「現場事務所で短期間だけインターネットを使うなら、モバイルWi-Fiやモバイルルーターがオススメ」としている記事をよく見かけますが、はたして本当にそうでしょうか。
現場事務所でのインターネット通信料が少なかったり、事務所でネットを利用するスタッフが1人や2人ならば、モバイルWi-Fiでもこと足りるかもしれません。
しかし「本部とオンライン会議がある」「複数人でインターネットを使う」という場合には、モバイルWi-Fiでは容量が足りない可能性も。
不安なくインターネットを利用したいのなら、光回線（固定回線）がオススメ。実際「現場事務所のインターネットは光回線」を選択する企業も多いのです。
現場事務所のWi-Fiに本当にオススメの方法を紹介します。
仮設のプレハブなど現場事務所でWi-Fiを快適に利用するためには？
現場事務所でインターネット（Wi-Fi）を使いたい人向けに、ポケットWi-Fi（モバイルWi-Fi）をオススメする記事も多数あります。
しかしモバイルWi-Fiは容量制限や速度制限があるため、仕事用として使うにはやや不安があります。そのため現場事務所にモバイルWi-Fiを導入すると、従業員から不満が出る可能性も。
事業用のWi-Fiなら、光回線がオススメです。その理由を紹介します。
ポケットWi-Fiでは容量不足かも
ポケットWi-Fiの場合、以下のような通信容量の制限や速度制限があります。
| 通信容量の制限 | 「月7GBまで」など、月々に使用できる通信容量が決まっている |
| 速度制限 | 通信容量が無制限のポケットWi-Fiでも、「3日で10GBを超えたら通信速度が遅くなる」などの制限がかかる |
そのため「複数人でWi-Fiを使う」「オンライン会議が動画マニュアルなど、通信量が多くなる」という現場事務所では、ポケットWi-Fiだとインターネットが快適に使えない可能性が高いです。
光回線なら通信が安定
光回線（固定回線）であれば、物理的に建物内まで光ケーブルをひいて通信するので、通信が安定し、通信容量の制限もありません。
そのため、現場事務所内で複数人がWi-Fiを利用するなら、光回線が断然オススメです。
現場事務所で使うWi-Fiがプツプツ途切れるようだと、仕事になりませんからね。従業員やお客様からの不満・クレームにも繋がりかねません。
法人に人気の光回線は？
法人用・事業用として人気がある光回線は、NTTのフレッツ光。フレッツ光は法人向けシェアNo.1です。
法人にフレッツ光が選ばれる理由としては、「大手NTTの回線である」「多くの法人が導入している」という安心感のほか「提供エリアが圧倒的に広い」「光回線をひくことで電話やFAXも安く利用できる」「請求書払いができる」といった点が挙げられます。
法人にとって嬉しいポイント・使いやすいポイントをおさえた光回線だといえるでしょう。
Wi-Fi環境を一定期間利用して解約したら解約金や違約金がかかるのでは？
「光回線のほうが通信が安定しているのは知っているけれど、光回線の短期契約ってできるの？」と疑問に思っている方もいるかもしれれません。
一般的に光回線の場合、月額利用料が安くなる特典を受ける場合に「2年契約の自動更新制」など、契約の縛りがあることが多いです。
また、通常の契約でも解約のタイミングによって解約金が発生します。
そのため現場事務所など短期利用が前提となっているところでは「解約金を負担したくない」という理由で、光回線の導入を躊躇する場合もあるでしょう。
しかし実は今、「フレッツ光を解約金負担がなし申し込める方法」が登場しているのです。
光回線は2～3年契約が多い
フレッツ光をはじめとするほとんどの光回線には、月額利用料をより安くするために「2年契約」「3年契約」というように「契約期間」を設けている場合があります。（以前は「契約期間の縛り」というものがありましたが今はありません。）
