業務用の防犯カメラ・監視カメラ選び方のポイントを解説!

「業務用で使用する監視・防犯カメラはどのように選べば良いの?」
「業務用で使用する監視・防犯カメラの設置方法は?」

業務用の監視・防犯カメラの利用を検討している方の中には、上記のような悩みを抱く方は少なくありません。
一口に業務用の防犯カメラといっても、数多くのメーカーが様々な製品のカメラを発売しているため、「どのカメラが目的や用途に適しているのか見極められない」などと悩む方が多いためです。

たしかに、様々な業務用の防犯カメラが普及されているため、このような悩みを抱くのは無理もありません。

しかし、しっかりと見極めずに業務用の監視カメラを導入してしまうと、機密情報が漏洩するなどのリスクが存在するため、事前に「業務用防犯カメラの選び方」や「どのような点に注意が必要なのか」を把握しておく必要があります。

そのため、今回は「業務用防犯カメラの選び方や注意点」について、「屋外・屋内に防犯カメラを設置する際の設置場所やおすすめの防犯カメラ」を含めて詳しく解説していきます。
業務用の防犯カメラの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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業務用防犯カメラの選び方

業務用で使用する監視・防犯カメラを選ぶ際は、まず「業務用として防犯カメラを使用する際に最適な形状や機能はどうようなカメラなのか」を把握しておくことが重要です。
事前に「業務用として使用する際に適した形状や機能性」を把握しておくことで、あなたの目的や用途に合った監視・防犯カメラを選ぶことができます。

そして、業務用として監視・防犯カメラを使用する際に適した形状や機能性を見極めることができれば、業務の効率化や情報のセキュリティ対策などに活かすことが可能です。

では、最初に「防犯カメラの主な形状や特徴」から紹介していきましょう。

まずは、下記の表をご確認ください。

こちらは、「監視・防犯カメラの主な形状の特徴や適した設置場所」を表にまとめたものです。

監視・防犯カメラの形状 特徴 適した設置場所
バレット型 筒状の形をしている防犯カメラ
誰が見ても一目で監視・防犯カメラだと分かる見た目をしている
・駐車場や玄関口などの屋外
・防犯面を強化したい場所
ドーム型 丸型でドーム状になっている防犯カメラ
圧迫感がない見た目をしている
・オフィス内(屋内)
・風景に馴染ませたい場所
置き型 机などに置けるタイプの防犯カメラ
置き型の中には小型サイズのものがあり、場所を取らずに設置できる
・受付
・会議室

上記のように、防犯カメラの形状によって適した設置場所や特徴が異なります。

例えば、管理業務の効率化を図ることを目的に従業員の作業スペースに防犯カメラを設置する場合、「ドーム型」と呼ばれる「丸型のドーム状のカメラ」を導入するのが最適です。
「ドーム型」の防犯カメラは、バレット型のように一目で監視・防犯カメラだと分かりにくい見た目をしており、作業スペースに導入をしても圧迫感を感じにくい形状をしているため、社員に不快感を与えることなく屋内に導入することができるためです。

一方、「バレット型」の防犯カメラは、防犯面を強化したいと考える方が多い「屋外」や「共有部」に導入するのが良いでしょう。
上記でも記載している通り、「バレット型」の防犯カメラは存在感のある見た目をしており、「誰かに監視されているのでは」とプレッシャーを与える効果を保有しているため、不法侵入などの犯罪行為を犯そうとする者を牽制することが可能です。

このように、防犯カメラの形状によって適した設置場所や特徴、社員に与える影響が異なるため、業務用の防犯カメラを利用する際は、「設置したいと考えている場所に適した形状のカメラがどの形状・特徴の機器なのか」を把握したうえで、目的や用途に合った防犯カメラを導入するようにしてください。

業務で使用するのに適した防犯・監視カメラの機能

業務用で監視・防犯カメラを利用する場合、「カメラに搭載されている機能」にも注視して設置するカメラを選ぶようにしてください。

上記でも述べた通り、一口に監視・防犯カメラと言っても製品によって搭載されている機能が異なるうえに、選んだ機器によってはあなたの目的・用途に合った使い方をできず「導入した意味がない」などと不満を抱く可能性があるためです。

