
FAXの費用を安く抑える方法はある?通信料を減らす方法やおすすめのインターネットFAXサービスを紹介
FAXの利用料金が高い、と感じている方は少なくありません。FAXはビジネスにおいて、現在でも重要なコミュニケーションツールですが、費用面に頭を抱えるケースは多いです。しかし、FAXの利用方法を工夫すれば、コストを大幅に削減可能です。
本記事では、FAXを安く送受信する方法、おすすめのインターネットFAXサービス、利用時の注意点について解説します。最後まで読めば、FAXを安く利用できるほか、コスト削減と業務効率化を両立できます。FAXを今よりも安く利用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、オフィスの新設や移転でFAXの導入を検討している方には、NTTサービスの利用がおすすめです。FAXの導入だけでなく、ビジネスで必要な電話回線やインターネット回線の導入手続きも同時にサポートしてもらえます。気になる方は、以下の窓口から詳細を確認ください。
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FAXを安く送信する4つの方法
FAXの送信コストを抑える方法は、大きく分けると4つあります。
- ひかり電話のFAXを使う
- FAX機を買い替える
- 送信時間を工夫する
- インターネットFAXを導入する
安く送信する方法を理解できると、FAXの料金に悩まずに済みます。順番に見ていきましょう。
ひかり電話のFAXを使う
ひかり電話を利用すると、FAXの送信コストを大幅に削減できます。送信料はどこへ送信しても3分あたり一律8.8円のため、従来のアナログ回線(3分あたり一律9.35円)よりも安く利用できるのが特徴です。
さらに、従来のアナログ回線でFAXを利用している場合、利用している複合機をそのまま使える点もメリットです。回線を替えるだけで、送信料を継続的に削減できます。
ひかり電話のFAXについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
FAX機を買い替える
FAX送信料を抑えるために、複合機の買い替えもおすすめです。
古いFAX機器を使い続けると、動作が遅くなり、送信時間が長くなることで通信料金が増える可能性があります。新しい複合機への買い替えは、通信速度の向上や省エネ性能の向上を期待でき、結果的に送信料や電気代の節約につながります。
特にFAXを頻繁に利用する場合は、故障リスクや修理費用を考慮して、買い替えを検討しましょう。
送信時間を工夫する
アナログ回線を利用している場合は、送信時間の工夫によっても費用を抑えられます。
電話回線の通信料金は、時間帯によって異なります。平日の日中(午前8時~午後7時)は9.35円/3分ですが、深夜や早朝(午後11時~午前8時)は9.35円/4分です。そのため、緊急性の低いFAXは通信料金の安い時間帯に送信すると、コストを抑えられます。
ただし、取引先の営業時間やFAX受信のタイミングを考慮しなければいけません。事前に取引先との調整を行い、双方にとって都合の良い送信時間を設定しましょう。
インターネットFAXを導入する
インターネットFAXは、電話回線を使わずにFAXを送信できるため、通話料金を大幅に削減できます。さらに、パソコンやスマートフォンから利用できるほか、FAX機器が不要です。
紙やインクのコストが抑えられる点は、大きなメリットです。 FAXを複数の拠点で利用している企業からすると、インターネットFAXに統一することで大幅なコストの削減を期待できます。
なお、オフィスの新設や移転でFAXの導入を検討している方には、NTTサービスの利用がおすすめです。FAXの導入だけでなく、ビジネスで必要な電話回線やインターネット回線の導入手続きも同時にサポートしてもらえます。気になる方は、以下の窓口から詳細をご確認ください。
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FAXの受信料(カウンター料金)を安くする方法
FAXの受信料(カウンター料金)を安くする方法は、以下の3つです。
- インターネットFAXを使う
- 自動印刷設定を解除する
- カウンター料金が安いリース会社と契約する
それぞれを実践すると、受信時のコストを抑えられます。順番に見ていきましょう。
インターネットFAXを使う
インターネットFAXを利用すれば、受信時に発生する印刷コストを大幅に削減できます。
受信したFAXはPDFファイルなどのデータとして保存されるため、必要なものだけを選んで印刷できるからです。紙代やインク代の節約だけでなく、廃棄物の削減にもつながります。
インターネットFAXについてもっと知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
自動印刷設定を解除する
FAX機の自動印刷設定を解除することで、受信時の紙やインクの消費を減らせます。ほとんどの機器では、受信したFAXを自動的に印刷する設定になっていますが、すべての情報を印刷する必要はありません。
印刷が必要な情報は、重要な文書のみです。必要な情報を手動で選択して印刷すれば、消耗品のコストを削減できます。
特に、広告や不要な受信FAXが多い場合は、自動印刷設定の解除が効果的です。ただし、設定方法は機種によって異なるため、取扱説明書を参照するか、メーカーのサポートに問い合わせてみてください。
カウンター料金が安いリース会社と契約する
FAX機をリース契約している場合、カウンター料金は契約会社によって異なります。そのため、契約先やプランの見直しを行うと、コスト削減できる可能性があります。
カウンター料金とは、FAX機で1枚印刷するたびに発生する費用です。用紙代やインク代のほか、保守料金などが含まれています。
リース契約を見直す際は複数のリース会社から見積もりを取り、比較・検討をしましょう。特に、使用頻度が高い場合は、1枚あたりの料金が安いプランや定額プランを選ぶと、年間費用を節約できます。
