電話回線の引き込み工事費用はいくら?わかりやすく解説します

電話回線の引き込みを考えた時、気になるのはやはり初期費用です。

特に工事にかかる費用は、建物や引き込みたい電話回線の種類、ビジネスフォンか個人で使うかによっても負担額が違います。

工事費が一体いくら必要なのか、自分で調べてもよくわからない人が多いのではないでしょうか。

そこで今回はアナログ電話とひかり電話の工事費用について解説します。

開通までの流れも合わせて紹介するので、回線引き込み時の参考にしてください。

【種類別】電話回線引き込み工事費

電話回線の引き込み時に必要な工事費用を、アナログ回線とひかり電話それぞれ詳しく見ていきましょう。

NTTアナログ回線

NTTのアナログ回線には、電話加入権を購入する従来のプランと、加入権料の必要ないライトプランの2種類があります。

電話加入権(39600円)ありの費用

内容 料金(税込)
加入権料 39,600円
契約料 880円
基本工事費 1,100円(訪問なし)
4,950円~(訪問あり)
交換機工事費 不要
屋内配線工事 2,640円(既存の屋内配線を利用)
5,280円(新規に屋内配線を設置)
合計 44,220円~50,710円

電話加入権を支払って加入電話を引き込む場合、初期費用は44,220円~50,710円(税込)となります。

契約料と工事費用を合わせても4,620円~11,110円(税込)ですが、加入権料が39,600円(税込)と高額なため、全体の初期費用は高くなります。

負担を抑えたい人は次に紹介するライトプランがおすすめです。

電話加入権なし(ライトプラン)の費用

加入権料が必要ないライトプランの工事費は以下の通りです。

内容 料金(税込)
加入権料 不要
契約料 880円
基本工事費 1,100円(訪問なし)
4,950円~(訪問あり)
交換機工事費 1,100円
屋内配線工事 2,640円(既存の屋内配線を利用)
5,280円(新規に屋内配線を設置)
合計 5,720円~12,210円
アナログ電話ライトプランの初期費用は、5,720円~12,210円となります。

交換機工事費(1,100円)がかかりますが加入権料が必要ないため、通常のプランに比べてかなり負担が抑えられます。

なおライトプランでは基本料金が毎月275円割高になるデメリットもあります。

基本料金275円を毎月払い続けると12年で39,600円になる計算になるため、12年以上使う人は通常の加入電話のほうがお得です。

ライトプランと通常の加入電話どちらが良いか迷う人は、長く使うかどうかで考えると良いでしょう。

NTTひかり電話

次にひかり電話の工事費用です。ひかり電話はアナログ回線とは違い、光ファイバーの光回線を使った電話になります。

インターネット不要で電話だけを使いたい場合、フレッツ光ライトプランなら固定電話のみの利用が可能です。

フレッツ光ライトプラン

内容 料金(税込)
契約料 880円
初期工事費用 16,500円(集合住宅向けプラン)
19,800円(戸建て向けプラン)
事務登録手数料 3,300円
合計 20,680円~23,980円

フレッツ光ライトプランは、戸建てか集合住宅かで工事費が異なります。

契約料と事務登録手数料を合わせると、初期費用は戸建てなら23,980円(税込)、集合住宅なら19,800円(税込)となっています。

ナンバーディスプレイなどのオプションを付けた際は、オプションごとの交換機等工事費も必要になるので覚えておきましょう。

NTT東西のフレッツ光ライトプランの月々の利用料金は以下の通りです。

【NTT東日本・戸建て向け】

内容 料金(税込)
フレッツ光ライト 3,080円~
ひかり電話基本プラン 550円
もっとライトに!割引(2年間) -550円
合計 3,080円~


【NTT西日本・戸建て向け】

内容 料金(税込)
フレッツ光ライト 3,520円~
ひかり電話基本プラン 550円
フレッツあっと割引 -440円
光ライト割(2年間) -550円
合計 3,080円~

NTT東西とも3,080円~の基本料金にとなっており、通話料が加算される形になります。

フレッツ光ライトプランなら、プロバイダーの契約をしなければ別途通信量は発生しないため、最低の回線使用料金のみで安く使えます。

インターネットは使わず、新規で固定電話の導入を考えている人におすすめです。

コラボ光はひかり電話のみの契約プランはない?

