eFaxは「インターネットFAXサービス」のひとつです。
送られてきたFAXがEメールの添付ファイルとして受け取れ、自分からFAXを送る際もEメールを使って送信します。
パソコンやスマホアプリでFAXを送受信でき、電話回線やFAX機がなくても利用できるのがeFaxの大きな特徴。
「出張・外出先でも送られてきたFAXを確認できる」「受信するたびにプリントしなくてもいい」などのメリットがあります。
今回はeFaxの使い方やメリット・デメリットや評判、従来のFAXとの違いについて解説します。
eFaxって何?
eFaxは「インターネットFAXサービス」のひとつです。
インターネットFAXサービスとは、電話回線やFAX機を使用せず、インターネットを通じて送受信するFAXのこと。
eFaxのほかにも「秒速FAX」「MOVFAX」など、多数のインターネットFAXサービスがあります。
eFaxの特徴は?
eFaxをはじめとするインターネットFAXでは、電話回線とFAX機が不要。送受信の仕組みは以下のとおりです。
受信 | 相手がFAXした内容が、Eメールで届く |
送信 | EメールでFAXを送信する |
パソコンやスマホアプリでFAXを送受信できるため、外出・出張先でもやりとりが可能です。
そのため「外回りが多い」「外出先でもFAXを確認したい」という法人や個人事業主にオススメされます。
eFaxの料金体系は?
eFaxの料金設定は以下のとおり。金額は全て税込みです。
登録手数料 | 1,100円 |
プラン料金(基本料金) | 月払い:1,980円/月 年払い:19,800円/年 |
受信料金 | 毎月150ページまで無料 151ページ目以降は11円/ページ |
送信料金 | 毎月150ページまで無料 151ページ目以降は11円/ページ【国内】 |
※2021年7月時点の情報です。
送受信ともに150ページまで無料なので、お得感がありますね。
ただしページは枚数ではなく時間で計算されるので注意が必要。詳しくは「eFaxのメリットとデメリット」で紹介します。
なお海外への送信料金については、eFax公式サイトで国別に計算できます。
支払い方法はクレジットカード、銀行振込、口座振替から選択可能です。
eFaxだとFAX番号はどうなる?
eFaxを利用する際にはFAX番号を新たに取得します。
日本の市外局番は63種類が利用可能。例えば東京03、大阪06、札幌011、仙台022、045横浜、052名古屋、092福岡などが提供されています。全国共通の「050」から始まる番号や、海外の都市の番号を選ぶこともできます。
他のインターネットFAXだと「050しか選べない」「東京、大阪、名古屋の市外局番しか選べない」といったところも。eFaxの市外局番の豊富さがわかりますね。
ただ利用できるのは「オフィスや自宅の住所に割り当てられた市外局番のみ」です。例えば「拠点が東京にあるのに、大阪06の番号を使う」ことは不可。
居住地・拠点がある地域の市外局番が提供されていない場合には、「050」を選択します。
eFaxで利用できる市外局番の一覧は、eFax公式サイトで確認できます。
世界中で利用されているeFax
世界中で使われているのもeFaxの特徴。
eFaxは世界46カ国・3,500都市でサービスを展開しており、ユーザー数1200万人の「世界最大規模のインターネットFAX」です。
海外へのFAX送信もできます。
eFaxの使い方
続いてeFaxの使い方を説明します。
eFaxの利用に必要なものは?
eFaxを利用する際には、以下の環境やデバイスが必要です。
- インターネット環境
- Eメールアドレス
- パソコンまたはスマホ
スマホの場合は、専用のアプリで送受信します。
eFaxの申し込み方法
eFaxを利用するには、申し込みが必要です。eFax公式サイトで申し込みフォームに記入して送信すればOK。
記入内容は「利用プラン」や「希望する市外局番」「氏名や住所」「FAXの送受信に使うメールアドレス」などと少なく、記入にあまり時間はかかりません。
申込後には、住所と市外局番が合っているかを確認するため、書類の提出が求められます。インターネット上でファイルをアップロードすればOKです。
申込者 | 必要書類 |
個人 | 運転免許証またはパスポート |
法人の代表者 | 登記簿謄(抄)本または印鑑証明書 |
法人の担当者 | 法人名の記載がある健康保険証 |
※2021年7月時点の情報です。
確認が完了すれば、FAXを使えます。申し込みから本人確認書類の確認完了までは「早くて1時間程度」と見込んでおきましょう。
eFaxの解約方法は?
