固定電話向けのかけ放題プラン8選!大手3社の主な特徴を紹介

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固定電話の料金を抑える方法として、かけ放題プランへの加入はとても有効です。しかし、固定電話向けのかけ放題プランにはさまざまな条件が設定されている場合が多く、通話状況によっては思うように料金が下がらないケースもあります。

今回はNTT・KDDI・ソフトバンクの大手3社が提供する、固定電話向けのかけ放題プランについて調査しました。さらに、かけ放題の適応外の電話番号や固定電話の料金を抑える方法も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

なお、固定電話を見直す場合はNTTの「ひかり電話」がおすすめです。ひかり電話なら、最短で当日から電話番号の取得ができ、インターネット回線も同時に手配が可能です。

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固定電話向けのかけ放題プランの特徴と注意点

固定電話向けとして用意されているかけ放題プランは、携帯電話会社が提供する「カケホーダイ」のように無制限で利用できるものではありません

多くのプランでは、以下のような特定の条件が設けられていることがほとんどです。

  • 同じ回線同士なら通話無料
  • 月額○○円分の無料通話付き
  • 1回○○分までなら通話無料

つまり、条件の範囲内であれば、追加料金なしで通話できる仕組みになっています。

そのため、内容をよく理解しておかないと想定外の料金が発生する可能性があります。プランを選ぶ際は注意が必要です。

固定電話の利用頻度や、よく電話する相手の回線を調べたうえで、今より通信費を節約できるか確認しましょう。

固定電話向けのかけ放題プラン8選

固定電話の通話料金を見直したい方に向けて、おすすめの固定電話かけ放題プランを8つ厳選して紹介します。

  • ひかり電話A(エース)
  • ひかり電話オフィスタイプ+グループ通話定額オプション
  • ケーブルプラス・ケーブルプラス光電話
  • auひかり電話+050番号サービス(KDDI-IP電話)
  • auおうち電話+まとめトーク
  • おうちのでんわ+ホワイトコール24
  • ホワイト光電話+だれとでも定額 for 光電話
  • 光電話(N)+スマート基本プラン

なお、今回は次のような条件下で定額になる料金形態をかけ放題としています

  • 同じ回線同士なら通話無料
  • ○○円分の無料通話付き
  • 1回○○分までなら通話無料

通話の頻度や相手先の回線に応じて最適なプランは変わってくるため、自分の使い方に合ったサービスを選びましょう。

ひかり電話A(エース)/ NTT東日本・西日本

NTTが提供するひかり電話A(エース)は、毎月最大約3時間分(528円相当)の無料通話が付いたプランです。使い切れなかった無料通話分を翌月に繰り越せるため、通話量が月によって変動しても無駄なく利用できます。

ただし、無料通話の対象は国内の固定電話宛の通話に限られている点に注意しましょう。携帯電話宛の通話は通常料金が適用されます。

もし毎月の固定電話からの通話が3時間未満で、主に固定電話宛に発信することが多い方であれば、このプランがおすすめです。

通話料を気にせず使いたい方や、固定電話のかけ放題を手軽に始めたい方は、ひかり電話Aを検討してみましょう。

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ひかり電話オフィスタイプ+グループ通話定額オプション/ NTT東日本・西日本

法人向けの「ひかり電話オフィスタイプ」に、グループ通話定額オプション(440円/月・1チャネル)を組み合わせることで、同一契約グループ内の通話が24時間定額で利用できます。

全国に支店・営業所を持つ企業では、拠点間の通話が積み重なると通信費がかさみがちです。このプランなら、通話料を固定化できるため、予算の見通しが立てやすくなるのが大きなメリットです。

拠点間のコミュニケーションを重視しつつ、コストも抑えたい企業にとって、非常に有効な選択肢と言えるでしょう。拠点間の通話コストを抑えたい方は下記からご確認ください。

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ケーブルプラス・ケーブルプラス光電話 / KDDI

KDDIの「ケーブルプラス電話」や「ケーブルプラス光電話」を利用すると、以下のサービス加入者同士の通話が24時間無料になります。

  • auひかり電話サービス
  • ケーブルプラス電話
  • ケーブルプラス光電話
  • J:COM PHONEプラス
  • J:COM PHONEひかり
  • ホームプラス電話
  • ケーブルプラスホーム電話

家族や親戚、取引先などが該当するサービスを利用している場合は、長電話をしても通話料がかかりません。

ケーブルテレビのサービスエリア内にお住まいで、家族や知人とよく電話で話す方にぴったりのプランと言えます。

auひかり電話+050番号サービス(KDDI-IP電話) / KDDI

auひかり電話の「050番号サービス(KDDI-IP電話)」では、「050」から始まる番号を新たに取得して通話を行います。

加入者同士のほか、以下の事業者が提供するIP電話サービス(050番号)との通話が無料です。

  • KDDI株式会社
  • ソフトバンク株式会社
  • 楽天モバイル株式会社
  • 株式会社STNet
  • 株式会社オプテージ
  • 株式会社エネコム
  • アイテック阪急阪神株式会社

