ガス・水道・電気のいずれも、引っ越し直前まで旧居で使用し、かつ引っ越し後すぐに新居でも必要になりますよね。
手続きを忘れていたり遅れてしまったりすると「住んでいない家の電気代を払わないといけない」とか「引っ越し当日にガスが使えない」なんてことも。
引っ越し日にきちんとガス・水道・電気の利用を停止し、引っ越し後にはスムーズに使用開始できるよう、余裕を持って解約・契約の手続きをしておきましょう。
ここでは「ガス・水道・電気の引っ越し手続き方法やタイミング」と「インターネットや電話でライフラインの手続きを一括で依頼できる無料サービス」について解説します。
ガス・水道・電気の手続きが一括でできるサービスについて先に知りたいなら、以下のバナーから詳細を確認できます。
ガス・水道・電気の引越し手続きで楽する方法
ガス・水道・電気などライフラインの引っ越し手続きを全て自分でやろうとすると、電力会社・ガス会社・水道局に各1~2回(合計3~6回)の連絡が必要。
ガス・水道・電気それぞれに解約(利用停止)と契約(使用開始・開通)の手続きが必要だからです。
ただ荷造りや市役所での転居・転出手続き、子どもの転校・転園手続きなどもやらないといけない中なので「正直面倒」「後回しにしてしまう」という人も。
しかしガス・水道・電気の手続きを後回しにしていると、思わぬ失敗に繋がることがあるのです。
ここでは「引っ越し手続きのお悩みや失敗例」や、失敗を防ぐためにオススメのサービスを紹介します。
引っ越し手続きのお悩みとは?
ガス・水道・電気の引っ越し手続きについては、以下のようなお悩みがよくあります。
- 手続き窓口が調べにくくわかりにくい
- いくつも電話・フォーム入力するのが面倒
- 窓口に電話が繋がりにくく、つい後回しになる
電話が繋がりにくいと「また今度かけよう」とつい後回しになりがち。特に一人暮らしなど「家族で作業を手分けできない」場合には大変です。
その結果、以下のような失敗例に繋がりやすくなります。
ガス・水道・電気の引っ越し手続きがスムーズにできないと…
ガス・水道・電気の手続きを後回しにしたまま忘れていると、以下のような失敗に繋がります。
- ライフラインの解約を忘れていて、無駄な光熱費がかかった
- 引っ越し当日にガス・電気が使えなかった
中には、賃貸からの退去時に電気の利用停止手続きを忘れて「次の入居者が使用した分の電気代を請求された」というケースも。
使用開始手続きを忘れていて「引っ越し当日にガスも電気も使えない!」という失敗談もあります。
ガス・水道・電気の手続きは、余裕をもってきっちりと済ませておきたいものです。
引っ越し手続き一括代行サービスなら連絡1回
「荷造りや仕事の引継ぎで忙しいし、ガス・水道・電気の手続きを忘れそう」という人に便利なのが、ガス・水道・電気の引っ越し手続きをまとめて依頼できる「引っ越し手続き一括代行サービス」。
ひとつの窓口に連絡するだけで、ガス・水道・電気の面倒な引っ越し手続きを代行してくれるのです。
代行サービスへの連絡方法は「ネット上で必要情報を入力」または「電話で連絡」など。
引っ越し手続きの手間を少しでも減らしたい方は代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
具体的にどんな一括代行サービスがあるの?
