電気料金の中の燃料費調整額って?制度や算出のされ方について解説!

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毎月の電気料金明細に「燃料費調整制度」という項目がありますよね。

なんとなく原料が関係しているのは分かるけど、きちんと理解していない方も少なくないでしょう。

そこでこの記事の中では、

  • 燃料費調整制度の仕組み
  • 燃料費調整額の算出方法
  • 電気料金や燃料費調整額が気になる時の対策
  • おすすめの電力サービスについて

をご紹介していきたいと思います。

燃料費調整制度とは?電気料金の中の燃料費調整額とは?

まずは燃料費調整制度そのものについておさらいしていきましょう。

電気を作るためには、エネルギーが必要です。

このエネルギーは、原子力・火力・石炭・再生可能エネルギーなど様々な種類があります。

燃料費調整額は毎月の電気料金明細の他、各電力会社のホームページからも確認できます。

燃料費調整額は単価で記載されているので、トータルの金額は使用量で掛けた量です。

燃料費調整の仕組みってどうなってる?

燃料費調整の仕組みは、「基準燃料価格」が基準となっています。

この基準燃料価格は、電力会社が経済産業省へ申請した時におおよその概算として想定される燃料の価格です。

火力発電は、原油・石炭が使われるので貿易統計価格を元にして直近3ヶ月のデータが参考にされます。

日本は資源が乏しいので発電のための燃料は輸入に頼らざるを得ません。

原油価格自体が高騰することもありますし、国際情勢によって為替レートは変動して原料コストが変わることも珍しくありません。

電気料金の明細に記載されている燃料費調整額とは、「発電に必要な燃料の価格変動分の調整額」ということです。
<h2>燃料費調整額はどのように算出される?</h2>

燃料費調整額の算出方法は、基準燃料価格はklあたり1,000円ほど変動したら電気料金に反映されるようになっています。

基準燃料価格が上がったらプラス調整、価格が下回ったらマイナス調整が行われます。

2016年4月以降に契約した方は、基準燃料価格の上限価格の設定はできなくなってしまったのでご注意ください。

基準燃料価格は燃料の購入価格の変動のみ反映されますが、燃料の割合は反映することはできません。

電気料金が気になるという方は電力会社やプランの見直しを

基準燃料価格など、使用料金以外の諸費用により電気料金の詳細が気になるという方は電力会社の見直しもおすすめです。

電気料金によっては、従来よりもお得なプランや計算しやすい料金制度を採用しているところもあります。

これまでよりも自分にあった内容の電力会社が選べるようになったので、新しい電力会社へ切り替えて節約になったと感じる人もたくさんいますよ。

まとめ:電気料金の中の燃料費調整額って?制度や算出のされ方について解説!

いかがでしたか?これまで燃料費調整制度についてよく分かっていなかったという方も、どのような仕組みで計算されて請求されるかがお分かりいただけたかと思います。

燃料価格や国際情勢によって料金が変わるのは、しょうがない面もありますが、なるべく毎月の電気料金は節約したいものですよね。

そんな方におすすめの電力サービスを次の項目でご紹介していきたいと思います。

まるっとでんきはファミリー層におすすめ!

まるっとでんきは、料金体系が明瞭な電力サービスとして人気を集めています。

電気の単価も、単一料金なので使用量に関わらず一定の金額でお得にご利用いただけます。

毎月450kWh使用した場合、年間で6,000円以上お得になることも!

まるっとでんき専用のコンシェルジュがお手続きをサポートしますので、初めて新電力会社を利用するという方もご安心ください。

ファミリー層に人気のまるっとでんきや、高速通信が可能なまるっとひかりなど、魅力的なサービスを揃えていますので、気になる方は是非ご検討くださいませ。

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