光など、現在では「光コラボ」と呼ばれるプランが人気となっています。

光コラボでもひかり電話は使えますが、ひかり電話のみで使うことはできません。

光コラボは光回線とプロバイダーのセット販売であり、インターネット利用が前提でひかり電話はオプションという扱いになります。

そのため、光コラボでひかり電話だけ契約ができないのです。

光コラボだとインターネットの料金がかかるため、ひかり電話のみ使いたい人でも戸建てタイプなら毎月5,000円~6,000円程度はかかります。

フレッツ光なら回線のみの契約になるため、ひかり電話のみ利用も可能です。

名前が似ているため混合しやすいですが、光コラボとフレッツ光は別物なので注意してください。

電話回線の引き込みができない場合はある?

電話線を引き込みたくても、できないと断られてしまう可能性はあるのでしょうか。

アナログ回線と光回線の場合で、それぞれ解説します。

アナログ電話回線

アナログ回線で工事ができない場合、以下の原因が挙げられます。

・モジュラージャックがない
・建物がアナログ回線に対応していない

アナログ回線で工事ができない原因として、モジュラージャックがない、建物がアナログ回線に対応していない事が挙げられます。

モジュラージャックとは電話回線やLANケーブルが差し込める端子のことです。モジュラージャックがないと工事ができない場合もありますが、今ある建物にMJがない事はほとんどありません。

ですが万が一破損している可能性もあるため、NTTでモジュラージャックの確認も依頼するとよいでしょう。
また、今現在アナログ回線は契約数が減りつつあり、代わりに主流となっているのが光回線のひかり電話です。

アナログ回線は今後廃止が予定されている事もあり、新築の場合アナログ回線自体に対応していないことがあります。

アナログ回線が使えない場合、ひかり電話の導入を検討しましょう。

ひかり電話回線

ひかり電話を利用する場合、引き込みができない原因は戸建てと集合住宅で異なります。

戸建ての場合

戸建てでひかり電話が使えない原因は、以下のことが考えられます。

・提供エリア外
・家族や大家さんの許可が下りない

戸建の場合、提供エリア外であることや、建物の持ち主の許可が下りないことが原因として挙げられます。

NTTフレッツ光のカバー率は東日本で95%、西日本で93%となっています。国内のほとんどの人がエリア内と考えられますが、やはり一部使えない地域も存在します。

また賃貸の場合、大家さんの許可が下りなければ光回線の導入ができません。自宅であっても、家族が工事に反対することも考えられます。

導入の際は、大家さんや家族に事前に確認することをおすすめします。

集合住宅の場合

集合住宅は戸建てより構造が複雑なため、戸建てに比べ光回線を引き込めない原因が多くなります。

・提供エリア外
・ポートに空きがない
・すでに他の回線が導入されている
・建物の構造上引き込めない
・配線が壊れている

集合住宅の場合、共有スペースに「スプリッタ」という回線を分ける機器が設置されており、スプリッタにケーブルを差し込むことで光回線を引き込みます。

そのスプリッタの差し込み口(ポート)に空きがなければ、部屋に光回線を引き込むことはできません。

またすでに他の回線が導入されていることや、構造上の理由で引き込めない場合もあります。

戸建ての場合も同様ですが、引っ越しの際は部屋が光回線に対応しているか、確認しておいたほうが良いでしょう。
光回線が引き込めない場合は、アナログ電話やフレッツ光以外の回線を検討してみてください。

電話工事費用を安く抑えられるのはどこ?