現在では「引越れんらく帳」など、多くの一括代行サービスが提供されており、それぞれ代行できる手続きや利用方法に特徴があります。
例えば「ネットの引っ越し手続きも可」「水道は手続き不可」とか、「電話申し込みもOK」「会員登録の有無」などです。
代行を依頼したい手続きや利用方法で選ぶといいでしょう。
「会員登録なしがいい」「電話で手続きしたい」という人にオススメなのは「まるっと!一括引越し窓口」。
受付窓口の電話も繋がりやすいため「なかなか窓口に電話が繋がらないため、つい手続きが後回しになる」というお悩みも解消。以下から詳細を確認できます。
従来のライフライン手続き:ガス編
ガスの引っ越し手続きは「旧居での解約手続き」と「新居での使用開始手続き」です。
ポイントや手続方法、注意点について解説します。
ガスの引っ越し手続きのポイント1:立会い
ガスの引っ越し手続きでおさえておきたいポイントのひとつは、「開栓(使用開始)作業に立会いが必要なこと」です。
立会いが必要なので、ガス会社と開栓日時を調整する必要があります。新居への到着日時に合わせて開栓日時を予約しましょう。
希望日時をおさえるため、引っ越し1~2週間前には申し込みしておくのがオススメ。
ただし引っ越しシーズン(3~4月)や土日祝日は混雑します。手続き自体は約1ヶ月前から可能なので、より早めに申し込みしておくと安心です。
連絡が引っ越し直前や当日になると「ガス会社が多忙で、当日は開栓に来てもらえなかった」という失敗に繋がりかねません。
なおガス開栓に立会いが必要になる理由は、ガス漏れによる火災や爆発を防ぐため。開栓作業では、入居者立会いのもとでガス会社スタッフがガス漏れやガス機器に問題がないかをチェックします。
ガスの引っ越し手続きのポイント2:新居のガスの種類
ガスの引っ越し手続きのポイント2つめは、新居で使用するガスの種類です。
家庭で使われるガスには、都市ガスとプロパン(LP)ガスの2種類があります。
都市ガスは液化天然ガスを使用し、ガス管を使って家庭まで供給されるガス。プロパンガスは液化石油ガスを利用し、各家庭にガスボンベを設置して供給されるガスです。
ガスの種類によって使えるガス機器が異なり、契約先の会社も違います。
都市ガスだと、引っ越し先エリアに対応している都市ガス会社の中から契約先を自由に選べます。一方、プロパンガス利用の賃貸物件では、物件ごとに契約するプロパンガス業者が決まっています。
都市ガスが普及しているエリアでもプロパンガス使用の物件がありますので「都市部への引っ越しだから」と確認を怠るのは禁物。ガスの種類は物件情報などに明記されているはずですが、わからない場合は不動産業者に確認してください。
ガスの手続き方法:解約(利用停止)
手続き窓口 | 契約中のガス会社 |
連絡方法 | 電話 ネット |
連絡タイミング | 引っ越し1ヶ月前~1週間前 遅くとも3日前までに |
立会い | 基本的には不要 |
退去・引っ越しが決まったら、契約中のガス会社に、ネットか電話で利用停止を申し込みます。ネットで利用停止手続きできるところが多いです。
旧居と新居で契約するガス会社が変わらないなら、利用停止と使用開始を同時に手続き可能です。
ガスのお客様番号がわかると手続きがスムーズなので、検針票で確認しましょう。
ガス解約時の閉栓作業には、原則として立会い不要。ただしオートロックマンションなど、担当者がガスメーターのあるエリアまで立ち入りできない物件では立ち会いが必要です。
ガスの手続き方法:使用開始
手続き窓口 | 新たに契約するガス会社 |
連絡方法 | 電話 ネット |
連絡タイミング | 引っ越し1ヶ月前~1週間前 遅くとも3日前までに |
立会い | 必要 |
引っ越し先で新たに契約するガス会社にネットか電話で使用開始を申し込みます。
引っ越し先でガスの暖房(ガスストーブやガス床暖房)を使用する場合、割安な専用プランが用意されている可能性が高いです。プランを確認して申し込みましょう。
都市ガスでもプロパンガスでも、ガスの使用開始時には立会いが必要なので、希望日時を予約するために早めの申し込みがオススメ。
なお手続きを忘れていて引っ越し当日に気づいた場合、東京ガスだと朝7時半までの連絡で当日訪問も可能。ただし当日連絡だと希望の時間に来てもらえないこともあります。
ガスの引っ越しでよくある疑問点
続いてガスの引っ越し手続きでよくある疑問点について解説します。
まずは引っ越し時の旧居のガス代の精算方法についてです。
解約日までのガス代は、日割り計算になります。
基本的には、口座引き落としやカード払いなど、これまでの支払い方法と同じ方法で支払います。引っ越し先に請求書を送ってもらう方法もあります。
現金で払いたい場合には、ガスの閉栓作業に立会って支払います。
