店舗や自宅に固定電話を導入したくて、「電話を安く導入するなら、フレッツ光ライトでひかり電話を契約すればいい」と聞き、気になっている方もいるのではないでしょうか。
フレッツ光ライトは「ネットは使わないけれど、ひかり電話を使いたい」という店舗や個人が多く利用しています。
しかしフレッツ光ライトは新規受付が停止され、サービス提供も2025年3月31日（月）に終了される予定です。
今後「ネットは使わないけれど、電話だけ引きたい」という方には、フレッツ光ライトではなく「ひかり電話ネクスト」がおすすめ。
現在フレッツ光ライトでひかり電話のみ利用している方にも、月額料金が安くなる「ひかり電話ネクスト」への早急な切り替えをおすすめします。
この記事ではフレッツ光ライト終了の詳細や、切り替え先の候補となる「ひかり電話ネクスト」についてご紹介します。
今すぐフレッツ光ライトからの切り替え、ひかり電話ネクストの申し込みをご希望の方は、こちらの【NTTひかり電話】ご契約切り替え窓口をご利用ください。
フレッツ光ライトは2025年3月31日でサービス終了
フレッツ光ライトは2023年3月31日（金）で新規受付を停止し、2025年3月31日（月）でサービス提供自体も終了します。
この章ではフレッツ光ライトの概要や、なぜサービス提供終了に至ったのかなどを解説します。
フレッツ光ライトのサービス内容概要
フレッツ光ライト」はフレッツ光NTTの光回線「フレッツ光」の料金プランのうち、インターネットをあまり使わない方向けのサービスです。
安い基本料金に、インターネットの通信量に応じて料金が加算される従量課金制のプランとなっています。
ただ「二段階定額制（上限は6,160円）」でもあるので、ネット利用が多くても「料金がどこまででも高くなる」という心配は不要です。
フレッツ光ライトは電話しか利用しない人におすすめのプランだった
NTT東日本によると、フレッツ光ライトを利用していた人の大半は「ひかり電話しか利用していない人」です。
具体的にはネットを使わない個人宅や店舗・SOHOなどだろうと考えられます。
フレッツ光ライトが終了する理由
フレッツ光ライトが終了する理由は、いくつかあります。
もっとも大きな理由は、利用者が減少していることです。
最近はWi-Fiが普及しインターネットにつなげるデバイスも増えていることから、「ネットを見ずに電話だけ使う」という人は少なくなっています。
また動画やオンラインゲームなどデータ利用量が大きなコンテンツを楽しむ人が増えているため、データ通信量を気にしなくていい定額制プランが人気です。
利用者が減少する中、フレッツ光ライトに関連する備品・物品の保守もできなくなり、サービス終了が決定されたと思われます。
フレッツ光ライト終了後、ひかり電話だけ利用したい人はどうすべき？
フレッツ光ライトは2023年3月31日（金）で新規受付を停止しました。現在契約中の利用者に向けたサービス提供も、2025年3月31日（月）で終了します。
そのため「ネットは使わずひかり電話だけを利用したい」という方は、「ひかり電話ネクスト」を利用しましょう。
現在フレッツ光ライトを契約していて、ひかり電話しか使っていない方も、ひかり電話ネクストへの切り替えをおすすめします。
ひかり電話ネクストとは
ひかり電話ネクストとは、フレッツ光ライトの新規受付停止に合わせて2023年3月31日に提供開始された、NTTの新しいサービスです。
フレッツ光ライト利用者の多くが「ひかり電話のみ利用していた人」だったため、フレッツ光ライト利用者の切り替え先として「ひかり電話に特化したサービス」となっています。インターネットは利用できません。
フレッツ光の提供エリアであれば、申し込み・契約が可能です。
ひかり電話ネクストの月額料金
ひかり電話ネクストには、4つの料金プランがあります。プラン名や料金は、NTT東日本・NTT西日本で共通です。
| プラン名 | 月額料金（税込み） | 特徴 |
| 基本プラン | 2,750 円/月 | もっとも基本的なプラン |
| 安心プラン | 3,740 円/月 | 1,408円分の通話料金が含まれる |
| ひかり電話ネクストA（エース） | 3,850 円/月 |
・528円分の通話料金が含まれる ・ナンバーディスプレイ、ボイスワープ、ナンバーリクエストなどの人気オプションが含まれる ・通話料分を次月に繰り越せる |
| もっと安心プラン | 6,490 円/月 | 5,280円分の通話料金が含まれる |
※2023年10月時点の情報です。