申し込みはインターネットからできますが、解約手続きは電話でのみ受付です。
フリーダイヤルのカスタマーサポートに電話し、解約したい旨を伝えてください。受付時間は平日9時~18時です。
eFaxの受信方法
eFaxでのFAX受信方法は、以下のとおりです。
- 相手がFAXを送信する(通常のFAXと同じ方法)
- 事前に登録したEメール宛にFAXが届く(FAXの内容はPDFで添付)
- Eメールを開封し、PDFファイルを開く
相手が送信する際には従来のFAXと同じ送り方でOK。相手がeFaxユーザーでなくても送信できます。
ただし相手がG4規格のFAXを使っている場合には、「受信側のメールアドレスに届かない・受信できない」というケースがあります。
なおFAX内容が添付されたメールは「message@inbound.eFax.com」というアドレスから送信されてきます。 メールタイトルは「”Fax番号”からファックスを受信しました 」です。
受信したFAXの内容をプリントアウトしたいときには、プリンターで印刷します。「印刷は必要ないけど、パソコンに保存しておきたい」という場合には、PDFファイルをダウンロードすればOKです。
なお受信先となるメールアドレスは申し込みの際に登録しますが、最大5つまで増やすことも可能。メールアドレスの追加登録は、eFaxの会員ページにログインしておこないます。
またeFax専用アプリからも受信したFAXの確認が可能です。アプリはiPhone用もAndroidスマホ用も用意されています。
eFaxの送信方法
続いてFAXの送り方を紹介します。
- Eメールで新規メールを作成
- 宛先を入力する
- FAXで送りたいファイルをメールに添付
- メールを送信する
- 相手は通常の受信方法で受信
宛先のメールアドレスは「国番号・市外局番(最初の0をとる)・相手のFAX番号@efaxsend.com」となります。
例えば「03-0000-0000」に送りたい場合には「81300000000@efaxsend.com」が送信先のメールアドレスとなります。海外へのFAX送信も可能です。
なおPDFのほかMicrosoft WordやExcel、JPEG、GIFなどのファイルも、メール添付してFAXとして送信できます。送信できるファイル(形式)は以下の通りです。
- Microsoft Word(DOC、DOCX)
- Microsoft Excel(XLS、XLSX)
- Microsoft PowerPoint(PPT、PPTX)
- GIF
- JPEG(JPEG、JPG)
- TIFF(TIFF、TIF)
- PNG
上記以外のファイル形式で送信すると「FAXが送れない」などのトラブルにつながります。
相手は通常の受信方法で受信します。相手もeFaxを使っていれば相手のEメールに届きますし、普通のFAX機や複合機を使っていればそちらに届きます。FAX送信後には送信確認メールが届きます。
ただし相手のFAXがG4規格だと、FAXが届かない可能性があります。送信エラーや相手先が通話中の場合、3回まで再送信されます。
なおeFaxで送受信する文書はすべてA4サイズに変換されて送受信され、デフォルトでは表紙(送付状)が自動的に追加されます。メール本文に 「{nocoverpage}」と入力し、件名を空欄にすれば送付状は添付されません。
またメールだけではなくeFax専用アプリからもFAX送信が可能で、アプリを使ってスマホで撮影した画像をFAXとして送信できるのが便利です。
eFaxのメリットとデメリット
ここまでeFaxの特徴や送受信方法をお伝えしてきました。ここからはeFaxのメリットとデメリットを紹介します。
eFaxの主なメリットとデメリットを表にまとめました。
メリット | ・いつでもどこでもFAXが確認できる ・文書ファイルをそのままFAXで送信できる ・コスト削減になる ・FAXの内容をデータで管理できる |
デメリット | ・今まで使用していたFAX番号は引き継げない ・追加料金の可能性あり ・紙媒体の送信がやや面倒 ・「050」から始める番号になる可能性がある ・送信できない番号がある |
次から具体的に解説していきます。
メリット1:いつでもどこでもFAXが確認できる
eFaxの利用にあたっては、電話回線とFAX機が不要です。インターネット環境とメールアドレスがあれば利用できるため、オフィスの外でもFAXの送受信が可能に。
