ひかり電話で乗っ取られる事はある?対策方法もご紹介!

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「ひかり電話を安全に利用したいけどセキュリティ面で覚えておくことはあるの?」
「ひかり電話が乗っ取られてしまうことがあるって聞いたけど本当なの?」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?

ひかり電話は、フレッツ光の光回線を使って通信するタイプの電話サービスです。
しかし、ネットワークを利用する上で心配なのは、乗っ取りやハッキングなどが行われてしまわないか?ということでしょう。

ニュースでもよく、第三者による情報漏洩が報じられたりします。
今回は、ひかり電話の乗っ取りとその対策方法をご紹介していきたいと思います。

法人フレッツ法人フレッツ

通話量の割に料金が高いと感じている方は要注意!

「料金が安いからひかり電話にしたのに、請求金額が高い・・・。」そう感じている方は、注意が必要かもしれません。

通話先と通話時間を計算したり、覚えのない通話時間が記録されていたら乗っ取られている可能性があります。
実際に、ひかり電話を利用している人の機器やソフトウェアへ不正アクセスを行って、なりすましをしているという件も報告されています。

不正アクセスの対象となるのは、PBX(主装置)やソフトウェアなどが多いようです。
特に、契約数や通話料が多くなりがちなビジネス用ひかり電話は、少し通話料金が増えても乗っ取りやなりすましに気づきにくいという点があります。

長時間の国際通話で、通常の何倍もの料金が請求されてしまうというケースも考えられます。
また、ひかり電話は固定電話機だけでなく、アプリ等を利用してスマホや外部の電話機を使って発着信できる機能がありますが、それを逆手にとり電話番号を不正利用するといった事態も考えられます。

参考:
https://japan.cnet.com/article/35066994/
https://www.soumu.go.jp/main_content/000367341.pdf

乗っ取られているかも・・・と思ったらすぐ窓口へ!

最近なんだか請求金額が多い、なぜか国際電話をかけた痕跡がある・・・など、少しでも不信に思うことがあればすぐにフレッツ光や契約しているプロバイダに連絡してください。

請求金額に関するお問合せは、請求書やウェブ明細に記載されている番号まで。
地域や管轄の会社によってお問合せ先が異なりますので、書類や会員ページにログインしてご確認いただくのが一番です。

第三者による不正アクセスを受けて、NTT東日本およびNTT西日本では国際電話への発信規制機能を提供しています。

海外への通話をできないようにするための機能で、各営業担当者かNTTのお問合せ用電話番号(0120-116116)をご利用ください。
お問合せ電話番号は、9時~17時まで受け付けており土日祝日も受け付けています。
国際電話の発信規制は無料で行えます。

参考:https://www.ntt-west.co.jp/info/support/attention4.html

また、ビジネスプランでPBX(主装置)に関するお問合せは、営業担当の方が対応してくれます。
実際に被害にあってなくても、セキュリティレベルを確認したいという場合も受け付けてくれるはずなのでお気軽に相談してみてください。

また、光コラボを契約している方は、NTTではなく各事業者が窓口となりますのでご注意ください。

今すぐできる乗っ取り対策方法

乗っ取りによる不正利用を防ぐためにすぐできる対策としては、

・国際電話の発信を規制する
・PBX(主装置)やひかり電話のソフトウェアの設定やセキュリティレベルを確認する
・外部接続用のパスワードを難解な文字列にして定期的に変更する
・アクセスログを保管して定期的にチェックする
といった方法があります。

まとめ:ひかり電話で乗っ取られる事はある?対策方法もご紹介!

便利なはずの機能を悪用する人は、残念ながら存在するようです。
せっかくひかり電話に乗り換えたのに、電話料金が抑えられるどころか、不正利用によって高額請求されないためにも、まずは周辺機器の設定をきちんと行いましょう。

業務上国際電話が必要ない場合は、規制してしまうのも大変効果的ですし、費用もかかりません。

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