ひかり電話ネクストは電話に特化したサービスのため、フレッツ光ライトよりも月額料金が安く設定されています。フレッツ光ライトとひかり電話ネクストの月額料金を比較しました。
| フレッツ光ライトでひかり電話を利用する場合の月額料金 | フレッツ光ライト月額料金（3,080円）＋ひかり電話月額料金（550円）＝3,630円 |
| ひかり電話ネクスト（基本プラン）の月額料金 | 2,750円 |
現在フレッツ光ライトを利用している方は、ひかり電話ネクストへの切り替えによって月々の電話料金（月額料金）を節約できます。
切り替えは、こちらの【NTTひかり電話】ご契約切り替え窓口をご利用ください。
ひかり電話ネクストの通話料金
ひかり電話ネクストの通話料金はフレッツ光ライトと同じで、一般的な固定電話（アナログ電話、加入電話）と比べて安くなっています。
ひかり電話ネクストの基本的な通話料は以下のとおりです。
| 通話先 | 料金 |
| 固定電話 | 8.8 円／3分（税込み） |
| 携帯電話 | 17.6 円／60秒（税込み） |
| 海外（アメリカ合衆国の場合） | 9 円（免税）／60秒 |
※2023年10月時点の情報です。
通話料が距離や時間帯に左右されないので、安心して利用できるのが特徴です。
ひかり電話ネクストの初期費用
ひかり電話ネクストを新規で申し込む場合には、一般的に以下の初期費用がかかります。
| エリア | 初期費用（税込み） |
| NTT東日本 |
・契約料：880円 ・標準的な初期工事費：24,200円 |
| NTT西日本 |
・契約料：880円 ・標準的な初期工事費：20,900円 |
※2023年10月時点の情報です。
一般的なアナログ電話（加入電話）のような施設設置負担金（加入権）は不要です。
ひかり電話ネクストへの申し込み・切り替え方法
以下の窓口で、メールや電話で新規申し込みや切り替えの相談が可能です。
申し込みするプランに迷っている場合は、「基本プランに希望するオプションを付けたらいくらになるか」「今の店舗におすすめのプランはどれか」といった相談もできます。手続きが簡単で実績も豊富なので、安心して任せられます。
なお直接NTTに申し込む場合、オンラインでの申し込みはできず電話受付（局番なし116）のみとなります。
現在フレッツ光ライトを契約している方は、遅くとも2025年3月末までに切り替えしましょう。基本プランならひかり電話ネクストのほうが安いので、早めに切り替えることで、経費が節約できます。
切り替えは、こちらの【NTTひかり電話】ご契約切り替え窓口をご利用ください。
フレッツ光ライト終了後、現契約者でネット利用を考えている人はどうすべき？
現在フレッツ光ライトを契約していて、ひかり電話だけではなくインターネットも利用したい方には、ひかり電話ネクストではなく「定額制の光回線」への切り替えをおすすめします。
ひかり電話ネクストではインターネットが使えないからですね。
切り替え先としておすすめの光回線
切り替え先の具体的としては「フレッツ光ネクスト」「フレッツ光クロス」「光コラボ」などがあります。
おすすめの切り替え先は以下の通りです。
| 店舗・法人で、一般的な回線よりも通信速度をあげたい方 | フレッツ光クロス |
| 店舗・法人で、安定した高速通信がしたい方 | フレッツ光ネクスト |
| 個人の方 |
利用スマホキャリアに応じた光コラボ ・ドコモ光（ドコモユーザーにおすすめ） ・ソフトバンク光（ソフトバンク、ワイモバイルユーザーにおすすめ） ・ビッグローブ光（auユーザーにおすすめ） |
法人や店舗でビジネス用として使うなら、法人向けのサービスが充実しているフレッツ光がおすすめ。少人数の職場なら、フレッツ光ネクストで問題ないでしょう。
個人の方には、フレッツ回線を使う「光コラボ」をおすすめします。スマホキャリアと合わせると、スマホ利用料が割引になるなどの特典があるからです。
おすすめ切り替え先の月額料金
切り替え先候補として紹介した光回線の月額料金を紹介します。
|
光回線 |
月額料金（税込み） | 特徴 |
|
フレッツ光クロス（東日本） |
・マンション・戸建て：6,050円 ・プロバイダー利用料金：1,000円程度 ・ひかり電話：550円 |
・10ギガの高速通信が可能 ・利用可能エリアが狭い |
|
フレッツ光クロス（西日本） |
・マンション・戸建て：5,720円※割引適用時 ・プロバイダー利用料金：1,000円程度 ・ひかり電話：550円 |
10ギガの高速通信が可能 ・利用可能エリアが狭い |
| フレッツ光ネクスト（ギガラインタイプ）（東日本） |
