
光回線(インタ-ネット回線)を賃貸アパート・マンションで導入する方法!確認すべき注意点などを詳しく解説
最終更新日:
「光回線を賃貸物件で勝手に導入して良いの?」
「光回線を契約できない場合の代替案はある?」
「どのサービスが適しているかわからない」
このような疑問をお持ちではありませんか?
光回線の工事は、状況によって壁に穴を開ける工事を行うこともあります。そのため、賃貸アパートやマンションでは管理会社や大家さんへ確認しておくことが重要です。
本記事では、光回線を賃貸物件で導入する際の確認方法や、サービスの選び方について詳しく解説します。
なお、光回線の新規契約や乗り換えを検討している方には、高速で安定しているNTTの「フレッツ光」がおすすめです。
なかでも、できるだけ早くフレッツ光を導入したい場合は、NTTの正規代理店「「NTTテレポケット」」からの申し込みが便利です。インターネット回線の手配もスムーズに進められるよう、スピーディーな導入をサポートしています。
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光回線を賃貸アパートやマンションで導入したい時に確認すべきこと
賃貸物件で光回線を利用するうえで事前に確認すべきポイントは「自分が暮らす賃貸物件が、希望の回線に対応しているか」という点です。
例えば以下の場合は、賃貸物件には光回線を導入できません。
- 契約したい光回線が提供可能エリア外
- 光回線を引ける建物ではない
- 大家さんや管理会社の許可が取れない
契約の事業者により、光回線の提供可能エリアは異なります。また、光回線を引けないケースも存在するため、契約前の確認が重要です。
光回線が賃貸アパートやマンションで設備されているか確認する方法
賃貸アパートやマンションでの光回線の利用可否は、以下4点から確認できます。
- 大家さんや管理会社に連絡して確認する
- 不動産会社や物件情報ページで確認する
- 光回線事業者の公式サイトで調べる
- 光コンセントの有無を現地や写真で確認する
1.大家や管理会社に連絡して確認する
まずは大家さんや管理会社に問い合わせて、希望の光回線が引ける物件かを確認しましょう。物件によっては、「すでに別の方法でインターネット回線が引かれている」ということもあります。この場合、自分が希望する方法での光回線の接続は難しいかもしれません。
また、物件によっては穴を開ける工事が必要なケースもあるため、許可を得ることも含めて確認しておくことが重要です。
2.不動産会社や物件情報ページで確認する
物件情報に以下の文言があれば、光回線を導入できます。
- インターネット完備
- インターネット対応
- 光ファイバー対応
なお「インターネット完備」と記載がある場合は、管理会社や大家さん側で契約が済んでいるため、新たに契約をする必要はありません。事業用とプライベート用で分けたいなど、新たに別の光回線業者と契約したい場合は管理会社や大家さんに確認しましょう。
3.光回線事業者の公式サイトで調べる
光回線事業者の公式サイトで住所や物件名を入力することで、該当の賃貸物件で光回線が利用できるかの判断が可能です。契約したい事業者が、戸建てだけでなくマンションに対応しているかも併せて確認しておくことをおすすめします。
4.光コンセントの有無を現地や写真で確認する
光回線は通常、光ケーブルを電柱から住宅に引き込み、専用機器を光コンセントと繋げることでインターネット接続を行います。光コンセントが設置されている物件であれば、既に工事が済んでいることになるため、基本的には光回線の利用が可能です。
ただし、光コンセントがあっても、自分が希望する回線かどうかはわかりません。例えばフレッツ光とNURO光はそれぞれ別の業者が展開しているサービスなので、光コンセントも別で設置する必要があります。
フレッツ光が使いたいのに、自宅にあるのはNURO光用の光コンセントというケースもあるため、細かく確認することが大切です。
光回線を賃貸アパートやマンションで導入する流れ
光回線の導入は、建物の対応可否によって流れが異なります。
ここでは、以下3つのケースを解説します。
1.建物が光回線に対応している場合
- 光回線を申し込む
- 工事の実施
