光電話でプロバイダ変更や乗り換えする手順を解説!電話番号やルーターをそのまま使う方法も紹介
光電話のプロバイダを変更しようとしている方の中には、具体的な手順や必要な準備がわからず困っている方がいるのではないでしょうか。
光電話のプロバイダを変更すると、電話番号が変わったり、ルーターをそのまま利用できなくなったりする恐れがあります。そのため、プロバイダ変更の目的に合わせて、正しい方法と適切な変更先を選ぶことが重要です。
本記事では、光電話でのプロバイダ変更の手順や、メリット・注意点について詳しく解説します。プロバイダ変更にかかる費用や時間、変更する際の比較ポイントについても説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、プロバイダの変更先に迷っている方には、「ひかり電話」が利用できる「フレッツ光ネクスト」や「フレッツ光クロス」に対応しているプロバイダがおすすめです。月々の費用を抑えながら快適にインターネットを利用できます。気になる方は、以下のリンクからサービスの詳細を確認してみてください。
光電話のプロバイダ変更ができるケース
光電話のプロバイダ変更は、すべての場合において可能というわけではありません。光電話のプロバイダ変更ができるケースは、主に以下の2つです。
- フレッツ光→光コラボ
- 光コラボ→光コラボ
光電話でプロバイダ変更が可能なケースは、主に「事業者変更」に対応している場合です。事業者変更とは、現在利用中の光回線をそのまま使い、インターネット接続サービスを提供するプロバイダを変更できる仕組みのこと。
例えば、フレッツ光の「フレッツ光ネクスト」を利用している場合は、ドコモ光やSoftBank光などの光コラボへ変更できます。また、ドコモ光からSoftBank光のように光コラボ同士でのプロバイダ変更可能です。
光回線の乗り換えができる場合は、光電話も同時に引き継ぎができます。ただし、「フレッツ光→NURO光」のように電話番号が引き継げないケースもあるため要注意です。
電話番号の引き継ぎ(番号ポータビリティ)に関しては以下の記事で解説しているので、気になる方は参考にしてください。
光電話でプロバイダ変更する手順3STEP
光電話でプロバイダ変更する際は、以下の3つの手順で進めていきます。
- 契約中のプロバイダから事業者変更承諾番号をもらう
- 新しいプロバイダに申し込む
- 新しいプロバイダでインターネットと光電話に接続する
順番に解説します。
1.契約中のプロバイダから事業者変更承諾番号をもらう
プロバイダ変更する際は、始めに現在契約しているプロバイダから「事業者変更承諾番号」を取得しましょう。
事業者変更承諾番号は、電話やWebフォームを通じて取得でき、取得までに通常1〜3営業日程度かかることが多いです。
また、事業者変更承諾番号は有効期限があるため、取得後はできるだけ早めに次の手続きを進めましょう。通常、有効期限は15日程度となっており、期間内に新しいプロバイダへの申し込みを完了する必要があります。
2.新しいプロバイダに申し込む
事業者変更承認番号を取得した後は、新しいプロバイダに申し込みましょう。
新しい契約先に取得した事業者変更承諾番号を伝えることで、プロバイダ変更の手続きが進められます。
申し込みの際、プロバイダによっては初期費用が発生しますが、キャンペーンを活用すると無料になることもあります。
また、新規契約者向けに月額料金の割引や、キャッシュバックなどの特典が用意されていることも多いので、乗り換え時にはこれらの条件も確認しておきましょう。
3.新しいプロバイダでインターネットと光電話に接続する
新しいプロバイダでの契約が完了した後は、実際にインターネットや光電話の接続設定を行いましょう。
フレッツ光から光コラボ、もしくは光コラボ同士の乗り換えは、工事が不要なケースも多いです。
設定方法はプロバイダによって異なりますが、送られてくる設定マニュアルに従って進めることで、簡単に接続が完了します。多くの場合、現在使用しているルーターやモデムをそのまま使えるため、新しい機器を購入する必要はありません。
接続が完了すると、インターネットや光電話が使えるようになります。
光電話でプロバイダ変更でかかる費用と時間
プロバイダ変更にかかる費用や時間は、変更の際の重要なポイントです。ここでは、プロバイダを変更する際に必要な費用と、手続きにかかる時間について詳しく解説します。
費用
光電話のプロバイダ変更にかかる主な費用は、以下のとおりです。
種類 | 詳細 | 料金目安 |
契約事務手数料 | 乗り換えの事務手続きにかかる費用 | 解約・契約にそれぞれ3,300円 |
契約中の光コラボ事業者への違約金 | 事業者への支払いが必要な可能性がある費用 | 数千~数万円
(キャンペーンで無料のケースあり) |
工事費の残債 | 契約中の事業者の残債が残っている場合にかかる費用 | ~2万円程 |