ちなみに、業務で防犯カメラを使用するのであれば、下記の機能が搭載されているカメラを検討することをおすすめします。

業務で防犯カメラを使用する際に適した機能 特徴
マルチメディア対応 監視・防犯カメラで記録した映像を
スマホやタブレットなどで視聴することが可能
動体・音声検知機能 人の動きや声などをセンサーが検知した際に
すぐに自動録画・登録者に通知してくれる
赤外線照明機能 暗闇などの録画環境が悪い状況下でも
鮮明に状況を映像に記録することが可能
ズーム機能 カメラから離れている場所をアップにして撮影できる
機能によっては、360度の広範囲を撮影することが可能
スピーカー・マイク機能 監視・防犯カメラを通して通話をすることが可能

上記の中でも、「マルチメディア対応」の機能は、業務の効率化を図るなどのさまざまなメリットを得ることができるおすすめの機能になっています。

「マルチメディア対応」とは、「スマホやタブレット、パソコンなどの通信機器でどこにいても監視カメラが記録したリアルタイム映像・録画映像を視聴できる機能」のことで、外出先でも社内の様子を確認することができるうえに、何らかのトラブルが発生した際にすぐに映像を確認して正確な状況を把握するなどの対処を行うことができるため、業務に大いに役立たせることが可能です。

また、「マルチメディア対応」の防犯カメラを設置した場合は、「導入時にかかるコスト面を抑えられる」ことも嬉しいポイントだと言えます。
上記でも述べた通り、「マルチメディア対応」の防犯カメラはあなたが使用しているスマホなどで映像を視聴することができるため、従来のアナログカメラのようにモニターや専用のレコーダーなどを用意する必要がありません。

このため、無駄な費用をかけずに業務に活かせる防犯カメラを導入することができます。
コスト面を抑えて業務用で使用する監視・防犯カメラを導入したいと考えている経営者の方は、ぜひ「マルチメディア対応」の防犯カメラの利用を検討してみてください。

映像の保存方法に気をつける

業務用で監視・防犯カメラを導入する際は、「記録した映像の保存方法」に注視して設置するカメラを選ぶことが重要になります。
選んだ防犯カメラの保存方法によっては、会社の機密情報や社員の個人情報が流出してしまう危険性があるためです。

特に、従来のアナログ式の防犯カメラを活用する場合は、注意が必要になります。

従来のアナログ式の防犯カメラは、専用のレコーダーに記録した映像を保存する仕組みになっていますが、機器を盗まれてしまった場合、録画映像を業務として活用できなくなるだけでなく映像の中に映し出された機密情報や社員の個人情報を悪用されてしまう危険性があるため、経営事態に悪影響を及ぼしたり従業員の私生活を危険にさらしてしまうかもしれません。

このため、業務に監視・防犯カメラを活用したいと考えている経営者の方は、必ず「しっかりした映像管理を行える防犯カメラ」を選ぶようにしてください。
セキュリティの高い映像の保存方法を採用している防犯カメラを選ぶことで、会社や社員を危険に晒すことなく安心して運用し続けることができます。

クラウド保存がおすすめ

前項で業務に使用することを目的に監視・防犯カメラを利用する際は、「セキュリティの高い映像の保存方法を採用している防犯カメラ」の設置がおすすめだと解説しました。

しかし、一口に防犯カメラの保存方法と言っても、専用のレコーダーを使用した機器やネットワークに保存する仕組みの機器などさまざまな保存方法が存在するため、「どの方法が安全性の高い保存方法のか分からない」と悩む方は少なくありません。

また、どれだけ安全性に配慮した保存方法であってもリスクが存在するため、「セキュリティの高い個人情報や機密情報が漏洩するかもしれない」などと不安を抱き業務用の防犯カメラを導入できずにいる方もいるでしょう。

では、どの保存方法が最もセキュリティの高い方法なのでしょうか?