つまり「いつでもどこでもFAXを送れるし、受けとれる」のです。
少人数のオフィスだと「社員が全員外出して、オフィスが無人になる」「そこにお客様から重要なFAXが届いた」ということもあるでしょう。
そのような場合でも、eFaxを導入していれば慌てる必要がありません。パソコンを携帯していなくても、スマホアプリから確認できます。
メリット2:文書ファイルをそのままFAXで送信できる
通常のFAXだと、送信内容は一旦紙にする必要があります。
データファイルの内容を送りたい場合、まずプリンターで印刷して紙にしたあとに送信しなくてはなりませんね。
しかしeFaxならプリントアウトする必要はなし。パソコンで作成したファイルやスマホで撮影した画像をそのままFAXとして送信できます。
例えば「Excel形式で保存している注文書」などを送りたい場合には、印刷する手間がなく早いですね。
ペーパーレスなので送信したあと不要になった紙を捨てることもなく、エコです。
メリット3:コスト削減になる
eFaxはFAX機不要で利用できるので、FAX機や複合機の導入コストがなくなります。
複合機を購入する場合には、中古であっても数万円、高価なものだと10万円以上することも。そのため「複合機を買うのはツライ」と考えている人には嬉しいメリットでしょう。
FAX用に新たに電話回線・光回線を引く必要もないので、電話回線・光回線の基本料金もかかりません。送受信150ページまで無料なのも魅力的です。
また見過ごせないのが紙代やインク・トナー代。
従来のFAXでは、受信と同時にFAXが印刷されることが多いです。そのため「不要なダイレクトメールFAXが印刷され、紙とインクが無駄になってストレス」と感じる人も。
その点eFaxなら、FAXの中から必要なものだけを印刷すればOK。紙やインクの無駄がなく、 FAXのダイレクトメールに関する悩みも減るはずです。
FAXにかかっていた電気代も減りますね。
メリット4:FAXの内容をデータで管理できる
通常のFAXの場合は、FAX内容は受信と同時に紙に印刷されます。
データで保存したい場合、受信のたびにいちいちスキャナーで読み取ってパソコンに取り込む必要があり、面倒ですよね。
eFaxdではFAXはPDF形式で送られてくるため、データで管理するのが楽。そのままパソコンにダウンロードして保存すればいいだけです。
「FAXの内容を紙でファイリングするのではなく、データで管理したい」というオフィスには合うFAXサービスだといえます。
デメリット1:今まで使用していたFAX番号は使えない
eFaxを新規で利用し始める場合には、新しくFAX番号を取得します。
これまで電話回線や光回線につないで使っていたFAX番号は、eFAXには引き継げません。
従来型のFAXからeFaxに切り替える場合には「取引先に新しいFAX番号を連絡する」「名刺やチラシを作り直す」などの手間が発生します。
なおeFax契約時に選択した番号は、解約しない限り変更不可。番号を変更したいなら、eFaxを解約する必要があります。
なおeFax契約後にオフィスが引っ越した場合、同じ市外局番の地域なら解約せずに番号そのままで使えます。
デメリット2:追加料金の可能性あり
FAXの送受信量が多いと、追加料金が発生する可能性があります。
eFaxは毎月150ページまでは無料で送受信できますが、無料ラインを超えた月151ページ目からは1ページにつき11円(税込み、国内の場合)がかかります。
なおeFaxでは「紙1枚=1ページ」ではありません。「送信時間60秒ごと=1ページ」として計算されます。
3枚分の書類をeFaxで送信した場合でも、送信に240秒かかると「240秒÷60秒=4枚」と計算されます。送信には最大で15分ほどかかることもあります。
デメリット3:紙媒体の送信がやや面倒
通常のFAXなら、送信時には紙をFAX機にセットして送信します。そのため「手書きの文書やイラスト」など、紙媒体の送信がワンステップで簡単。
しかしeFaxの場合には、FAXはデータにして送信する必要があるため、紙媒体を送りたいなら、以下のどちらかの手順を踏むことになります。
- FAXしたい紙をスキャンしてPCに取り込み、取り込んだファイルをメール添付して送信
- FAXしたい紙をスマホで撮影し、スマホアプリから送信
eFaxでの紙媒体の送り方は、やや手間に感じる人も多いでしょう。
