家電話・固定電話の加入方法は?どうすれば使える?

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家に固定電話を引く方法はいくつか種類があり、それぞれ料金や特徴が違います。

少し前まではNTTから高額の加入権料(設置負担金)を支払い、家にアナログ回線を契約するのが主流でした。現在でも加入電話はあるのですが、それ以外にも電話の種類が増えており、様々な需要に合う選択ができるよう変化しています。

電話の種類が増えると同時に初期費用の安い固定電話も増え、昔に比べ軽い負担で導入できるようになりました。

固定電話を選ぶ選択肢が増えた反面、「違いがわからない」「うちの家はどれを選んだら良いの?」と言った新たな悩みも聞かれます。

この記事では家に電話を導入する方法や、種類とその違い・料金について詳しく解説します。家で仕事をしている人向けの電話も紹介するので、それぞれの違いを知っておき、自分にあう方法を選ぶ参考にしてください。

家電話を引く為にはどうしたらいい?

自宅に新たに固定電話を引く場合、NTT東日本/西日本で電話回線を利用するのが一般的です。

NTTは日本最大手の電話会社で、日本の通信事業の多くを支えていると言っても過言ではありません。現在NTTでは昔ながらの加入電話以外に、加入電話ライトプランやひかり電話などの電話を提供しています。

以前は固定電話と言えば加入権料(設置負担金)を支払い契約する加入電話でしたが、最近は加入電話の契約数は減少傾向にあります。代わりに契約数を伸ばしており、新たな主流になりつつあるのがひかり電話です。

ひかり電話では光ファイバーの通信ケーブルを使い通話をするため、通話の品質もアナログ回線と変わらず快適に通話が可能です。今お使いの電話番号もそのまま使えます。

電話代が安く加入権料も不要のため、年々契約数は増え続けています。

またNTT以外でも固定電話を契約できる会社はいくつかあります。自分の使い方に合った電話の利用プラン・用途に合わせた契約種類を選ぶことが大切です。

なお固定電話の場合、どの電話でも開通まで数週間から数ヶ月かかるため、申し込み手続きは早目に済ませておく事をおすすめします。

家に従来のNTTアナログ回線を引く場合

従来のNTT加入電話では、電話を引くための権利である加入権を購入し契約します。加入権料は昔に比べ値下がりしましたが、2021年9月現在39,600円(税込)が必要です。

この電話加入権は税制上、財産扱いとして中古の取り引きが可能となります。ですが現在は電話加入権の資産価値がほとんど無くなっている為、以前は多かった加入権買い取り業者もほとんどなく、売却する事も難しくなっています。

加入権料に加え工事費や契約料もかかるため、加入電話の導入費用はかなり高額になります。

初期費用を抑えたい人は、加入権料のかからないライトプランを選びましょう。ライトプランは基本料金が少し高くなりますが、加入権料は必要ありません。

ライトプランについては後ほど解説します。

加入電話の初期費用

加入電話の初期費用は、加入権料と契約料・工事費があり、全ての費用を合わせると以下の価格になります。

加入権料 39,800円
契約料 880円
工事費 11,000円
合計 51,680円

(全て税込)

工事費は建物の状態によって違いますが、一般的に11,000円程度必要になります。加入権料と契約料を合わせると5万円以上になり、電話の初期費用としてはなかなかの高額です。

加入権料が必要ないライトプランなら、工事費と契約料の11,880円となります。

加入電話の基本料金(回線使用料)

加入電話は住んでいる地域により1級局から3級局に分けられ、それぞれ基本料金が違います。

1級局~3級局とは、契約しているNTT電話サービス取り扱い所一局あたりの加入者回線数で決まる階級です。加入者回線数が多いほど級が上がり、回線使用料は高くなります。