発信先が無料通話となるIP電話の場合は、呼出音(トゥルルルル)の前にドミソ音が聞こえるのが特徴です。よく連絡を取り合う相手がサービスに加入していれば、通話時間を気にせず会話できるのがメリットです。

auおうち電話+auまとめトーク/ KDDI

auの携帯電話を利用している場合は、auまとめトークとセットでの利用がおすすめです。固定電話同士だけでなく、携帯電話(au・UQ mobile・povo1.0/2.0)との国内通話が24時間無料になります。

「KDDIまとめて請求」などのサービスを利用することで適用されるので、確認してみましょう。

最大の魅力は、該当の携帯電話への通話が無料になる点です。よく連絡を取り合う相手がauやUQ mobileを使用していれば、大幅な通信費削減につながります

おうちのでんわ+ホワイトコール24 / ソフトバンク

ソフトバンクの「おうちのでんわ」は、同サービス間の通話が無料になるだけでなく、携帯電話との組み合わせでさらにお得になります。

基本的に「おうちのでんわ」「BBフォン」「ホワイト光電話」同士の通話は無料です。オプションでホワイトコール24の申し込みを行えば、ソフトバンクの携帯電話宛の通話も無料の対象になります。「プププ・プププ」という接続音が目印です。

ソフトバンク光などのインターネット回線と合わせて契約すると、さらにセット割引が適用される場合もあります。まとめて契約するほど、通信コストの削減が期待できるでしょう。

ホワイト光電話+だれとでも定額 for 光電話 / ソフトバンク

ソフトバンクの「ホワイト光電話」に「だれとでも定額 for 光電話」のオプションを付けると、短時間通話であれば相手を選ばず定額で利用できます。

1回10分以内の国内通話であれば、月に500回まで定額で利用できる点が特徴です。固定電話だけでなく、携帯電話宛の通話も定額の範囲内に含まれます。

10分を超えると超過分に通常料金がかかるため、短い通話が多い方に向いているサービスと言えるでしょう。取引先や顧客に短時間の確認電話をたくさんかける業種の方に最適なプランです。

光電話(N)+スマート基本プラン / ソフトバンク

SoftBank光を契約している方向けの「光電話(N)」にも、月額基本料金内に無料通話が含まれているプランがあります。

「スマート基本プラン」では、最大528円分(約3時間)の無料通話が毎月付いており、NTTのひかり電話Aと同等のサービスを利用可能です。

SoftBank光を契約済みで、月に3時間以内の通話で収まる方にとっては、手間なく使えるお得な選択肢です。

双方向番号ポータビリティなら番号を変えずに乗り換えが可能

「固定電話の料金を下げたいけど、長年使っている電話番号を変えたくない」といった悩みのある方は、2025年1月14日からスタートした「双方向番号ポータビリティ」の利用を検討しましょう。

双方向番号ポータビリティでは、今使っている固定電話番号を変えずに別の事業者へ乗り換えることが可能です。

従来は、NTT東西発行の固定電話番号(ひかり電話専用番号帯を除く)以外は、他の事業者へ番号を引き継げませんでした。例えば、KDDIやソフトバンクが発行した番号で他社に乗り換える場合は、必ず新しい番号を取得する必要があったのです。

しかし、双方向番号ポータビリティの開始により、多くの通信事業者間で番号をそのままに乗り換えられるようになり、長年使い続けてきた番号を変える必要がなくなりました。

双方向番号ポータビリティに対応する事業者は以下の18社です。

  • 株式会社アイ・ピー・エス・プロ
  • アルテリア・ネットワークス株式会社
  • 株式会社STNet​
  • NTTコミュニケーションズ株式会社
  • 株式会社エネコム
  • 大江戸テレコム株式会社
  • 株式会社オプテージ
  • 株式会社QTnet
  • KDDI株式会社​
  • Coltテクノロジーサービス株式会社​
  • 株式会社三通​
  • ZIP Telecom株式会社
  • ソフトバンク株式会社​
  • 中部テレコミュニケーション株式会社​
  • 株式会社トークネット​
  • 楽天モバイル株式会社(楽天コミュニケーションズ株式会社)
  • 東日本電信電話株式会社
  • 西日本電信電話株式会社

主要な通信事業者がほぼすべて対応しているため、多くの方がこの制度を活用できます。

ただし、対象となるのは東京「03」大阪「06」などの市外局番から始まる一般的な固定電話番号のみです。IP電話の「050」から始まる番号は対象外となります。

固定電話向けかけ放題プランの適応にならない番号

ひかり電話が繋がらない・・・ひかり電話が繋がらない原因と対処法について

固定電話向けのかけ放題プランには、通話料金が別途発生する「適用外の電話番号」がいくつか存在します。対象外となる主な番号は以下の通りです。

  • ナビダイヤル(0570)
  • クイックダイヤル(#ダイヤル)
  • 国際電話
  • 衛星電話
  • サービス提供会社指定の電話番号

知らずに利用すると追加料金が発生してしまうケースがあるため、注意すべき番号を確認しておきましょう。

ナビダイヤル(0570)