第三者に記録した映像を盗まれるリスクを大幅に軽減できる保存方法で録画データを管理したいと考えているのであれば、「クラウドシステムに保存する方法」を採用している防犯カメラを導入するのがおすすめです。

「クラウドシステムに保存する方法」とは、「ネットワーク上の映像の保管場所となるクラウドシステムに記録した映像を保存する方法」のことで、導入した監視・防犯カメラのメーカーが管理を行なっているクラウドシステムで映像データの管理を行うことができるため、第三者に録画データを盗まれる心配をせずに安心してカメラを運用することができます。

ただし、「クラウドシステムに保存する方法」を採用した監視・防犯カメラを設置したからといって、100%機密情報などが漏洩する心配を無くせると言う訳ではありません。

クラウドシステムは常にネットワークにアクセスされている仕組みになっているため、不正アクセスなどのサイバー犯罪に巻き込まれるリスクが存在します。

仮に、ずさんな管理がなされているクラウドシステムで映像の管理を行なってしまうと、第三者に防犯カメラをハッキングされてしまい会社や社員の情報が漏洩する恐れがあるため、注意が必要です。

このため、「クラウドシステムに保存する方法」を採用した防犯カメラを利用する際は、必ず「高度なセキュリティがほどこされているクラウドシステムなのか」を確認するようにしてください。
クラウドシステムに保存する方法を採用している防犯カメラのメーカーの中には、どのような手口でハッキングされているのかを常に研究し、定期的に高度なセキュリティに書き換えている企業が存在するため、こういった会社が提供するカメラであればサイバー犯罪による被害に遭うリスクを大幅に減らすことができます。

屋内用に業務用防犯カメラを設置する場合

ここでは、屋内用に業務用の防犯カメラを設置する際の「設置方法」や「屋内設置に適しているおすすめの業務用防犯カメラ」について、詳しく解説していきます。

設置方法

屋内に業務用の防犯カメラを設置する際は、導入したカメラの種類によって設置方法や必要な設備が異なります。

そのため、ここでは一般的にクラウドシステムに保存する方法を採用している機器が多い「ネットワークカメラ」を設置する際の方法を例に見ていきましょう。

具体的に、クラウドシステムに保存する方法を採用する「ネットワークカメラ」を設置する際の設置方法は、下記の通りです。

1.目的や用途に合ったネットワークカメラを選ぶ
2.選んだカメラに合う取り付け金具を選ぶ(取り付けが必要な場合)
3.ACアダプターとコンセント、LANケーブルを用意する(PoE給電の場合はLANケーブルのみ)
4.ACアダプターを防犯カメラ(ネットワークカメラ)本体に接続する
5.LANケーブル(ネットワークケーブル)を防犯カメラ(ネットワークカメラ)本体に接続する
6.LANケーブル(ネットワークケーブル)を使用しているハブ・ルーターに接続する
7.ケーブルの接続後、ルーターやハブのステータスランプ(赤色)が点灯していることを確認する
8.希望する設置場所に防犯カメラを取り付ける
8.ランプが点灯しているかを確認した後に、専用のソフトで映像が映るか確認する

上記の手順を行うことで、ネットワークカメラを設置することができます。

なお、ネットワークカメラを使用する際は、ネットワーク回線(Wi-Fi)が必要です。

ポケットWiFiなどではネットワークカメラを使用することができないため、ネットワークカメラの利用を検討している方は事前にインターネットの契約を行なっておくようにしてください。

おすすめの業務用防犯カメラ

屋内に業務用の防犯カメラを設置したいと考えている方は、以下表に記載している3つのカメラ機器を利用するのがおすすめです。

メーカー・カメラ機種 搭載されている機能 特徴
ELMO
QBiC CLOUD CC-2L(SF)
・屋内
・Wi-Fi接続可
・マイク
・スピーカー
・赤外線照明
・PoE給電

・カメラ越しに通話することが可能
・工事不要で設置できる
・電源があればどこでも移動でき、場所を選ばず設置できる
AXIS
M3075-PLVE MKⅡ(SF)

・屋内
・屋外
・PoE給電
・赤外線照明
・360°カメラ
(オーバービュー)
・360°高画質で撮影可能
・繊細な情報を扱う場所に向いている
・夜間や録画環境が悪い状況下でも鮮明な映像で記録できる
AXIS
M5054 PTZ(SF)
・屋内
・PTZ(ズーム機能)
・マイク
・PoE給電