次にガス開栓時の立会いが難しいケースについてです。「どうしても開栓予約した日時に新居にいられない」などですね。
この場合、ガス会社によりますが代理の人に立会いをお願いしてもOK。例えば管理人さんや管理会社担当者などです。
引っ越しを機にガスの契約先を変更する方法
引っ越しを機に、ガスの契約プランや契約する会社を見直す人も増えています。
都市ガス利用の場合、従来の地域都市ガス(東京ガス、大阪ガスなど)から新ガス事業者に変更することで、ガス代が安くなる可能性があるからです。
「ファミリーか一人暮らしか」などの家族構成やガスの使用量に合わせたプランを契約する、あるいは「電気とガスの契約をまとめる」ことで、ガス代・電気代が節約できるかもしれません。
「電気やガスの使用量が少ない一人暮らし世帯にオススメ」のプランを用意している新ガスもあります。
オススメ一括代行サービスのひとつ「まるっと!一括引越し窓口」なら、自分でやると面倒なガス・水道・電気の手続きが一括でできるほか、オトクな新ガスの提案も可能です。
従来のライフライン手続き:水道編
水道の引っ越し手続きも、ガス同様に旧居と新居の両方で必要です。
水道の引っ越し手続きのポイント:事前手続きが安心
実は水道の使用開始手続きには、期限は設けられていません。使用開始にあたり立会いが必要なく、事前に手続きしなくても蛇口をひねるだけで水道が使用できるエリア・物件も多いです。
そのため中には「水道は引っ越してから手続きすればいい」という人も。
ただ使用開始手続きがあまりに遅いと料金トラブルに繋がることもありますので、やはり事前の手続きが安心です。
水道の手続き方法:解約(利用停止)
手続き窓口 | 旧居を管轄する水道局 |
連絡方法 | 電話 ネット(自治体によっては不可) |
連絡タイミング | 引っ越し1ヶ月前~1週間前 遅くとも3日前までに |
立会い | 基本的には不要 |
旧居を管轄する水道局(水道課、水道センター)へ、水道の利用停止申し込みをします。
連絡の目安は、引っ越し1週間前まで。遅くとも3日前には連絡しておくのがオススメです。
同じ水道局の管轄エリア内での引っ越しなら、利用停止と使用開始を同時に手続き可能です。
なお東京都などネットで手続きできる水道局もありますが、市区町村によっては「手続きは電話のみ」のところも。また「昼休みは電話が繋がりにくい」「日曜・祝日は手続き不可」「受付時間が短い」といった水道局もあります。
水道解約当日の立会いは原則として必要ありません。ただしガス同様、オートロック物件の場合は立会いが必要なことがあります。
水道の手続き方法:使用開始
手続き窓口 | 新居を管轄する水道局 |
連絡方法 | 電話 ネット(自治体によっては不可) |
連絡タイミング | 引っ越し1ヶ月前~1週間前 遅くとも3日前までに |
立会い | 基本的には不要 |
新居を管轄する水道局に使用開始の連絡をします。目安は引っ越し1週間前です。
使用開始にあたり立会いは必要ありません。引っ越し先では通常、特別な作業をしなくても、蛇口をひねれば水道が使えるようになっています。
蛇口をひねっても水が出なければ、水道の元栓を開けてください。元栓は戸建ての場合は敷地内の「量水器」と書かれた蓋の中、集合住宅の場合は玄関付近のパイプスペースにあることが多いです。
引っ越し先の上水道が井戸水だった場合の手続き
まれに上水道が井戸水の物件もあります。
上水道が井戸水だけの場合、下水道の使用届けが必要で、上水道の手続きは不要です。
手続き方法や窓口は地域によって違うので、疑問点は不動産業者などに確認しておきましょう。
なお引っ越し後に「子どもが生まれた」「子どもが独立した」など、使用人数が変わる場合も随時手続きが必要です。
水道の引っ越しでよくある疑問点
水道の引っ越し手続きでよくある疑問点は、解約時の水道代の精算についてです。
解約日までの水道代は最後の検針日からの日割り料金となり、元々の支払い方法で支払えます。
水道局スタッフによる精算に立ち会えば、その場で現金で払うことも可能。
なお管理会社・大家さんが建物全体の水道を水道局と一括契約している賃貸物件では、退去時の水道代は水道局ではなく、管理会社・大家さんからの請求に従って支払います。
一括代行サービスの「まるっと!一括引越し窓口」なら、面倒な水道・ガス・電気の利用停止と使用開始連絡が一括でできます。
先ほどもお伝えしたとおり、水道局によっては「電話でしか手続きできないのに、電話が繋がりにくい」ケースもあるのですが、「まるっと!一括引越し窓口」なら10時~21時まで受付可能で電話も繋がりやすいです。
また受付時間外ならフォームでも申し込みできますので、「水道局が開いている時間に電話できない」などのお困りごとがある人には特にオススメですよ。
従来のライフライン手続き:電気編
