固定電話の番号はそのままで安くする方法をご紹介!

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「固定電話の通信費が負担になっている・・・」
「固定電話の番号を変えないで、料金をどうにかして安くできないのだろうか・・・」
このような方はいらっしゃいませんか?

個人では固定電話を使わない方が増えつつありますが、事業をしているのであれば信用度が上がるため、無理に無くす必要はありません。

しかし、ほとんど固定電話を使わない場合、高い料金を月々支払いたくはないですよね。

ここでは、代表番号はそのままで、維持費や月々の料金を安くする方法を紹介します。

法人フレッツ法人フレッツ

固定電話の番号はそのままで安くする方法

それでは番号そのままに、料金の負担を抑える方法を見ていきましょう。

オプションを外す

NTTの固定電話を利用している場合、事業所で使っている電話であれば、相手の電話番号が表示される「ナンバーディスプレイ」や、通話中にかかってきた相手と後から通話できる「キャッチホン」といったオプションに入っているという方が多いでしょう。

ナンバーディスプレイやキャッチホンがあった方が便利ではありますが、これらのオプションに入っていることで、月額費用としてオプション料金を支払わなければなりません。

すなわちオプションをやめれば、月々の維持費を簡単に節約することができます。

固定電話をあまり使っていないのであれば、ナンバーディスプレイやキャッチホンがなくても、場合によってはそれ程不便になることはないですよね。

思い切って加入しているオプションを外せば、年間で換算すると結構な金額になるはずです。

支払いをクレジットカード払いにする

加入している電話の回線も番号も変えずに維持費を安くするもう1つのやり方は、支払いをクレジットカード払いにすることです。

厳密に言えば、支払い方法を変えて直接的に毎月の支払額が安くなるという事ではありませんが、支払った額に応じたポイント還元がありますので、結果的にお得に利用することができます。

フレッツ光のひかり電話などの光IP電話にする

固定電話の番号はそのままで、維持費や通話料を安くする方法として、光IP電話に変えるという方法もおすすめです。

光IP電話にすることによって、代表番号も変わってしまうのではないかと思われるでしょう。
しかし、番号ポータビリティという仕組みによって、これまでの番号を変えずにそのまま使うことができるのです。例としては、加入電話→ひかり電話などです。

また、今の電話機もそのまま使うことができるので、電話機を買い替える必要もありません。
しかし、覚えておかなければいけない点は、光IP電話の利用には、光回線契約が必ず必要である点です。

固定電話からひかり電話へ乗り換えると大きなメリットが存在する

例えば、電話番号をひかり電話の契約時に発番した場合にはデメリットが存在します。光回線の乗り換えをする際に、乗り換え先によっては使用している電話番号の移動ができない場合があるのです。

しかし、固定電話で発番した電話番号は、ひかり電話に転用後、さらにどこの光回線に乗り換えたとしても電話番が変わることがなく移動することが可能です。
一度転用してしまえば以後電話加入権なしでも番号の転用ができますので解約しても問題ありません。
ずっと電話番号を変更せずに使い続けることができるのが固定電話で発番した電話番号のメリットとなります。

固定電話の番号そのままでひかり電話に安く切り替える方法

ひかり電話は光回線を利用した電話サービスなので、インターネットも高速で利用することが可能になります。
インターネットも併せて申し込みたい場合は、NTTのフレッツ光を申し込むとひかり電話は月々550円から利用ができます。

また、電話回線だけの利用の場合、「ひかり電話ネクスト」であれば、インターネット回線に申し込まなくても、ひかり電話だけの利用が可能です。
以前はひかり電話のみの申し込みはできなかったため、インターネット回線を一緒に契約する必要がありました。
しかし2023年3月31日より新サービスとしてひかり電話ネクストが開始となり、ひかり電話のみの契約が可能となりました。

ひかり電話の大きな魅力の一つは通話料の安さです。ひかり電話に切り替えることで月々の通話料を安くすることができます。

ひかり電話(NTT) 一般電話(NTT) 携帯電話(ドコモ)
通話料金

(一般電話にかけた場合)
8.8円/3分
(全国一律)