・マンション：3,355～4,455円 ・戸建て：5,940円 ・プロバイダー利用料金：1,000円程度 ・ひかり電話：550円 |
1ギガで、安定して速い |
| フレッツ光ネクスト（ハイスピードタイプ隼）（西日本） |
・マンション（プラン1）：3,575円※割引適用時 ・戸建て：4,730円※割引適用時 ・プロバイダー利用料金：1,000円程度 ・ひかり電話：550円 |
1ギガで、安定して速い |
| ドコモ光（ドコモ光1ギガタイプA） |
・マンション：4,400円 ・戸建て：5,720円 ・ドコモ光電話：550円 |
ドコモスマホの月額料金割引 |
| ソフトバンク光（1ギガ） |
・マンション：4,180円 ・戸建て：5,720円 ・ホワイト光電話含むオプションパック：550円 |
ソフトバンク・ワイモバイルスマホの月額料金割引 |
| ビッグローブ光 |
・マンション：4,378円 ・戸建て：5,478円 ・ビッグローブ光電話：550円 |
auスマホの月額料金割引 |
※2023年10月時点の情報です。
フレッツ光を契約する場合は、光回線の月額料金のほかにプロバイダーの月額利用料金が必要です。またひかり電話は各光回線のオプションとなりますので、500円程度のオプション料金が必要となっています。
定額制光回線への切り替え方法
以下の窓口で新規申し込みや切り替えができます。
こちらの【NTT】新規お申し込み・ご契約切り替え窓口で新規申し込みや切り替えができます。
法人・店舗の取次実績が豊富なので、安心して相談できますよ。オフィス・店舗向けのWi-Fi導入についても相談可能です。
すでにフレッツ光ライトを契約している方は、サービス終了する2025年3月末までに光回線を切り替えましょう。
「ひかり電話ネクスト」「光回線」に申し込んだあとの流れ
ひかり電話ネクストや光回線を申し込んだ後の流れを紹介します。
ひかり電話ネクスト申し込み後の流れ
ひかり電話ネクストの申し込み後の流れは、以下のようになっています。
- 申し込み
- 電話番号の取得（以下の窓口なら最短当日に候補提示）
- 希望日に開通工事実施（申し込みの約2週間～1ヶ月後）
- 電話利用開始
標準的な工事の場合、当日の作業は1時間程度で終わります。店舗営業中でも工事可能です。
工事日は申し込みから2週間～1か月後になるので、開通を急いでいる方は早めに以下の窓口から申し込みましょう。電話番号も最短当日提示してくれます。
光回線申し込み後の流れ
光回線申し込み後の流れは、会社によって多少異なります。フレッツ光を申し込む場合の流れは以下の通りです。
- 申し込み
- 希望日に開通工事実施
- インターネット利用開始
なおフレッツ光とひかり電話は同時に申し込み可能です。
開通工事日は申し込みから2週間～1か月後なので、急いでいる方は早めにこちらの【NTT】新規お申し込み・ご契約切り替え窓口から申し込みましょう。
まとめ
フレッツ光ライトは2023年3月31日で新規受付を停止したため、現在は申し込みできません。また現契約者向けのサービス提供も、2025年3月31日で終了します。
フレッツ光ライトへの申し込みを検討していた方や、現在フレッツ光ライトを契約している方の「フレッツ光ライト終了への対処法」をまとめました。
| 状況 | 対処法 |
|
フレッツ光ライト未契約 今後ひかり電話のみ使いたい |
ひかり電話ネクストに申し込む |
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フレッツ光ライト未契約 今後ひかり電話とネットを使いたい |
定額制の光回線プランに申し込む（フレッツ光、光コラボなど） |
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フレッツ光ライト契約中 今後ひかり電話のみ使いたい |
2025年3月末までに、ひかり電話ネクストに切り替える |
|
フレッツ光ライト契約中 今後ひかり電話とネットを使いたい |
2025年3月末までに、定額制の光回線プラン（フレッツ光、光コラボなど）に切り替える |
なお現在フレッツ光ライトでひかり電話のみ利用している方は、2025年3月を待たず、早めにひかり電話ネクストへ切り替えるのがおすすめ。
ひかり電話ネクストの基本料金はフレッツ光ライトより安いため、早めに切り替えることで支出が減らせてオトクになるからです。
いずれの手続きもこちらの【NTT】新規お申し込み・ご契約切り替え窓口で対応できますので、詳細をチェックして電話またはメールで申し込んでください。