電気の引っ越し手続きも「旧居での解約」と「新居での使用開始」です。
ポイントや注意点を紹介します。
電気の引っ越し手続きのポイント:使用開始手続きも事前に
従来、電気の使用開始については「事前手続きなしでも、新居でブレーカーを上げれば電気が使える」ケースがほとんどでした。
そのため水道同様に「電気の使用開始手続きは、引っ越し後にすればいい」という人もいます。
ただし現在普及が進んでいる「スマートメーター」が設置されている物件では、事前に手続きしないと電気が使えないことも。電気の使用開始についても事前手続きが安心です。
電気の手続き方法:解約(利用停止)
手続き窓口 | 契約中の電力会社 |
連絡方法 | 電話 ネット |
連絡タイミング | 引っ越し1ヶ月前~1週間前 遅くとも3日前までに |
立会い | 不要 |
契約中の電力会社に、電気の利用停止を申し込みます。
ネットや電話で連絡できますが「引越し繁忙期(3~4月)は電話が繋がりにくい」という体験談もあるので、早めの連絡を心がけ、引っ越し1~2週間前くらいには連絡しておきましょう。なお利用停止の手続き自体は約1ヶ月前からできます。
引っ越し先でも同じ電力会社と契約するなら、利用停止と使用開始手続きをまとめて行えます。
連絡前には検針票などで電気のお客様番号を確認しておくと、手続きがスムーズ。
引っ越し当日、電気の利用停止作業には立会いは必要ありません。ただし退去時には必ずブレーカーを落とします。ブレーカーを落とし忘れると、漏電火災に繋がりかねません。
電気の手続き方法:使用開始
手続き窓口 | 新たに契約する電力会社 |
連絡方法 | 電話 ネット |
連絡タイミング | 引っ越し1ヶ月前~1週間前 遅くとも3日前までに |
立会い | 基本的には不要 |
新居で契約する電力会社に、使用開始を申し込みます。ネットや電話で手続きができます。
引っ越し先で電気を使用開始する際には、立会いは必要ありません。自分でブレーカーをあげれば、電気を使用できます。
入居後に電気の使用開始手続きをする場合には、玄関やポストに設置されている「電気使用申込書」に必要情報を記入して郵送するか、ネット・電話で連絡します。
ただし「電気の引っ越し手続きのポイント」でお伝えしたように、事前手続きなしでは電気が使えない物件も。電気も事前の使用開始手続きがオススメです。
引っ越し後頻繁にブレーカーが落ちる場合には
「引っ越し先で、電気のブレーカーがよく落ちて困る」というお悩みをよく聞きます。
いくつかの電化製品を同時に使うとブレーカーが落ちる場合、電気の契約アンペア数が小さい可能性が高いです。
実は同時に電気を使用できる量は、家に設置されているアンペアブレーカーの容量で決まっています。
容量が小さい場合、電力会社に依頼して大きな容量のアンペアブレーカーに変更可能。工事費用は基本的には無料です。
申し込み方法は電話またはインターネット。ただし賃貸で契約アンペア数を変更したいときは、まず大家さん・管理会社の許可を得てから電力会社に申し込みましょう。
なお契約アンペア数を大きくすると、電気の基本料金が高くなる点には注意が必要です。
電気の引っ越しでよくある疑問点
電気の引っ越しにあたり、旧居の電気代の精算方法についての質問がよく寄せられます。
解約日に日割りで計算された電気代は、口座振替やカード払いなど、元々の支払い方法で払えます。引っ越し先に請求書を送ってもらう方法もあります。
精算金額を現金で支払いたい場合には、解約日の精算作業への立会いが必要です。
引っ越しを機に電気の契約先を変更する方法
「引っ越し先ではガスと電気の契約をまとめる」など、引っ越しを機に電気の契約先やプランを見直す人も多いです。
今は地域ごとの電力会社以外の「新電力」とも契約できる時代。大家さんや管理会社が電気を一括で契約しているケース以外は、賃貸でも新電力と契約可能です。
電気の使用量に合わせて契約先や契約プランを変更することで、電気代が安くなる可能性がありますよ。
引っ越しを機に契約先やプランを変更する場合、旧居の利用停止手続きより先に、新たに利用したい電力会社に契約手続きの申し込みをします。
その後で現在契約中の電力会社の利用停止手続きを行いましょう。
「まるっと!一括引越し窓口」なら面倒な電気・ガス・水道の利用停止・使用開始手続きが一括で可能です。
新電力・新ガスの提案も可能なので「新電力・新ガスに興味はあるけど、会社選びや契約手続きが面倒くさそうで…」と迷っている人にもオススメですよ。
おまけ!インターネット契約の手続き
インターネットも今やガス・電気・水道と並ぶ大切なライフラインのひとつといえますよね。
毎日当たり前のようにネットを使っていますが、いざ引っ越しするとなるとどのような解約・契約手続きが必要なのか、困ってしまう人も多いのでは?