22〜44円/3分
(距離によって料金が変動)
・スマホ:20円/30秒

・FOMA:8.25円〜22円(税込)/30秒

※上記の金額は、2023年9月時点の通話料金です。

ひかり電話とインターネットを利用する場合

インターネットを利用する場合はフレッツ光で契約します。また、通話時間が多い方がひかり電話を利用する場合は、以下のような契約内容がおすすめです。
「フレッツ光ネクストの光回線プラン」+「プロバイダ」+「ひかり電話A(エース)」
※NTTのフレッツ光の光回線を利用する為には、別途プロバイダとも契約する必要があります。光コラボの場合は、光回線とプロバイダの一体型も存在します。

ちなみに、ひかり電話A(エース)は始めからオプションがいくつか付いているプランですが、他にもさまざまなプランがあり、オプションが不要で基本料金を抑えたい場合は、基本プランがおすすめです。

ひかり電話のみ利用の場合はひかり電話ネクスト

インターネットは利用しないという場合はひかり電話ネクストの方か月々の利用料は大幅に安くなります。

ひかり電話ネクストの料金についてご説明します。

<ひかり電話ネクストの月額料金>

ひかり電話ネクストには、4つの料金プランがあります。プラン名や料金は、NTT東日本・NTT西日本で共通です。

プラン名 月額料金(税込み) 特徴
基本プラン 2,750 円/月 もっとも基本的なプラン
安心プラン 3,740 円/月 1,408円分の通話料金が含まれる
ひかり電話ネクストA(エース) 3,850 円/月

・528円分の通話料金が含まれる

・ナンバーディスプレイ、ボイスワープ、ナンバーリクエストなどの人気オプションが含まれる

・通話料分を次月に繰り越せる

もっと安心プラン 6,490 円/月 5,280円分の通話料金が含まれる

※2023年9月時点の情報です。

<ひかり電話ネクストの通話料金>

ひかり電話ネクストの通話料金はフレッツ光ライトと同じで、一般的な固定電話(アナログ電話、加入電話)と比べて安くなっています。

ひかり電話ネクストの基本的な通話料は以下のとおりです。

通話先 料金
固定電話 8.8 円/3分(税込み)
携帯電話 17.6 円/60秒(税込み)
海外(アメリカ合衆国の場合) 9 円(免税)/60秒

※2023年9月時点の情報です。

通話料が距離や時間帯に左右されないので、安心して利用できるのが特徴です。

<ひかり電話ネクストの初期費用>

ひかり電話ネクストを新規で申し込む場合には、一般的に以下の初期費用がかかります。

エリア 初期費用(税込み)
NTT東日本

・契約料:880円

・標準的な初期工事費:24,200円

NTT西日本

・契約料:880円

・標準的な初期工事費:20,900円

※2023年9月時点の情報です。

一般的なアナログ電話(加入電話)のような施設設置負担金(加入権)は不要です。

<ひかり電話ネクストへの申し込み・切り替え方法>

アナログ電話(加入回線)から「ひかり電話」「フレッツ光」などの光回線への切り替えはこちらの「光回線切り替えお申し込み窓口」からお申し込みください。メールや電話で新規申し込みや切り替えの相談が可能です。

【NTT】「光回線切り替えお申し込み窓口」はこちらから

まとめ:固定電話の番号はそのままで安くする方法をご紹介!

事業をしていくうえで固定電話は、やはりあるに越した事はありません。
固定電話の番号はそのままで、安くする方法は今回ご紹介したようにいくつか存在します。

内容をまとめますと、
・固定電話のオプション機能を外してしまう
・支払い方法を変えてお得に利用する
・ひかり電話などの光IP電話に変更する
という事でした。

必要な機能と不要な機能を見極めたり、支払い方法を変えたり、光IP電話に変えたりといった方法で負担を減らし、必要なところに費用をかけていきましょう。

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