デメリット4:「050」から始まる番号になる可能性がある
eFaxで63種類の市外局番を利用できますが、「全国の全ての市外局番」が提供されているわけではありません。
オフィスの拠点または住所と合う市外局番が提供されていない場合、「050」から始まる番号を使わざるを得ません。
「050の番号は避けたい」と思っている人にとってはデメリットです。
デメリット5:送受信不可の番号がある
「使い方」のところでも説明したとおり、相手がG4規格のFAX機を使っている場合には「FAXが届かない」「受信できない」という不具合が起きる可能性があります。
「eFaxで送受信がうまくできない」という評判を見ることがありますが、このように相手先のFAX機にeFaxが対応していないのかもしれません。
また「0120」から始まるフリーダイヤルにも送信できません。
従来のFAXのメリットとデメリット
従来型のFAXについても、メリットとデメリットを紹介します。eFaxのメリット・デメリットと比較してください。
メリット | ・紙媒体をそのままFAXできる ・市外局番から始まる番号が利用できる |
デメリット | ・電話回線とFAX機が必要 ・回線を新たにひくには時間がかかる ・文書ファイルは一旦プリントアウトして送信する必要がある ・コストが高め |
では具体的に解説していきます。
メリット1:紙媒体をそのままFAXできる
従来型FAXのメリットとしては「紙媒体をそのまま送信できる」ことがまず挙げられます。
例えばオフィスでは「顧客からの注文書に対し、納品可能なものだけに○をつけて折り返し確認のFAXをする」といったケースがあるのではないでしょうか。
このように紙媒体の送受信が多い場合には、従来型FAXのほうが手間が少なく便利です。
メリット2:市外局番から始まる番号が利用できる
eFaxだと、オフィス拠点や自宅住所によっては「050」から始まるFAX番号しか利用できないことがあります。
一方電話回線や光回線につないで使う従来型FAXであれば、どの地域であっても、地域ごとの市外局番からはじまる番号が取得可能です(一部のIP電話を除く)。
デメリット1:電話回線とFAX機が必要
従来型FAXのデメリットは、ほぼ「eFaxのメリットの裏返し」ともいえます。
代表的なものが「送受信に回線とFAX機が必要なため、いつでもどこでもFAXができない」というデメリットです。
FAXで緊急・重要な連絡が入ることが多くて、さらに「外出や出張が多い」「オフィスが無人になることが多い」という法人・個人事業主にとってはネックになるでしょう。
デメリット2:回線を新たにひくには時間がかかる
従来型のFAXを利用するには、電話回線(ひかり電話のFAXの場合は、光回線)が必要です。
新たに回線をひく場合には、申し込みから工事まで時間がかかります。
ただしすでに電話回線や光回線をひいている場合には、比較的スムーズに利用開始できます。
デメリット3:文書ファイルは一旦プリントアウトして送信する必要がある
WordファイルなどをFAXしたい場合には、一旦プリントアウトしてFAXする必要があります。
eFaxならそのままメール添付で送信できるので、従来型FAXのほうが手間が多いといえます。
デメリット4:コストが高め
コストについては一般的に「eFaxのほうが従来型FAXより料金が安い」と評判です。
確かに従来型FAXだと月額利用料金+送信料がかかりますし、eFaxのように「150ページまで無料」といったサービスはありません。またFAX機や複合機の購入代金またはリース代もかかります。
ただすでに光回線を使っていて、オプションサービスとして「ひかり電話のFAX」を導入するなら、基本料金への追加分は安くすみます。
例えばNTTのフレッツ光のオプションサービスとして「ひかり電話」を利用する場合、追加されるオプション料金は550円(税込み、2021年7月時点の情報)です。
「見てから印刷」機能があれば、不要なFAXの印刷は避けられる
「見てから印刷」はパネルで事前にFAX内容を確認し、印刷したいものだけを印刷できる機能です。
「従来型FAXだと、不要な広告も印刷されてしまう」というデメリットがよくいわれますが、「見てから印刷」機能がついたFAX機や複合機を選べば、従来型FAXでも不要なFAXの印刷が避けられます。
法人や個人事業主はどちらを選ぶべき?