- 専用機器を設置し接続確認
光回線に対応しているだけの建物では、各部屋に光回線が引き込まれていないため、工事が必要です。工事期間は申し込みから2週間程度で完了します。
工事完了後は、スマートフォンやパソコンを接続するためのWi-Fiルーターなどを設置して、接続できるか確認して完了です。なお、光回線工事では壁に穴を開ける場合があるため、事前に管理会社や大家さんに確認しておくことをおすすめします。
2.建物が光回線に対応していない場合
建物が光回線未対応の場合は、次の手順で導入を進めます。
- 管理会社や大家さんに導入許可を得る
- 光回線の導入可否を確認
- 光回線を申し込む
- 工事の実施
- 専用機器を設置し接続確認
光回線が未対応の建物では、事前に管理会社や大家さんに確認が必要です。光回線が対応しているケースでは、該当の部屋へ引き込む工事でしたが、未対応の場合、建物自体に引き込む必要があります。
その分工事期間も長く、申し込みから1ヵ月程度見ておいた方が良いでしょう。
3.各部屋に光回線が完備されている場合
光回線が完備されている場合、すでに光コンセントが設置されています。
その場合の導入の流れは、次のとおりです。
- 光回線を申し込む
- 専用機器を設置し接続確認
光回線が完備されている建物では、申し込みと専用機器の設置のみで完了します。業者から専用機器が送られてくるので、説明書に沿って設置するだけで利用可能です。早ければ数日~1週間でインターネットが利用できます。
賃貸アパートやマンションの光回線(インターネット回線)の選び方
こちらでは、賃貸アパートやマンションで光回線を利用するための選び方について、以下4つを解説します。
- 料金プランや導入コストがいくらか確認する
- 実測値の平均速度を比較する
- スマホとのセット割があるか確認する
- キャッシュバックなどのキャンペーンを確認する
1.料金プランや導入コストがいくらか確認する
光回線を利用するには、基本料金に加えて、プロバイダとの契約料金が必要です。
料金は業者によってさまざまなので、いくつか比較して決めることをおすすめします。
もし工事が必要な場合は、初期費用として約20,000円が発生します。ただし事業者によっては無料になる場合もあるため、月額料金と併せて導入コストも比較してみましょう。
2.実測値の平均速度を比較する
快適にインターネットを利用するためには、回線速度の実測値を確認しておくことが重要です。ほとんどの事業者の公式サイトで表示されている回線速度は最大値であるため、想定していたような速度が出ないこともあります。
通信速度の実測値の平均は「みんなのネット回線速度」を利用しましょう。契約プランやプロバイダ名、利用する都道府県などを入力することで確認できます。
特にテレワークなど仕事で使う場合は、事前に調べておくことをおすすめします。
3.スマホとのセット割があるか確認する
各携帯キャリアと光回線のセット割引の一例は以下のとおりです。
携帯キャリア | 対象キャリア | 1台あたりの割引額(税込) |
ドコモ光 | ・ドコモ | 最大1,210円 |
au光 | ・au ・UQモバイル |
最大1,110円 |
ソフトバンク光 | ・ソフトバンク ・ワイモバイル |
最大1,650円 |
NURO光 | ・ソフトバンク ・NUROモバイル |
最大1,650円 |
ビッグローブ光 | ・au ・UQモバイル |
最大1,100円 |
So-net光 | ・au ・UQモバイル |
最大1,100円 |
※2025年6月時点
ほとんどの携帯キャリアでは、1台ごとに割引が適用されるため、家族で同じキャリアを使っている場合は、よりお得度が高まります。
4.キャッシュバックなどのキャンペーンを確認する
多くの事業者は、光回線を契約することで、工事料金相当分のキャッシュバックを進呈しています。なかには100,000円を超える高額還元を行う事業者も存在します。
しかし、キャッシュバックの受け取りに条件を設けている場合がほとんどです。例えば、公式サイトからの申し込みや一定期間継続利用した後に進呈されるなどがあります。
受け取り条件が細かく「申し込んだけど受け取れなかった…」というトラブルも、後を絶ちません。
