタルテレビ、もしくは外付けチューナーやチューナー内蔵録画機が必要です。
4K/8Kなどの高画質包装を離党する場合は、別途受信可能な機器が必要になります。
現在販売されているテレビの多くが地デジ・BS対応になっているため、そのまま利用できるケースが多いです。
ひかり電話対応機器
ひかり電話ネクストによる電話サービスを利用するには、ひかり電話に対応した電話機の準備が必要です。ひかり電話対応機器は、市販されている多くの固定電話機が対応しているため、特別な機器を用意する必要はありません。
こちらのページで対応している機器かどうかを確認できるため、心配な方は参照してみてください。
なお、オフィスなどで利用していた交換機能を有するビジネスフォン(電話機)やISDN対応電話機(デジタル電話機)などは、利用できない可能性があるため要注意です。対応していない機器を使っている場合は、NTTが提供する機器をレンタルすることも検討しましょう。
フレッツ光でテレビと電話だけを導入する方法
フレッツ光でテレビと電話だけを導入するには、以下の3つのステップで進めます。
- ひかり電話ネクストの契約
- フレッツ・テレビの申し込み
- 工事・設定後に利用開始
手順を理解して、最短で導入できるように手続きを進めていきましょう。順番に解説します。
1.ひかり電話ネクストの契約
まず、ひかり電話ネクストを契約する必要があります。必要な書類を準備し、電話やオンラインで申し込みを完了させましょう。
フレッツ光の契約窓口で、インターネットなしで電話サービスのみを希望する旨を伝え、手続きを進めます。
現在、固定電話を利用している方は、電話番号の引き継ぎも可能なので、その点も確認しておきましょう。
2.フレッツ・テレビの申し込み
次に、フレッツ・テレビの申し込みを行います。ひかり電話ネクストの契約と同時にフレッツ・テレビも利用する旨を伝えましょう。
CS放送やオプションのチャンネル視聴を希望する場合には、必要なチャンネルやサービスを選んで契約を進めましょう。
申し込みが完了した後、それぞれ工事の日程調整を行います。
3.工事・設定後に利用開始
工事は通常、1〜2時間程度で完了し、その後、機器を接続して設定を行えばすぐに利用を開始できます。工事完了後は、テレビ視聴や電話通話が問題なく利用できるかを確認しましょう。
テレビやひかり電話対応機への接続・設定を行うとテレビと電話だけで利用可能になります。
手続きの案内をして欲しい方は以下のボタンから申し込みましょう。最短の日程で導入でき、電話番号を即日発行できます。気になる方は以下のボタンから確認してみてください。
フレッツ光でテレビと電話だけ利用したいときによくある質問
フレッツ光でテレビと電話だけを利用したいときに、よくある質問は以下の3つです。
- フレッツ光のテレビや電話はいつ終了する?
- フレッツ・テレビとひかりTVの違いは?
- フレッツ光で光電話のみ契約するにはどうすればいい?
順番に見ていきましょう。
フレッツ光のテレビや電話はいつ終了する?
2024年10月時点では、フレッツ光のテレビや電話サービスに終了の予定はありません。
終了が予定されているのは、従来電話の利用がメインの方に勧められてきた「フレッツ光ライト」です。
フレッツ・テレビやひかり電話ネクストの提供範囲は、現在も拡大し続けています。サービス終了や変更の情報については、定期的に公式サイトやお知らせを確認しておきましょう。
フレッツ・テレビとひかりTVの違いは?
フレッツ・テレビは、地デジやBSの放送を視聴するためのサービスです。一方、ひかりTVはインターネットを介して映像コンテンツを提供するサービスであり、動画配信や映画、アニメなど、ストリーミングコンテンツを楽しめます。
フレッツ・テレビは一般的なテレビ放送、ひかりTVはAmazonプライムやネットフリックスなどの配信コンテンツを楽しむためのツールです。
視聴するコンテンツやニーズに応じて、どちらのサービスを利用するかを選びましょう。
フレッツ光で光電話のみ契約するにはどうすればいい?
フレッツ光で光電話のみ契約したいときは、「ひかり電話ネクスト」を選びましょう。
ひかり電話ネクストはインターネット接続がない分、費用が抑えられるプランになっています。
サービスの詳細が気になる方は、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひこちらもご覧ください。
なお、「ひかり電話ネクスト」を始めとする光電話サービスの導入が決まっている方は、ぜひ以下の窓口からお申込みください。ひかり電話の導入には予約が必要ですが、以下の窓口なら最短日程で案内してもらえます。
詳細が気になる方は、以下のリンクから覗いてみてください。
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