お住まいの地域が何級局に当たるかは、NTT東日本/西日本の公式サイトで調べるか、直接NTTにお問い合わせください。

回線使用料は、以下の価格になっています。

【事務用】

3級局 2級局 1級局
プッシュ回線用 2,750円 2,640円 2,640円
ダイヤル回線用 2,750円 2,585円 2,530円

【住宅用】

3級局 2級局 1級局
プッシュ回線用 1,870円 1,760円 1,760円
ダイヤル回線用 1,870円 1,705円 1,595円

加入電話の通話料

加入電話の通話料は少しややこしく、時間帯と相手への距離がどのくらい離れているかで違ってきます。また相手が携帯電話か、固定電話かでも変わります。

今回はわかりやすくするため、3分あたりの通話料を表にしました。3分あたりで最低料金がかかるわけではないためご注意ください。

【相手が固定電話の場合】

●県内

距離 午前8時~午後7時/3分 午後7時~午後11時
土曜・日曜・祝日の昼間を含む/3分
午後11時~午前8時/3分
市内 9.35円 9.35円 9.35円(4分当たり)
市外~20km 22円 22円 22円
20km~60km 33円 33円 22円
60km~ 44円 33円 22円

●県外
距離 午前8時~午後7時/3分 午後7時~午後11時
土曜・日曜・祝日の昼間/3分
午後11時~午前8時/3分
~20km 22円 22円 22円(2分当たり)
20km~30km 33円 33円 33円
30km~60km 44円 33円 33円
60km~100km 66円 44円 33円
100km~ 88円 77円 44円
(全て税込)

【相手が携帯電話の場合】
●~2021年9月

携帯会社 通話料/1分(NTT東日本) 通話料/1分(NTT西日本)
ドコモ 22円 22円
au 22円 22円
ソフトバンク 22円 22円
楽天モバイル 19.25円 22円

●2021年10月~

携帯会社 通話料/1分(NTT東日本/西日本)
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル 17.6円

(全て税込)

市内の固定電話にかける場合、朝と昼は3分当たり9.35円と安いですが、100km以上離れた人にかける場合3分当たり88円と高額になります。

加入電話から遠く離れた人や携帯電話にかける場合は、長電話には注意しましょう。

相手が携帯電話の場合は2021年10月より料金が改定され、1分当たり17.6円となります。

初期負担を少なくしたい人はライトプランがおすすめ

初期費用の少ないアナログ回線をお探しの方は、加入権料の必要ない「加入電話・ライトプラン」がおすすめです。

「加入電話・ライトプラン」では、回線使用料が毎月275円(税込)ほど高くなりますが、39,800円の設置負担金が必要ありません。

39,800円÷275円=144.7272…なので、12年(144ヶ月)以上電話を使う予定がある人は、設置負担金を払った方が安くなる計算になります。

加入電話も「加入電話・ライトプラン」でも、通話料は同じで違うのは回線使用料だけです。今の生活に合う方を選ぶと良いですね。

アナログ回線にこだわりのない人は、初期費用と通話料が安い他の固定電話を選ぶ方法もあります。

固定電話サービスの種類

従来は先ほど紹介したアナログ回線の固定電話が主流でしたが、現在ではアナログ回線以外にもいろいろな種類の固定電話があります。

それぞれ回線の種類や料金が違うため、何が違うか知っておけば固定電話を選びやすくなります。

アナログ電話

アナログ回線を使って電話をする、昔ながらの固定電話です。初期費用として加入権料が必要ですが、初期費用を抑えたいは「加入電話・ライトプラン」も選べます。

現在では契約数は減りつつあり、2024年にこのアナログ回線・ISDN回線の電話は廃止予定となっています。ですが2024年にいきなり使えなくなるわけではなく、IP電話網に切替わるため、使い続けることは可能です。

アナログ回線廃止に便乗し「アナログ回線が使えなくなるので切り替えてください」と言う勧誘電話が増えていますが、使えなくなることはありません。あわてて切り替える必要はないので、くれぐれも注意しましょう。

ひかり電話

アナログ回線に変わり現在主流となりつつあるのが、NTTのひかり電話です。光ファイバーの通信網を使うため、アナログ回線と変わらない通話品質で、快適に使えます。

東京「03」大阪「06」と言った地域に合う電話番号を取得できますし、アナログ回線と同じく緊急通報もできます。今の電話番号をそのままでひかり電話に乗り換えることも可能です。