電話を引き込む初期費用は、できるだけ安く抑えたいですね。

結論から言うと、電話工事費用を安く抑える方法は以下のようになります。

法人で利用する場合・・・ひかり電話
個人で利用する場合・・・アナログ電話のライトプラン

個人で利用するか法人で利用するかで、電話回線工事の負担は変わってきます。

法人で利用する場合、ひかり電話がおすすめです。

複数台同時に導入したい場合でも、ひかり電話なら加入権料がかからないため初期負担がおさえられます。

また先ほども解説した通り、アナログ回線は今後廃止予定となっており、新規のサービス展開は見込めません。

長く使い続けるためにも、新たに導入するならひかり電話をおすすめします。

反対に個人の場合、初期費用が一番安いのはアナログ回線のライトプランです。

工事費を始め、月々の基本料金もひかり電話に比べ安くなります。

インターネット無しで固定電話のみ使いたい人や、長く使うかわからない場合は、アナログ回線のライトプランなら一番負担なく導入できます。

事業所で電話回線を引くならNTTがおすすめ

固定電話のサービスは様々な事業者が提供していますが、事業所で電話回線を引くのであればNTTがおすすめです。

フレッツ光は法人利用に最適なサービスをたくさん提供しています。料金プランはオフィスの規模に合うプランを選べますし、月額110円で番号を1つ追加可能です。

またNTTは法人名義での請求書発行や、口座引き落としも可能です。

他社では法人名義での契約ができないことや、クレジットカード決済のみの場合もありますが、NTTなら心配ありません。

通信機器のサポートも充実しているため、事業所で電話回線を引く際はNTTのひかり電話が最適です。

電話回線の開通の流れ

電話回線の開通までは、すぐにはできず時間がかかります。

時期によっては工事の予約がなかなか取れず、思った以上に時間がかかってしまう可能性もあります。

開通までの流れを確認しておき、早めの対応を心がけましょう。

アナログ電話回線

アナログ電話の開通までは、以下のような流れになります。

1.窓口に電話する
2.オペレーター相談して申し込む
3.電話番号を決める
4.工事の予約をとる
5.工事が終われば開通

アナログ電話引き込みの場合、申し込みから使えるまでが比較的早く、1週間程度で開通します。

ですが建物によってアナログ回線に対応していない場合や、繁忙期で工事の予約が取れないことも考えられます。

ぎりぎりになりすぎないよう、時間に余裕をもって相談することをおすすめします。

ひかり電話回線

ひかり電話回線の導入までは、以下のような流れになります。

1.窓口に電話する
2.オペレーター相談して申し込む
3.エリアや建物が対応しているか、担当者が確認する
3.電話番号を決める
4.工事の予約をとる
5.工事が終われば開通

ひかり電話はアナログ電話に比べ、導入までに時間がかかります。

光回線をすでに引いている場合は1週間程度で済みますが、回線の引き込みがない場合1~2ヶ月程度必要です。

いざ使いたい時に電話がない、ということにならないよう、アナログ電話以上に早く計画を立てましょう。

開通までの期間は、建物や時期によっても異なります。

電話回線引き込み費用の確認や、お申し込みはNTT回線専門の販売窓口へ問い合わせてみてください。

まとめ

電話引き込みの際の工事費用を比較したところ、一番安いのはアナログ回線のライトプランという結果になりました。

ただしアナログ電話は回線ごとに電話配線工事の費用がかかるため、複数回線が必要な法人には向きません。また今後廃止が予定されている事もあり、今後使い続けたいのであればひかり電話をおすすめします。

申し込んでから使えるようになるまで、アナログ電話なら1週間程度、ひかり電話なら1~2ヶ月程度かかります。すぐに利用はできないため注意しましょう。

なお回線工事費用は、電話の種類や建物の状況によって異なります。今回紹介した金額を目安に、申し込み窓口までぜひご相談ください。

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