そのため特典を受けている場合は2年未満で解約すると、条件によっては解約金・違約金・解約手数料を請求されてしまいます。フレッツ光回線を利用する「光コラボ回線（ドコモ光など）」でも、契約期間を条件に月額利用料を安くしていますので、この特典を受けるために2年契約などをしてしまうと高めの解約金を支払うことになってしまうため注意が必要です。
「2年も使わない」という現場事務所だと、2～3年の条件がある光回線は導入しづらいですよね。
もちろん解約金を支払えば解約はできるのですが、なんの見返りもない「無駄なコスト」なので、できれば支払いを避けたいのが正直なところではないでしょうか。
解約金なしでフレッツ光を利用する方法は？
通常の申し込みだと、NTTに直接申し込んでも代理店の窓口を通しても「解約金」はあります。
しかしよくよく探してみると、中には「解約金負担を肩代わりしてくれる」窓口があるのです。それがこちらの「インターネット短期契約窓口」です。
このサイトからフレッツ光を申し込んだ場合は、短期間の解約でも、解約金負担がないので、契約期間を気にせずに利用できます。
そのため「契約期間や解約金を気にせずに、フレッツ光を利用したい」という現場事務所にオススメできる申し込み窓口です。
NTTで電話番号の取得や防犯カメラの設置も可能！
現場事務所では、インターネットと同時に「電話・FAX」「無線Wi-Fi」「防犯カメラ」を利用したいというニーズも多いですね。
とくに現場事務所では、侵入やイタズラ防止のために、防犯カメラは必須。
これらの機器をそれぞれ手配するのは大変なので、まとめて導入できればとてもラクになります。
フレッツ光を扱う以下の窓口なら、電話・FAXや防犯カメラの導入についても「解約金負担なし」で契約できるようサポートしてくれます。
【NTT】電話・インターネット・防犯カメラ導入相談窓口はこちらから
新規の電話番号を取得可能
現場事務所には電話も必要です。フレッツ光なら「ひかり電話」を使うことができ、新規の電話番号（通常の市外局番から始まる）も簡単に取得できます。
「ネットは使わないけれど、電話はほしい」というケースにも対応可能。ひかり電話だけ利用することもできますよ。
Wi-Fiも整備できる
複数人でインターネットを利用する現場事務所であれば、Wi-Fi環境の整備も必須です。
NTTには法人向けのWi-Fiサービス「ギガらくWi-Fi」があります。同時接続は30台、半径25ｍまで使えるので、現場事務所での利用であれば十分ではないでしょうか。
録画用ハードディスク不要の防犯カメラ
フレッツ光を申し込めば、オプションとして法人向けの防犯カメラも利用可能。
NTT東日本では「ギガラクカメラ」、NTT西日本では「クラウド型カメラとれ～る」というサービス名です。
「クラウド型」という名前でわかるとおり、「ギガラクカメラ」や「クラウド型カメラとれ～る」では、NTTのクラウド上に撮影した映像が保存されます。
そのため現場事務所内に記録用のハードディスクを用意する必要がありません。
自前でハードディスクを購入する費用や手間が不要になり、故障や盗難の心配もなくなるのがクラウド型防犯カメラのメリットです。
ひかり電話・Wi-Fi・防犯カメラも、通常の申し込みだと解約時に解約金がかかってしまいますが、以下の窓口からお申し込めば、短期利用でも解約金がかかりません。
無駄な費用である解約金を払わずに、現場事務所に必要な設備を揃えることができます。
【NTT】電話・インターネット・防犯カメラ導入相談窓口はこちらから
法人名義で登録、請求書払いはできる？
現場事務所へのインターネット導入にあたり、「法人名義の契約」や「請求書払い」ができるかを気にしている担当者様もいるのではないでしょうか。
法人名義で契約できないと、経費処理などが面倒ですからね。
「ネットを法人名義で契約できるのか」「料金を請求書払いができるのか」について解説します。
法人名義で契約できるネット回線はある
法人名義で契約できるインターネット回線はあります。フレッツ光やドコモ光などです。