そこでここでは引っ越し時のインターネット関連の手続きについて解説します。
引っ越し時のネット関連手続きは2択
引っ越し先でインターネットを使用したい場合、以下の2パターンの手続きがあります。
- 旧居のネットの契約を継続し、新居に移転させる
- 旧居のネットを解約して、新居では新規契約する
それぞれにメリット・デメリットがありますので主なものを紹介しますね。
パターン | メリット | デメリット |
契約継続&移転 | ・解約・新規契約の手間がない ・解約料なし |
・移転工事費がかかる ・新規契約キャンペーンが適用されない ・移転可能か事前確認が必要 |
解約&新規契約 | ・契約キャンペーンでオトクになる可能性が高い(月額利用料割引、工事費無料、解約金負担など) | ・初期工事費がかかる ・解約・新規契約の手間がある |
結論から言うと、今のネット回線にこだわりがなければ、解約&新規契約のほうがオススメ。
理由は、解約&新規契約する場合には、ネット回線によっては初期工事費や解約時にかかる違約金を負担してくれて、月額利用料金の割引なども受けられる可能性があるから。
実際、引っ越しを機にネット料金を見直し、新しい回線を契約する人も多いです。
また「引っ越し先が、元の回線の対応エリア外」「引っ越し先のマンション・アパートで使える回線が決まっている」など、元のネット回線が気に入っていても移転できず、新しいネット回線と契約せざるを得ないケースもあります。
引っ越し先でも光回線を継続利用する場合の手続き
契約中の光回線を引っ越し先に移転させたいなら、まず光回線の会社とプロバイダに、引っ越し先が移転可能エリアかどうか確認します。
各事業者の公式サイトでも対応可能エリアの検索ができます。
またマンション・アパートに転居する場合には、管理会社などに「契約中のネット回線・プロバイダが、引っ越し先で使用できるか」を確認しましょう。
というのも、引っ越し先が対応可能エリアでも、個々の物件により「フレッツ光のみ対応している(NURO光などには対応していない)」などの場合があるからです。
「エリア内だから移転できると思っていたのに、できなかった!」という失敗に繋がらないよう、新居のネット設備を確認しておく必要があります。
移転可だとわかったら移転手続きをします。手続きはネット回線業者とプロバイダのサイトから可能。
なお移転する場合、一部マンションなどを除いて基本的には移転工事が必要ですが、工事費をキャッシュバックしてくれるネット回線もあります。
また事業者や引っ越し時期によっては、実際の移転工事日が行われるまでに1カ月以上待つことも。できるだけ早めに移転手続きをしましょう。
モバイルWi-Fiは移転手続き不要?