光回線を使う電話のため、家のインターネット回線と電話をまとめれば通信費がお得に使えます。通話料も一律でわかりやすいため、長電話も安心です。

今から家にインターネットと電話を引きたい人は、ひかり電話を選ぶと良いでしょう。

USENなっとく電話

USENなっとく電話は、音楽配信で有名なUSENが提供する電話で、開通までが早く料金も安いのが特徴です。

初期費用は4400円(税込み)と格段に安く、料金は月額利用料2,728円(税込)〜で使えます。通話料も3分7.7円~とアナログ電話やひかり電話より安いです。

通信と端末がセットになっているため、光回線の導入も必要ありません。すぐに安く電話を使いたい人におすすめです。

ただし提供エリアが狭い点、警察や救急などの緊急通報ができない点など注意点もあります。業務用など用途を限定した使い方に適した電話と言えるでしょう。

ひかり電話のフレッツ光ライトプランは法人用にもおすすめ

家庭はもちろん、法人用としてもNTTひかり電話はおすすめです。

ひかり電話は通話料が一律にお得で使える他、インターネットが一緒に使える、オプション料金が安いと言ったビジネスに適したメリットが多くあります。

加入権料が必要ないため初期負担が軽く、導入もしやすくなっています。

ひかり電話の初期費用

ひかり電話の初期費用は以下のようになります。

契約料 880円
工事費 16,500円(戸建てなら19,800円)
事務登録手数料 3,300円
合計 20,680円(戸建てなら23,980円)

(全て税込)

ひかり電話の初期費用は、工事費や手数料を合わせると20,680円です。加入権料の必要なアナログ回線と比べると半分以下で済むのがメリットです。

なお工事費用は建物の種類や立地条件により変わることがあります。工事費は代表的な例であり、工事の内容によって異なる場合があるためご了承ください。

ひかり電話の基本料金

ひかり電話の基本料金は月額2970円~で使えます。ただし建物の種類、NTT東日本とNTT西日本どちらのエリアかで変わるため、詳しく知りたい方は公式サイトで確認しましょう。

電話をたくさん使う人やお仕事で使いたい人には、以下のお得なプランがおすすめです。

【ひかり電話A(エース)】

月額 1,650円(税込)
通話料/3分 8.8円
無料通話 528円分(最大3時間相当)
オプション ナンバーディスプレイ、キャッチホンなど6つのオプション付き

ひかり電話Aは1650円で無料通話が最大3時間分ついたプランですが、ナンバーディスプレイやキャッチホンなど計6個のオプションが付いてくるのが特徴です。

ひかり電話Aについてくるオプションと、個別で入った場合の料金は以下のようになっています。

オプション 月額(税込) 内容
ナンバーディスプレイ 440円 かけてきた相手の電話番号を、電話に出る前にディスプレイに表示
ナンバーリクエスト 220円 電話番号通知無しで書けてきた相手に、番号を通知して書け直すようアナウンスが流れる
キャッチホン 330円 通話中の着信を通知音でお知らせ。フックボタン操作で出ることも可能
ボイスワープ 550円 かかってきた電話を設定しておいた電話番号に転送
迷惑電話おことわりサービス 220円 迷惑電話を受けた時ダイヤル操作で設定しておけば自動応答でお断り
着信お知らせメール 110円 着信があった時設定したメールアドレスにお知らせ

計1870円分のオプションに加え、最大3時間相当分の通話料がついて1650円とお得な価格設定となっています。オプションをいくつか付けたい人は最適です。
ナンバーディスプレイや迷惑電話おことわりサービスなど、防犯に役立つオプションも多く、お仕事でもご家庭でも安心して使えます。
オプションはいらないけど、電話をたくさん使いたい人は、無料通話がついてお得な安心プラン・もっと安心プランがおすすめです。

【安心プラン】

月額 1,540円(税込)
通話料/3分 7.92円
無料通話 1,408円分(最大8時間)

【もっと安心プラン】

月額 4,290円(税込)
通話料/3分 7.92円
無料通話 5,280円分(最大30時間)


安心プラン・もっと安心プランは無料通話がついて、通話料も通常より安く設定されています。
お仕事でたくさん使う人や、離れた友人・家族とよく電話する人はこの2つのプランを検討しましょう。

ひかり電話の通話料

ひかり電話の一番のメリットは通話料です。ひかり電話の通話料は相手が固定電話なら一律で8.8円、携帯電話でも少し割安な料金になります。

【相手が固定電話の場合】
距離 通話料/3分
相手の距離時間帯に
関わらず一律(国内)
8.8円

(全て税込)