まず、契約中のプロバイダを解約する際に発生する違約金が考えられます。特に、契約期間中の解約や割引キャンペーンを利用している場合、違約金が発生することが多いです。
通常、違約金は数千円から数万円程度が一般的ですが、プロバイダや契約内容によって異なるため、事前に確認しておきましょう。導入時の工事費を分割支払いにしている場合は、残債も合わせて支払う必要があります。
次に、新しいプロバイダとの契約に際して、初期費用が発生する場合があります。初期費用の具体例は、契約事務手数料やルーターのレンタル費用などです。ただし、多くのプロバイダでは新規契約キャンペーンを実施しており、初期費用が無料になることもあります。
時間
プロバイダ変更の手続きにかかる時間は、スムーズにいけば30分〜1時間程度です。Webや電話上でのやりとりで完結するため、短時間で済ませられます。
また、事業者変更承認番号の取得に1〜2週間かかるため、申し込んでから乗り換えが完了するまでの日数は、2週間前後が目安です。
事業者変更承諾番号には15日間の有効期限があるため、番号取得後は早めに手続きを進めることが重要です。
光電話でプロバイダ変更するメリット
光電話でプロバイダ変更するメリットは以下の3つです。
- 工事がいらない
- 電話番号が変わらない
- 費用が安くなる可能性がある
順番に解説します。
工事がいらない
光電話でプロバイダ変更をする際、新たに工事を行う必要ありません。光回線自体はそのまま使用し、プロバイダだけを変更するからです。
工事日程の調整や工事費用の発生を避けることができ、手軽にプロバイダ変更を進められます。また、現在利用中のルーターや光電話の機器もそのまま使える場合が多いため、複雑な機器交換や設定変更が不要です。
工事や設定にかかる時間だけでなく、初期費用も大幅に削減できる点がプロバイダだけ変更するメリットです。
電話番号が変わらない
光電話のプロバイダを変更しても、一部のケースを除いて電話番号は変わりません。多くのケースで、プロバイダを変更しても電話番号はそのまま引き継げます。
電話番号をそのまま使い続けることができるため、電話番号の変更に伴う連絡作業が不要です。取引先や顧客に対して電話番号を変更する手間が省けるのは、大きなメリットだと言えます。
費用が安くなる可能性がある
光電話のプロバイダ変更を行うことで、月々の費用が安くなる場合があります。
現在のプロバイダよりも低料金のプランを提供しているプロバイダに変更することで、月々の通信費を節約可能です。
乗り換えキャンペーンを利用することで、割引やキャッシュバックなどの特典を受けられる場合もあります。光電話で使う光回線は新しいプランが続けて出てきているため、定期的にチェックしておきましょう。
なお、光電話の乗り換えを検討している方には、NTTが提供する「ひかり電話」がおすすめです。月額550円(税込)から利用でき、インターネットとのセットプランも充実しています。
ひかり電話の導入手続きは予約制ですが、以下の窓口から申し込むと最短日程で案内してもらえます。気になる方は、以下のボタンから詳細を確認してみてください。
光電話でプロバイダ変更する際の注意点
光電話のプロバイダ変更には多くのメリットがありますが、注意すべき点もいくつか存在します。具体的には、以下の3つです。
- インターネットや光電話を使えない期間がある
- タイミングによって違約金が発生する
- メールアドレスが変更になる
順番に解説します。
インターネットや光電話を使えない期間がある
プロバイダを変更する際、手続きのタイミングや事業者間の調整によって、一時的にインターネットや光電話が使えない期間が発生することがあります。
この期間は数時間から1日程度で済むことが多いですが、新しいプロバイダでの設定に時間がかかる場合は、さらに長引く可能性もあります。
インターネットや光電話が必要不可欠な仕事をしている場合、モバイルWi-Fiやスマートフォンのテザリングなどの代替手段を用意しておきましょう。週末や業務に余裕のある日時で変更するなど、手続きをするタイミングの検討も重要です。
タイミングによって違約金が発生する
プロバイダ変更を契約更新月以外に行うと、違約金が発生することがあります。
違約金は通常、数千円から1万円程度となるため、できるだけ更新月に合わせてプロバイダ変更を行うのがおすすめです。
違約金を支払ってくれる乗り換え先もあるため、タイミングが合わない方はキャンペーン情報なども確認しておきましょう。
メールアドレスが変更になる
現在使用しているプロバイダが提供しているメールアドレスを利用している場合、プロバイダ変更後はそのメールアドレスが使えなくなることがあります。
フレッツ光に対応したプロバイダを提供している場合を例にすると、「@nifty.com」や「@~. ocn. ne.jp」などが、プロバイダの提供するメースアドレスに該当します。