モバイルWi-Fiの場合、移転手続きや工事不要で引っ越し先に持っていけます。基本的にはルーターなどの機器もそのまま引っ越し先で使えます。
ただし住所変更手続きは必要です。住所変更は会員サイトで手続きできます。
またモバイルWi-Fiによっては、引っ越し先が対応外エリアというケースも。この場合にはモバイルWi-Fiを解約して、新しいモバイルWi-Fiか光回線を契約しましょう。
引っ越し先が対応エリアかどうかは、各モバイルWi-Fiの公式サイトで調べられます。
旧居のネット回線の解約手続き
旧居のネットを解約して新しいネット回線を契約する場合の手続きも紹介します。
回線とプロバイダを別に契約している場合には、どちらにも解約の連絡を入れます。「解約は電話のみ」という事業者も多いです。
ネット回線とプロバイダの契約が別々の場合、特にプロバイダの解約を忘れがちなので注意してください。実際「プロバイダの解約を忘れていて、料金を払い続けていた」という体験談もありますよ。
解約手続きのタイミングは、できるだけ早めに。
というのも「毎月の解約締め日」が設定されていて、締め日を超えると翌月分の料金も請求されてしまうためです。
ルーターなどの機器をレンタルしている場合は返却が必要なので、漏れ・忘れのないように準備しておきましょう。実際の返却は解約日(引っ越し)後でOK。
ネット回線の契約は「2年間の自動更新制」が多いので、更新月以外の解約では解約金・違約金が発生することにも注意が必要です。
引っ越し先で新しい光回線を契約する手続き
光回線を新規契約する場合、契約したいネット回線とプロバイダを選ぶところから始めます。
対応エリアはもちろん、月額料金、プラン、通信速度、新規契約キャンペーンの内容などを比較して選びましょう。「値段が安いから」とじっくり検討せずに決めてしまうと「満足いく通信速度でなかった」という失敗に繋がる可能性があります。
契約したい回線とプロバイダが決まったら、契約手続きを行います。契約手続きの方法はインターネット回線会社やプロバイダにより異なりますが、たいていネットでできます。
ネット回線とプロバイダの申し込み手続きや請求をまとめる場合には、回線とプロバイダを同時に申し込める「プロバイダパック」もあります。
申し込みから光回線の開通工事までは2週間~1ヶ月程度かかりますので、ネットの手続きは早めに行うのがオススメです。
「荷造りが忙しいから」「サービスを選ぶのが大変だから」と手続きを後回しにしていると、開通待ちでネットが使えない期間が長くなるかもしれません。
ネットが使えない期間ができそうなときは?
光回線の場合、移転工事や新規の開通工事が完了するまでは、新居でインターネットを使えません。
そのため「リモートワークなのにどうすれば…」「不便すぎる」と困ってしまう人も。
対策は早めに手続きすることですが、引っ越しシーズンだとどうしても時間がかかってしまうこともあります。
引っ越し直後からネットを使いたい場合は、開通までの期間、一時的にモバイルWi-Fiを契約する方法もアリです。
またソフトバンク光に申し込みした場合は「開通工事までの間、ソフトバンクAirまたはポケットWi-Fiの無料レンタル」も可能なので便利です。
インターネットの引っ越しに関する失敗例
インターネットの引っ越しに関しては、以下のようなお悩みや失敗例があります。
- ネット回線を自力で検討する時間がない
- どのネット回線を契約したらいいかわからない
- 後回しにしていたら契約手続きが遅くなり、開通待ちでネットが使用できない期間ができた
「ネットの選び方がわからず、時間がかかっているうちに、手続きが引っ越し直前になってしまった」という声も。ネットが使えず、イライラしながら開通を待つのは嫌ですよね。
そんなお悩みを解決する方法を紹介します。
新居のネット回線はどう選んだらいい?
引っ越しを機に新しいネット回線を契約する場合は、複数の回線の対応エリア・料金・キャンペーンなどを比較し、建物や自身のネットの使い方に合ったものを選びたいもの。
またネットとスマホの契約をまとめることで、家庭全体の通信費節約に繋がることも。
「そう言われても、どのネット回線を選んだらいいかわからない」「比較対象のネット回線やキャンペーンの種類が多すぎる」「タダでさえ引っ越しで忙しいのに、ネット回線について調べる時間がない」という人もいますよね。
そんな時はネット回線の提案が可能な一括代行サービスを利用するのも手。
「まるっと!一括引越し窓口」なら、ガス・水道・電気の手配と同時に、ネットについても相談できます。
まとめ:ガス・水道・電気の引越し手続きで楽する方法
引っ越しの際にはガス・水道・電気の解約(利用停止)と使用開始の手続きが必要です。
これまでは自分でガス会社・電力会社・水道局に連絡する必要がありましたが、「いくつも連絡するのが面倒」「電話が繋がらず、後回しにしたら忘れてしまった」などのお悩みがありました。
そこで現在では、ガス・水道・電気の手続きをまとめて代行してくれる「引越し手続き一括代行サービス」が登場しています。
「ガス・水道・電気と同時にネットの契約・開通手続きができる」「電話だけで手続き可能」など、それぞれの代行サービスには特徴があります。
「水道の手続きを代行してほしい」「引っ越し先で使うネットの契約手続きもしたい」「会員登録したくない」など、依頼したい手続きや、自分にとっての利用のしやすさで選びましょう。
「電話1本で依頼を完了したい」「会員登録なしで利用したい」なら「まるっと!一括引越し窓口」がオススメです。