ナビダイヤルは「0570」から始まる電話番号のことです。主に企業のコールセンターや自動応答システムで利用されています。

ナビダイヤルにかける場合の料金は比較的安いものの、長時間の問い合わせをする場合には意外と費用がかさむことがあります。

企業のホームページなどに通常の電話番号やフリーダイヤル(0120)が併記されている場合は、そちらにかけて通話料を節約しましょう。

クイックダイヤル(#ダイヤル)

クイックダイヤルは、正式には「着信短縮ダイヤルサービス」と呼ばれ、特定の電話番号に「#+4桁の番号」をダイヤルすることで簡単に電話がつながるサービスです。例えば、以下のような番号があります。

  • 道路交通情報「#8011」
  • JAF(日本自動車連盟)「#8139」
  • 警察相談ダイヤル「#9110」

これらは便利なサービスですが、かけ放題の対象外となるため、通話料は都度発生します。

場合によっては、同じサービスに接続できる通常の番号(市外局番つき)が別に用意されていることもあるため、確認しておくと安心です。

国際電話

海外への通話は国内向けのかけ放題プランでは対象外となり、別途国際通話料金が発生します。

頻繁に海外と連絡を取る必要がある方は、専用の国際通話割引サービスや、インターネット回線を利用したIP電話サービスの利用がおすすめです。

衛星電話

衛星電話とは、人工衛星を介して通信を行う電話のことです。主に船舶や航空機、山岳地帯など、通常の携帯電話や固定電話の電波が届かない場所で使用されています。

このような特殊な回線への通話は、通常の固定電話向けのかけ放題プランでは対象外です。通話料金も一般的な電話と比べて高額になる傾向があるため、利用には注意が必要です。

サービス提供会社指定の電話番号

各通信事業者には、かけ放題プランの対象外となる「指定電話番号」が存在します。

例えば、auとソフトバンクでは、以下のように指定番号を定めています。

かけ放題プランに加入する際は、普段よく利用する番号が対象になっているかをチェックしましょう。

かけ放題プラン以外で固定電話の料金を抑える3つの方法

かけ放題プランは通話料金を削減する有効な手段のひとつですが、すべての方に最適とは限りません。

通話パターンによっては、かけ放題プラン以外の方法でより効果的に固定電話料金を削減できる可能性があります。

ここでは、固定電話料金を抑えるための3つの実践的な方法を紹介します。

  • 不要なオプションを解約する
  • 電話会社や回線契約を見直す
  • 無料通話アプリを利用する

それぞれ確認して、できることから試してみてください。

不要なオプションを解約する

固定電話に付いている使っていないオプションサービスを解約するだけで、月に数百円~数千円の節約が可能です。

契約明細をチェックすると、以下のようなさまざまな付加サービスが含まれていることがあります。

  • キャッチホン(通話中に別の着信を受けられるサービス)
  • 留守番電話サービス
  • ナンバーディスプレイ(相手の電話番号を表示するサービス)

契約している会社によって料金は異なりますが、ナンバーディスプレイは月額400円程度、キャッチホンは月額300円程度かかります。全く使っていない場合は解約を検討しても良いでしょう。

また、請求書や明細書を紙で受け取っている場合は、月に100〜300円程度の手数料が発生している可能性があります。オンライン明細に切り替えるだけで、年間1,200〜3,600円の節約になります。

電話会社や回線契約を見直す

現在契約している電話会社以外のサービスに乗り換えることで、料金を大幅に下げられる可能性があります。

特に、インターネット回線とセットで契約すると割引になるプランも多く存在するため、現在の利用状況を確認したうえで見直してみましょう。

さらに、2025年1月から始まった「双方向番号ポータビリティ」により、長年使ってきた電話番号を変えずにサービスを乗り換えることが可能になりました。

「電話番号を変えたくない」という理由で他社への乗り換えができなかった方は、見直すべき良いタイミングと言えます。

まずは、ご自身やご利用環境に合った最適なサービスを確認してみませんか?(※個人のお客様・法人のお客様どちらも対応可能です)

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無料通話アプリを利用する

頻繁に連絡を取る相手が限られている場合は、LINEやSkype、WhatsAppなどの無料通話アプリを活用することで通話料金を大幅に削減できます

とくに海外との通話が多い場合は、国際電話の高額な通話料を完全に回避できるため、非常に効果的な節約方法です。

ひかり電話の導入はNTTテレポケットにお任せ

固定電話向けに用意されているかけ放題プランは、特定の条件があるケースがほとんどです。全ての通話が定額になるわけではありません。

そのため、自分の通話状況に適したプランを選ぶことが重要です。少しでも費用を抑えたい方は、電話会社や回線契約の見直しも検討しましょう。

どのサービスを選ぶべきか悩む場合は、NTTが提供するひかり電話の導入がおすすめです。

NTTテレポケットのひかり電話」なら、工事費や初期費用が実質無料となるため、変更時に負担がかかりません。月5,000件以上の取次実績がある人気・安心のサービスです。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

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