メールアドレスの変更が必要な場合は、連絡やデータ移行を事前に行わなければいけません。特に、重要な連絡先やアカウントに紐づけられているメールアドレスの変更は、早めに対応しておきましょう。
光電話でプロバイダ変更時に比較するポイント
光電話でプロバイダ変更する際に、比較すべきポイントは以下の3つです。
- 月額料金
- 回線速度
- 割引やキャンペーン
比較ポイントを押さえておくと、自分に合ったプロバイダを選びやすくなります。順番に見ていきましょう。
月額料金
プロバイダ選びで最も重視されるのが「月額料金」です。光電話のプロバイダは、提供するプランによって料金が異なり、オプションサービスを追加するとさらに月額費用が増えることもあります。
特に、光電話の利用を含むインターネット接続サービスの場合、基本料金に加えて、通話料金や付帯サービスのコストも考慮しなければいけません。
月額料金が安く見えても、契約期間が長期であったり、解約時に高額な違約金が発生したりする場合もあるため、総合的なコストを確認しましょう。プロバイダによっては、光回線を含むインターネット回線の提供者とセットで契約すると、割引が適用される場合もあるため併せて確認しておくことが重要です。
回線速度
プロバイダを選ぶ際に「回線速度」にも注目しましょう。
光電話と併せて光回線(インターネット回線)を利用する際、通信速度がプロバイダによって異なります。インターネットの利用頻度や利用内容によっては、回線速度が生活の快適さに直結するため、速度の速さは非常に重要なポイントです。
回線速度は、プロバイダごとに「最大速度」として表示されますが、実際の速度は利用環境や時間帯によって変動します。「みんなのネット回線速度」のようなインターネットの口コミサイトや評判、実際のユーザーのレビューを確認し、実際の使用感や速度の安定性を参考にすることが大切です。
割引やキャンペーン
「割引やキャンペーン」もプロバイダを選ぶ際に重要なポイントです。
多くのプロバイダでは、新規契約者や乗り換えユーザー向けにさまざまなキャンペーンが用意されています。
例えば、数ヶ月間の月額料金が割引される、キャッシュバックが受けられる、もしくは初期費用が無料になるなどを提供しているプロバイダが多いです。キャンペーンを上手に利用すると、初期費用を大幅に抑えられたり、長期的な費用を削減できたりします。
光電話プロバイダ変更でよくある質問
光電話のプロバイダ変更でよくある質問は、以下の4つです。
- 光電話のプロバイダとは?
- プロバイダ変更時にルーターはそのまま使える?
- 光電話のプロバイダ変更で電話番号は変わる?
- 光電話のプロバイダ切り替えにどれくらい時間がかかる?
多くの方が疑問に感じる点を理解しておくと、プロバイダ変更時の不安を解消できます。順番に見ていきましょう。
光電話のプロバイダとは?
光電話のプロバイダとは、光回線を通じてインターネット接続と電話サービスを提供している業者のことです。
光回線そのものはNTTや特定の通信会社が提供しており、その上でプロバイダがインターネット接続サービスを提供する仕組みになっています。
そのため、光電話を利用するためには、光回線を提供する事業者(NTT、NURO光など)だけでなく、インターネットサービスプロバイダ(OCN、@nifty、au one netなど)との契約が必要です。
プロバイダ変更時にルーターはそのまま使える?
プロバイダ変更は多くの場合、現在使用しているルーターをそのまま利用できます。
ただし、プロバイダが独自のルーターや設定を提供している場合は、新しいルーターを使用することが推奨される場合もあります。
また、プロバイダ変更時にルーターの設定が必要になることもありますが、通常は簡単な設定変更で済むことが多く、カスタマーサポートを利用してスムーズに切り替えが可能です。
光電話のプロバイダ変更で電話番号は変わる?
光電話を利用している場合、プロバイダを変更しても電話番号が変わることは基本的にありません。電話番号はそのまま利用できるため、プロバイダを変更する際に周囲に番号変更の連絡をする手間が省けます。
ただし、一部電話番号を引き継げないケースも存在するため、事前に確認が必要です。具体的な確認項目は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。
光電話のプロバイダ切り替えにどれくらい時間がかかる?
プロバイダ変更にかかる時間は、通常1~2週間程度です。事業者変更承諾番号の取得や、新しいプロバイダでの手続き完了までの期間が、切り替え時間に影響を及ぼします。
いち早くプロバイダを変更したい場合は、NTTが提供する「ひかり電話」の利用を検討してみてください。以下の窓口から申し込むと、最短日程で導入できて、即日に電話番号の発行ができます。
気になる方は、以下のボタンから確認してみてください。
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