・オートフォーカス・5倍光学ズーム機能により離れた場所も細部まで映像に残せる
・カメラ周辺の音を確認することができる
・コンパクトサイズで圧迫感を感じにくい形状

ここでは、それぞれのカメラの概要について詳しく解説していくので、屋内で使用する業務用の防犯カメラを選ぶ際の参考にしてみてください。

■ELMO QBiC CLOUD CC-2L(SF)

ELMOが提供している「QBiC CLOUD CC-2L(SF)」は、工事不要で置き場所を選ばずに設置できる置き型の防犯カメラです。
防犯カメラ本体に電源コードを差し込むことですぐに運用を開始することができ、置き場所に困らないサイズ感になっているため、好きな場所に設置して活用することができます。

具体的な「QBiC CLOUD CC-2L(SF)」の主な特徴は、下記の通りです。

・本体外形:70×82mm
・画角:水平 111度/垂直 58度
・重量:180g
・消費電力:3.6W以下
・搭載機能:屋内、Wi-Fi接続可、マイク、スピーカー、赤外線照明、PoE給電
・特徴:・カメラを通して通話できるため、リモート会議などで活用できる
    ・場所を取らずにどこでも気軽に設置できる
    ・配線工事が不要

「QBiC CLOUD CC-2L(SF)」には、マイク・スピーカー機能が搭載されているため、カメラを通して通話を行うことが可能です。
そのため、在宅ワークや会議などに防犯カメラを活用したいと考えている方におすすめです。

■AXIS M3075-PLVE MK Ⅱ (SF)

AXISが提供する「M3075-PLVE MK Ⅱ(SF)」は、360度広範囲を監視することができるドーム型の防犯カメラです。
高画質映像で広範囲を撮影することができるうえに、セキュリティにも優れた安全性の高いカメラになっているため、繊細な情報を扱う場所に最適なカメラになります。

具体的な「M3075-PLVE MK Ⅱ(SF)」の主な特徴は、下記の通りです。

・本体外形:149×66mm
・画角:水平183度/垂直183度
・重量:700g
・消費電力:標準 8W/最大 11.9W
・機能:屋内、屋外、赤外線照明、PoE給電、360°カメラ(オーバービュー)
・特徴:・広範囲の監視を行うことが可能
    ・夜間でも鮮明な映像でカメラ周辺の状況を記録できる
    ・一見防犯カメラだと分かりにくい見た目をしている

上記のように、「M3075-PLVE MK Ⅱ(SF)」は、防犯カメラだと分かりにくい見た目をしており、360度広範囲を映像に記録できるカメラです。
このため、従業員に監視されているなどのプレッシャーを与えずに、オフィス内のいたるところを監視することができます。

■AXIS M5054 PTZ (SF)

AXISが提供する「M5054 PTZ(SF)」は、5倍光学ズーム機能が搭載されているドーム型の防犯カメラです。
通常のズーム機能よりも画質が綺麗な状態でアップしたい箇所をズームすることができるため、設置場所周辺の細部まで細かく確認することができます。

具体的な「M5054 PTZ(SF)」の主な特徴は、下記の通りです。

・本体外形:130×63mm
・画角:水平 71〜14度、垂直40〜8度
・重量:375g
・消費電力:標準4.6W
・機能:屋内、PTZ(ズーム機能)、マイク、PoE給電
・特徴:・細かい場所も鮮明に状況を確認できる
    ・カメラ周辺の声や音を確認することができる
    ・PoE給電によりLANケーブルを通して電源を確保できる

PTZ(5倍光学ズーム)機能により、広範囲を細部まで映し出すことができるうえに、目立ちにくいサイズ感になっているため、設置場所の雰囲気を壊さずに細かい場所の監視や、記録した映像を活用して業務における問題点の洗い出しなどを行いたいと考える方におすすめです。

屋外用に業務用防犯カメラを設置する場合

ここでは、屋外用の業務用で使用する防犯カメラを設置する際の「設置方法」や「屋外設置に適しているおすすめの業務用防犯カメラ」について、詳しく解説していきます。

設置方法

屋外用の防犯カメラを設置する場合、ワイヤレスタイプや有線タイプの防犯カメラによって設置方法が異なります。

そのため、ここでは「有線タイプ」の防犯カメラを設置する際の方法を参考に解説していきます。

具体的な「有線タイプ」の防犯カメラを設置する際の設置方法は、下記の通りです。

1.配線を保護するPF管や留め具などの必要な道具を用意する
2.配管を設置する(PF管を使用しない場合は結束バンドなどで配線を固定)
3.設置したい場所に防犯カメラを取り付ける
4.防犯カメラとケーブルを結合させる
5.屋内に配線の引き込みを行う
6.配線の引き込み完了後、防犯カメラが問題なく作動するか確認する
7.引き込み時に空いた穴を埋める作業を行う

