
光電話から固定電話に戻せる?切り替えの方法や料金について紹介
光電話から固定電話に戻せるのか、戻すための方法や手順がわからず、困っている方も多いのではないでしょうか?
実際、光電話から固定電話に戻すための方法は、現在使っている電話番号の発行元や契約内容によって異なります。また、必要な費用や工事の有無もケースによって異なるため、事前の確認が重要です。
そこで本記事では、光電話から固定電話への切り替え方法や手順、費用について解説します。光電話から固定電話に戻す際の注意点も解説しているので、ぜひ最後までお読みください。
なお、固定電話の利用を検討している方には、「ひかり電話ネクスト」がおすすめです。従来の固定電話と比較して、コストを抑えつつ、高音質な通話が可能になります。最短で導入できる窓口を案内しているので、詳細が気になる方は、ぜひ一度以下のリンクから確認してみてください。
光電話から固定電話に戻す方法は2種類
光電話から固定電話に戻す方法は、以下の2つの種類があります。
- NTT(東日本・西日本)が発行した番号の場合
- 通信事業者が発行した番号の場合
それぞれの方法について、詳しく解説します。
NTT(東日本・西日本)が発行した番号の場合
現在の電話番号がNTTによって発行されている場合、NTTに申し込むことで、固定電話(加入電話)へ切り替え可能です。この場合、以下のようなメリットがあります。
- 番号の引き継ぎが可能なケースが多い
- 光回線の解約が不要な場合がある
ただし、光電話専用番号を使用している場合は、固定電話に電話番号を引き継げません。全ての番号をそのまま固定電話で使えるわけではないため、申し込みの際に確認しましょう。
通信事業者が発行した番号の場合
通信業者が発行した番号を使用している場合は、契約元の通信業者に直接問い合わせ、切り替え手続きについての確認が必要です。この場合の注意点は以下の通りです。
現在の番号を引き継げない場合がある
通信事業者の規約によっては、新しい番号を発行してもらう必要があります。
解約手数料が発生する場合がある
事業者の契約内容により、切り替えに際して費用がかかるケースもあります。
また、切り替えに時間がかかることもあるため、余裕を持って計画することが重要です。固定電話への変更を検討する際は、事前に必要な手続きや費用について確認してください。
光電話の発番元を確認する方法
光電話の発番元を調べる方法は、以下の2つがあります。
総務省の「電気通信番号指定状況」を利用する
総務省が公開している「電気通信番号指定状況」を確認すると、現在利用している電話番号の発番元を特定できます。
具体的には、該当ページの「固定電話の電話番号」セクションで、自分の電話番号の市外局番を探し、発番元の事業者名を確認してください。
現在利用している事業者に問い合わせる
現在契約している事業者に直接問い合わせるのも効果的です。カスタマーサポートに連絡すれば、発番元を教えてもらえます。
また、請求書や契約書に発番元の情報が記載されている場合もあるので、書類を確認するのもおすすめです。
光電話の番号移行(番号ポータビリティ)については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
光電話から固定電話に戻す手順3STEP
光電話から固定電話に戻すための手順は、次の3つです。
- NTTに連絡する
- 工事日の予約をする
- 工事が実施される
順番に見ていきましょう。
NTTに連絡する
まず、光電話から固定電話に戻すためには、NTT東日本または西日本へ連絡をする必要があります。NTTに連絡するときは、以下の情報を用意しておくとやり取りがスムーズです。
- 契約者名
- 現在利用中の電話番号
- 契約している住所
- 希望する工事の日程
この段階で、切り替えにかかる費用や作業内容について確認しておきましょう。
工事日の予約をする
NTTに連絡をした後、固定電話の回線工事の予約を行います。工事の日程は、利用者の都合に合わせて調整可能です。
ただし、事業者のスケジュールによっては、希望の日時に工事ができない場合もあります。特に、引っ越しシーズンなどの繁忙期には予約が取れないケースも多いため、早めの申し込みが重要です。
工事が実施される
予約した日時に工事が実施されます。この工事では、光電話の回線から固定電話用の回線に切り替えが行われます。
工事時間は通常1〜2時間程度ですが、建物や配線の状況によっては工事時間が長引く可能性もあります。
工事後には通話テストが行われ、問題がなければ固定電話の利用が開始できます。
光電話から固定電話に戻す際にかかる費用・時間
光電話から固定電話に戻す場合、手続きや工事にかかる費用と時間について理解しておく必要があります。以下に、それぞれ詳しく解説します。
費用
光電話から固定電話に戻すための工事費用は、設備状況や工事内容によって異なります。一般的な費用の目安は以下の通りです。
区別 | 固定電話(加入電話) |
基本工事費 | 派遣工事:8,250円(税込)~
無派遣工事:2,200円(税込) |
交換機等工事費 | 1,100円(税込) |
屋内配線工事費 | 既存の配線を利用:2,310円(税込)
新規に配線を設置:12,650円(税込) |
機器工事費 | 機器により異なる |
※2024年12月25日時点の情報です。
料金が変更される可能性があるため、最新情報はNTT公式サイトで確認してください。
また、屋内配線が新規で必要な場合や特殊な設備が必要な場合は、追加費用が発生する可能性があります。事前に見積もりを依頼し、詳細を確認しておきましょう。