コストをおさえられ、FAX機を置くスペースが必要なく、外出先でもFAXをチェックできるなど、eFaxはさまざまなメリットがあるサービスです。
では実際、法人や個人事業主はどちらを選ぶべきなのでしょうか。
従来型FAXを使っているところが多い
実は法人では、従来型のFAXを使っているところが多いです。
コストが高めの従来型FAXなのに、どうしてでしょうか。その理由としては、以下のようなことが挙げられます。
- 信用度が高い
- 使い慣れている
どういうことなのか、詳しく説明します。
「従来型FAXの方が信用度が高い」ってどういうこと?
eFaxのデメリットのところでも解説したように、eFaxで利用できる市外局番は63個。他のインターネットFAXに比べると多いのですが、全国の全ての市外局番を網羅しているわけではありません。
※2021年7月時点の情報です。
例えば東京都内の市外局番でも、「0428(青梅市など)」は2021年7月時点では提供されていません。
住んでいる場所の市外局番がない場合には「050」から始まる番号を使用することに。
「050」でも問題なくFAX利用可能ですが、顧客によっては「通常の地域ごとの市外局番のほうが信頼できる」と考えることも。
電話回線を利用するFAXや、NTTのひかり電話のFAXであれば、地域ごとの市外局番ではじまるFAX番号が取得できます。そのため従来のFAXやひかり電話のFAXを選ぶ法人が多いです。
またeFaxの評判のなかには「ログインできない」というものも。ログインIDを忘れたり、システムメンテナンス中だったりするとFAXが利用できなくなるので、「肝心なときに使えないかも」と不安を感じる人もいるでしょう。
使い慣れている
eFaxはパソコンやスマホアプリでFAXを送受信します。慣れるまでは「やりにくい」と感じるかもしれません。
「やり方を変えないほうがスムーズ」と考える法人では、従来のFAXのまま使い続けるという選択肢もあります。
またeFaxだと「手書きの注文書」など紙媒体を送信するときには「一旦スキャンしてPDF化する」などの手間が発生します。
「すでに紙になっているものをFAXすることが多い」という法人や店舗であれば、従来型のFAXのほうが使いやすいのではないでしょうか。
FAXの使い方やニーズに合わせて選びましょう
「絶対にeFaxのほうがいい」「絶対に従来型FAXのほうが使いやすい」と断言できるものではありません。
「外出先でもFAXを確認したい」という強いニーズがあればeFaxが便利でしょうし、「紙媒体をFAXすることが多い」とか「eFAXでは市外局番が提供されていない地域に拠点があるが、050から始まる番号は避けたい」ということなら、従来型のFAXがオススメです。
それぞれの法人・店舗・個人事業主でのFAXの使い方に合わせて選びましょう。
従来型のFAX番号を取得したい場合には、以下のサイトからの申し込みが便利です。
まとめ
eFaxは世界中で使われているインターネットFAXサービス。「いつでもどこでもFAXが送受信できる」「150ページまで送受信無料など、料金・コストがおさえられる」などのメリットがあります。
「FAXで重要・緊急の連絡が入るが、外出していて確認できなくて困ることが多い」というオフィス・個人事業主にはオススメです。
ただし地域によっては「地域別の市外局番を取得できない」というデメリットも。また手書き文書など紙をそのままFAXすることが多いと送信時に手間が増えます。
信用度や使い慣れの面からも、従来型FAXを使っている法人が多いのが現状です。
メリットとデメリットを比べ、自社のニーズにより合っているFAXを選びましょう。
なお従来型FAXを導入する場合には、以下のサイトからの申し込みが便利。地域別の市外局番を取得でき、アナログ回線よりリーズナブルな料金で利用できる「ひかり電話のFAX」の申し込み窓口です。