【相手が携帯電話の場合】
●~2021年9月

携帯会社 通話料/1分(NTT東日本) 通話料/1分(NTT西日本)
ドコモ 17.6円 17.6円
au 19.25円 19.8円
ソフトバンク 19.25円 19.8円
楽天モバイル 19.25円 19.8円
●2021年10月~

携帯会社 通話料/1分(NTT東日本/西日本)
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル 17.6円
(全て税込)

アナログ回線の場合、時間帯や相手までの距離で通話料が変わり、最大で3分当たり88円の通話料が必要です。これは毎月どのくらい使ったか、通話料を把握しにくいのも難点でした。
ひかり電話は、相手の距離を問わず固定電話なら3分間一律8.8円の通話料となっています。アナログ電話が最大8.8円なので、通話料が最大で10分の1にもなります。
携帯にかける場合は加入電話同様に、2021年10月から一律で1分当たり17.6円です。
ひかり電話の通話料は安いですが、通話品質はアナログ回線と変わりません。電報や緊急通報なども可能なので、今までの電話と同じように使うことができます。

業務用で使う時のアナログ電話とひかり電話の比較

アナログ電話とひかり電話を業務用に使った場合、料金の比較は以下のようになります。

NTT事務用アナログ電話
ライトプラン
フレッツ光ライトプラン
(ひかり電話)の場合
電話基本料 2,970円 3,080円
通話料/3分 9.35円~88円 8.8円
ナンバーディスプレイ 1,320円 440円
転送電話 880円 550円

(全て税込)
ひかり電話は基本料金が少しだけ高いものの通話料がとても安く、仕事で電話を使うことを考えればひかり電話がお得です。

またアナログ回線では1,320円のナンバーディスプレイがひかり電話では440円、転送電話もアナログ回線で880円ですがひかり電話は550円と、オプションも安く使えます。

ナンバーディスプレイは業務では必須と言って良いものなので、安く使えるのは大きなメリットでしょう。

ひかり電話はインターネット回線を使う電話のため、ネット回線も電話と一緒に契約可能です。業務でネットを使う会社であれば、ネットと電話をまとめることで経費の節約にもなります。

ひかり電話は複数チャネル・ビジネスホンも利用可能

アナログ回線の固定電話では一つの回線につき一つの番号が振り分けられていました。この場合お仕事で複数回線使いたい人は、回線数が増えると基本料金が高くなるデメリットがあります。

ひかり電話ではオプションサービスを付けることで、安く複数の電話番号を使うことが可能です。

オプション名 月額(税込) 内容
マイナンバー 110円 110円で電話番号を一つ追加できる
ダブルチャネル 220円 2回線同時に使える
マイナンバーは110円で電話番号を一つ追加可能なオプションサービスです。番号は5つまで使えるため、元々お使いの番号を合わせると4つまで追加ができます。

なお電話番号一つに付きオプション料金の110円が必要となります。

ダブルチャネルは2つの番号で同時に使えるようになるオプションです。2世帯住宅や、電話とFAX同時対応など、様々な使い方ができます。

法人の場合、この複数チャネルを使いビジネスホンの導入も可能です。ビジネスホンで複数回線を使う場合も、オプションを使うことでアナログ回線よりお得に使えます。

ひかり電話の注意点

ひかり電話の注意するべき点は、以下のものがあります。

1.一部使えない番号がある
2.光回線の契約が必要
3.停電したらつかえない

ひかり電話では一部使えないサービスや特殊番号があります。ひかり電話で使えないものは主に以下になります。

番号 サービス
0170 伝言ダイヤル
0180 テレゴング/データドーム
0910 公専接続
114 お話し中調べ
136 ナンバー・アナウンス/ナンバーお知らせ136
141 でんわばん/二重番号サービス
159 空いたらお知らせ159
0077 など 電気通信事業者を指定した発信
普段あまり使わない番号ですが、使う人は注意しましょう。時報「117」や番号案内「104」は変わらず使えます。