時間
光電話から固定電話に変更する際にかかる工事の時間は、通常30〜60分程度です。申し込みから工事を実施するまでは、数週間から1ヶ月かかることがあります。特に引っ越しシーズンなどの繁忙期には、工事予約が取りづらくなるため、早めの手続きをおすすめします。
事前にスケジュールを調整し、余裕を持って計画を立てることでスムーズに固定電話へ切り替えられます。
NTT固定電話の料金
NTT固定電話を利用する際にかかる料金は、大きく以下の3つに分けられます。
- 初期費用
- 月額費用
- 通話料
固定電話を利用する際のランニングコストや、必要な予算を理解しておきましょう。順番に解説します。
初期費用
契約料 | 880円(税込) |
施設設置負担金 | 39,600円(税込) |
※2024年12月25日時点の情報です。
NTT固定電話を利用する際に必要な初期費用には、契約料と、施設設置負担金の2つが含まれます。
施設設置負担金は、固定電話用の回線工事費の一部に充てられます。ただし、工事内容によっては追加費用が発生することがあります。特に、電話線が未設置の場合は屋内配線工事が必要となり、別途費用が加算される点に注意してください。
また、工事が土日祝日に行われる場合は、割増料金が適用される場合があります。工事予約時に追加料金が発生するかどうか、必ず確認しておきましょう。
月額費用
NTT固定電話の月額費用は、回線使用料とオプション料金に分かれます。
回線使用料は、事務用、住宅用によってさまざまで、それぞれの金額は以下の表の通りです。
区分 | 回線使用料 |
事務用 | 2,530円〜2,750円(税込) |
住宅用 | 1,595円〜1,870円(税込) |
※2024年12月25日時点の情報です。
一方、NTT固定電話の主なオプションには、以下の項目があります。
オプション | 月額利用料 |
ナンバー・ディスプレイ | 440円(税込) |
ナンバー・リクエスト | 220円(税込) |
話中時転送サービス | 385円(税込) |
ボイスワープ | 住宅用:550円(税込) 事務用:880円(税込) |
キャッチホン | 330円(税込) |
※2024年12月25日時点の情報です。
これらのオプションは、通話時の利便性を向上させるものが多く、月額数百円で利用可能です。必要な機能を選び、予算に応じて検討しましょう。
通話料
NTT固定電話の通話料は、以下の通りです。
固定電話から固定電話 | 9.35円(税込)/3分 |
固定電話から携帯電話 | 17.6円(税込)/1分 |
※2024年12月25日時点の情報です。
固定電話への通話料は全国一律で、3分あたり9.35円(税込)です。
一方、固定電話から携帯電話への通話料は、1分あたり17.6円(税込)です。事業者に関係なく同一料金が適用されます。
光電話から固定電話に戻す際の注意点
光電話から固定電話に戻す際には、以下の3つの注意点があります。
- 追加で工事が必要になる
- 番号が変わる可能性がある
- 手続きが複雑で手間がかかる
それぞれの注意点について把握しておくと、固定電話に戻す際のトラブルを防げます。順番に確認していきましょう。
追加で工事が必要になる
光電話から固定電話に戻す際には、追加で工事が必要になるケースがあります。例えば、光電話を利用する際に、既存の固定電話回線を撤去している場合、新たに固定電話用の回線工事が必要です。
また、固定電話用の回線が劣化している場合や、電話機の設置場所を変更する場合にも配線工事が必要になります。
追加で工事が必要になった場合、別途、工事費用が必要になります。工事日の調整も必要になるため、事前に確認しておくことが重要です。
番号が変わる可能性がある
光電話から固定電話に戻す場合、現在の電話番号を利用できない可能性があります。例えば、現在利用している番号が通信事業者独自の番号である場合や、引っ越しなどで遠方に移転している場合は電話番号の変更が必要です。
番号が変わる際には、取引先や顧客などに新しい番号を知らせる手間が生じます。業務への影響を最小限にするため、早めに関係者への周知を行いましょう。
手続きが複雑で手間がかかる
光電話から固定電話に戻す際の手続きは、複雑で手間がかかります。特に、光電話の解約と、固定電話の契約を同時に進める場合には、複数の事業者とのやり取りが必要です。
さらに、解約や契約に必要な書類の準備や、工事日程の調整などスケジュールの変更も求められます。
手続きの手間を見越して、早めの準備が大切です。手続きの流れが不明な場合は、利用している事業者のサポートセンターへの問い合わせも検討しましょう。
固定電話への切り替えを検討している方への最適な選択肢
固定電話への切り替えを考えている方にとって、「ひかり電話ネクスト」も一つの有力な選択肢です。固定電話と異なり、ひかり電話は光回線を利用したサービスで、通話品質が高く、月々のコストを抑えることが可能です。
特に「電話のみ利用したい」という方には、ひかり電話ネクストが適しています。光回線を使用しているため、通話の音質が非常にクリアで、従来のアナログ固定電話よりも通話料が安く設定されています。光回線を利用したサービスなので、インターネット接続は不要ですが、より高品質な通話を実現できます。
ひかり電話ネクストについてもっと知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。
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