なお、オフィスの新設や移転でFAXの導入を検討している方には、NTTサービスの利用がおすすめです。FAXの導入だけでなく、ビジネスで必要な電話回線やインターネット回線の導入手続きも同時にサポートしてもらえます。気になる方は、以下の窓口から詳細をご確認ください。
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安く使えるインターネットFAXのサービス3選
安く使えるインターネットFAXサービスとしておすすめの3つを紹介します。
サービス名 | 特徴 | 初期費用(税込) | 月額基本料(税込) | おすすめな人 |
eFAX | 市外局番が使えてスマホアプリも対応 | 1,100円 | 1,980円~ | 海外取引の多い企業 |
秒速FAX | シンプルな機能で手軽に導入可能 | 440円 | 0円~ | 中小企業や個人利用 |
MOVFAX | パソコンでの操作に特化 | 1,100円 | スタンダードプラン:1,078円~
プレミアムプラン:4,378円~ |
PC中心の業務を行う企業 |
※2024年12月25日時点の情報です。
各サービスの特徴を理解し、自分の利用シーンに合ったインターネットFAXを選びましょう。
eFAX
特徴 | 市外局番が使えてスマホアプリにも対応 |
初期費用(税込) | 1,100円 |
月額基本料(税込) | 1,980円~ |
おすすめな人 | 海外取引の多い企業 |
2024年12月25日時点
eFAXは、市外局番が使えるインターネットFAXサービスです。従来のFAX番号をそのまま利用できるため、取引先への番号変更の連絡をする必要がありません。
また、スマホアプリにも対応しているため、外出先からでもFAXの送受信が可能です。海外取引の多い企業にとっては、国際FAXの送受信ができる点も魅力といえるでしょう。
初期費用は1,100円(税込)、月額基本料は1,980円(税込)から利用できます。プランがいくつか用意されているので、FAXを使用する頻度に応じて適切なものを選んでください。
秒速FAX
特徴 | シンプルな機能で手軽に導入できる |
初期費用(税込) | 440円 |
月額基本料(税込) | 0円~ |
おすすめな人 | 中小企業や個人利用 |
※2024年12月25日時点の情報です。
秒速FAXは、シンプルな機能で手軽に導入できるインターネットFAXサービスです。初期費用は440円(税込)、月額基本料は0円から利用できるため、コストパフォーマンスに優れています。
秒速FAXは中小企業や個人事業主など、FAXの利用頻度が比較的少ない方におすすめです。
機能を必要最小限に絞って低価格を実現している点や、直感的な操作で利用できる点は多くのユーザーから評価されています。ITの知識が少ない方でも、簡単に利用できるのが魅力です。
MOVFAX
特徴 | パソコンでの操作に特化 |
初期費用(税込) | 1,100円 |
月額基本料(税込) | スタンダードプラン:1,078円~
プレミアムプラン:4,378円~ |
おすすめな人 | PC中心の業務を行う企業 |
2024年12月25日時点
MOVFAXは、パソコンでの操作に特化したインターネットFAXサービスです。初期費用は1,100円(税込)で、月額基本料はスタンダードプランが1,078円(税込)から、プレミアムプランは4,378円(税込)から利用できます。
MOVFAXは、PC中心の業務を行う企業に適しています。多彩な機能を備えているほか、大量のFAX送信、複数のFAX番号の管理が可能です。また、APIを提供しているため、自社システムとの連携もできます。
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FAXコストを安くする際に気をつけたい注意点
FAXコストを安くする際は、以下の3点に注意しましょう。
- セキュリティ対策を行う
- サービスの信頼性を確認する
- 無料トライアルで操作性を確認する
順番に見ていきましょう。
セキュリティ対策を行う
FAXを利用する際には、セキュリティ対策が欠かせません。セキュリティが不十分だと、機密情報や個人情報を含む文書を送受信する際に、情報漏洩のリスクが高まります。
特に、受信したFAXデータの保管方法にも注意が必要です。クラウドストレージを利用する場合は、強力なパスワード設定や二段階認証の導入など、アクセス管理を徹底してください。
サービスの信頼性を確認する
インターネットFAXサービスを選ぶ目的がコスト削減の場合は、サービスの信頼性を確認する必要があります。安価なサービスは魅力的に見えますが、トラブルが多かったりサポート体制が不十分だったりと、かえって業務に支障をきたす可能性があります。
サービスを選ぶ際はユーザーのレビューや評価を調査し、信頼性の高いサービスを選びましょう。特に、長期間の利用を予定している場合は、業者の実績やサポート体制をよく確認してから契約するのがおすすめです。
無料トライアルで操作性を確認する
インターネットFAXサービスの中には、無料トライアル期間を提供しているものがあります。無料トライアルを利用して、サービスの操作性や機能性を実際に確認しましょう。
サービスを契約前に試せるのは、大きなメリットです。操作性や自社の業務フローとマッチしているかどうかを確かめてみてください。
FAXの契約を見直して費用を安く抑えよう
FAXの利用費用を削減するには、現在の契約や運用方法を見直す必要があります。長年同じプランを使っている場合は、安くて利便性の高いサービスを検討できる可能性が高いです。
本記事で紹介した情報をもとに、ひかり電話やインターネットFAXなど、通信費用を抑えられる手段に切り替えてみてください。
なお、オフィスの新設や移転でFAXの導入を検討している方には、NTTサービスの利用がおすすめです。FAXの導入だけでなく、ビジネスで必要な電話回線やインターネット回線の導入手続きも同時にサポートしてもらえます。気になる方は、以下の窓口から詳細をご確認ください。
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