しかし実はポケットWi-Fi（モバイルWi-Fi）や、工事不要でコンセントに差し込めばいいだけの「ホームルーター」だと、法人名義での契約ができないことが多いです。
ネット利用料金の請求書払いは可能？
請求書払いができるネット回線もあります。フレッツ光などが一例です。
モバイルWi-Fiや一部の光回線だと「クレジットカード払いや口座振替しかできない」「口座振替には手数料がかかる」というところもありますので、事前に確認しておきましょう。
なお「個人名義で契約して、法人名義の口座から引き落としたい」という場合には、フレッツ光がオススメ。ドコモ光などだと「契約者名義＝口座名義でないといけない」という制限があります。
工事の目安は1ヶ月前後、申込みは早めがおすすめ
光回線を新たに導入する場合には、申し込みから利用開始までは2週間～1ヶ月程度かかります。光回線を利用するためには工事が必要だからです。
これはフレッツ光でも光コラボ事業者（フレッツ光＋独自サービスを提供している事業者）でも同じです。
光回線は早めの申し込みがオススメ
光回線は「申し込んだらすぐ使える」というものではありません。
そのためとくに「利用開始希望日が決まっている」などの場合は、希望日に間に合うように工事日をおさえる必要があります。
工事の予約枠は早いもの勝ちで埋まっていくため、早めの申し込みがオススメです。
工事は平日でも土日でもおこなうことができます。ただし土日に工事に来てもらう場合には追加料金（3,300円、税込み）がかかります。
期日が迫っているならモバイルWi-Fiを
「1ヶ月も待てない」「すぐにインターネットが必要」ということなら、導入までに時間がかかってしまう光回線は正直オススメできません。
導入までのスピードを優先したいなら、モバイルWi-Fiがオススメです。
モバイルWi-Fiは工事不要で使えますし、「ネットからの申し込みで即ルーターを発送します」という発送のスピーディさを売りにしているところも多いです。
家電量販店や直営店で契約すれば、ルーターを即日持ち帰ることも可能。
導入までの早さと手軽さが、モバイルWi-Fiの最大のメリットです。
ただし「法人契約・請求書払いできないところが多い」「通信速度が安定しない」「短期解約だと解約金が発生する」というモバイルWi-Fiが多いので、それらの点は我慢する必要があります。
現場事務所での利用が終わったら電話で解約OK
工事現場などの現場事務所をたたむとき、インターネットの利用を終了したいときにはどうしたらいいのでしょうか。
「解約金負担なし」の窓口から申し込んだ場合の「利用終了手続き」を例に説明します。
インターネット回線の解約は電話で簡単にできる
インターネットの解約に、難しい手続きは必要ありません。利用が終わったら、電話でインターネットとWi-Fiの解約ができます。
解約までサポートしてくれる窓口を選べば、契約時だけではなく解約時もスムーズにで続きができるため、担当者の負担を減らすことにもつながるでしょう。
まとめ：現場事務所のWi-Fiにオススメなのは光回線
土木・建築現場の現場事務所でインターネットとWi-Fiを使いたい場合には、光回線がオススメです。
理由はモバイルWi-Fiよりも通信速度が安定しているから。「事業用に使う」「複数のスタッフで使う」という場合には、安定性を優先して光回線を選びましょう。
実際「短期間の利用でも光回線を選ぶ」という法人が増えています。
法人用の光回線として人気があるのはNTTのフレッツ光。
フレッツ光なら光回線と同時にWi-Fiもオプションとして申し込みができ、現場事務所に必要な電話番号も新たに取得できます。これなら、現場事務所オープンのために必要な設備の手配が一気にできますね。
「現場事務所では短期しか使わないから、解約金負担がイタイ」と考えていた法人も大丈夫。短期解約でも解約金が不要の窓口はあります。
多くの法人が利用している窓口ですので、サービス担当者の経験も豊富で安心ですよ。気になったらまずはこちらのページから詳細を確認してみてください。