上記の手順を行うことで、あなた自身で屋外の業務用防犯カメラ(有線タイプ)を取り付けることができます。

なお、ここでは屋外の配線を保護する資材を使用した場合を例に解説しましたが、ケーブルを露出した状態で固定した方法で設置することも可能です。
このため、あなた自身で有線タイプの防犯カメラを設置する際は、それぞれの方法を事前に確認したうえで、必要な道具を揃えてから取り付けを行なってみてください。

おすすめの業務用防犯カメラ

屋内に業務用の監視・防犯カメラを設置したいと考えている方は、下記の表に記載している3つの防犯カメラを導入するのがおすすめです。

メーカー・カメラ機種 搭載されている機能 特徴
AXIS
M2025-LE(SF)
・屋内
・屋外
・赤外線照明
・PoE給電
・録画環境が悪い状況でも鮮明に記録できる
・耐久性に優れている防水・粉塵対応
・LANケーブルで電源を確保できる
safie
Pocket2
・屋外
・LET
・マイク
・スピーカー
・無線LAN
・グループ通話
・バッテリー内蔵
・身につけたり、三脚などに取り付けることが可能
・グループ通話を行うことができる
・様々な業種の業務に活用できる
Panasonic
WV-S1536LNJ
・屋外
・AI搭載
・ズーム機能
・赤外線LED
・PoE給電
・カメラ本体にAIが搭載されている
・夜間も鮮明に状況を確認できる
・ズーム機能の倍率調整を行うことができる

ここでは、上記3つのカメラの概要について詳しく解説していくので、屋外で使用する業務用の防犯カメラを選ぶ際の参考にしてみてください。

■AXIS M2025-LE(SF)

AXISが提供する「M2025-LE(SF)」は、雨天時や夜間などの録画環境が悪い状況下でも鮮明に状況を記録できる機能が搭載されているバレット型の防犯カメラです。
暗闇でもしっかりと状況を映し出せる「赤外線照明」が搭載されているため、基本的にどのような環境下でもくっきりとした映像を残すことができます。

具体的な「M2025-LE(SF)」の主な特徴は、下記の通りです。

・本体外形:ストレートに取り付けた場合/101×174mm
         斜めに取り付けた場合/101×118mm
・画角:水平 115度/垂直 64度
・重量:500g
・消費電力:標準4.1W
・機能:屋外、有線LAN、PoE給電、暗所撮影、防水・粉塵、赤外線照明
・特徴:・録画環境が悪い状況でも鮮明に記録できる
    ・耐久性に優れている防水・粉塵対応
    ・有線LANとPoE給電の2つの方法で電源を確保できる

このように、「M2025-LE(SF)」は基本的にどのような環境下でもしっかりと映像を記録できる仕組みになっているため、夜間や雨天時などの屋外での業務の様子も鮮明に状況把握を行うことができます。

■safie Pocket2

Safieが提供する「safie Pocket2」は、壁などに取り付けはもちろん体に身に着けることもでき、カメラ越しに通話を行うことも可能なボックス型の小型防犯カメラです。
例えば、作業現場のスタッフにこのカメラを身につけて作業を行なってもらうことで、現場の様子などを確認したり、カメラを通して会話を行うことができます。

具体的な「safie Pocket2」の特徴は、下記の通りです。

・本体外形:84×55mm
・画角:水平 120度/垂直 86度
・重量:約160g(バッテリー内蔵)
・電源:バッテリー容量 4,200mAh(最大8時間)
・特徴:屋外、屋内、LET、バッテリー内蔵、防水・粉塵、マイク、スピーカー、グループ通話

「safie Pocket2」は、マイクやスピーカーが内蔵されておりハンズフリーで会話を行うことができる仕様になっているため、作業をしながら通話を行うことができます。
このため、様々な業種の業務に役立たせることができるでしょう。