キャッシュバックは金額の高さだけでなく、受け取り条件も確認しておきましょう。
賃貸アパートやマンション向けの光回線
賃貸アパートやマンションに適した光回線を以下の5つ紹介します。
- ドコモ光
- auひかり
- ビッグローブ光
- NURO光
- GMOとくとくBB光
1.ドコモ光
ドコモ光マンションタイプの概要は以下のとおりです。
料金プラン(一例) | 月額料金(税込) | スマホセット割(税込) |
1ギガ タイプA・C | ・2年定期契約:4,400円 ・定期契約なし:5,520円 |
最大1,210円 |
1ギガ タイプB | ・2年定期契約:4,620円 ・定期契約なし:5,720円 |
最大1,210円 |
1ギガ 単独タイプ | ・2年定期契約:4,180円 ・定期契約なし:5,280円 |
最大1,210円 |
ドコモ光は、ドコモ回線を利用している方におすすめです。スマホセット割が1回線あたり最大1,210円適用されるため、家族でまとめている方は毎月お得に利用できます。
なお、単独タイプ以外の料金プランには、プロバイダ料金が含まれています。
2.auひかり
auひかりマンションタイプの概要は以下のとおりです。
料金プラン(一例) | 月額料金(税込) | スマホセット割(税込) |
タイプV | ・お得/標準プラン:4,180円~ | 最大1,100円 |
タイプG(G契約) | ・お得プラン:4,950円~ ・標準プラン:6,160円~ |
最大1,100円 |
タイプG(V契約) | ・お得/標準プラン:4,180円~ | 最大1,100円 |
auひかりは他社が使っていない独自の光回線を利用しているため、通信の安定性を求める方におすすめです。
なお、auひかりもドコモ光と同じように、スマホセット割が1台ごとに適用されます。また、月額料金にはプロバイダ料金も含まれます。
3.ビッグローブ光
ビッグローブ光マンションタイプの概要は以下のとおりです。
料金プラン一例 | 月額料金(税込) | スマホセット割(税込) |
3年プラン | 4,378円 | 最大1,100円 |
2年プラン | 4,488円 | 最大1,100円 |
ビッグローブ光は、料金プランがわかりやすいほか、auとUQモバイルのスマホセット割も適応できます。また、高額キャッシュバックのキャンペーンを行っていることがあるため、申し込みのタイミングによってはお得に契約できます。
4.NURO光
NURO光マンションタイプの概要は以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金(税込) | スマホセット割(税込) |
2ギガプラン | ・1ヵ月目:0円 ・2ヵ月目以降:3,850円 |
最大1,650円 |
10ギガプラン | ・1ヵ月目:0円 ・2ヵ月目以降:4,400円 |
最大1,650円 |
NURO光は、auひかりと同様に、他社が使っていない独自の回線を利用しているため、安定性を向上させたい方におすすめです。
料金プランも2種類だけでわかりやすく、通信速度が2ギガから選べる違いがあります。また、29歳以下の申し込みでは、2ヵ月目から2年間で最大1,420円(税込)の割引が毎月受けられます。ソフトバンクやNUROモバイルを利用している方は、スマホセット割でさらにお得に使えるなどメリットが豊富です。
5.GMOとくとくBB光
GMOとくとくBB光の概要は以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金(税込) | スマホセット割(税込) |
1ギガ マンション | 4,290円 | なし |
10ギガ マンション | 5,940円 | なし |
GMOとくとくBB光は、他事業者のスマホセット割を除いて業界で最安値です。また、新規契約や他社からの乗り換えで高額キャッシュバックが受けられるメリットがあります。
月額料金が安いだけでなく、解約時の違約金が発生しないため、短期利用を検討している方におすすめです。
光回線(インターネット回線)を賃貸アパートやマンションで契約する際の注意点
賃貸アパートやマンションで光回線を契約する際は、以下の3つに注意が必要です。
- 大家さんや管理会社に光回線を開通する許可を取る