ひかり電話はインターネットの光回線を使う電話であるため、光回線の契約が必須となります。

普段ほとんど家にいない人や高齢者の一人暮らしなど、インターネットを全く使わない家庭の場合は、ひかり電話は割高になる可能性があります。ネットが必要ない人はアナログ回線ライトプランも検討しましょう。

ネットを使う家庭や職場の場合、ネットと電話を一緒に契約することでお得になるひかり電話をおすすめします。

またひかり電話は通信機器を使い通話をするため、停電すると使えなくなります。これはひかり電話に限ったことではなく、アナログ回線でも黒電話を除き、電話機は電気を使って動いているため停電時は使えません。

停電時は慌ててしまいがちなので、固定電話が使えなくなることを事前に覚えておくと良いでしょう。

工事不要・ひかり回線より早く開通できる家電話は?

NTT回線以外にも手軽に市外局番を取得できる固定電話サービスもあるので紹介します。

「とにかく今すぐ固定電話を利用したい」「特にNTTにこだわらないので料金はとにかく安い方がいい」という人はUSENの「なっとく電話」がおすすめです。

NTTアナログ電話・ひかり電話よりも、申し込みから開通までの日数が早く、料金が安く使えるメリットがあります。

USENなっとく電話は機器・光回線も不要で電話オプション無料

USENなっとく電話は音楽配信サービスのUSENが提供する電話とFAXのサービスです。

光回線の契約は不要で今の番号はそのまま利用可能、導入費用と維持費が安いのもUSENなっとく電話のメリットになります。

通信回線を使う電話ですが、基本料金に光回線の利用料が含まれるため、光回線を契約する必要はありません。また機器もUSENなっとく電話専用のものが使えますので、電話機の準備も不要です。

またオプション利用料が無料であることもUSENなっとく電話の特徴です。アナログ電話やひかり電話では有料である、ナンバーディスプレイ・転送電話・キャッチホンが毎月無料で使えます。

通話料もひかり電話より安く、経費の削減を考えている会社も安心して使えます。

申し込んでから使えるまでの期間が短いため、導入をお急ぎの人にも最適です。開通日は、USEN担当者が訪問で設置に来てくれます。

USENなっとく電話の初期費用


USENなっとく電話の初期費用は、契約事務手数料の4,400円のみ
となっています。

設置負担金はもちろん、専用の接続機器を使うため工事費も必要ありません。

導入費用がとても安いのは、USENなっとく電話の一番のメリットと言えるでしょう。

USENなっとく電話の基本料金

USENなっとく電話の基本料金は以下のようになっています。

なっとく電話 なっとく電話FAX専用
プリンターセットプラン
2~24ヶ月 2,728円 3,278円
25ヶ月~ 3,278円 3,828円
(全て税込)

USENなっとく電話は2~24ヶ月までは2,728円、25ヶ月以降は3,278円となっています。

またFAXを一緒に使いたい場合、FAX機器のレンタル料込みで2~24ヶ月が3,278円、2ヶ月以降は3,828円です。

25ヶ月以降は少し値上がりしますが、基本料金と専用端末込み、さらにオプションも無料で使えることを考えると、お得な価格設定だと言えるでしょう。

USENなっとく電話の通話料

USENなっとく電話は、通話料も他に電話に比べて安くなっています。

かける相手 通話料
固定電話 7.7円/3分
携帯電話 16.5円/1分
PHS 16.5円/1分
(全て税込)

固定電話は3分当たり7.7円で、ひかり電話の8.8円よりさらに安い価格です。

携帯電話・PHSならの場合1分当たり16.5円と、こちらも加入電話やひかり電話より少し割安に使えます。

導入費・基本料・通話料全てがお得に使えるのが、USENなっとく電話の特徴となっています。

アナログ電話とUSENなっとく電話の比較

アナログ電話とUSENなっとく電話を比較すると、以下のような違いがあります。

アナログ電話ライトプラン USENなっとく電話
初期費用 11,000円前後 4,400円
電話基本料 2,145円 2,728円
最大通話料(固定電話) 88円/3分 7.7円/3分
ナンバーディスプレイ 440円 0円
転送電話 550円 0円
キャッチホン 330円 0円
申し込みから開通までの日数 2週間ほど 最短7日
(全て税込)