■Panasonic WV-S1536LNJ

Panasonic(パナソニック)が提供する「WV-S1536LNJ」は、カメラ本体にAIが搭載されている防犯カメラです。
この防犯カメラに搭載されているAIは、カメラ内で人の顔や車両などを自動識別し処理する仕組みになっており、手間をかけずに人や車両ナンバーなどを認識することができるため、例えば特定の従業員の作業状況を確認する際などに役立たせることができます。

具体的な「WV-S1536LNJ」の主な特徴は、下記の通りです。

・本体外形:133×133mm
・画角:16:9モード 水平 37〜117度、垂直21〜62度
    4:3モード 水平 27〜82度、垂直 21〜62度
・重量:約2.4Kg
・消費電力:約8.5〜9.1W
・機能:屋外、AI搭載、ズーム機能、赤外線LED、PoE給電
・特徴:・カメラ本体にAIが搭載されている 
    ・夜間も鮮明に状況を確認できる
    ・ズーム機能の倍率調整を行うことができる

このように、「WV-S1536LNJ」には業務に活用できる豊富な機能が搭載されているため、カメラを活用して業務状況などの分析を行いたい方におすすめです。

プロに相談しよう!

前項で紹介したおすすめの監視・防犯カメラ機器は、業務用として大いに役立たせる機能が搭載されたカメラになっているため、様々な業種の方にご利用いただける防犯カメラです。

しかし、業務用の監視・防犯カメラの利用を検討している方の中には、「どの防犯カメラを設置すれば良いのか分からない」などの悩みを抱く方は少なくありません。
防犯カメラの機種によって搭載されている機能が異なるうえに、数多くのメーカーがカメラを発売しているため、「全ての防犯カメラを比較することが難しく目的や用途に合ったカメラを見極められない」などと悩んでしまうことが原因です。

たしかに、目的や用途に適した機能を搭載した防犯カメラを導入しないと、後々「希望に合った使い方をできない」などと不満を抱き再度購入し直さなければならない状況に陥る危険性があるため、このように悩むのは無理もありません。

では、自身の目的・用途に合った業務用の防犯カメラを導入する場合、どうすれば失敗せずに満足のいくカメラを導入することができるのでしょうか?


あなたや自社の目的・用途に適した業務用防犯カメラを導入したいと考えているのであれば、「監視・防犯カメラに関するサポート窓口のスタッフ」に相談するのがおすすめです。

こういった方に相談を行うことで、あなたの希望や業務内容などを精査したうえで適した機能を見極めてくれるうえに、適した防犯カメラの機種などを助言してくれるため、失敗せずに満足のいく業務用防犯カメラを導入することができます。

業務内容や目的・用途に合った業務用の防犯カメラを導入したいと考えている経営者の方は、ぜひ「監視・防犯カメラに関するサポート窓口のスタッフ」に相談することを検討してみてください。

まとめ

業務用で使用する監視・防犯カメラを導入する際は、「機能性やカメラの形状」に注視して設置するカメラを選ぶことが重要です。
これらに注視して導入する業務用防犯カメラを選ぶことで、従業員にプレッシャーを与えるなどのリスクを大幅に軽減したり、目的や用途に合ったカメラを導入することができるため、安心して運用し続けることができます。

このため、今回は業務用で使用するのに適した6種類の防犯カメラをご紹介しました。

ただし、この記事で紹介した防犯カメラが、必ずしも全ての業務に適しているとは限りません。
業務内容や目的・用途によっては、搭載されている機能が適しておらず「せっかく導入したのに業務に活かすことができない」などと不満を抱く可能性があるため、注意が必要です。

そういった事態を避けるためにも「監視・防犯カメラに関するサポート窓口のスタッフ」に相談するようにしてください。
「監視・防犯カメラに関するサポート窓口のスタッフ」に相談を行うことで、あなたの目的や用途などに合った防犯カメラの機能や機器を教えてくれるため、失敗せずに業務用の防犯カメラを導入することができます。

業務用に活用する監視・防犯カメラを失敗せずに導入したいと考えている経営者の方は、ぜひこういった窓口のフタッフに相談することを検討してみてください。

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