- 申し込み先の光回線が住まいの物件に対応しているのかを確認する
- 光回線の開通申し込み〜インターネット利用開始までの期間を確認する
順番に解説します。
大家さんや管理会社に光回線を開通する許可を取る
回線設備がない物件では、電柱から建物に光回線を引き込む作業が必要です。物件によっては工事の際に、壁に穴を開ける可能性もあるため、事前に大家さんや管理会社に確認しておきましょう。
申し込み先の光回線が住まいの物件に対応しているのかを確認する
光回線の導入は、地域や建物によって利用できないケースが存在します。そのため、契約の際は事前に対応可否の確認をおすすめします。
なお、ほとんどの光回線事業者では、公式サイトから住所や物件名を入力することで確認可能です。
光回線の開通申し込み〜インターネット利用開始までの期間を確認する
賃貸契約をする物件や光回線事業者により異なりますが、申し込みから利用開始までは数週間から1ヵ月程度かかります。契約の物件でWi-Fiをすぐに使いたい状況では、1ヵ月前から申し込むのが良いでしょう。
なお、引越しのシーズンなどの繁忙期で工事日を予定通り決められない場合がある点に注意が必要です。
光回線を賃貸アパートやマンションで導入できない時の代替案
管理会社や大家さんの許可が降りないなどで光回線の導入が難しい場合もあります。
ここでは、光回線を契約できない場合の代替案を以下の5つ解説します。
- 他の光回線事業者を検討する
- CATVと契約する
- テザリング機能を活用する
- ホームルーターを使用する
- モバイルルーターを使用する
1.他の光回線事業者を検討する
契約したい光回線が提供エリア外の場合は、別の事業者を検討しましょう。事業者によっては、全国に対応している場合や特定のエリアでのみ利用可能なサービスもあります。
2.CATVと契約する
CATVは、ケーブルテレビ局独自の回線を利用するため、光回線事業者の提供エリアとは異なります。そのため、賃貸物件に光回線を導入できない場合の代替案としておすすめです。
ただし、一般的にテレビとのセット契約になるため月額料金が高くなるほか、光回線と比べて通信速度が遅くなります。
3.テザリング機能を活用する
スマートフォンやタブレット端末からWi-Fiを発してパソコンなどに繋げるテザリング機能も有効です。
ただし、Wi-Fiを発している端末のデータ通信量を使うため、携帯やタブレットの月額料金が高くなる可能性があります。また、光回線と比べて通信速度が安定しない点に注意が必要です。
4.ホームルーターを使用する
ホームルーターは、コンセントに繋ぐだけでWi-Fiが使えるサービスです。光回線と同じく有線での接続も可能なほか、数十台を同時に接続できる場合がほとんどです。
しかし、スマートフォンと同様のモバイル回線を利用しているため、電柱から引き込む光回線よりも通信速度や安定性は劣ります。
5.モバイルルーターを使用する
モバイルルーターは、主に外出先で使用する小型の無線LANルーターです。光回線の導入ができないときの利用に適しているだけでなく、外出先でWi-Fiを利用する場合にも有効な代替案です。
なお、モバイルルーターも光回線よりは通信速度が遅いのと、場所によっては電波を受信しない可能性があるため、事前にレンタル機器などで確認することをおすすめします。
光回線を賃貸に導入するならフレッツ光
賃貸アパートやマンションで光回線を導入する場合、提供エリア外だったり、建物が対応していなかったりすると契約できないことがあります。そのため、事前に管理会社や大家さんに確認するか、物件情報ページで対応状況をチェックしておくことが大切です。
光回線を選ぶ際は、月額料金や通信速度に加え、実際の利用者による平均速度も参考にすると失敗を防げます。特に、在宅ワークやオンライン授業などで安定した通信が求められる場合は、みんなのネット回線速度」などで実測値を確認してみてください。
なお、新規契約や乗り換えを検討している方には、NTT東日本・西日本が提供する「フレッツ光」がおすすめです。回線が混雑しにくく、テレワークや動画視聴、オンライン会議なども快適に利用できます。
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