USENなっとく電話はアナログ電話ライトプランに比べ基本料金は少し高いですが、オプション料がかからず通話料が安くなっています。

アナログ回線は相手への距離が遠ければ通話料が上がり、最大で3分88円の割高な通話料です。

対してUSENなっとく電話は、どこにかけても3分当たり7.7円で、アナログ回線の最大料金の10分の1以下となります。

ナンバーディスプレイやキャッチホンが無料で使えることも考慮すれば、トータルコストではUSENなっとく電話のほうが安いと言えます。

USENなっとく電話の注意点

料金が安くて導入も早いUSENなっとく電話ですが、注意点がいくつがあります。

1.緊急時ダイヤルへかけることができない
2.未提供地域が多く、エリアの確認が必要
3.市販の電話機・FAX機は利用できない。

USENなっとく電話はIP電話という位置づけにあるため、緊急通報(110・119・118番)にかけることができません。

非常時に使えないと慌ててしまう可能性が多いため、「いざという時の緊急通報は自分のスマホで行う」ことを事前に周知しておくことを強くおすすめします。

また時報「171」や電報受付「115」など、使えない特殊番号も多いため注意してください。

USENなっとく電話が提供されている地域は、2021年9月現在、都心部に限られます。お住まいの地域で使えるかは、公式サイトより確認が可能です。

市販の電話機・FAX機は利用できず、USENなっとく電話専用のスマホ型の電話機・FAX機でのみ利用可能です。

「現在使っている電話の機器はそのままで、回線の変更だけ行う」と言った使い方はできません。乗り換えの際は電話機やFAX機もすべて使えなくなるため注意しましょう。

開通までの日数目安

NTTアナログ電話とNTTひかり電話、USENなっとく電話の3種類の固定電話を紹介しましたが、電話を選ぶ時、料金と同時に気になるのは「いつから使えるのか」という点ではないでしょうか。

電話が使えるタイミングが分かると、引っ越しの手続きやお仕事を始めるタイミングの計画が立てやすくなります。

それぞれの固定電話の開通までの目安は以下のとおりです。

NTTアナログ電話 申し込みから2週間
NTTひかり電話 申し込みから1ヵ月~2ヵ月
USENなっとく電話 申し込みから最短1週間

3種類の電話の中で一番早いのはUSENなっとく電話となっています。次にNTTアナログ電話の2週間、NTTひかり電話の1ヶ月~2ヶ月です。

ただしNTTの場合、工事は予約制となっているため、多少前後することを覚えておきましょう。

USENなっとく電話は緊急通報ができない点、対応地域が限られる点を考えると、NTTアナログ電話かひかり電話が現実的な人が多いのではないでしょうか。

どの電話も申込みから使えるまでに時間がかかるため、早めの検討がおすすめです。

まとめ:申込は早目に済ませておく事がベスト

固定電話の種類と、詳しい料金や使い始めるまでの時間紹介しました。

最後に「どの電話を選べばよいかわからない」と言う人へ、それぞれの電話はこんな人におすすめと言うのを紹介します。

アナログ電話 ・遠く離れた人との通話は少ない人
・インターネットを使わない人
ひかり電話 ・インターネットと一緒に使いたい人
・電話をよく使う人
USENなっとく電話 ・USENなっとく電話対象エリア内の人
・すぐ手軽に安く導入したい人

インターネットが必要ない人や、遠く離れた人と長電話をしない人は、アナログ電話がおすすめです。39,800円の加入権料が必要ですが、初期負担を減らしたい人は加入権料の必要ないライトプランを選びましょう。

インターネットも一緒に使いたい人や電話が多い人は、ひかり電話がおすすめです。通話料が一律でネットとまとめて使えばお得なメリットがたくさんあります。

安く早く導入したい人はUSENなっとく電話なら満足できるでしょう。ただし緊急通報ができない、提供エリアが絞られる注意点があるため、法人用や用途を限定した利用におすすめです。

どの固定電話でも申し込んですぐ使う、という事はできず最低でも1週間はかかります。使いたい時に使えないことが無いよう、導入をお考えの人は早めに問い合わせましょう。

下記のサイトでも各電話サービスの詳細や、お手続きの最短対応可能な窓口を紹介しています。ぜひ固定電話選びの参考にしてくださいね。

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